2015年01月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    モズ いいもの見つけたね  

     平成27年1月28日撮影。
     河口近くに野鳥撮影ため出向きましたが、不思議なくらい鳥達の姿が見られず、こんな日もあるのかと思いつつ車を山本山に向けて発進。すると道路脇でモズがゴソゴソしている姿が目に入りました。

     停車し、窓から確認するとこの寒い時期にカエルを銜えているではありませんか。越冬中のカエルを良く見つけたものだと感心しました。モズにとっては、季節はずれのご馳走のようです。
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     ご馳走は、先ず見て楽しもうとカエルを眺めているモズ。満足そうです。
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    オオワシ 飛び出す!  

     平成27年1月28日撮影。
     この日湖北は雪の予報。なんと朝起きてみれば寒いけれど晴れています。晴れていればジッとしておれない性分で、湖岸方面に出向きましたが、パッとしない日で期待の風船は萎んでしまっていました。

     萎んだ風船を膨らませようと、山本山に向かいました。麓でオオワシの様子を窺うとキョロキョロして、今にも飛びそうです。
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     まだ、現地に到着して息が整っていませんでしたが、オオワシにレンズを向けた途端に飛び出しです。
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     颯爽と飛び出したオオワシ。狩りの期待が萎んだ風船の代わりに一気に膨らみました。
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     オオワシの魅力をイメージ的に遺憾なく見せてくれました。何を捕ってくるのかな?と思って、待っていると・・・。
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     石川の湖上で反転すると、狩りはせずに湖岸直ぐ近くの集落側の青松に留まって、琵琶湖を見つめるオオワシ。
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     何故?との思いで琵琶湖を見るとご覧の通り。波は高く、雪が目前に迫って視界がきかなくなってきています。暫くすると、雪が横殴りに降ってきましたので、やむなく退散しました。天気予報は、一応当たっていました。
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    アカゲラ 園地にて  

     平成27年1月27日撮影。
     この日は雨のち曇りとなりましたので、前日と同じ農業用溜池付近に出向きました。前日は突然のアオゲラでビックリでしたが、この日はドラミングが聞こえていましたので撮影可能な範囲で近付くことが出来ました。メスのアカゲラでした。

     桜の木の皮を剥いで、頻りに突いていました。
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     肩羽の白斑がかなり大きなアカゲラです。個体によってその大きさなどが異なっていますので識別が比較的容易です。
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     今度は枝先に移動するアカゲラ。
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     此処には獲物はいなかったようで、次は何処に行こうか思案しているようです。
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    ハチジョウツグミ いろんなポーズを披露  

     平成27年1月26日撮影。
     アオゲラを撮って少し開けた場所に出ました。私が此処を訪れた時には決まって現れる不思議なハチジョウツグミが、前方で出迎えてくれました。

     此処には、普通のツグミも多数いましたが、ハチジョウツグミだけが飛ばずにポツンと此方を見ていました。
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     そして、決まって直ぐそばの枝に飛び移ります。
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     実際は、小枝が多く撮影に苦労していると、彼方此方に枝移りして「どうですか?」と言わんばかりにポーズをとってくれます。
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     翼を少し下げた様子は、普通のツグミとソックリです。
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     こんどは、後ろ向きです。とても渋い地味な色ですが、とても魅力的です。
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     次は、側面からです。下面の赤橙色が新鮮な印象を与えてくれます。
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     下面の赤橙色を十二分に見せてくれています。尾も赤橙色です。
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     この様に逃げずに、近くでいろんなポーズを見せてくれます。今のところ訪れるたびに100%現れます。関西では珍鳥のハチジョウツグミも、此処では一般的でフレンドリーな振る舞いを見せてくれています。
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    アオゲラ  

     平成27年1月26日撮影。
     アオジを撮った後、園地を更に進んで行くと頭上で何か動く気配を感じ、見上げるとオスのアオゲラ。何時もは鳴き声で気付き、適当な撮影位置を確保しますが、今回は見上げると其処にいましたので、心の準備も出来ておらず、露出補正をする間もなく咄嗟に撮りました。

     この農業用溜池付近では、アカゲラは時たま見ていましたが、アオゲラは初めてです。
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     下から見上げると、鋭い嘴がより鋭く見えます。爪も長くて鋭いです。
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    アオジ 園地にて  

     平成27年1月26日撮影。
     ウソを撮った後、園地内を歩いているとアオジが数羽道路上で採餌しています。歩行者や自転車が通るとバッと逃げ、暫くすると戻ってきて食べるを繰り返していました。

