オオワシ - 湖北の自然/野鳥撮影記
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    湖北の自然/野鳥撮影記

    身近な野鳥を中心に撮影記録しています

     2020年(令和2年)2月21日撮影。
     今日は晴れて小春日和、北向きの風が心地よく、上昇気流もオオワシ(女王様)の旅立ちには絶好のコンディションでしたので、九分九厘北帰するとの確信のもと、山本山麓に向かいました。例年午前11時前後に旅立ちますので午前10時に到着。双眼鏡でオオワシを確認すると今にも飛び出しの様子で、三脚設置の暇もなく飛び出しました。咄嗟に手持ちで稜線を超えるまで連写し続けました。稜線を超えたオオワシ(女王様)は引き返すことなく、そのまま消失しました。大勢のカメラマンに見送られての北帰行へと山本山をあとにしました。昨年11月17日に22年連続飛来し3ヶ月過ごすオオワシは地元を始め多くの方々の人気者です。ここ数日、多くの方々にオオワシはお礼の気持ちを込めていたように思われます。北帰前日の元気な飛び出しも載せさせて頂きます。

     稜線を超えようとしている女王様にお別れの挨拶でしょうか、トビが近付いて来ました。
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     元気に高度を上げる女王様。グッと上昇したので、上手く上昇気流を捉えたようです。
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     後は気流に乗って体力を使わずに飛行します。女王様は獲物をロックオンするも素晴らしいでしたが、彼女のGPSにはカムチャッカまでの精密なルートが刻まれているのですね。
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     消失直前の画像です。「さようなら。また会おうね。待っているよ!」、と全員が見送り名残惜しむ瞬間です。女王様は元気に北帰行へと向かいましたので、必ず今年の11月には元気な姿で戻って来ると確信しています。
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     以下は、北帰前日(2月20日)の姿です。取水塔で大きな魚を食べて山本山の低い位置に留まっていました。思えば、何時北帰と集まっているカメラマンに対するお礼のサービスのように思われました。何時もより良い表情に思えました。
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     いざ飛び出しです。
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     徐々に翼を広げる様子が、オオワシの意思がレンズを通してダイレクトに伝わってきます。
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     大きな翼です。全開でなくても迫力満点です。
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     姿勢を低くしました。飛び出し直前です。
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     渾身の力を込めて力強く飛び出し。
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     翼も尾翼も奇麗ですね。
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     足もたたんで飛ぶ方向を見据える女王様。
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     何処へと思っていましたが向かったのは塒の傍の何時もの木。時間も早かったので再度狩りに向かうと思っていましたが、そのまま塒入り。明日への体力温存だったようです。大きな魚を連日のように食べ楽しく過ごした山本山。これからはカムチャッカでギャラリーの皆様お一人お一人、「うわ~ッ!奇麗!」と大歓声を上げた女性の方々を思い浮かべ夢見る日々を送ることと思います。少し、画像が多くなりましたが今季のオオワシのフィナーレとしてご容赦ください。
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    オオワシ(女王様)、春の雪にビックリ? 山本山にて  

     2020年(令和2年)2月18日撮影。
     この日の朝は自宅の庭では5㌢くらい雪が積もっていました。冬の間、全く積雪しなかったのに寝耳に水のような突然の雪に心は既に山本山でした。待ちに待った雪のオオワシを撮るチャンスが到来です。今季はオオワシが獲物を捕る瞬間、飛び出し、飛翔、塒入り、地上を歩く姿と一通り撮っていましたが、前季も今季も殆ど雪が降らずで雪のオオワシが撮れていませんでした。春になって要約まとまった雪が降り、女王様の貴重な記録を撮ることが出来て念願が叶いました。

     雪が小降りになったところをパチリ。
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     雪の中のオオワシ撮影は、先ず何処に留まっているかオオワシ探しが大変です。カメラマンのレンズは石川方向を向いているので回ってみると超望遠レンズ群が集落近くの山に向いていました。方向は分かっても居場所を探し当てるのはやっとでした。
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     少し雪がましになると全体が浮かび上がるようになります。
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     吹雪いているときには全くオオワシの姿は見えなくなります。小降りになると探すのですが、何処に留まっていたのか雪隠れのオオワシを探すのがもどかしくなります。
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     雪に遮られ、やっと確認できるオオワシ。春の淡雪は直ぐに溶けてしまいます。昼からも訪れましたが雪は止み、枝の雪はなく何時もの光景でした。北帰前になっての雪にきっと驚いているのではないでしょうか。
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    オオワシ(女王様)が歩いていた! 山本山にて  

