2015年02月 - 湖北の自然/野鳥撮影記

    湖北の自然/野鳥撮影記

    身近な野鳥を中心に撮影記録しています

    ハチジョウツグミ 春らしくなりました  

     平成27年2月25日撮影。
     オオワシ撮影から帰宅後、休憩し農業用溜池に出向いてみました。天気は申し分ないのですが、午後からということもあるのか、ひっそりとし野鳥の姿は不思議なほど見かけませんでした。オオワシの北帰で空虚感に包まれている中、「ガチョ~ン!」と更に沈みつつありました。その時、例のハチジョウツグミが現れてくれたのです。

     雑草の花咲くところで何時ものようにお出迎え。積雪時を含め100%現れてくれています。
    CF1A9076 20150225

     何時見ても綺麗だな、と思っています。もう1羽の赤色が濃い個体は、この日は現れてくれませんでした。
    CF1A9087 20150225

     桜の枝に飛び移り、こちらを観察しているようです。
    CF1A9096 20150225

     この個体は、決して飛び去ることはなく撮影可能範囲を飛び回るだけです。信じられないことですが、後日知り合いのS氏と此処で偶然出会い、2羽のハチジョウツグミが時を同じくして現れくれました。
    CF1A9106 20150225

     フレンドリーなこの子に願うことは、来期も本来の渡りのルートから外れて湖北にやって来て欲しいと思っています。すっかり、お友達になってしまいました。
    CF1A9113 20150225

    シジュウカラ 河口近くにて  

     平成27年2月25日撮影。
     オオワシの北帰を撮っての帰りに河口付近にも立ち寄ってみました。天気が回復したものの野鳥の姿は余り見かけることができませんでした。北帰のショックで気持ちが落ち込んでいましたが、心地よい響きの鳴き声に我にかえりました。

     シジュウカラの群が地表近くを飛び回っていました。「こんにちは!元気を出しなさいよ」と言っているようでした。
    CF1A9056 20150225

     シジュウカラは美しい鳥ですが、撮るのが難しく思うように撮れたことは一度もありません。
    CF1A9055 20150225

     賑やかに動きまわるシジュウカラ。2羽を撮るのが精一杯でした。
    CF1A9053 20150225

     この日は、このシジュウカラたちに元気を貰ったような気持ちになりました。
    CF1A9052 20150225

    女王様 北への旅立ち  

     平成27年2月25日撮影。
     この日は前日の様子から女王様の北帰日と予想し、撮影位置をいつもの山本山手前の橋の付近から、石川よりの農道でスタンバイ。この日は頂上近くの青松に留まっており、嘴だけがやっと見え隠れしていました。長時間動かずで天気も思わしくなく、寒いため帰りかけましたが、日が射し天気も北帰日和となりましたので、改めてスタンバイ。
     今まで3年連続2月28日の北帰で、今季もと思っていましたが昨日熟慮を重ねた結果、女王様は午前11時30分頃北帰行へと旅立ちのスタートとなりました。全国のファンに感謝を込めて、力強い飛び出しでした。

     綺麗にスタートした姿には、また来るよと言う強い意思が感じられました。
    CF1A8863 20150225

     頂上付近の青松から、お気に入りの枯れ松に枝移りし、そこから旅立ちました。こだわりが有ったのですね。
    CF1A8864 20150225

     尾根方向を目指して飛んでいます。
    CF1A8878 20150225

     高度を上げ、みるみる小さくなる様子から北帰と確信し、ピントを外さないよう必死で追い続けました。
    CF1A8917 20150225

     完全に北帰コースで、尾根に差しかかりました。
    CF1A8938 20150225

     山本山を越えそうになっています。ここで上昇気流に乗り旋回を始めました。
    CF1A8948 20150225

     ぐんぐん高度を上げ、小さくなっています。
    CF1A8953 20150225

     旋回して高度を上げながら、最後に綺麗な姿を見せてくれました。
    CF1A8996 20150225

     肉眼では確認しづらい位にまで高度を上げ、一気に北方向へ消失しました。時間は画像データから、午前11時35分でした。
    私は、女王様の北帰は、連続4回立ち会っています。毎回ですが旅立った後は、心に大きな穴が開き、空虚感に包まれます。カメラマンの皆さんの残念そうなお顔が同じ思いであることを表しているようです。北帰の無事と、再会を願って山本山を後にしました。
    CF1A9035 20150225