     この様に平らなところでは、種子などが見つけやすく、小鳥にとっては魅力的な餌場になっているようです。
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     湖北では冬鳥のアオジ。撮影していると、近寄っても来ます。小鳥らしい姿が可愛らしいですね。
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     私はアオジを見て、アオジは私を見ています。この様な野鳥撮影を今後とも続けたいものだと思います。
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     道路端には餌が溜まるのでしようか、アオジが複数いるのは決まって道路の端でした。
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     警戒心が強く、余り人前には出てこないアオジですが、湖北では雪、雨などの日が多く、余程空腹だったのでしようか。
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    ウソ 初撮影です  

     平成27年1月26日撮影。
     今日は午後から雨の予報。昨日は良い天気でしたが、所用のため撮影はお休みしましたので、午前中だけ撮影に出向きました。近場で農業用溜池付近のみとしました。到着しても曇っており、薄暗く撮影コンディションは良くはありませんでした。

     駐車して20㍍くらい歩いたところで、桜の高木の天辺付近で小鳥の鳴き声。ウソ3羽を確認しました。桜の芽を啄んでいました。
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     湖北では姿を見る機会は少なく、昨年姿を確認するも撮影することは出来ませんでした。今日も枝被りで、逆光気味が重なりましたが、何とか撮ることができました。
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     全身が灰褐色ですので、メスの個体と思われます。
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    溜池のオオヒシクイ だんらん中のようです  

     平成27年1月23日撮影。
     農業用溜池でのオオヒシクイは今年に入って2回目です。年末まではよく飛来していましたが、1月8日以来です。現在溜池の端の方で工事中にもかかわらず、よくぞ来てくれたと思います。

     みんなで食事を楽しんでいます。水草を食べているようです。
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     仲良く食事している様子は微笑ましく、心が和みます。
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     大型の水鳥だけあって、食欲旺盛でよく食べます。
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     食べているもの、泳ぎながらくつろいでいるもの、静かに時間が流れていました。
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    ハチジョウツグミ 何時も現れてくれます  

     平成27年1月23日撮影。
     農業用溜池付近で撮影。ハチジョウツグミは不思議な鳥です。前季もそうでしたが、この付近で野鳥撮影をしていると高い確率でヒョッコリ現れます。撮影しても、飛び去ることはなく此方を見ているハチジョウツグミです。

     前季も1羽、今季も1羽を確認しています。試しに前季の画像と比較すると、恐ろしいほどよく似ています。
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     何時も半径約10㍍以内を飛んでくれます。
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     大抵の鳥は、撮影位置を変えるため移動すると飛んでしまいますが、その様なこともありません。
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     何か気になる音でも聞こえたのでしようか。背伸びしています。
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     地味ですが、綺麗な鳥です。何時までもジッとしていますので、撮影が終わると「またね。」と此方から場所を離れます。
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    メジロ 梅の花は、もうすぐですよ  

     平成27年1月23日撮影。
     農業溜池の付近を歩いていると、木の根っこの辺でカサカサ動く気配を感じ、ソッと近付いてみました。何とメジロが木の実を探して食べていました。今の時期は、木の実や種が地表に落ちていますので、色々な野鳥が地表で採餌しています。湖北では、盆梅展も開催中です。メジロを見て、もうそんな時期かと思いました。

     久しぶりのメジロでした。その美味しそうなウグイス餅のような美しい姿に、心に響くものを感じました。
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     次々に拾っては食べていました。私は、メジロの美しい世界に引きづり込まれ、一心に撮影していると「何を撮ってるのですか?」と歩行者が来られ、撮影は”The End”となりました。地面にカメラを向けて撮っているものですから、変に思われたのかも知れませんね。
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    クマタカ カラスを襲う  

     平成27年1月21日撮影。
     自宅近くで、大阪方面に出掛けるまでの午前中に撮影しました。突然、山際で激しく羽ばたく音にただならぬ気配を感じ、咄嗟にシャッターを切りました。

     潜んでいたクマタカが突然カラスを急襲したようです。翼の模様などからクマタカの幼鳥と思われます。
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     必死で逃げるカラス。猛禽にちょっかいを出すカラスですが、クマタカにはかなわないようです。
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     クマタカは森林内を飛翔しながら狩りをするため、翼が幅広く少し短めとなっています。時には、オオタカをも襲う攻撃性の強い鳥で、森の王者として君臨しています。
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     クマタカの飛翔、旋回能力は驚異的でした。結局、カラスは捕らわれることはなく、クマタカの狩りの練習だったようです。クマタカの幼鳥は反転し、森の中に吸い込まれるように飛んでいきました。
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    コミミズクの狩り  

