2015年08月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    アオサギ 魚の大きさはカワウに負けていません  

     平成27年8月25日撮影。
     河口近くでは多くのサギ類、カワウなど夥しい数が集まって、思い思いに魚を捕っていました。その中でアオサギの幼鳥でしょうか、まだ鮮明な羽ではない個体がカワウに負けない大きさのハスを捕っていました。

     まだ幼いアオサギのようですが、その食べっぷりはお見事でした。
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     頭から呑み込もうとしています。
    CF1A2219 20150825

     実際に呑み込むのはアッと言う間です。浅瀬で大好きな魚が、時間制限なしで食べ放題ですので、大満足のようです。
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    カワウ 大きな魚が好きです  

     平成27年8月25日撮影。
     河口付近の簗場では多くのサギ類やカワウが集まっています。サギ類はコアユを捕っていますが、カワウはコアユも食べますが、もっと大きいハスを好んで食べていました。この日は、水鳥達が魚を捕るところを撮ってみました。カワウはまだ羽の色が薄く、若鳥のようです。大きな魚を捕る様子は豪快で見飽きることはありませんでした。

     浅いところでは猛ダッシュして捕らえます。
    CF1A2104 20150825

     カワウも必死ならば、魚も必死で逃れようとします。
    CF1A2106 20150825

     さすが漁が天才的に上手なカワウは確実に捕らえています。
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     別の所では、捕らえた魚の横取りを狙って追いかけているものもいました。
    CF1A2139 20150825

     頭から器用に呑み込みます。人間にはできない芸当ですね。
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     この様な光景が数多く見られました。この様に大きな魚を食べるのはカワウだけと思っていましたが、アオサギも負けていませんでした。
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    雲城水 釣りの帰りに汲んできます  

     平成27年8月24日撮影。
     小浜漁港のすぐ近くに名水があります。釣りは小浜新港の波止場で釣りますが、この名水は小浜旧港のすぐ横にあります。この日は、大きめのペットボトル2個に汲んできました。地下水ですから、とても冷たく気持ちがよいです。釣りの楽しみはこの名水のおかげで倍増されます。スマートフォンで撮っています。

     雲城水についての説明書き。味は、非常にまろやかで素材の味を引き立てるようです。コーヒー、緑茶など美味しく頂いています。
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     地元の方々が管理されていますので、清潔で気持ちよく汲めます。
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     環境省認定の平成の名水百選に選ばれています。
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     ご近所の方もベットボトルをたくさん持って来られていました。人気のスポットでもあるようです。
    KIMG0227 20150824

     立派な表示が石に彫られています。ただ、車からは確認できませんので旧漁港に入って停車するとすぐそばです。
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     雲城水の横の道路。道路際にあり、まさかとこんな所にと思う場所です。
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    サヨリ釣り これからが楽しみです  

     平成27年8月24日撮影。
     この前もサヨリの様子を見に小浜漁港に行きましたが、余り釣れませんでしたのでこの日はリベンジです。魚釣りは潮の流れや時間帯なども関係し、釣れない時は時間を持て余します。釣れる時は休憩する時間が無いくらい釣れます。サヨリは、9月からが良く釣れますが、この日は8月としては良く釣れた方でした。

     サヨリは淡泊な味ですがとても美味しい魚です。私はサヨリの天ぷらが大好きです。来月もサヨリ釣りに行く予定ですが楽しみです。
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    イソヒヨドリ この日も現れました  

     平成27年8月24日撮影。
     小浜漁港でサヨリを釣っていると、またして美しい鳴き声が聞こえています。大抵は漁船に留まりますので探せども見当たりません。どうも後方から聞こえてくるようですので、振り返ると浚渫した土砂を山のように積み上げた天辺にいました。

     漁港で何時も現れるイソヒヨドリのメス。手を洗ってカメラを用意するまで待っていてくれました。
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     湖岸の漁港でも、よく現れるイソヒヨドリのメスがいました。湖でも海でも同じように現れるので、不思議に思っています。
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     強い逆光でしたので、少しマシなところに移動して撮影。飛び去っても暫くするとやって来ます。漁港や海岸を巡回しているようです。
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    ウミネコ 小浜漁港にて  

