オジロワシ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    オオワシ、びわ湖へ発進! 山本山麓にて  

     令和3年(2021年)12月4日撮影。
     この日は雨が降ったり止んだり晴れ間が出たりで湖北としてはよくある日でした。所用のついでに山本山を覗いてみると、今にも飛び出し体勢のオオワシ(女王様)が枯松に留まっていました。幸い雨も止んでおり、風も適当にありましたので暫し手持ちでスタンバイ。今季は今のところ都合により、早朝から三脚を据えての本格的なオオワシ詣では出来ませんので、チョイ撮りの手持ち撮影となっています。カメラが重いので20秒も覗いていたら震えて撮影にならず、休み休みチャンスを窺っていました。

     姿勢を低くし、いざ出陣のポーズのオオワシ。


     更に姿勢を低くして、飛び出し体勢となりました。
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     一点を見据えて飛び出し直前の姿です。
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     力強く発進!手持ちのため秒間12コマの高速連写は、だめ画像の量産を防ぐため設定していなくて、秒間3コマの低速連写としています。従って流れるような連続画像とはなっておりません。
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     オオワシは大型の猛禽で、飛び出しの最初は沈み込むような感じです。
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     オオワシの飛び出しは今までに何回撮ったことでしょう。何回撮っても飽きない魅力的な素晴らしさがあります。
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     これから高度を上げようとしているオオワシ。2.4㍍の翼は迫力満点。頭上などを通過する時は爆撃機のようです。
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     高度を上げながらびわ湖を目指すオオワシ。紅葉背景に撮れるのはあと僅かです。この後、コハクチョウ、オオハクチョウの撮影に。その中にたくさんのマガンがコハクチョウに囲まれるようにしていました。
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    オオワシの飛び出し準備行動 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月12日撮影。
     宙返り後枯松に留まったオオワシは次の飛び出しに備えて飛び出し位置まで移動する様子です。単に移動するだけなら、殊更UPすることはないのですが、風のため翼を広げバランンスをとりながらの移動がとても美しく思えましたので、掲載させて頂きます。

     2.4㍍のオオワシの翼は圧巻です。その迫力がレンズを通してダイレクトに伝わってきます。
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     長らく山本山に君臨し、「女王様」と呼ばれているオオワシですがその理由は一目瞭然です。
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     年齢を全く感じさせない鋭い眼光は食物連鎖の頂点たる猛禽そのものです。
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     次の飛び出しまでこのスタイル。
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     少し前かがみになり、飛び出し直前のオオワシです。飛ぶ気満々の表情には緊迫感があります。飛び出して、飛翔する様子は後日掲載予定です。
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    オオワシ、とても元気! 長浜市にて  

     令和2年(2020年)11月25日撮影。
     今日は所用のため午前中のオオワシ観察でした。時間は少ないですが紅葉とオオワシを撮れればと現地に向かいました。自宅から現地までは30分もかかりませんので、気軽にオオワシ観察が出来ます。観察者としての思いは山本山のオオワシは推定年齢29歳と高齢のため元気かな、大丈夫かな?という心配があるので、その日の様子には関心があります。ところが、今季のオオワシはすこぶる元気で従前とは見違えるほどです。

     少し寝坊かな?午前10時46分に塒を飛び出し。
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     留まったところは枯れ松ではなく、広葉樹で色付きも季節感たっぷり。
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     近くにノスリが留まったので、甲高い鳴き声で威嚇していました。
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     何時獲物を狙って飛び出そうかとキョロキョロびわ湖方面を見ていました。今季は飛来当初から食欲旺盛で見違えるほどです。
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     オオワシは来年2月下旬まで滞在しますが、紅葉ははかなく散る運命。雨風で様子が一変します。
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    オオワシ、思いでありがとう 漁港、山本山にて  