     平成27年1月21日撮影。
     この日はコミミズクの狩りの様子まで撮ることが出来ました。地面の上を低く、ゆっくりと羽ばたきながら獲物を探し回ります。
     ミサゴのように時々下を向いて飛び、獲物のネズミを見つけると瞬時に捕獲する様子は、可愛らしさからは想像できない猛禽そのものです。

     獲物を見つけると止まったようにホバリング。
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     狙い澄まして、飛びかかる寸前のコミミズク。爪は鋭く、やはり猛禽らしさを感じます。
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     ネズミを銜えています。ここまでは、アッという間の早業です。
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     狩りが成功して、どや顔のコミミズク。ネズミが少し見えています。
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    コミミズク part2  

     平成27年1月21日撮影。
     河川敷を縦横無尽に飛ぶコミミズク。湖北でもいるとの情報で夕刻に探しましたが今のところ会えていません。ところが此処は噂どおり、彼方此方でコミミズクが飛び交っています。到着と同時に飛んでいたものですから、ビックリするやら大感激でした。

     低く飛びながら獲物を探すコミミズク。 
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     行ったり来たり、それに羽ばたきもゆっくりで、比較的近くも飛んでくれます。
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     顔が白いのは若鳥とのこと。可愛らしく大きな綺麗な目でした。
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     大勢のカメラマンを前にして、サービス満点のコミミズクです。雨の前日には、良く飛ぶとのことです。
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     シベリアから冬鳥として飛来しているコミミズク。毎日大勢のカメラマンに、すっかり人慣れしているようです。
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     コミミズクは撮りやすく、短時間で200コマくらいは撮ってしまいます。魅力的な鳥で、近々再会したいと考えています。
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    コミミズク 可愛いですね  

     平成27年1月21日撮影。
     この日は大阪方面に所用があり、帰路に昨年からコミミズクで大賑わいのポイントに立ち寄ってみました。駅から徒歩で直ぐの場所で、到着するとオオワシ以上の大砲が並んでいました。私は、小砲で一番端で陣取るまでもなく主役達の登場となりました。時間は午後3時20分頃でした。

     あと1時間は待つ覚悟で到着して、まだ心の準備が整っていない最初の出会いの画像です。正直、ビックリの初対面でした。
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     この日は、翌日が雨ということで午後2時20分頃から活発に飛んでいるとのことでした。
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     飛ぶ様子はゆっくりと飛び、ピント合わせは極めて容易でした。
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     飛びながら此方を見るコミミズク。彼らは、可愛らしさを超えるパフォーマンスを披露してくれました。
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    ムクドリ イカルと気が合うようです  

     平成27年1月20日撮影。
     河口近くでイカルとムクドリが一緒に採餌していました。イカルが他の種類と行動を共にしているのは常に見られますが、ムクドリがイカルとの混群のように一緒に採餌していました。

     樹上で一息ついているムクドリ。地上ではイカルの群れが採餌に夢中です。
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     地面の木の実を分かち合う姿に、争いの無い平和な共存の素晴らしさを感じました。
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    いつものミサゴ  

     平成27年1月20日撮影。
     河口の中洲を見ると、いつものミサゴが考え事をしているようにジッとしています。何時も良く会うね、と言ってもミサゴに通じるわけもなく、難しい顔をして空を見上げていました。

     このミサゴとの距離は100㍍ほどあり、ジッとしているようで詳細の動きが把握できないので、予期せずに飛ばれてしまいます。
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     この日も、油断した僅かの隙に飛び立ち、空飛ぶミサゴとなっていました。私の近くを飛ぶことなく狩りへ向かいました。
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    オオヒシクイ 雁行など  

     平成27年1月20日撮影。
     オオヒシクイは湖北野鳥センター前の琵琶湖では何時でも見られますが、農業用溜池で泳いでいる姿とか飛んでいる姿を見かけると、感動を覚えます。昔から今日までオオヒシクイの姿は湖北の人々にとっては、自然そのもので風物詩でもあります。

     元気に湖北の空を飛ぶオオヒシクイ。日頃の飛翔、越冬のための飛来、そして北帰行は雁行として、私達湖北に住む者にとって、とても魅力的で感動的な姿なのです。
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     湖北野鳥センター前のオオヒシクイは、湖岸の葦原沿いに多く集まっていました。
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     飄々としていますが、コハクチョウのように側に近付くことは先ず出来ないほど警戒心が強い鳥です。
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     一定距離を保って観察すると、普段着のオオヒシクイの姿を見せてくれます。とても魅力を感じる水鳥です。
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    キンクロハジロ3姉妹  