     平成27年8月24日撮影。
     21日に引き続き小浜漁港にやって来ました。この前サヨリが思うように釣れなかったのでリベンジです。サヨリは釣り方に一寸したコツが必要で、その感覚を思い出すためでもあります。この前とは違ってサヨリに十二分に練習相手になって貰い、釣り疲れましたので漁港内の野鳥撮影もしてみました。

     防波堤に留まるウミネコ。精悍で凛々しい顔つきが魅力的です。この時期は、冬鳥のカモメがまだ到着していませんので、留鳥のウミネコが出迎えてくれます。
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     漁港のウミネコは人慣れしているようです。頭上近くを旋回したりしています。
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     琵琶湖ではごく僅かしか見られないウミネコですが、日本海側では非常に多く見掛けます。早朝に防波堤に勢揃いしているウミネコは、とても賑やかです。
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     ウミネコの若鳥。キイヒラアジを捕っています。
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     この魚は背びれなど刺々しく、釣り針から外すのも大変ですがウミネコは平気でご馳走のようです。
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     美味しそうに食べているので、もう1羽がやって来ました。キイヒラアジは深いところ、浅いところ何処でも釣れてきます。
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    イソヒヨドリ 小浜漁港にて  

     平成27年8月21日撮影。
     この日は例年釣りに行っている福井県の小浜漁港を訪れました。目的は、これから秋にかけてサヨリが釣れますので、試し釣りが目的です。この日はサヨリはもう一つでしたが、小アジが入れ食い状態でした。また、タイの稚魚、イシダイの稚魚なども釣れ様子見の釣りとしては上出来でした。

     釣り疲れして、休憩中に響き渡る美声に???。イソヒヨドリのメスが浚渫船の天辺で美声コンサートを開催しています。
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     イソヒヨドリは、湖北でも数多く出合っていますが、こんなに美声とは恥ずかしながら知りませんでした。それも雌雄とも美声の持ち主とは。驚きでした。イソヒヨドリ、やはり海でよく出合う鳥ですね。湖北で出合うイソヒヨドリは琵琶湖を海と思っているのでしょうか。
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    セセリチョウ 自宅の庭にて  

     平成27年8月19日撮影。
     自宅の庭や畑だけでも多くの種類の昆虫が見られます。私は動植物全般に興味がありますので何でも撮ってしまいます。特に興味があるのが野鳥で、チョウ、トンボなどが続きます。野鳥以外をブログにも載せたいのですが、湖北の自然/野鳥撮影記が湖北の自然/昆虫撮影記になりそうで悩みの種でもあります。しかし、最も感動するのは野鳥でコウノトリ、オオワシ、コハクチョウなどに出会えた感動は特別です。

     花壇でよく見掛けるセセリチョウ。セセリチョウには多くの種類があり、図鑑を見ても私の能力では種別を特定することは困難ですので、単にセセリチョウとしています。小さく可愛らしさが好きです。
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    湖岸で見掛けたトンボたち  

     平成27年8月18日撮影。
     この月の中旬は季節の移り変わりの節目のようです。周囲を見ないで過ごすと日中は暑く、夏が継続しているように思われます。しかし、周囲の変化は秋の訪れを語っているようです。日の出が遅くなり、日暮れも早くなっています。ヒグラシの鳴き声は聞かれなくなり、アキアカネが我が世の秋とばかりに飛び交っています。

     アキアカネの若い個体でしょうか。過密くらい飛び交っています。
    CF1A1751 20150818

     ウチワヤンマ。湖岸では比較的多く見掛けます。
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     チョウトンボ。一時は多く見られましたが、最近ではボチボチです。翅が傷んだ個体も見られ、侘びしさを感じます。
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     シオカラトンボ。何処にでも見掛ける一般的なトンボ。まだまだ蝉の鳴き声も暑さを増幅させるように鳴いていますが、ピタッと止むのは目前です。その時が秋の訪れでしょうか。余談ですが、最近の超望遠のシャープさはマクロレンズのようです。画像を縮小しており、ブログでは表現できていませんが、オリジナルの画像ではきめ細かく描写できています。
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    アオサギ 小さな漁港にて  