     2020年(令和2年)2月12日撮影。
     オオワシも一通り撮っているので毎日は山本山詣ではしていませんが、既に2月も中旬となり北帰は間もなくとなりました。北帰までの日めくりカレンダーも残り僅か、暖冬の影響で北帰が早まると悔いが残りますのでオオワシ撮影に出向きました。尾上漁港でスタンバイしていましたが、片山の湖岸付近でハジロカイツブリを捕ったようで塒方面に飛んでいるのを双眼鏡で確認して麓に向かいました。しかし、麓に近付いてもオオワシの姿が見えないので、塒付近ということでソーラーパネル傍の空き地へ。そこで見たのは、地面に降りて完食し、歩いている女王様。何年間もオオワシ撮影していて撮っていないのは地面に降りている姿であることがこの時に分かり枝向こうのオオワシを何とか撮ることが出来ました。なお、漁港ではオオヒシクイの大群(マガンも一緒)の飛行が見られ、ハマシギが愛くるしく近付いたり、湖上のアメリカヒドリも観察でき豪華オマケ付きの観察となりました。

     木の向こう側の斜面を右に行ったり左に行ったり。こんなの見たのは初めてです。
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     一見枝に留まっているように見えますが、地面を歩いているのです。
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     この様に地面で食べ、歩く姿はシーズン中も余り見られない珍しい光景です。
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     聞くところによると余りにも枝が混んでいるので、何を食べたかは定かではないようです。
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     食後暫くすると飛び出して何時もの枯れ木へと向かいました。
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     今日は狩りの様子は撮れなくて残念でしたが、珍しい光景を撮ることができ良かったと思っています。
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    オオワシ(女王様)、食後の飛び出し 山本山にて  

     2020年(令和2年)2月3日撮影。
     オオワシは食事後必ず別の木に移ります。オオワシはびわ湖が見渡せる見通しの良い場所で次の獲物を狙ったり、寛いだり、身の安全を確保したりしているようです。そのため必ず飛び出しが見られますので、大砲群は食後直ちに撤収はしません。近い距離からの飛び出しに備え、800㍉や600㍉やテレコンを付けておられる方はかなり距離をあけてスタンバイされています。狩り、飛翔、飛び出しはオオワシファンにとっては最高の場面のようです。我が国最大の猛禽の迫力ある飛び出しを撮ってみました。

     重量級の体の飛び出しは、最初からスロットル全開です。
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     枝から浮いたところ。助走無しで飛び出すには2.5㍍もの大きな翼が役に立つようです。この時、オオワシの凶器とも思える巨大な爪がモロ見えです。
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     ただでも大きいのに翼が水平になるときは、覆い被さってくるような迫力を感じます。
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     急遽湖岸から駆けつけたため、三脚使わず食事の途中まで手持ちで撮影していましたがレンズの重さで手が震え、後の飛び出しは三脚にカメラを取り付けなければ上手くは撮れないので、手ぶれ補正の設定変更など忘れずにして三脚を用いて撮影しました。
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     距離があるところの飛び出しは割と撮影は容易ですが、近い距離からの飛び出しはアッという間の出来事でもあり、心の準備も必要となってきます。
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     直線的に迫ってくるのは迫力最高で有り難いですが、私の撮影技術では難度が高いです。
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     ここまで迫ってくると撮影するのがやっとです。
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     オオワシは色々な場面で印象的なパフォーマンスを見せてくれています。各場面は画像としても残していますが、心に残像としても生き生きと蘇ってきます。まさにオオワシ(女王様)はみんなの人気者です。
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    オオワシ(女王様)、ブラックバスを食す 山本山にて  

     2020年(令和2年)2月3日撮影。
     びわ湖沖で狩りをしたオオワシ(女王様)は意気揚々と石川の湖岸を通過して山本山の食事場所へ。湖岸から降りた場所を見届けてから麓に急ぎました。最初は枯松に留まりましたがカラスやトビの猛攻を嫌って、到着時には麓の傍の低い木でブラックバスを食べていました。ゴチャゴチャ枝で撮影は難しかったのですが後ろ向きで無く、ブラックバスの特徴が良く分かり、ウロコまでが奇麗に写るような食べ方をしていましたので、カードが大丈夫かと思うほどたくさん撮影することが出来ました。

     石川の湖岸から麓まで近距離ですので到着時は鰓のあたりを食べていました。写真で見るブラックバスは大きくはないようにも思えますが、オオワシの背丈は約1㍍あるので、40㌢はあるナイスサイズの獲物です。
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     この大きな魚を残すところなく約30分で完食します。私たち人間は食べることが出来ない太くて大きな鋭い骨まで、この大きなクチバシで噛み砕いてしまいます。
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     食事中は必ずカラスやトビが周辺にいます。時々威嚇しながらの食事ですが、枝が混み合っているので直ぐ近くには来なかったようです。
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     途中をカットしていますが、随分食事が進んでいます。
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     あと残り僅かです。オオワシは大きなものでも食べ残しすることなく完食します。命から命を頂く食物連鎖の掟でしょうか。この食物連鎖のバランスが崩れないよう環境保全、自然保護を身近に考えなければと思っています。
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     完食後の女王様。満足顔に見えます。オオワシにとって眼前のびわ湖はバイキングのテーブルのようですね。
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     食後暫くすると飛び出します。その飛び出しもオオワシの迫力ある魅力的な撮影です。いよいよ翼を広げ飛び出しの様子。飛び出しは別に掲載させて頂きます。
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