     平成27年1月20日撮影。
     河口近くの漁港にはカモメ、カイツブリ、キンクロハジロしか見当たりませんでした。キンクロハジロは琵琶湖、溜池などでとても数多く見られる鳥です。数が多い故かも分かりませんが、確率的に??と思われるものも見られます。

     3羽はメスのキンクロハジロですが、手前の個体は他の2羽と比べ少しニュアンスが違っています。
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     嘴の付け根には白斑があり、目も褐色的です。羽の色も少し違っています。稀にキンクロハジロに、この様な個体がいるらしいですが、ハイブリッドなのでしようか。初めて見ました。
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    コハクチョウ ただ今、到着しました  

     平成27年1月18日撮影。
     コハクチョウが集まっているところには湿田、麦畑、二番穂の田圃、耕耘された田圃とあります。耕耘された田圃以外の気に入った田圃で採餌などしています。

     隣の湿田で泥んこになった幼鳥が二番穂の田圃にやって来ました。顔も、胸も足も泥だらけです。
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     見事なまでに、土色に変身したコハクチョウ。泥まみれは、やんちゃ坊主の勲章のようですね。
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     大勢の仲間が集まっている狭い場所に上手に軟着陸です。
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    麦畑のコハクチョウ  

     平成27年1月18日撮影。
     この日は、麦畑と二番穂の田圃にコハクチョウの群れがいました。麦畑にいるコハクチョウは今までに見た記憶がなく、白とグリーンの対比が美しく、思わずシャッターを押してしまいました。

     コハクチョウのいる風景は、それだけでも綺麗ですが、麦畑のコハクチョウには新鮮な魅力と美しさを感じました。
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     コハクチョウは日中気に入った場所ですごし、お腹いっぱい食べて塒に戻ります。
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     向かいの小高い山はオオワシで有名な山本山です。現在湖北にオオワシは2羽います。山本山に1羽、山本山の対岸方向の大浦に1羽います。
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     麦の葉は余り好きではないようですが、時々味見をしていました。
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     幼鳥は、麦をクッション代わりにして、しゃがみ心地が良さそうです。
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     好奇心旺盛な幼鳥。親鳥の真似をして味見しているようです。
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     食べたら、そばの雨水、雪解けの水を飲んでいました。
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    オオタカ出撃  

     平成27年1月18日撮影。
     夕方山本山でオオワシを撮っている時、頂上付近で突然2羽の猛禽のバトルが勃発。山本山は、時々オオワシとトビ、カラス、クマタカなど、その他猛禽同士の闘いが繰り広げられる戦場さながらです。

     頂上付近に潜んでいたオオタカが、進入してきたオオタカの若鳥と思われる猛禽に攻撃を仕掛けたところです。まるで、戦闘機のスクランブルのようで、高速で素早い行動でした。
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     侵入者は、オオタカの若鳥でしようか。全体が黒っぽく、精悍そのものです。
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     進入者を追い払い、悠然と飛ぶオオタカ。縄張り意識が強く、気の短い攻撃性の強い猛禽ですね。
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     今度は、ノスリに対し戦闘態勢のオオタカ。幸いノスリが遠ざかり何事も起こりませんでした。
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    塒入り前のオオワシ  

     平成27年1月18日撮影。
     所用で湖岸近くに出向いたついでに、山本山のオオワシの様子を覗いてみました。既に午後4時頃でしたが、まだ塒入りはせずに高所の枯れ松に留まっていました。

     エンゼルポーズを見せてくれただけで、マッタリして動きのないオオワシでした。十分に食べ、後は寝るだけの塒入り前のようです。
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    コクマルガラス 淡色型との出会い  

     平成27年1月18日撮影。
     この日は、次の日が雨の予報でしたので農業用溜池に行ってみましたが、池そばの雑木の伐採が行われている関係か、水鳥達は殆ど見当たらない状況に唖然として引き返しました。帰宅途中、ミヤマガラスの集団と遭遇しましたので、双眼鏡で確認。白黒の淡色型が3羽いました。