     Auf Wiedersehen(再会の意味をこめて さようなら女王様)

    夕日に佇む女王様  

     平成27年2月24日撮影。
     琵琶湖方面に飛んだ女王様が帰ってこないので、心配のあまり湖岸まで行ってみました。野鳥センター前の遥か沖合にあるオオワシのお気に入りの場所でもあるポールにポツンと佇む姿がありました。この日は計5時間も此処で過ごした女王様。

     中央のポールに留まっています。湖面を夕日が照らしています。午前中4時間もいた所に、夕方にも1時間。もう一度北帰前に琵琶湖を懐かしんでいるようにしか見えませんでした。
    CF1A8764 20150224

     山本山、竹生島、葛籠尾崎が見えるところで何に思いを巡らせていたのでしようか。最後に絵になる姿をプレゼントしてくれたのでしようか。
    CF1A8778 20150224

     ポールを飛び出し、狩りの思い出を懐かしむように湖面すれすれに飛ぶ女王様。山本山に戻り塒入りしました。このシルエットは、今年の飛来まで大切に心の中に焼き付けておこうと思っています。
    CF1A8793 20150224

    美しい女王様 part2  

     平成27年2月24日撮影。
     Part1からの続きです。お別れを意識しているのでしようか。この日はよく飛んで美しい姿を見せてくれました。多くのファンにお別れの大サービスのようでした。

     この姿が見られるのもあと僅かですので、撮影にも力が入ります。
    CF1A8526 20150224

     この時は、長旅に備え狩りに行くものと思っていました。
    CF1A8537 20150224

     北帰コースを飛ぶため、もしや・・・。とも思いました。
    CF1A8561 20150224

     すると狩りはせず、反転し引き返して来ました。
    CF1A8601 20150224

     斜面を這うように飛び、留まる場所を探しているようです。
    CF1A8622 20150224

     足を出して空気抵抗を増し、留まる体勢に入っています。
    CF1A8623 20150224

     画像数が多いですので、中間省略。この日最後の飛び出しです。野鳥センター上空を通過し、琵琶湖に降りたったのは見えていましたが、帰ってきません。夕刻も迫ってきましたので湖岸まで様子を見に行ったところ、またもや沖合のポールにポツンと佇む女王様の姿を確認。約1時間ポールに佇んだ後塒入りしました。
    CF1A8688 20150224

    美しい女王様 Part1  

     平成27年2月24日撮影。
     この日は朝から快晴の天気。最近は天気の良い日は黄砂などの影響なのか、靄ってスキッとした撮影が出来ない日が続いていました。この日は透明度の高い空気に包まれ絶好の撮影日和。北帰直前となっておりますので女王様(オオワシ)の撮影に日参しています。オオワシの撮影画像が多くなっていますが、ご理解を頂きたいと思います。どうぞ、北帰前の女王様の美しい様子をご覧いただきたいと存じます。

     この日の女王様は、午前7時半頃から午前11時半頃まで野鳥センター沖のポールに4時間も留まったままでした。北帰のこと、17年間も越冬に飛来し、第二の故郷として慣れ親しんだ琵琶湖にお別れの思いを巡らせていたのでしようか。私は、この様子から、25日には旅立つものと確信しました。琵琶湖から戻ってきた女王様。
    CF1A8349 20150224

