コウノトリ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    身近な自然を中心に撮影記録しています

    湖北のコウノトリ(J0368)、1羽だけ  

     令和5年(2023年)1月11日撮影。
     買い物の帰路でのラスト撮影は5羽のコウノトリを撮るつもりでしたが、いくら探してもJ0368の1羽しか見付けることが出来ませんでした。1羽でも見付けるとその美しさから心が晴れやかになるのは不思議ですね。まさに「幸せを運ぶ鳥」と言われる所以を肌で感じます。5羽もいると全部撮りたいのであちらこちらと忙しい撮影になりますが、1羽ですので集中して撮影できたのは良かったと思っています。少しアンダーにして白い羽の質感が写せるように努めました。すべてノートリミングです。

     田んぼの水たまりで採餌していました。


     餌探しに忙しそうに動き回っていましたが、私からの距離は離れることはありませんでした。
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     コウノトリは大丈夫と思えば近付いてきますので、最短撮影距離に入らないように此方から離れます。
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     コウノトリの大きさは写真で見ると分かりませんが、真横を通ることもあり私の胸辺りまでの背丈です。思わずその鋭い目、体の大きさからのけ反ることもありました。一番の思い出は長野で事故死した「さきちゃん」が突然茂みから私の直ぐ前に現れたときは、びっくりして「脅かすなよ」と言ってしまいました。さきちゃんは天国にいますが、私の心の中にも鮮明に居続けています。
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     足環付きの水鳥の種類は保護などのため多種に及んでおり、15日には足輪付きコハクチョウ(C12)を3期連続撮影することが出来ましたので、載せさせて頂く予定をしています。
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    コウノトリ5羽、長浜市にて  

     令和5年(2023年)1月10日撮影。
     今日は朝から大粒のアラレと強い風。しもやけの指が痛みで千切れるくらいの寒さでした。で、外回りの予定していた冬剪定などはせずにPCでコウノトリ市民科学を見ていると湖北にコウノトリが飛来しているではありませんか。天気予報の雨雲レーダーを見ると到着時から暫くは雪も大したことが無いようで、意を決して出向いてみました。現地では5羽のコウノトリを撮影することが出来、そのあとオオハクチョウの親子、足輪付きコハクチョウ、田んぼのオオヒシクイと短時間で私的には内容のある撮影となりました。コウノトリ以外は後日掲載予定です。

     J0444。2022年4月11日に小浜市の巣搭で孵化したオスのコウノトリ。足環は右:青赤 左:青緑。昨年巣搭にいる雛の時に撮影して以来です。近くに来てくれるかな、と思っていたら大きく立派になって仲間とともにやって来てくれました。雛、成鳥と観察できるのは感無量です。とても嬉しく思います。


     J0495。2022年5月19日豊岡市唐川巣搭で孵化したメスのコウノトリ。足環は右:青緑 左:緑黒。厳しい寒さにも平気で活発に動いていました。
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     J0367。2021年4月22日養父市伊佐巣搭で孵化したオスのコウノトリ。足環は右:赤緑 左:緑黃。
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     J0396。2021年3月29日朝来市久田和巣搭で孵化したオスのコウノトリ。足環は右:青黒 左:青緑。
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     「足環なし」です。国内で孵化したコウノトリは原則足環を装着しているので何らかの理由で足環が装着されていないか、大陸から渡ってきているかのどちらかです。日本のコウノトリも中国まで遠路渡っているのですら可能性は色々です。以上全てノートリミングです。
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    岸から川に入るコウノトリたち 高時川にて  

     先ず、ご報告 山本山に待望のオオワシが25年連続飛来しました。
     2022年11月26日に地元の写真家がオオワシ今季初飛来の様子を様子を撮影され、ブログに載せられています。湖北野鳥センターのホームページにも初飛来の旨の記事が大きく載っています。
     私は所用のためオオワシ撮影には出向けませんがその内時間を見付けて行ってみたいと思っています。

     令和4年(2022年)9月16日撮影。
     到着時にはコウノトリ7羽全員岸で寛いでいましたが、採餌に向かうような様子が感じられましたので暫く動くのを待っていました。暫くすると流れの方に歩き出し、直ぐそばの流れに飛んで入っていきました。飛ぶほどの距離でもないのに飛ぶとは翼は便利なものだと思って見ていました。

     寛いでいたコウノトリも流れに向かって動き出したところです。


     このまま歩いて川に入ると思っていましたが・・・。
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     次々に飛んで川に入っていました。
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     まさに飛び込みです。
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     早く食べたい一心から、一刻も早く川にと言った気持ちからでしょうか。食べ放題ですから、焦らなくても良さそうですが。
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     少し上流ではシラサギ、アオサギたちもコアユを狙って集まっていました。
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    コウノトリたちとの出会い 高島市&長浜市にて  

     令和4年(2022年)9月14日撮影。
     この日も所用で高島市方面に出向き、その途中でコウノトリを観察。そして、帰路では高時川でコアユ捕りに勤しむコウノトリを観察することが出来ました。好きなコウノトリを所用の行き帰りに観察できることは最高にラッキーな事でした。コウノトリばかりブログに登場するので、いとも簡単に見付けられると思っておられるかも知れませんが、いるのが分かっていても中々苦労します。ラッキーなことは長続きするはずはないので、一コマ一コマに集中してシャッターを押しました。

     高島市の稲より雑草が目立つ田んぼにいたコウノトリ。コウノトリは体格もあり華やかでとても美しいのですが、撮り方によっては怖いようにも撮れます。1メートル以内に近付いて来ると、思わずのけ反ることもある程です。その時、クチバシはとてつもなく大きく感じます。


     コウノトリの怖さも表現したく、暫く待っていました。ガマを背景に近付いて来た時を狙ってパチリ。どう見ても優しい顔には見えません。
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     一見怖そうに見えるコウノトリも2羽仲睦まじく採餌していました。怖さは失せ心和む光景でした。
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     帰路での長浜市の高時川。コアユが一斉に遡上して来ているのを狙うコウノトリたち。
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     コウノトリたちの足元には夥しいコアユの群れがいます。時間制限無しの食べ放題状態でした。
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    高時川のコウノトリたち 長浜市にて  

     令和4年(2022年)9月7日撮影。
     高時川や姉川に飛来しているコウノトリは過去の例では観察しにくい所にいることが多く、今回のように7羽も観察しやすい所で見られるのは恐らく初めてのような気がしています。観察しやすい点はもう一つ、10年ほど前はコウノトリが飛来した時は多くの大砲群がコウノトリを取り巻き、初心者の私は場所取りさえも出来ないほどでした。また、何時も長時間観察されているコウノトリフアンの方がおられ、テレコンを付けて遠くから撮っているのに「近づくな」とご指導を賜ったこともあります。河川沿いの公道を歩いていたら「飛ぶから通るな!」と怒鳴られたこともあります。初心者の私はコウノトリ観察に限らす野鳥観察は「怖いもの」という先入観が植え付けられてしまいました。要は邪魔をするな、ということに尽きると思うのですが、コウノトリが増えた今日では大砲群の姿は消え、好きなように撮影することが出来るようになっています。ただ、当時のことを思い出しますので、早朝とか夕刻に出向くなど観察時間をずらすなど工夫はしています。

     流れに入って魚捕りのスタンバイをしているコウノトリ。


     岸で寛いでいるのもいます。
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     並んでいるコウノトリにピントを合わせてみました。
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     川に入ると思っていたら飛び立ちました。
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     上流に行くものと思っていましたが、少し飛んで降り立ちました。
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