     平成27年8月18日撮影。
     お盆が過ぎると急に秋めいた感じの湖岸です。今月下旬になると一部の冬鳥が大挙して到着する様子が期待されます。チョウトンボも少なくなり、季節が秋へと移ろうとしています。移りゆく季節をアオサギも感じているようです。

     小さな漁港の防波堤に佇んでいるアオサギ。警戒心が強く、大抵はすぐに飛び立ちますが置物のように固まっている時もあります。固まっているアオサギは、何か深い思いを巡らしているようで琵琶湖を臨みながら何を考えているのでしょうか。
    CF1A1717 20150818

    ハクセキレイ 幼鳥のようです  

     平成27年8月17日撮影。
     ケリを撮った水田には、まだあどけなさが残っている野鳥3種が見られました。ケリ、ハクセキレイ、ムクドリです。偶々だったと思いますが不思議な光景でした。その中で種別が分かりにくかったのが、このハクセキレイでした。成鳥は特徴がハッキリしているので分かりやすいですが、幼鳥はそれぞれ良く似ています。目の下が白いのでハクセキレイだと思われます。

     見た途端に、これは若い鳥だと思いました。とてもフレンドリーで愛嬌良しでした。 
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     よくスーパーの駐車場などでチョロチョロしていて、人を恐れないようですが生まれつきの性質のようです。
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     更に若そうなもう1羽がいました。兄弟で遊びに来ているようです。幼鳥、若鳥の種別はとても難しい場合が多く、全く自身がありません。特にカモ類、カモメ類に至っては特に苦手です。
    CF1A1698 20150817

    ケリ 若鳥のようです  

     平成27年8月17日撮影。
     田植えの時期までは姿がよく見られたケリですが、稲の生長と共にその姿を見る機会が少なくなっていました。稲刈りが済めば野鳥達の姿も確認しやすくなりますが、その後のヒナたちがどのように成長しているか気がかりでしたが、確認が難しい状況でした。たまたま、稲を植えていない田圃でケリの姿を確認することができました。

     何処とはなくあどけなさが残っているようで、初々しさが感じられます。春に生まれた若鳥のようです。
    CF1A1654 20150817

     成鳥は警戒心が強くなかなか撮らせてくれませんが、この子は興味深げに私を見つめ続けていました。
    CF1A1665 20150817
     平成27年8月16日撮影。
     Part2の続きです。コウノトリは発見さえすれば撮影は比較的容易な鳥ではないかと思います。発見は宝探しのようで、近くにいても草陰などで姿が確認できない場合もあり、困難を極めることもしばしばです。また、運良く発見しても、その近くにはアオサギやダイサギがいる場合が多く、人の姿が見えると一斉に飛び立ち、コウノトリも一緒に飛び立ってしまう場合もあります。一対一で出合った時は、飛び立つことはなく、近付いてくることもあります。

     飛び立つと思ったら本当に飛び立ちました。少し上流で降りたつと思ってはいましたが・・・。
    CF1A1588 20150816

     翼を広げると、約2㍍。コウノトリの大きさを実感します。
    CF1A1589 20150816

     流れに沿って飛ぶJ0481。
    CF1A1602 20150816

     橋の手前か、越えたところに降りたつと思いきや、その様子はなく高度を上げ始めました。
    CF1A1609 20150816

     あれれ、何処に行くのだろうと姿を追い続け連写。嘴を少し開け、「今日は、さようなら」と言っているようでもあります。
    CF1A1619 20150816

     下がJ0481。上はアオサギで、お互いもう塒に行くようです。時は、午後6時15分くらいでした。
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     平成27年8月16日撮影。
     Part1の続きです。お盆の期間中はこの川は人が一杯で、場所によっては駐車スペースも無いような状況でした。ご覧のように浅いところが多く、水は綺麗で冷たく手軽な水遊びの場所として子供連れも多く大賑わいでした。さぞかしコウノトリも居場所確保に苦労をしたのではないかと思われます。人の姿が無くなった夕刻に本流に戻ってきていたように思えます。