     美しく大空を舞う姿が、特に綺麗に見えました。
    CF1A8351 20150224

     暫くの休憩後、居心地が良くないのか枝移りのための飛び出し。
    CF1A8385 20150224

     お気に入りの枯れ松に留まりました。
    CF1A8412 20150224

     姿勢を低くして、飛び出しのようです。
    CF1A8439 20150224

     翼を力強く広げ飛び出そうとしています。
    CF1A8523 20150224

     飛び出し直後の女王様。かなり高所の枝ですが、空気が澄んでいるせいか綺麗に見えます。Part2に続きます。
    CF1A8524 20150224

    女王様 いざ空中戦へ  

     平成27年2月23日撮影。
     この日はカラスの執拗さも度が過ぎたようで、女王様は遂に飛び出し反撃にでました。カラスはオオワシに敵うはずもなく、大人しくしていればつけ上がる性格のようです。琵琶湖から獲物を持ち帰れば、すかさず横取りを狙うハイエナのようで、オオワシの滞在期間中は終始悩まされたようです。この日は、積もり積もった怒りが遂に爆発したようです。

     相手をしたくない女王様の方からカラスを避けようと飛び出しました。(カメラマンにとっては、カラス様々なのですが)
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     追いかけるカラスたち。
    CF1A7726 20150223

     まさにミサイルのように追いかけてくるカラス。
    CF1A7734 20150223

     女王様もいよいよ反撃体勢に移ろうとしています。
    CF1A7736 20150223

     ジッとカラスを見据え、チャンスを狙っているようです。
    CF1A7743 20150223

     遂に衝突。カラスには恐怖心というものがないようです。
    CF1A7745 20150223

     巨艦に体当たりしたボートのようで、勝負はついたようです。
    CF1A7747 20150223

     うっとおしいカラスたちを撃退した女王様。
    CF1A7769 20150223

     しばらく此処で一休み。カラスはいつの間にかいなくなっていました。
    CF1A7770 20150223

    女王様 トビとの闘い  

     平成27年2月23日撮影。
     この日の女王様はカラス、トビの執拗な攻撃を受け、散々な日となったようです。カラスにも本気で怒っていましたが、強めに威嚇した程度でオオワシから攻撃することはありませんが、カラスに対しても度が過ぎた場合はお仕置きにでます。しかし、トビは猛禽でもあり、トビの嫌がらせに対しては果敢に迎撃します。記録として撮ってみました。

     女王様よりはるかに小さいトビがちょっかいを出しています。一応猛禽同士でもあり、威嚇ではなく臨戦態勢に入っています。
    CF1A7794 20150223

     繰り返しの攻撃に対し、女王様は飛び上がって強力な武器である鋭いツメで迎え撃っています。
    CF1A7799 20150223

     女王様もいまだに運動神経は抜群の能力を持っています。トビが足を出していますのでオオワシの鋭いツメでやられたのでしようか。
    CF1A7812 20150223

     トビはカラスと違って、一応これにて退散。懲りずにちょっかいを出してきますが、カラスのように執拗なまとわりつきはありません。勝負がつけばあっさりしているようです。
    CF1A7813 20150223

    女王様 カラスに怒り勃発  

     平成27年2月23日撮影。
     女王様(山本山のオオワシ)はカラスが側に寄ってきても、ジッとしているか威嚇する程度ですが、最近はカラスも攻撃性が強くなったのか執拗にオオワシにまとわりつく様子が見られます。カラス以外にもトビ、オオタカとオオワシにちょっかいを出す猛禽もおり、最近はその頻度が多くなっているように思えます。カラスが執拗に攻撃を繰り返す様子を撮ってみました。

     カラスを嫌う女王様。カラスは何時も複数でちょっかいを出しています。
    CF1A7649 20150223

     カラスに対し、臨戦態勢をとっています。キッとして身構える女王様。
    CF1A7653 20150223

     悪知恵に長けたカラスは挟み撃ち攻撃。
    CF1A7654 20150223

     カラスはオオタカとかクマタカには突っかかって行かず、逆にやられていますが、大人しい女王様など弱いものいじめが得意のようです。
    CF1A7663 20150223

