コハクチョウ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    身近な自然を中心に撮影記録しています

     令和5年(2023年)2月28日撮影。
    長い間冷たくて寒さ厳しい時を忘れるほど暖かくて快晴の朝でした。山本山の麓に向かう途中にびわ湖にコハクチョウが集まっているのを確認していましたので、湖岸(余呉川寄り)から湖に浮かぶコハクチョウを撮ってみました。以前はこの位置からコハクチョウなどを良く撮影しましたが、最近はご無沙汰していました。コハクチョウたちも北帰前にはびわ湖に集結しますので、その様子を撮ったものです。

     山本山に向かうときには数多くいましたが、湖岸からの撮影時には大多数は田んぼへ飛び立った後でした。春霞が漂う向こうには湖西の山々が残雪を頂いていました。周りの景色、夜の星の位置がコハクチョウたちに北帰の時期を知らせているようです。
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     一番近距離にいたコハクチョウも撮ってみました。
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     向かい風を利用して湖面を力強く蹴っての飛び立ちです。
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     残っていたコハクチョウも次々に田んぼへ向かっていました。今期のコハクチョウたちの向かう先は決まったように麦畑。探すのに手間いらずで助かりました。
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     令和5年(2023年)2月21日撮影。
     雪のメタセコイア並木を撮ったあとは雪の湖北へと向かいました。オオワシもコハクチョウも北帰が間近に迫っていますので、雪を添えた撮影は多分今季ではラストチャンスになるとの思いから遠路(?)の訪問を敢行しました。先ずオオワシでしたが到着時は雪が吹雪いていましたので、取り敢えずコハクチョウへ。

     湖北の田んぼは少々の雪では積もりにくいのですが、丁度よい具合に雪化粧でした。


     積雪は採餌には差支えがなく、思い思いに食事を楽しんでいました。
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     今季のコハクチョウたちは二番穂ではなく麦畑に集まる傾向が強く、大抵はこの辺りに集まっていたのが特徴的でした。探す手間が省けましたが、撮りやすい場所は他にも色々ありましたので物足りなさを感じました。
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     オオハクチョウ(左端の個体)。数羽が集まっていましたが代表で左端の個体をパチリ。C12も探してみましたが見当たらずでした。しかし、敦賀のお友達が私以上に鮮明にC12を撮ってくれていましたので一安心しています。約1000羽近くから1羽を見付けるのは我ながら至難の技ですが、彼女の集中力には脱帽です。
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     C12を探していると、歌声高らかに舞い降りてきたヒバリ。地上でも美声でピーチクパーチクしていましたのでパチリ。
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     ヒバリも可愛らしいです。雪の田んぼで春を告げていました。
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    泥んこコハクチョウ 高島市にて  

     令和5年(2023年)2月9日撮影。
     湖西のコハクチョウも北陸、東北の大雪の影響で数は大幅に増えており、何時もの倍近くが複数の田んぼに分散していました。何時もは数に変化が無いようでしたらスルーしていましたが、数が増えていたので一通り観て回りました。足環付きなど変わったコハクチョウなどは見当たりませんでしたので、泥んこのコハクチョウを撮ってみました。

     水を張った田んぼに数羽のコハクチョウが無心に採餌していました。昨年の同じ頃に福井でハクガンとコハクチョウが泥んこで採餌しているのを撮って以来です。


     最初に見付けたときはこの様な状態でしたので、嘴が真っ黒のため見たことがない珍鳥?、と一瞬思ってしまいました。
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     満足そうですから、きっと美味しかったのでしょうね。
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     暫くすると泥んこのコハクチョウたちは別の田んぼへと飛び立ち。
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     残った幼鳥も後を追うべく飛び立った方向を見つめています。
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     大きく旋回して、別の田んぼに降り立つ泥んこ組のコハクチョウ。
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     降り立った田んぼで昼寝タイムのようです。
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     令和5年(2023年)2月8日撮影。
     今日も所用で湖北まで出向き、その往復の途中で足環付きコハクチョウ(C12)を撮影することが出来ました。一昨日と同様に湖北のコハクチョウの数はMAX状態でその中の1羽を探すのですから正直気が滅入ってしまいます。しかし、C12のフレンドリーな様子を観たい一心で探し回るのも楽しいものです。行きも帰りにも出会うことが出来ました。バードリサーチには同一画像を報告していますが、何れもJEPGでブログ画像はRAWを現像した後載せています。全てノートリミングです。

     例によって農道に近い所にいたC12。


     今日は羽繕いの様子を見せてくれました。
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     眼の前で寛ぐC12。
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     帰りにも立ち寄ってみましたが、場所は大きく移動していましが農道直ぐそばにいました。この後、食べ疲れたのか寝入ってしまいました。警戒心0で接してくれるC12はとても愛おしく思っています。
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     オオハクチョウの一団が田んぼの端にいました。オオハクチョウもコハクチョウも麦畑が好きなようです。
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    足輪付きコハクチョウC12 湖北にて  

     令和5年(2023年)2月6日撮影。
     今日は春そのものの天気で、道路の温度計は10℃を示していました。敦賀のブログを通じての友人が節分を過ぎれば春の旨を記述されていましたが、まさにその通りの天気となりました。陽気に誘われたわけではないのですが、所用で湖北まで出向き、その帰りにコハクチョウを観て回りました。お目当ては3年間観察しているC12です。コハクチョウは北陸、東北の大雪の影響で数が大幅に増え、数え切れませんが900羽はいるように思えました。出会える確率は単純計算しても900分の1。実際は伏せている個体や二番穂がよく育っている所にいる個体など様々でした。見つけ難いように思ってしまいますが、C12のフレンドリーさもあって直ぐに見付けることが出来ました。全てノートリミングです。

     農道のそばで採餌に勤しむC12。


     C12は大抵農道近くにいることが多いので、特に金属足環の番号などが撮影し易いので助かりです。足環の番号など撮影データは、認定NPO法人 バードリサーチに報告しています。
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     C12はとてもフレンドリーで遠ざかることはなく、採餌しながらでも近付いてきます。
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     間もなく順次北帰しますが、見送りたくても湖から時間不定期での北帰行となりますので、全てのコハクチョウがいなくなってから「長旅の安全を祈っています」。今年の秋は、C12の幼鳥探しが楽しみです。
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