     J0481も一日の採餌活動でお疲れなのか、ここで一休みしているようでした。
    CF1A1483 20150816

     暫くすると歩き出しました。もう午後6時頃ですので、撮影可能な時間も迫ってきていました。
    CF1A1504 20150816

     この付近は一部狭くなって流れが急なところがあるので岸を歩いています。
    CF1A1511 20150816

     岸を歩くコウノトリはその大きさが実感できます。この前撮影した時は、脚が汚れていましたが川で過ごしているためか汚れは落ち、とても綺麗になっています。
    CF1A1522 20150816

     流れから離れるように歩いています。飛びそうな気配を感じましたが、案の定一気に空に舞い上がりました。Part3に続きます。
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     平成27年8月16日撮影。
     所用で出掛けたついでにコウノトリJ0481を探してみました。時間は午後5時頃からで綺麗な画像が期待できない時間帯でもありました。14日に見掛けた川には姿がありませんでしたので、もしや彼のお気に入りの場所では無いかと察しをつけてその場所に向かいました。昨年、役目を終えたビワマスをたくさん食べたところで食通のコウノトリにはビワマスの味が忘れられないようです。最近は、コウノトリばかりとなっていますが、この日の撮影分もPart3まで分けて掲載させて頂きます。

     予感は的中し到着と同時に発見できましたが、生憎車が来たため車を移動した間に上流に向かって歩く様子が撮れませんでした。普段は車が通らないところですが、偶然とは良いこともそうでないこともあるのですね。
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     本流は、草木や竹が生い茂り河川自体の川幅も広く、人目につかない場所が多いためコウノトリにとって安心できるところのようです。ご馳走が食べられる川に戻ってきて満足顔のJ0481。 
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     J0481は大抵1羽で単独行動をしているようですが寂しくはないのでしょうか。
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     暫くはやや深いところに佇んでいました。時間も午後6時頃ですので塒入りしようか考えていたようです。
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     岸寄りに沿って歩き出しましたが、採餌する様子は見られませんでした。
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    プリンセス ドゥ モナコ 自宅の庭にて  

     平成27年8月16日撮影。
     バラの花も注意して観察していないと撮り時を逃してしまいやすいです。夏場の暑い日には、水やりを朝夕2回する時が多く、その時に出来る限り様子を観察するようにしています。翌朝に撮ろうと思っていても、忘れてしまって気付いた時には時既に遅しの場合がよくあります。萎んでいる花、姿を乱している花にゴメンねと謝ることもしばしばです。

     四季咲きバラのプリンセス ドゥ モナコ。春ほどの華麗さはありませんが、暑さに負けずに咲いてくれました。
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    アオハダトンボ 自宅の庭にて  

     平成27年8月16日撮影。
     自宅の庭でよく見掛けるトンボのアオハダトンボです。出現期間は長く何時もヒラヒラと飛んでいます。特に薄暗い竹藪や、裏庭に多いようです。ホタルなどの昆虫が激減する中、このトンボは可成りの数の姿が見られます。

     シュウメイギクの葉に留まったアオハダトンボのオス。周辺は農薬などの影響を受けない湧き水が豊富で、生育環境に適しているものと思われます。
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    ウラギンシジミ 自宅の庭にて  

     平成27年8月16日撮影。
     自宅の周辺は田、畑、山林のため庭にも昆虫類などが多く、思いがけない野鳥が現れることもあります。昆虫類はポピュラーなものから、小さく目立たないため相当の注意力をもって探さないと気付かないものまでいます。このウラギンシジミも目立たない昆虫の一つではないでしょうか。

     ウラギンシジミのオスです。翅を広げるととても鮮やかで綺麗です。メスは地味な色です。暖地性の蝶で関東以西に生息しているようです。
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     玄関のシュロチクの葉に留まるウラギンシジミ。翅の裏側は銀白色で、とても同じ蝶とは思えません。目立たないため、レンズを向けることなく見過ごしてしまいます。
    IMG_1891 20150816