     翼を大きく広げ、攻撃をかわしています。翼を広げると2.5㍍ほどの猛禽に襲いかかるカラスは怖いもの知らずです。
    CF1A7671 20150223

     この様子を見ていると、カラスは黒いハイエナのように思えてきます。
    CF1A7677 20150223

     さあ、来い!と迎え撃つ女王様。カラスもオオワシが本気で怒っているのが分かったようで、尻込みしているようです。
    CF1A7683 20150223

     此の枯れ松は女王様のお気に入りの止まり木です。ここに留まると獲物を持っていなくてもカラス、トビが攻撃してくるようです。
    CF1A7689 20150223

     山本山は、オオタカ、トビ、カラス、サルのテリトリーでもあり、湖北のシンボルでもある女王様の苦労は絶えないようです。
    CF1A7690 20150223

    今津のザゼンソウ  

     平成27年2月21日撮影。
     湖西のコハクチョウを観察した帰りに、今津のザゼンソウの群落地を訪れました。ここは毎年訪れており、ザゼンソウを見るたびに春の訪れを感じます。ザゼンソウは湖北にもありますが、これだけの群生地は珍しく、ザゼンソウの南限地としても知られています。

     ザゼンソウは自ら発熱し、周りの雪を溶かす不思議な植物です。
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     雪を自ら溶かし、虫たちを寄せ受粉をし、子孫を残す自然の不思議さ。この生命力、素晴らしいと思います。
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     この時は、近くを撮影できるレンズを用意していませんでしたので、予備のカメラ(EOS7D)のズームレンズで撮影しています。
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     僅かに見えるザゼンソウの花。恥ずかしそうに頭巾の間から世間を眺めているようです。 
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     花を守るため雨、雪を凌ぐための進化でしようか。動植物も子孫を残すことは最も大切なことなのですね。
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     不思議な植物であると共に、ザゼンソウ特有の色合いが魅力的でした。
    IMG_8200 20150221

    湖西のコハクチョウ  

     平成27年2月21日撮影。
     この日のメインはコハクチョウの撮影ですから、湖西方面のコハクチョウの様子も観察してみました。田圃は湖北とは異なるものの、コハクチョウの様子は湖北と全く同じでした。

     田圃で採餌するコハクチョウ。田圃の泥の性質が湖北と異なるのか、コハクチョウの嘴は黒っぽく汚れています。
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     まるで仮装行列に参加しているようなコハクチョウ。コハクチョウは、楽しい鳥ですね。
    CF1A6668 20150221

    コハクチョウ 早朝の早崎内湖にて  

     平成27年2月21日撮影。
     この日のメイン撮影はコハクチョウ。それもコハクチョウの飛び立ちの迫力、躍動感を撮りたく正面方向の位置にスタンバイ。
    しかし、志と結果は反比例し、思うような撮影はできませんでした。余りにも正面からはアヒルの駆けっこのようになってしまい、コハクチョウに対し失礼な画像となってしまいました。早朝からの寒さに耐えた結果は、素人の浅はかさを思い知らされることとなりました。

     飛び立ち直後のコハクチョウ。美と迫力、躍動感が同居した美しさです。 
    CF1A6386 20150221

     連写速度、10コマ/秒のおかげで翼などの動きを適当なものから選びやすくなりました。
    CF1A6499 20150221

     別のグループも飛び立ち。早朝の内湖は餌場へと急ぐコハクチョウたちのラッシュアワーとなります。
    CF1A6545 20150221

     近江の最高峰、伊吹山を背景に飛ぶコハクチョウたち。私的には最もお気に入りの光景です。
    CF1A6606 201540221

    アメリカコハクチョウのファミリー  

     平成27年2月21日撮影。
     この日はコハクチョウの飛び立ちを撮るため、早朝から早崎内湖(ビオトープ)でスタンバイ。内湖は複数ありますが、それぞれの内湖には多くのコハクチョウたちが餌場への飛び立ちの機会を待っていました。鳴きながら飛び立ちのスタートラインに移動するコハクチョウたち。朝日を受け綺麗で魅力的な姿がありました。そして、その中に稀に見る白鳥の姿もありました。

