ソリハシセイタカシギ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    ソリハシセイタカシギ、2日目 琵琶湖にて  

     令和3年(2021年)11月28日撮影。
     前日に引き続きソリハシセイタカシギの撮影に出向きました。もう少し岸寄りで観察できるかと思って出向いたものの、前日と同様に遥か沖合にいました。更にガッカリしたのは殆ど動いていないので双眼鏡で確認すると4羽ともお休みタイム。目覚める様子もなくいたずらに時間が経ち、撤収を考えたとき突然飛び立ったので何とか飛翔の様子を観察することができました。

     この日の画像はボツにするつもりでしたが、我が国には数少なく飛来する鳥で証拠写真にも至りませんが、敢えて掲載させていただきました。琵琶湖にソリハシセイタカシギとは私にとって今までに聞いたこともなく、見たこともありませんでした。


     4羽全員がまとまって飛んでくれたのが幸いでした。
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     対岸は湖西方面です。
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     前日はある程度近くを飛んでくれましたが、この日は沖合をグルっと飛んだだけで琵琶湖に着水してしまいました。
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     着水後は風に流されるように遠ざかる一方でした。大変珍しいソリハシセイタカシギを見られただけでも良しとして撤収しました。何時かまた出会いたいものです。
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     令和3年(2021年)11月27日撮影。
     前日にはマナヅル、この日はソリハシセイタカシギと連続して珍鳥撮影となりました。具体にはオオワシ撮影のときに知人に教えてもらって行ったのですが、地元という事で甘く見ていたため探すのに苦労しました。びわ湖の沖にいるとは頭に無かったのが苦労の始まりです。岸付近を隅々探しましたが見当たらず。もういないのかな、と思いつつ念の為沖を双眼鏡で丹念に探しました。そこには今までに見たこともない4羽のソリハシセイタカシギの姿を認めたのです。

     びわ湖を飛び立つソリハシセイタカシギ。ユリカモメも一緒です。我が国では本来の越冬のルートではないため、稀に見る旅鳥または冬鳥です。「日本の鳥550水辺の鳥増補改訂版」261頁に説明がありますが△マークが付されています。日本の何処かに飛来する程度とされています。


     沖にはユリカモメがそこそこ浮かんでいましたので、余計に発見が難しかったです。肉眼では先入観でユリカモメに見えます。
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     飛んだ時は更に沖に行くと思っていましたが、眼前を飛んでくれました。ほぼ諦めていたのですが、ラッキーでした。
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     更に幸運なことに、この時だけ雨がやみ青空も見えたのです。クチバシが上に反り曲がっているのが分かります。
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     我が国に飛来するとしても、1羽か2羽でやって来るとのことですが4羽もいるのですから、稀の稀だと思います。
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     飛翔姿も秒間3コマの低速シャッターで撮影していますが案外撮れるものです。
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     何処に降り立つか、願わくは岸近くにと思っていたのですが・・・。現実は思うようには行きませんでした。
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     びわ湖の沖へと向かうソリハシセイタカシギたち。特徴が分かるように撮れただけ良かったと思います。
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