メボソムシクイ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    身近な自然を中心に撮影記録しています

    メボソムシクイ 農業用溜池にて  

     平成28年10月19日撮影。
     この日は冬鳥のカモ類の確認に農業用溜池に行ってみました。カモたちは飛躍的に増えていよいよ秋の深まりを感じました。ここではカモよりバンやヤマガラが被写体になってくれましたが、思いがけずにメボソムシクイが現れ約半時間夢中にさせてくれました。

     ヤマガラを撮っていると、溜池のブッシュで何やら小さい鳥の影を確認。ウグイスと思っていましたが、どうも違うようです。ムシクイの仲間であることは分かりましたが、種別を特定する決め手を撮るためソッと地面に伏せるようにして撮影しました。
    CF1A0174 20161019

     やっと撮れました。頭頂線がありません。メボソムシクイのようです。
    CF1A0179 20161019

     ムシクイ類は鳴き声を聴くことができれば種別の確認は比較的容易ですが、姿だけでは非常に難しい鳥です。
    CF1A0208 20161019

     ムシクイらしく昆虫を捕まえました。雑草の茂みから撮ったのですが、そこは一面ひっつき虫。撮影時間以上にひっつき虫を取るのに時間がかかりました。
    CF1A0210 20161019

    メボソムシクイ 河口付近にて  

     平成27年10月17日撮影。
     メボソムシクイは渡りのため、河口付近に小集団で滞在しているためよく見掛けることができました。何時南方へ渡ってしまうか分かりませんので、姿を見ると撮るようにはしていましたが、スズメより小さくよく動きまわるためボツ画像を量産させてくれました。

     アキニレの枝にに一瞬留まったところを撮影。なんとか撮れたのはこの一コマだけでした。
    CF1A6251 20151017

    メボソムシクイ 河口付近にて  

     平成27年10月9日撮影。
     この日河口付近で10羽程度のウグイスの地鳴きとよく似た鳴き方をする集団に出会いました。ウグイス?と思って観察してみると違うようで、センダイムシクイにしては鳴き方が違うようで、よく分かりませんがとにかく撮って帰宅後確認してみました。ジッ、ジッという鳴き方、下嘴の特徴など全体的に判断して、メボソムシクイだろうと思います。

     小さくて、とにかく良く動きまわる鳥で撮った割には見られる画像は少数でした。
    CF1A2358 20151009

     葉っぱと比べても小さいことが分かります。私が野菜を栽培している畑でも、同じタイプの鳥がタラの木の茂みでチョロチョロしていました。
    CF1A2360 20151009

     こんな小さな体で南方へ旅立つのですが、何処にそんなエネルギーがあるのか不思議です。
    CF1A2383 20151009

     この辺では、夏鳥、アサギマダラが集結し、冬鳥もやって来るなど、また河口では旅鳥も見られるなど急激に季節が変わろうとしているのが実感できます。
    CF1A2399 20151009

     アキニレの木に留まるメボソムシクイ。もうすぐこの木にアトリもやって来ます。旅立ちの木でもあり、到着の木でもあるのですね。
    CF1A2410 20151009

    メボソムシクイ  

     平成26年10月27日撮影。
     久しぶりに午後から近くの農業用溜池に行ってみました。湖北では、そろそろ冬へと季節が変わろうとしています。溜池にはヒドリガモ、オナガガモ、マガモと賑やかになっていました。まだ、旅立っていない夏鳥なども見られ、野鳥観察としては面白い時期だと思います。

     通路の桜の木に突然現れた何々ムシクイです。ムシクイの種別判定は初心者には手に負えないものです。幸いにも頭頂部を撮れましたので、図鑑などを調べました。一番の特徴は頭頂部にセンダイムシクイに見られる頭央線が認められませんので、メボソムシクイとしました。
    IMG_9816 20141027
     
     今までも、出会っていたかも知れませんが、樹上にいる場合頭頂部を撮ることは困難です。センダイムシクイとしていたと思われますが、種別判定は極めて困難と思われます。
    IMG_9815 20141027

     野鳥は、いろんな角度から撮らないと、種別判定が出来ない鳥もいますが、それが野鳥撮影をより楽しいものにしているのかも知れませんね。
    IMG_9811 20141027

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