     多くのコハクチョウの中に、嘴の黄色い部分が殆どない個体の家族を発見しました。アメリカコハクチョウです。
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     アメリカコハクチョウは北アメリカ北部で繁殖し、ごく少数が日本に飛来します。
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     成鳥2羽、幼鳥4羽のファミリーです。
    CF1A6042 20150221

     飛び立ち前のひとときを過ごす親子。幼鳥達も幸せそうです。
    CF1A6048 20150221

     コハクチョウの親子2羽も合流。こうして比べてみるとアメリカコハクチョウの方がコハクチョウより少し大きいようです。
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     コハクチョウとは嘴の部分だけが異なりますので、多くのコハクチョウの中から見つけだすのは、余程注意して探さないと困難です。 
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     飛び立ちのスタートラインに向かうファミリー。
    CF1A6092 20150221

     今季も綺麗なアメリカコハクチョウに出合うことができました。
    CF1A6102 20150221

     飛び立ったアメリカコハクチョウ。飛んでいる姿は初めての撮影です。
    CF1A6205 20150221

    ホシハジロ 漁港にて  

     平成27年2月20日撮影。
     大浦と山本山でオオワシを撮った後、帰宅途中に河口近くの漁港に立ち寄ってみました。琵琶湖の水鳥は近づくと一斉に飛び去ることが多いですが、漁港では特定の水鳥を除いて落ち着いて撮らせてくれます。

     ホシハジロのオス。ホシハジロは夜間に採餌し、昼間はお休みのことが多いですが、この日は元気よく泳いでいました。
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     独特の頭部の形で、オスの目は赤色です。
    CF1A5858 20150220

     画像をブログ用に縮小しているため、羽の微妙な美しさが出ていませんが、緻密で綺麗な羽です。
    CF1A5883 20150220

     オスとメスのホシハジロ。メスの目の色は褐色で姿もオスとは異なっており、優しい感じがします。手前はキンクロハジロです。
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    湖北の2羽のオオワシ  

     平成27年2月20日撮影。
     湖北には例年2羽のオオワシが越冬しています。1羽は山本山のオオワシ(女王様)ともう1羽は大浦のオオワシ(小ちゃん)です。それぞれ北帰間近ということもあり、この日は2羽のオオワシを撮りました。

     17年連続飛来の山本山の女王様。メスのオオワシで大の人気者です。凛とした貫禄のある姿が魅力的です。
    CF1A5781 20150220

     大浦の小ちゃん。オスのオオワシでメスより体は小さめです。何時もかなりの距離の松の木などから大浦湾を眺めています。
    この日は飛ぶ姿も撮りたかったのですが、車内でお昼ご飯を食べようとした時に飛ばれてしまいました。山本山の女王様と違って見つけるのが困難な場合が多いです。
    CF1A5711 20150220

    マガンも一緒  

     平成27年2月19日撮影。
     オオヒシクイの集団の中に、マガンの群れも混じっていました。全体としては大集団でしたが、その構成は少数のコハクチョウ、多数のオオヒシクイ、そしてマガンの小集団でした。この3種の水鳥達はとても仲が良く、微笑ましい光景を見ることができました。

     一番手前の列がマガンたちです。
    CF1A5318 20150219

     少し拡大してみました。湖北にはマガンはこれくらいの数しか飛来しません。ごく少数ですので、見つけるのは運任せです。
    CF1A5319 20150219

     この集団、オオワシを撮った後も立ち寄ってみましたがその姿は全く見当たりませんでした。早朝のコハクチョウ撮影のお陰で貴重な光景を撮ることができました。
    CF1A5320 20150219