     玄関ドア前のタイルに留まっています。目立たない地味な小さい蝶にしか見えません。
    IMG_1908 20150816

     ゆっくり翅を広げるオス。翅の裏表は全く異なっています。リバーシブルの布地のようです。普段は葉の裏側で翅を閉じて休んでいるようですので、滅多にお目に掛かることもないようです。
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    コウノトリ こんなこともあるのですね  

     平成27年8月15日撮影。
     この日は湖西方面を走行していました。安曇川でコウノトリが確認されていることは承知の上で安曇川の河口付近に差しかかった時のことです。シラサギやアオサギが空を舞っている中で、少し感じが違う鳥が空高く飛んでいました。肉眼ではとても確認できない高い所を飛んでいましたので、取り敢えず撮影。帰宅してPCで画像を確認してビックリで、なんとコウノトリでした。

     個体の識別は不可能としても、連日のコウノトリとの出会いです。川とか田圃、電柱だけではなく、上空も要注意ですね。この日は、安全な駐車スペースがあり、助かりましたが安全運転にはくれぐれもご用心ください。
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    コウノトリJ0481 お久しぶりですね Part4  

     平成27年8月14日撮影。
     Part3の続きです。今年は湖北とその周辺にコウノトリの飛来が多いように思われます。私もマキノ町のコウノトリを含め、5月以降毎月の出会いとなっています。願わくは、このまま毎月のように撮り続けたいコウノトリです。しかしながら、寒風が吹くような頃になると不思議に湖北を後にしています。昆虫もコアユなども姿を消した湖北は雪に覆われる季節となりますので、勝手知った生まれ故郷や暖かい地方に移動するのでしょうか。

     真剣に、しかもよい表情で魚などを探すJ0481。
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     少し深みのあるところを歩いています。
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     小魚をゲットし、瞬く間に呑み込んでしまいました。
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     流れに沿ったり、岸を歩いたりして上流方向に向かって採餌していました。この時期は、コウノトリにとって好きなものを好きなだけ食べられます。出来る限り長く滞在してほしいものです。
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    コウノトリJ0481 お久しぶりですね Part3  

     平成27年8月14日撮影。
     Part2の続きです。湖北の河川は琵琶湖から遡上したコアユ、それを追うハスなどで水鳥たちの魅力的な食料庫となっています。また、田植えシーズンには各河川から水を引き込みますので小魚なども田圃でよく泳いでいます。その頃は、カエルやバッタなど湖北一帯が食べても食べ尽くせない食料庫となります。私達の大切な食料を生産する田圃は、鳥達にとっても同じように大切なところとなっています。河川も同じことで、やがてビワマスが遡上し昨年は役目を終えたビワマスを美味しそうに呑み込むコウノトリの姿も見られました。

     コウノトリは利口な鳥で、美味しそうな食べ物が食べられる時期に合わせて飛来しているように思われます。J0481の胸の辺りで、コアユが跳ねています。
    CF1A1114 20150814

     何を捕っているのでしょうか。
    CF1A1123 20150814

     満足顔のようです。上流方向にゆっくり歩きながら採餌します。
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     サギ類は釣り師のように、ジッと獲物が近付いてくるのを待っていますが、コウノトリは自ら探しながら捕っています。
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     小さなドンコのようなものをパクッと喉に入れています。大きなものも食べますが、意外なくらい小さなものも食べます。
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    コウノトリJ0481 お久しぶりですね Part2  

     平成27年8月14日撮影。
     Part1の続きです。J0481はよくぞ川にいてくれたと思っています。コウノトリはカエルや昆虫も食べますので、田圃ではかろうじて頭が見える程度ですから発見は困難でした。川でも見通しの利かないところも多く、昨年姉川にいることは分かっていても、確認は困難を極めました。約10㎞ほどをきめ細かく探してやっとお目に掛かるのがやっとでした。
     