     2020年(令和2年)2月13日撮影。
     2月21日に山本山を飛び立ち北帰したオオワシ(女王様)は3ヶ月の滞在期間中多くのオオワシ観察者を魅了しました。私は寒いのが苦手ですので湖岸でスタンバすることは殆どしなかったのですが、今季は期間の半分以降は湖岸でスタンバイするようにしていました。麓で撮っているとオオワシに裏をかかれることは少なかったのですが、湖岸では予想の当たり外れが大きく、加えて未熟な撮影技術のため上手く追えなかったり、見失ったり、ピントが合なかったり、など数え切れない失敗の繰り返しとなりました。この日は、びわ湖が荒れ、漁港で待ち続けるも飛ばないので麓へ行くと、狩りに飛んだ後。しまったと思っても後の祭りで、車でグルッと回ると漁港にカメラが集結しているではありませんか。完全に裏をかかれたオオワシ撮影を思い出として掲載させて頂きます。

     ここで我慢してスタンバイしていれば、狩りの様子、ここに獲物を運んでくる様子を始めから撮れたのに、取水塔での食事の途中からの撮影になってしまいました。麓に向かっている最中に、既に本日のメインイベントは終わっていたのです。
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     オオワシはトビやカモメに邪魔されながらの食事。滞在期間中、食事は常に邪魔され最悪の場合は大きな獲物をおとしてしまったりと、落ち着かない食事を強いられていました。
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     やっと食べ終えた後、飛び出して山本山を目指します。びわ湖でのオオワシということでトリミングはしておらず、水平を出すため一部フォトショップで修正をしています。
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     飛び出し位置が低いため湖面を這うように飛んでいます。
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     オオワシは高齢のためか、獲物を山本山まで運んで食べる回数は減っていたと思っています。野鳥センター沖の浮洲で食べる回数が多く、取水塔でもよく食べていたようです。
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     高齢とはいえ強風をついて高度を上げて飛ぶ姿には年齢を感じません。元気そのもので、今年の11月には元気な姿を見せてくれると信じています。
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     麓では食後のゆっくりした姿を撮れるものと思っていましたが、直ぐに飛び出し塒へと直行。この様なパターンが多かったのも今季の特徴だと思います。ビックリするような低い所に留まったり、全く飛ばなかったり喜んだりガッカリの多くの思い出を残してくれました。だからこそオオワシ撮影は面白いのかも知れませんね。 
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     2020年(令和2年)2月4日撮影。
     この日は午前9時から所用のための待ち時間を利用して湖岸でコハクチョウなどを観察し、その後山本山のオオワシの様子を見てスタンバイ位置を決める予定でした。ところが、午前9時を少し過ぎた頃に野鳥センター前でコハクチョウ、オオヒシクイ、マガンを観察していると、頭上を大きな猛禽が沖に向かって飛んでいくのに気付きました。あわよくばクロサギと思っていましたがそれどころではなく、オオワシを追い続けると波消しブロック付近で狩りをして、私の頭上を飛んで山本山へ。食事完了後の飛び出しまで撮ってみました。

     狩りの体勢に入ったオオワシ(女王様)。距離は700㍍ほどあります。
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     両足を出して魚を捕らえる直前です。
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     イカダと波消しブロックの間で魚を捕まえています。
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     距離が700㍍もあるとノートリでは掴んでいる様子が分かりませんのでトリミングしてみました。
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     近くに漁船が漁をしていましたが、気にせず傍を通過する女王様。漁師さんは、直近でオオワシの狩りを目撃されたかどうか分かりませんが、もし目撃されていたら迫力満点だったでしょうね。
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     オオワシは方向を山本山に向けて飛んでいます。バックは葛籠尾崎で奥琵琶湖パークウエイが写っています。
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     そして頭上を通過するオオワシ(女王様)。
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     小ぶりの獲物でしたので急いで山本山の麓へ。例によってゴチャゴチャしたところで美味しそうに食べていました。
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     食後の飛び出しです。この日は午前11時半までの観察予定でしたが、狩りから食後まで短時間の撮影となりました。時間が余りましたので、尾上漁港でアメリカヒドリのつがいを観察し、飛翔姿も撮ることができました。ここ最近は、オオワシの撮影が続いて他の野鳥のブログ掲載が滞っていますが、ボチボチ載せさせて頂きますので宜しくお願い致します。
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