    田圃に上がったオオヒシクイ  

     平成27年2月19日撮影。
     この日は早朝からコハクチョウを撮り終わり、付近の田圃を見渡すとコハクチョウも採餌を始めていました。更に、よく見ると多くのオオヒシクイも田圃に上がっていました。その数は、湖北中のオオヒシクイが全員集合かと思われるほどで、数の多さに関しては初めて見る光景でした。

     オオヒシクイとコハクチョウが田圃に一緒にいるのも初めて見ることが出来ました。更に、詳しくはマガンも混じっていましたので、3種の大型の水鳥が集まっていたことになります。
    CF1A5314 20150219

     一番手前がマガンです。マガンは全部で9羽確認できました。
    CF1A5316 20150219

     とにかく、広い田圃に数多くのオオヒシクイが集まっていました。そろそろ北帰が間近に迫ってきており、カムチャツカへの長旅の相談でもしているのでしようか。なお、コハクチョウとマガンはシベリア方面へ帰っていきますので、名残を惜しんでいるのでしようか。
    CF1A5329 20150219

    早起きのコハクチョウたち  

     平成27年2月19日撮影。
     コハクチョウたちは、日によっても異なりますが餌場へと飛び立つ時間は午前6時30分頃からと、とても早くから活動を始めます。午前8時頃、オオワシの撮影に向かっている時にビオトープを覗いてもコハクチョウの姿は見当たりません。早朝出勤のコハクチョウに時間を合わせるのは大変ですが、もうすぐ旅立ちますので、私もコハクチョウに合わせるようにビオトープに出向きました。朝日を受けながら、次々に飛び立ちドラマチックな姿に感動します。

     水面を力強く蹴って滑走開始のコハクチョウ。寒くて凍てつくような朝ですが、元気そのものです。
    CF1A4984 20150219

     まだ雪の残るビオトープ。しかし、コハクチョウの姿は心が温まります。
    CF1A4986 20150219

     餌場へと飛び立った姿は、生き生きとしているようです。
    CF1A4996 20190219

     次々にスタートするコハクチョウたち。彼方此方でスタートするものですから、水面を蹴る音、頭上を飛ぶ風切り音は臨場感満点の迫力があります。
    CF1A5013 20150219

     湖北に住む私達にとっては、ごく普通の光景ですがその大切さを感じさせられる光景でもあります。
    CF1A5014 20150219

    女王様とカラスとの闘い  

     平成27年2月19日撮影。
     女王様(オオワシ)は獲物を山本山に持ち帰ってもゆっくり食べていられないのが現実です。大抵カラスたちがオオワシの獲物の横取りを狙って集まってきます。いつもは軽く威嚇するだけのオオワシですが、この日は荒天にもかかわらず、やっと持ち帰った獲物を執拗に狙うカラスたちに怒り心頭、遂に爆発しました。

     翼を広げ、突っかかってカラスを追い払っています。
    CF1A5498 20150219

     カラスも負けじと応戦。向かうところ敵なしのカラスですので、扱いがやっかいです。
    CF1A5500 20150219

     カラスは1対1ではオオワシにかないませんので、必ず複数で横取りしようとします。
    CF1A5520 20150219

     そう簡単には諦めないカラスたち。執拗にまとわりついています。
    CF1A5523 20150219

     上からかと思えば下からも。挟み撃ち攻撃もうけます。
    CF1A5537 20150219

     かなり激しいバトルでしたが、しっかり獲物の魚は守っています。この後、知恵者のカラスたちも退散し、獲物を横取りされることもなく完食することができました。
    CF1A5539 20150219

    女王様久しぶりの獲物  

     平成27年2月19日撮影。
     この日の午前中は雨とミゾレが激しく降る時もあり、女王様(オオワシ)の北帰も近付いていることもあり、思い切って山本山に出向きました。飛び出しまでは、雨は降っていなかったのですが獲物の魚を持ち帰ってきた時は激しくミゾレが降っていました。暫くすると小降りになり、退避していた車から出て、獲物の魚を食べる様子を撮ることができました。