     羽繕いの後、岸に上がり下流方向を見ています。飛ぶのでは・・・と思うと。
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     案の定、飛び立ちました。コウノトリはすぐ近くに移動する時もよく飛びます。
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     私達に向かって近付いています。
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     橋の上にいる私達のすぐそばを通過するようです。
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     橋を越え、頭上を通過するJ0481。橋を越えるとすぐに川に降りたちました。私が今までにコウノトリを観察した限りでは、採餌は、上流方向に歩きながら行い、一定のところまで歩いて遡ると下流まで飛んで再度上流に向かって採餌しているようです。続きはPart3に掲載させて頂きます。
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    コウノトリJ0481 お久しぶりですね Part1  

     平成27年8月14日撮影。
     この日はお盆の真っ最中。お寺に地元の方々がご挨拶にお見えになりますので、その対応に檀家の一員として午後4時過ぎまで出席し、その帰宅途中に自宅近くの川に差しかかった時、コウノトリにお詳しいA氏の車とすれ違いましたので「もしやJ0481」ではないかと直感しました。少し下流方向に向かうとJ0481を発見!急いで自宅に機材を取りに帰り撮影しました。長らく長浜市に滞在していたJ0481ですが、昨年11月24日撮影以来お別れしていました。約10ヶ月ぶりの感無量の再会でした。多数撮影していますので、分けて掲載させて頂きます。

     J0481のよく知った顔ぶれが橋の上から観察しているのを見つめています。
    CF1A0982 20150814

     J0481はこの川は初めて飛来したのではないかと思われます。本流はお盆休みで、人がいっぱいでコウノトリはそれを嫌って静かなところに現れたのではと考えられます。
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     まだジ~ッと此方を見ています。頭のよいコウノトリですので既に思い出している様子です。
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     安心した様子で、羽繕いを始めました。そばでは、アユが跳ねています。美しい自然と美しいコウノトリはベストマッチングと思っています。
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     さあ、採餌行動開始です。
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     ※コウノトリJ0481は、2013.5.16生まれのオスで、朝来市の三保放鳥拠点でソフトリリースされた個体です。行動範囲は広く、神奈川県から九州、四国などを訪れています。きっと旅行が好きなのですね。とても飛翔力の強い鳥であることが分かります。また、湖北には何回も訪問してくれ、長期滞在する湖北ファンでもあり特にビワマスが好物です。

    コサギ 小さな妖精たち  

     平成27年8月13日撮影。
     ようやく河口付近でもコサギたちが集まりだし、綺麗な姿を見せてくれています。最近まではダイサギ、アオサギのオンパレードで、壮観さはありますが可愛らしさに欠けているようでした。そこに多くのコサギたちが混じると、まるでサギ類の楽園のようになります。コサギたちは餌場を巡ってよく争い、よく動きますので、見飽きることはありません。小さな妖精たちは少し短気なようです。

     足元で突然魚が跳ね驚くコサギ。予期しないことが突然起きるとビックリするのは私達と同じですね。魚が写っていないのが残念です。
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     獲物を狙うコサギ。真剣そのものです。
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     こちらのコサギは身を低くして構えています。
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     小さな虫のようなものを捕りました。
    CF1A0845 20150813

     水中の獲物に突撃した瞬間です。
    CF1A0855 20150813

     ジッと注意力を集中し、獲物を狙っています。捕る時の動きはとても機敏です。
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    無人ヘリによる農薬散布  

     平成27年8月9日撮影。
     湖北地域でも私が住む地域では水稲の害虫駆除が無人ヘリによって行われます。全6機で800ヘクタールを5日間で散布します。この日は農薬散布の最終日で、自宅の庭から散布の様子を撮ってみました。時間は午前6時ごろから自宅付近の田圃で実施されました。防除対象はカメムシ、ウンカ類です。

     機種は、YAMAHA Rmaxでお値段は1機1千万円を超えます。
    CF1A0752 20150809

     4ヶ所のノズルから農薬が散布されています。薬剤は、スタークル液剤が使用されています。機体は綺麗に整備され、何時もピカピカです。
    CF1A0774 20150809

    ウチワヤンマ 湖岸にて  

     平成27年8月8日撮影。
     チョウトンボを撮ったすぐ近くに留まっていたウチワヤンマ。飛んでいるところは湖岸付近でも自宅付近でも見られますが、留まっているところはなかなか見られません。留まっていなければ撮影は難しく、チャンス到来とばかりシャッターを押しました。