     田圃の土手で採餌する淡色型のコクマルガラス。
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     淡色型3羽をフレーム内に収めたかったのですが、2羽が限度でした。
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     見通しの良い田圃で、車で近付くと飛び、また近付くと飛んでしまうの繰り返しで、手強いカラスたちでした。淡色型が3羽混じっている集団は初めて遭遇で、新たに飛来してきたと思われます。
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    オオヒシクイの飛び立ち  

     平成27年1月16日撮影。
     河口付近で見かけたオオヒシクイ。河口に出て観察しようと思っていましたが、湖岸のすぐ側を泳いでいます。オオヒシクイはとても警戒心が強く、近付けば必ず飛んでしまいます。

     驚かさないよう道路から枝越しに撮影。沖方向に向かいだしましたので、暫く待ちました。
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     湖岸から離れましたので、河口に出て撮影。飛び立つような気配でした。
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     案の定、水面を蹴っての飛び立ちです。
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     飛んでいく方向を見ていると、野鳥センター前の琵琶湖に着水していました。この付近は、大好物の菱の実がたくさん沈んでいますので、餌場の中で移動していたようです。
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    ヒドリガモ  

     平成27年1月16日撮影。
     この日の漁港は殆ど水鳥の姿がありませんでしたので、琵琶沿いを歩いてみました。湖岸付近には多くの水鳥がいるものの、近付くにつれ沖へ行くか、飛んでしまいます。溜池のカモ類達は寄ってくるのに、琵琶湖では種類は同じでも人を警戒するようです。

     ここには、マガモ、ヒドリガモなど多くの水鳥がいましたが、ソッと近付きその様子を撮ろうとしましたが、見事に逃げてしまいました。ただ、このヒドリガモの番だけが残ってくれていました。
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    コゲラ 男の子のようです  

     平成27年1月16日撮影。
     河口付近では色々な野鳥と出会っていますが、コゲラは常連さんです。最近は撮影してもブログには載せていませんでしたが、このコゲラは通常は見ることが困難なオスの印である後頭部の赤斑が丸見えです。

     とにかく可愛らしいコゲラで男の子です。どの方向からも赤斑がよく見えるのは、寝癖が付いた頭髪のようで面白みがあります。
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     赤斑が見えているコゲラ。難しい顔をしているようですが可愛らしいです。
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     頭髪がピンと立っているようで、癖毛なのでしようか。こんなコゲラは今まで、見たことがありません。 
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    シメ イカルと一緒にいます  

     平成27年1月16日撮影。
     20羽くらいのイカルの集団に、シメが1羽だけ混じっています。この時、イカルは包容力のある鳥だと認識しました。理由は、この前はコイカルの番が混じっており、今回はシメが混じっています。それも、お互い違和感なしに行動を共にしています。

     今季初出会いで、初撮影のシメです。前季はシメが1羽ポツンといましたが、今季はイカルとの集団で寂しくないようです。
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    イカル 水飲み場は樹の洞  

     平成27年1月16日撮影。
     湖北では天気が目まぐるしく変化し、畑仕事、庭仕事ましてや野鳥撮影もままならずの天気が続いています。この日は久しぶりの晴れで、主にコハクチョウと河口付近などを観察しました。

     河口付近ではイカルが常駐組です。イカルの好きなアキニレの実、カエデの実などが豊富なため、何時訪れても歓迎してくれます。洞に溜まった水を飲むイカル。
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     美味しそうに、水を喉に流し込んでいます。木の洞は、野鳥にとって巣、餌場、水飲み場、と大切な場所なのですね。
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     今の時期はイカルも地上に落ちた木の実を食べています。
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     このイカルの集団には、シメが1羽混じっています。良く似た者同士ですが、シメは冬鳥で群れを好まない独占欲の強い鳥です。イカルと仲良く暮らしているシメを見ていると、自然の不思議さを毎年感じます。
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    アトリ 餌場は地上  

     平成27年1月16日撮影。
     今では木の実も地上に落ち、アトリをはじめイカル、シメも地上で採餌しています。そばの木々は葉も実もなく、幹と枝だけです。

     今まで、樹上しか見られなかったアトリも、最近では地上のアトリとなっています。 
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    トラツグミ 雪の時はどうしていたの  

     平成27年1月16日撮影。
     河口近くにて、久々に顔を会わさなかったトラツグミがリズミカルに腰を上下しながら出迎えてくれました。フレンドリーなトラツグミは、この日は少し距離をおいての登場でした。

     普段は溜池、自宅近くで良く見られますが、今のところ湖岸の河口近くしか確認できていません。
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     トラツグミの本来の性質はよく分かりませんが、フレンドリーで飄々として様子が面白いと思っています。
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