     オオワシにとっては久しぶりの獲物で、美味しそうに食べていました。
    CF1A5421 20150219

     車に退避している間に、魚は半分程度になっていましたがかなり大きなブラックバスのようです。
    CF1A5429 20150219

     白身で美味しそうです。引きちぎって食べています。
    CF1A5475 20150219

     小降りの状況で、ISO数値は3200と跳ね上がっていましたが、幸運にも何とか撮ることができました。
    CF1A5629 20150219

     琵琶湖から獲物を捕ってくると、毎度のようにカラスたちが横取りを狙って集まってきます。今回も、したたかなカラスたちとのバトルが勃発。怒り心頭の女王様の様子は、別項目で掲載させて頂きます。
    CF1A5631 20150219

    シメ  

     平成27年2月17日撮影。
     河口近くではイカルの群れに1羽のシメが混じっています。イカルは色々な場所でよく見かけますが、シメはごく少数で1羽から数羽までです。例年同じような姿を見かけますが、その仲の良さには感心しています。

     雪が残る草地でアキニレの種を食べているシメ。
    CF1A4827 20150217

     ここは見通しが良すぎるため近付けず、かなりの距離から撮っています。
    CF1A4833 20150217

     シメとイカル、似た者同士で口いっぱい頬張っています。シメは1羽ですが、多くのイカルと共に楽しそうに過ごしています。
    CF1A4843 20150217

    泥んこコハクチョウ  

     平成27年2月17日撮影。
     雨後の田圃で採餌するコハクチョウたちは顔が泥だらけです。湖北では、稲刈りが早いので二番穂が多く育ちコハクチョウたちの絶好の餌場となっているようです。最近は、その二番穂もほぼ食べ尽くしコンバインからこぼれた籾を濾しとるように食べています。

     美しいコハクチョウが泥だらけになるとは考えにくいですが、食べるためには構っていられないようです。
    CF1A4628 20150217

     泥だらけの幼鳥を優しく見守る親鳥。親鳥の顔も結構汚れています。
    CF1A4632 20150217

    ウグイス 野鳥センター前にて  

     平成27年2月17日撮影。
     湖北野鳥センター前の湖岸でオオヒシクイを観察していると、葦原で小さな小鳥が見え隠れしていましたので、種別は分かりませんでしたが取り敢えず連写。画像を拡大して確かめるとウグイスでした。

     ウグイスは用心深い鳥で、滅多に撮れませんが、距離もあり安心してチョロチョロしていたようです。ウグイスは、ウグイス餅のように綺麗な色ではなく、とても地味な鳥です。メジロの方がウグイス餅らしいですね。
    CF1A4761 20150217

    イソシギ 大あくびも  

     平成27年2月17日撮影。
     この日の午前中は雨で、午後からも小雨が降ったり止んだりのあいにくの日でした。この様な日は余り期待は出来ないものの、湖岸付近の観察に出向きました。漁港でも水鳥の姿は殆ど見られないものの、久しぶりにイソシギが愛嬌良く出迎えてくれました。

     気持ちよさそうに、大あくびをするイソシギ。
    CF1A4678 20150217

     今度は、漁船に乗り込みました。このイソシギは漁船が好きなようです。漁師さんからおこぼれを貰っているようです。
    CF1A4728 20150217

     階段を下りようとするイソシギ。
    CF1A4737 20150217

     階段を下りたのは、こちらに近付くためのようです。
    CF1A4741 20150217

     いい顔して、最接近。漁師さんと日々会っているせいか人慣れし、とても愛嬌良しです。
    CF1A4750 20150217

    モズ 山本山の麓にて  

     平成27年2月16日撮影。
     山本山の柿の果樹園の横でオオワシを撮影していると、注意していれば色々な野鳥がやって来ています。オオワシ撮影は、飛び出し、獲物を持って戻ってくる時など、時間にすれば僅かですがその為のスタンバイは長時間に及びます。周りの野鳥に目を向けることで、とても気分転換となります。