     少し前まではヤンマ類はそこそこ姿を見ましたが、最近は激減しているような気がします。地球の温暖化などによる環境の変化なのでしょうか。気がかりですね。
    CF1A0727 20150808

    チョウトンボ 体操の選手のようです  

     平成27年8月8日撮影。
     チョウトンボも何時でも撮れると思っていると、忽然として姿を消しているのが例年です。そう思いつつ、今年はたくさん撮っておこうと思いつつ、気が付けば撮っていないのが現実です。この日は、少し変わった格好で留まっていました。

     尾をピンと上げて、まるで体操の選手のような格好です。
    CF1A0709 20150808

     撮る位置を変えてみました。金属光沢に輝く翅は何回見ても綺麗で魅力的です。
    CF1A0715 20150808

    トビ 湖岸の杭で一休み  

     平成27年8月8日撮影。
     チョウトンボとウチワヤンマを撮った湖岸です。何気なしに湖面を眺めると杭に留まるトビの姿がありました。様子を見ていると羽繕いをしたり、キョロキョロしたりで全く此方を気にしていない様子です。湖北ではトビも多く、ごく普通の光景ですがジ~ッと眺めていると、何だか時間までがゆっくりと流れているようです。

     この日は、オオタカも撮りましたが同じ猛禽でもトビの穏やかで優しい表情はとても猛禽とは思えないようです。トビを見ていると、緊張感がほぐれ、時間までがゆっくり流れるような感じに対し、オオタカは緊張感と迫力が漲っていました。
    CF1A0697 20150808

    チュウサギ 漁港付近と内湖にて  

     平成27年8月8日撮影。
     夏鳥のチュウサギは気が付けば南方へ帰ってしまっているときがありますので、湖岸付近と内湖での様子を撮っておきました。今の時期はアユを目当てに川に集結しているダイサギ、コサギなどの華麗な様子をどうしても撮ってしまいます。一方、チュウサギは魚ではなく昆虫を好んで食べるため、田圃や水草に集まっていますので撮影機会を逃してしまいがちとなります。

     湖岸の漁港付近のチュウサギ。水草の上で真剣な表情で昆虫を狙っているようです。
    CF1A0570 20150808

     内湖でも水草の上でチュウサギが同じように獲物を狙っていました。やがて、ハスは枯れて茎が残る頃にコハクチョウたちがやってきますが、はたしてコハクチョウたちは枯れたハスを喜ぶのでしょうか。
    CF1A0605 20150808

     最近のチュウサギの嘴は黄色くなっていますが、この個体のは黒色が残っています。食欲の秋の到来なのか、サギ類達の食欲は旺盛なようです。
    CF1A0604 20150808

    浅瀬で群れるゴイサギの幼鳥 琵琶湖にて  

     平成27年8月8日撮影。
     今の時期の湖岸付近では野鳥の数が少なく、野鳥観察も暑さに耐えて頑張っている割には成果がないのが普通です。ところが、観察を続けていると「オヤッ?」と思う光景に巡り会うこともあります。知らなかった野鳥の行動を目の前にすると、新たなドアが開いたようで、ごく普通の見慣れた野鳥に驚きを感じることがあります。

     沖合のエリには多くのゴイサギが集まっていますが、その付近の島の浅瀬にゴイサギの幼鳥が多数群れていました。私としては、この様な光景は初めて見ました。
    CF1A0598 20150808

     仲間と共に餌採りをしているようです。ゴイサギは夜行性で昼間は休み、夕刻から採餌行動をするものと思っていましたが、幼鳥は昼間から行動しているようです。楽しそうに幼鳥ばかり集まっています。
    CF1A0601 20150808

     近くのエリは、ゴイサギの楽園のようです。なぜか成鳥の数が少ないのが特徴です。
    CF1A0579 20150808

     エリのどの部分を見ても成鳥は数えるほどです。成鳥は湖岸の木陰で休んでいるのでしょうか。
    CF1A0583 20150808

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