ダイサギ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    シラサギがいっぱい 長浜市にて  

     令和3年(2021年)8月31日撮影。
     8月も終わりで稲刈りが始まり、コアユが産卵のため川を遡上する時期で秋が直ぐそこに迫っていました。所要で橋を走行しているとシラサギの大群が川を埋め尽くしています。びわ湖は広く遡上するコアユは星の数が一斉に生まれ故郷の河川を目指しているに違いないと、車を降りて川を覗いてみました。なお、川には一部に大きなゴミのようなものが写っていましたが、Photoshopで消去しています。

     姉川の支流の高時川です。よくぞこれだけ集まったものだと感心するほどのシラサギ。


     橋から川を覗くと、無数のコアユが産卵のため集まっていました。一網打尽ですが禁漁期間に入っていて保護されています。
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     姉川の河口付近も覗いてみました。ここにもシラサギがいっぱい集まっていました。
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     ここでは魚を追わなくても足元に集まっているのでクチバシでつまむだけです。
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     大食漢のカワウも集まっています。
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     コウノトリも混じっているときがあるので念入りにチェックしましたが見当たりませんでした。J0481はこの川が好きでした。
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     トリミングしてみると、複数のシラサギがコアユを咥えています。時間制限無しの食べ放題で鳥たちにとっては極楽のようです。
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    ダイサギの餌捕り 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月29日撮影。
     ダイサギなどシラサギ類は静的な姿、動的な姿の何れも綺麗ですが写真に撮る機会はあまりありません。数が多すぎるためかもしれません。しかし、サギ類など水鳥か獲物を捕らえるのはなかなか知的で見ていても面白いものです。コウノトリやミコアイサは魚を草の生えているところに追い込んで捕らえる追い込み漁をします。サギ類はジッと獲物が傍に来るのを待っている光景を良く見ます。待ち受け漁でしょうか。

     このダイサギも魚がピョンと跳ね上がって来るのを気長に待ち続けていました。長時間待っているには疲れるようなスタイルで、流れを凝視しています。
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     と、一瞬の早業で小魚をゲット。此処でこの様に待っていれば動いたり探したりしなくても糧を得ることを知っているのです。
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     コアユが遡上シーズンは時間制限なしの食べ放題を楽しんでいましたが、ここ最近は漁にも技が必要になって来ているようです。
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     ここはコアユやビワマス漁のヤナ場ですが、サギたちにとっても魚とりのヤナ場となっています。
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    シラサギがいっぱい 長浜市にて  

     令和2年(2020年)8月29日撮影。
     この時期になると遡上しているコアユを狙ってシラサギが大挙して川に群がっています。湖北のシラサギ全員が集まっているのでは、と思うほど壮観な光景となっていました。今のうちに撮っておかないと、鳥除けにテグスが河口から張られるので、シラサギは近付くことも出来なくなります。テグスが張られる頃、コアユは産卵しその短い生涯を終え、新しい命は琵琶湖へ向かいます。漁業資源保護か野鳥保護か毎年悩む光景です。

     この時期に限って、コアユは食べ放題です。
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     レンズをグルッと回してもサギ、サギ、サギ。数え切れません。
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     ダイサギに混じってコサギもいます。 
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     アオサギも。見かけは争いのない野鳥の楽園そのもののようです。
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     このようにたくさん集まっていても、周辺の田んぼには数多く見かけるシラサギ。一体どれだけいるのか、気になる時期でもあります。
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    台風17号前日、荒れるびわ湖のダイサギ 長浜市にて  

     令和元年9月19日撮影。
     台風17号がひたひたと近付いていますが、自宅付近はそよ風程度。これなら行けると湖岸に向かいました。ところが大型台風は風を遮るものがない琵琶湖では既に強風で波は高く、水鳥たちも面食らっているようでした。大丈夫と思っていたところが荒れ狂っている自然の猛威は恐ろしいと感じました。予断で行動すると山、川、海などの自然は手のひらを返したように様変わりするので、自然の素晴らしさが自然の恐ろしさを体感することになります。

     ダイサギたちが集まっているところにも容赦なく強風と高波が押し寄せていました。
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     私なら逃げてしまう高波にも耐えているダイサギたち。
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     自然界に生きる鳥たちは私たちが想像するよりはるかに強い生命力を持ち合わせているようです。これ位の風や波は何とも無いようです。自然界の生き物は人間より度胸もあり強く生きているようですね。
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     びわ湖の強風は手持ち撮影ではファインダーで捉えるのも難しく、重くて丈夫な三脚にカメラを取り付けて撮影していても、片手でも支えていなければひっくり返されます。私のカメラでもひっくり返されたら、気持ちもひっくり返りますがウン百万もするセットだったらどんな気持ちになるのでしょうか?オオワシシーズの期間中でも何回かガチャーンという音を聞いていますが、湖岸付近の強風にはくれぐれもご注意下さい。
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     撮影時間は実は午後の強い逆光でした。敢えて写真家気取り(?)で逆光で撮ってみました。何の意味も無いものに仕上がりました。波が輝いてきれいだったのですが・・・。
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    ダイサギが集まっていました 長浜市にて  

     令和元年9月17日撮影。
     シギ・チドリなどの渡りの観察は思いつきで出向いても、そう簡単には出会えませんし、例え出会えても距離などの問題がありますので一定期間は時間が空いた時を利用して観察を続けるようにしています。目的の渡りの鳥たちが観察できなくても感動的な場面に遭遇することがあります。この日はダイサギの大集団に遭遇し、暫し見入ってしまいました。

     コサギが少し混じっていますが殆どがダイサギ。1羽1羽では見とれるほどではありませんが、これだけ集まると白い天使たちの集まりのようで、美しくもあり壮観でもあります。
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     一斉に飛び立てば、「ウワーッ!」と思わず声が出るほど迫力があります。
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     これだけの数が一斉に飛び立つ様子は見応えがあり、自然の豊かさも合わせて感じました。
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     飛び立ったダイサギたちは河口を目指していましたので河口にも行ってみました。
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     河口の浅瀬に集まっていました。びわ湖とダイサギの組み合わせも奇麗でした。
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     水しぶきを上げて飛び立つ姿が最も美しく感じました。湖北といえどもこの様な場面には滅多に遭遇できませんのでラッキーでした。
    CF1A1277 20190917

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