     ジョウビタキのお嬢さんに引き続き、今度はモズのお嬢さんがやって来ました。枝から枝へと動きまわっていたところを撮ってみました。
    CF1A4434 20150216

    ジョウビタキ 山本山の麓にて  

     平成27年2月16日撮影。
     山本山の麓には柿の果樹園があります。オオワシを撮っていると、時々小鳥たちがやって来ます。オオワシは動かないので、退屈しのぎに撮ることがあります。

     ジョウビタキのお嬢さんがやって来ました。とても可愛らしいジョウビタキでした。フォーカスリミッターを近距離に合わせて、やっと撮れました。
    CF1A4336 20150216

     ジョウビタキも、雪の積もっていないところをチョロチョロしていました。
    CF1A4340 20150216

     オオワシのことを暫し忘れて、雪とジョウビタキに熱中してしまいました。 
    CF1A4347 20150216

    山本山のノスリ  

     平成27年2月16日撮影。
     山本山でオオワシを撮っているとノスリ、それも決まったように2羽のノスリが現れます。翼の下面が白っぽいのはノスリかオオタカですので、直ぐに気付きます。山本山はオオワシ、オオタカ、そしてノスリのテリトリーが微妙な均衡を保っています。

     オオワシの周辺を優雅に舞うノスリですが、時としてオオワシにちょっかいを出します。
    CF1A4465 20150216

     オオワシには申し訳ないですが、とても綺麗なノスリです。
    CF1A4527 20150216

     ノスリは一見大人しい猛禽ですが、同じ冬鳥のオオワシにちょっかいを出す勇気を持ち合わせています。それぞれ食べ物が全く異なり、争いの余地はなさそうですが自然界の生存競争は厳しいものなのですね。
    CF1A4531 20150216

    山本山のオオタカ  

     平成27年2月16日撮影。
     この日、オオワシが急に身を隠した張本人は、このオオタカです。このオオタカは、もともと山本山を塒とし、大切なテリトリーとしているようで良く飛んでいます。

     オオタカは攻撃性が強いようで、オオワシはクマタカと同様に苦手な相手のようです。
    CF1A4490 20150216

     高速で山本山を巡回するオオタカ。オオワシに比べかなり小さいのですが、オオワシが逃げてしまうほどで、猛禽の世界も大変なんですね。
    CF1A4491 20150216

    オオワシ オオタカとノスリに虐められていました  

     平成27年2月16日撮影。
     この日は久しぶりに晴れて、オオワシにとっては絶好の狩り日和と思って山本山へ。到着時は、高いところの枯れ松に留まっていましたが、機材をセットし照準を合わせようとすると姿が見当たりません。オオタカを嫌がって身を隠したとのこと。

     暫くして飛び出し、琵琶湖方面に飛びましたが獲物は持っていませんでした。戻ってきた直後のオオワシ。
    CF1A4390 20150216

     ノスリ2羽が山本山を縄張りにしているようで、よく飛んでいます。オオワシにちょっかいを出したため、ノスリを威嚇する女王様。
    CF1A4473 20150219

     痒いのでしようか、首の辺りを鋭い爪で掻いています。午後から所用のためお昼に山本山を後にしました。野鳥センターのニュースによるとこの日は餌を捕らなかったとのこと。
    CF1A4489 20150216

    アトリ 河口近くにて  

     平成27年2月15日撮影。
     河口近くの緑地は、思いがけない野鳥に出合ったりと野鳥観察でお気に入りの場所の一つです。野鳥が居ても居なくても一回りするのが楽しみでもあります。積雪直後は歩けないほどでしたが、今では歩きやすくなっています。

     アトリの群れが、地表に落ちたアキニレの実を食べています。地表では保護色のように溶け込んで目立ちませんが、それぞれはとても綺麗な鳥です。カワラヒワも仲良く一緒に食べていました。
    CF1A3993 20150215

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