キタテハ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    キタテハとハナアブ 自宅にて  

     令和5年(2023年)11月8日撮影。
     朝晩の冷え込みとともに庭の花にやって来るチョウなどもメッキリ姿が減ってきています。少し前まではたくさんのチョウがいましたので撮るのも容易でしたが、今ではカメラを直ぐに撮れるように近くに用意していないと間に合わないようになっています。この時は、標準のマクロレンズで花を撮影中にチョウがやって来ましたので、超接近で撮影することにして緊張感とスリルを味わってみました。

     飛ばれないようにつ近付いて撮影したキタテハ。シータテハと良く似ていて、私には見た目で直ぐには判断が出来ません。


     ズームレンズと単焦点のマクロレンズの描写力では、Lレンズのズームの方がエクステンダーを付けても使いやすく解像度も変わらないように思えます。
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     翅の裏面も撮ってみました。表と裏は同じチョウとは思えないほど変わります。
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     最近はハナアブが多いようです。花が咲いている間に栄養補給でしょうか。
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     植物と昆虫は持ちつ持たれつの良い関係が多いようです。
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     撮影機材:EOS 1DX、EF50mm F2.5 Compact Macro

    キタテハ 河口付近にて  

     平成29年10月7日撮影。
     私の野鳥観察の楽しみは色々な動植物をも観察できることです。この日は、琵琶湖でオオヒシクイを今季初めて観察し、コスモスやソバの花も見ることができ、秋を感じながら姉川の河口にも行ってみました。

     河口付近では引っ付き虫のセンダングサの花でキタテハが吸密していました。引っ付き虫は犬の散歩や野鳥観察の時にくっついて嫌な思いしかありませんが、昆虫にとっては大切なものなのですね。
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     キタテハの翅の裏側は枯れ葉に似ています。鳥などから身を守るためでしょうが、自然は不思議なほど良く出来ているものなのですね。花とチョウ、美しくもあり不思議でもあります。
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    キタテハ  

     平成26年8月29日撮影。
     ニラの花にキタテハが留まっています。ニラといっても此処は畑ではなく川の堤防です。ニラは全国的にも広範囲に野生化しているようです。滋賀県でも長浜市、彦根市、米原市の道沿いなどに雑草のように群生しています。
     私も、最初はニラによく似た花がたくさん咲いているのを見て、葉を潰して臭いを確認するとニラそのものでした。花が咲かないと分かりにくいですが、花が咲くと雑草のような存在に驚きます。

     キタテハを始め、昆虫類はニラの花が好きなようです。
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     コガネムシのコアオハナムグリも寄って来ていました。葉は癖がありますが、花の蜜ははきっと美味しいのですね。
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     堤防ですが、この様に逞しく育っています。ニラは、中国原産で9世紀に日本に伝わったとのことですが、とてつもなく広範囲に雑草化した経過が不思議です。
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