ミユビシギ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    身近な自然を中心に撮影記録しています

    ミユビシギ幼鳥 長浜市にて  

     令和元年9月17日撮影。
     コウノトリが湖北からそれぞれの越冬場所へと旅立ち、私としては所謂失業状態(?)。暫くはといっても冬期はコハクチョウなどの冬鳥の観察が忙しくなります。カメラの電池も新品を用意し、CFカードも容量も倍増し最高速のものでこれからの季節を迎えています。この時期は折しもシギチの渡りの時期で、季節限定の撮影に努めようと思っています。渡りの時期にはこのミユビシギ、トウネン、キアシシギ、アメリカウズラシギ、メダイチドリ、サルハマシギ(ハマシギと並んでいるところも含む)を観察でき、殆どのシギが足元近くで撮影出来ました。

     シギ音痴の私には個体の特定は結論からは無理。冬羽、夏羽、幼羽と七変化のシギ。そしてアメリカ、ヨーロッパ云々ともなればその場の判断は全くのお手上げです。この個体も、何だろうと帰宅して何時も参考にしている日本の鳥550水辺の鳥増補改訂版の221ページ③幼羽でうり二つの写真が載っていましたのでミユビシギと特定できました。
    CF1A1468 20190917

     湖北野鳥センターホームページの資料室に掲載されている一覧を見てもミユビシギは載っていません(見落としかな)。それだけ湖北でのミユビシギはレアな旅鳥のように思われます。
    CF1A1473 20190917

     中州までの距離はかなりのもの。これは撮っておかなくてはならないシギであることは本能的に分かっていましたので、必死で撮った画像です。三重の海では飽きるほどの大群ですが、びわ湖には来ないものと思っていました。
    CF1A1479 20190917

     シギ音痴の私には、これは新種!?なんて気持ちが一瞬よぎったのも事実。
    CF1A1530 20190917

     分かり難いですが左側にトウネンが登場。この日からトウネンとの結構長いお付き合いの始まりです。
    CF1A1532 20190917

     トウネンより少し大きいミユビシギ。ファインダーから目を離すと追うのが難しいです。
    CF1A1537 20190917

     ミユビシギ、他にもいるかもと思って付近一帯を注意深く探しましたが確認個体はこの1羽のみでした。
    CF1A1538 20190917

     シギ、チドリは小さくてもその羽衣は緻密で芸術的なほど素敵なところが大好きです。特にトウネンはかなり以前ですが足元まで近付き、すっかりお友達になって以来最も好きな野鳥となっています。
    CF1A1541 20190917

     隣のハクセキレイと比べても少し大きい程度。なお、ミユビシギとの出会いはこの日だけでした。
    CF1A1545 20190917

    ミユビシギがいっぱい 三重の海岸にて  

     平成30年10月22日撮影。
     この日は大潮の最初の日ということで三重の海岸まで潮干狩りに出掛けました。潮干狩りの目的はハマグリをたくさん採ることですが、ハマグリ以上の目的は三重の海の野鳥観察です。湖北の地元と違って毎日のようにとはいかないので、今日はどんな鳥と出会えるか、現地に到着するまで楽しみです。特に旅鳥、冬鳥のシーズンが楽しみです。春にも多くのミユビシギに出会っていますが、この日も夥しいミユビシギと出会うことが出来ました。

     シギ、シギ、シギの私としては理想的な光景です。貝採りの時はそのことに夢中になり、野鳥撮影の時には撮影に夢中になれますので、湖北とは異なる充実感があります。
    CF1A2238 20181022

     手前のミユビシギは採餌に霧中で、向こう側のミユビシギは羽繕いなど休憩タイムでした。
    CF1A2258 20181022

     1羽でも可愛らしいミユビシギですが、何百というミユビシギの数だけ可愛らしさが集まっていました。
    CF1A2282 20181022

     長い時間撮っていたいのですが、一定時間が経つと一斉に飛び立ってしまいます。時間的な余裕があれば、待っていれば舞い戻ってくるのですが、潮干狩りの後で待っている時間が無いことが、かえって出会えた時の嬉しさがあるのかも知れません。
    CF1A2372 20181022

    ミユビシギ 三重の海岸にて  

     平成30年4月30日撮影。
     この日は大潮ということで三重の海岸まで潮干狩りに出掛けました。ゴールデンウィークでもあり、人出が多く貝より人間の方が多いのではないかと懸念しながらの潮干狩りでしたがハマグリその他を重たくなるくらい採ることが出来ました。貝の砂出しには海水を持ち帰って使うのが一番ですので、帰り際に海水を汲みに海岸まで行くと夥しいシギの群れに遭遇。潮が満ち人の姿が無くなると、何処からとはなく現れたミユビシギとハマシギの大集団でした。ハマシギは湖北でもお馴染みですが、ミユビシギはこの海岸でしか撮影したことはなく、好きなシギでもありますの帰宅時間が遅くなるのを忘れて撮影に夢中になりました。

     画像のミユビシギは100羽以上いた一部です。まだ冬羽の個体が多く、夏羽に変わりつつある個体も混じっていました。
    CF1A1181 20180430

     海岸は鳥たちの食料庫のようで、砂浜にツブツブに散らばっているものを食べていました。
    CF1A1221 20180430

     波が引くと波を追いかけるように海の方に行き、波が押し寄せてくると砂浜に逃げるように戻ってくるのを繰り返していました。
    CF1A1228 20180430

     こんなにたくさんのミユビシギを見たのは初めてでした。1羽でも嬉しいのに、ミユビシギの数だけの嬉しさでした。
    CF1A1271 20180430

     飛んだり降りたりを繰り返しながらの楽しそうな採餌の様子です。ついこの前までオオホシハジロ、ミヤコドリなとが見られた三重の海は素敵だなあと思いました。夏羽のハマシギは別に掲載させて頂きます。
    CF1A1479 20180430

    伊勢湾河口にて  

     平成26年1月18日撮影。
     今日は、ミヤコドリをどこまでその姿を表現できるか、自分なりに挑戦の気持ちで再度三重県を訪れました。一昨日は、場所的にも初めての場所で、右往左往で時間のロスも多く、不完全燃焼的撮影となっていました。
     広大な河口ですので、困難は承知のリベンジとなりました。

     トウネンとソックリのシギを発見。昨年はトウネンによく相手をしてもらったので、最初は「ここにいたの!」と思いました。しかし、この個体はトウネンより大きく、似てはいますがニュアンスが異なっていました。
     趾は3本で後趾がない点などから冬羽のミユビシギと思われます。とても、綺麗でした。 
    IMG_8822 20140118

     1羽だけで餌探しをしていました。
    IMG_8829 20140118

     正面から撮影。
    IMG_8830 20140118

     この画像を見ると、トウネンとソックリです。トウネンはスズメくらいの大きさでしたが、この個体はハマシギくらいの大きさでした。
    IMG_8833 20140118

     後ろ向きの姿です。トウネンと比べると羽の色が薄いようです。
    IMG_8838 20140118

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