タゲリ - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    湖西のタゲリ&コハクチョウ 高島市にて  

     令和5年(2023年)2月15日撮影。
     ここ最近の寒さ冷たさは格別で、犬の散歩で手袋をしていても指が痛くなるほどです。外回りの草取り、撮影などする気にもならないこの頃です。でも冬鳥たちは日照などにより北帰時期を感じとり下旬になるとコハクチョウも北帰行へと旅立つものもでてきます。冬鳥シーズンもあと僅かになっていますので、買い物の行き帰りに撮影しています。
     寒さが厳しいので、家に引きこもって確定申告の準備のため医療費をエクセルに入力したり、マイナポイント第2弾の手続きを済ませたり、合わせてPCでもスマホでもマイナポータルにログイン出来るようにしたりしていました。

     コハクチョウに向かっている時に見付けたタゲリ。薄っすらと雪化粧した田んぼで採餌していました。


     最近余り見られなくなったタゲリですので、距離は遠かったのですが撮ってみました。
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     タゲリの近くに何箇所かに分かれてコハクチョウがいました。
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     雪が積もったりすると、コハクチョウやコウノトリは探すのが大変になります。
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     畦横で採餌するコハクチョウ。
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     水を張った田んぼでは泥水で水浴び(泥あび?)をしているのもいました。
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     令和5年(2023年)1月29日撮影。
     この日は塩津のあぢかま里までビワマス(塩もの)、カワエビなどの買い物に出掛けたついでに少し足を伸ばしてコハクチョウの様子を観てきました。コハクチョウの途中でタゲリを発見。以前は数多く見られましたがここ最近は極端に飛来数が少ないように思えます。前年は大雪、今冬は低温と子供の時以来のしもやけに悩まされるほどで気象変化によるのかも知れません。

     逆光で雪の田んぼでしたので、タゲリ本来の輝くような玉虫色には撮れませんでした。


     タゲリは積雪すると姉川の採餌しやすい中州に集結していましたが、2年程前から大規模な浚渫工事がされ中州は消え失せています。積雪時の滞在場所が無くなっているのも原因の一つかも知れません(あくまでも私見ですが)。
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     コハクチョウの場所に到着すると大喜びしているコハクチョウたちがいました。こんなに楽しいコハクチョウを見ていると、つい最近散弾銃で撃たれた仲間のコハクチョウが気掛かりです。獣医さんに診てもらってリハビリ中とのことですが、早く良くなって仲間のもとに戻れることを祈っています。野鳥の楽園で天使のようなコハクチョウに散弾銃をぶっ放すとは許しがたく、厳罰ものです。以前、姉川でしたが散弾銃を持ったハンターがいたので逃げ帰ったのを思い出しました。
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     コハクチョウの親子。
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     オオハクチョウの幼鳥(手前)。コハクチョウの幼鳥と楽しく過ごしているようで微笑ましくおもいました。余談ですが、バレエ音楽の有名な白鳥の湖のモデルはまさかシベリアまでは行かないのでオオハクチョウかな、とも考えていましたが、あのバレエの舞はツルでロシアには白いツルは居ないのでハクチョウに想いを重ねたのが真相らしいです。白鳥の湖の構想を練ったのは、ロシア郊外にあるノヴォデヴィチ女子修道院そばの湖とのことで、景色も美しく物語の情景にピッタリのようです。
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    タゲリ、ビオトープ(工事中)に集結 長浜市にて  

     令和3年(2021年)3月10日撮影。
     ビオトープは工事中ですが、水鳥にとっては魅力的な場所であるようです。タゲリは何回もこの場所で休息しているのを確認しており、コハクチョウ、オオハクチョウも観察しています。時にはハマシギやイカルチドリも採餌に訪れていました。この日はタゲリが北帰前の集結のためか約100羽が集結し、飛翔したり降り立ったりしていました。

     ビオトープの上を低空飛行するタゲリの集団。
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     工事中のため、様子が変わっていくビオトープを確かめるようにタゲリなどが良く訪れてきていました。
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     越冬中は分散しており、田んぼで良く見られましたが北帰前は飛来時と同じように群れとなっています。
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     バラバラになっていた仲間たちが集まり、長旅に向けての結束を確認しているようでした。
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     飛んでいない時はこの様に浅いところで休憩しています。
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     朝日に照らされたタゲリたちが美しく輝いて見えました。工事が進捗し水が満たされていくとこの様な光景は見られなくなるかも知れません。出来ればこの様な湿地状のビオトープも水鳥たちには必要かと思われます。
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    タゲリ、良く見掛けます 長浜市にて  

     令和2年(2020年)11月13日撮影。
     タゲリは数が少ない鳥ですがオオワシなどの撮影の帰路でよく出会います。数が少ないというのは、滋賀県では希少種(環境省の準絶滅危惧相当)となっているとのことです。見掛けることが殆どない方もおられるので、運が良いのかもしれません。

     眩いばかりの金属光沢。見掛けるとどうしても撮ってしまいます。
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     タゲリの警戒心は相当なもの。逃げることはあっても近付いてくることはないようです。
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     撮った本人が綺麗だな、と思ってしまいます。
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     採餌するタゲリ。採餌姿も綺麗で、まさにお公家様。
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     「良く会うね。」とばかりに見つめてくれているタゲリ。
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    タゲリのバトル勃発 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月3日撮影。
     この日はオオワシ撮影でオオワシとミサゴのばとるをが撮れ、フナの持ち帰りも撮れて時雨以外は申し分のない撮影日和でした。帰路ではタゲリやコハクチョウを観察しながらが楽しみでもあります。タゲリは最近同じ場所にいますので探すまで間なく、スムーズに撮影ができています。ただ、距離が遠く撮影チャンスは多くはありません。ただ通りすがりに眺めるだけという日も少なからずです。この日もそうかな、と思いながら眺めていると何やら緊張が走りました。

     超接近で仲の良さそうな2羽ですが、右のタゲリは翼を膨らませています。何だろうとレンズを向けてみました。
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     突如襲いかかるタゲリ。左のタゲリは応戦の構え。
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     やられたらやり返す、竜宮城からやって来たような美しい鳥の世界も複雑なようです。
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     何が気に食わなかったのか、一瞬のバトルは無事終了しました。
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     タゲリを観察しているとその美しさから平和そのもの。バトルは初めて見ました。
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