2016年01月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    ホオジロガモとコハクチョウ 琵琶湖岸より  

     平成28年1月23日撮影。
     湖岸でコハクチョウを観察しているとホオジロガモが比較的撮りやすい位置にやって来ました。コハクチョウとホオジロガモは一緒にいるところを時々見掛けます。コハクチョウのおこぼれ目当てでしょうか。この日は、ホオジロガモと可愛らしいコハクチョウの幼鳥を撮ってみました。

     頬の大きな白斑とボウシを被ったようなユニークな頭部。オスもメスも見た目に愛嬌があり、好きなカモです。
    CF1A4099 20160123

     コハクチョウの幼鳥のすぐ横を泳ぐホオジロガモのメス。
    CF1A4037 20160123

     側を泳ぐホオジロガモのメスを優しく見つめるコハクチョウの幼鳥たち。大きいカモも小さいカモも皆仲良しです。
    CF1A4039 20160123

    コハクチョウ 飛翔  

     平成28年1月23日撮影。
     コハクチョウは美しく、子どもから大人まで好かれる性質、夫婦、親子、仲間たちとの絆の強さでも知られ、その行動は見飽きることがありません。そのようなコハクチョウをコハクチョウらしく撮るのは難しく、未だに「らしく」撮れていません。単に記録だけの撮影では、飽きてしまいますが、飽きないで撮り続けるのはコハクチョウの素晴らしさそのものに惹き付けられるためと思っています。何れも、早崎内湖で撮影したものです。

     雪山を背景に飛ぶコハクチョウ。
    CF1A3549 20160123

     高度を上げ、餌場に向かっています。
    CF1A3551 20160123

     伊吹山方向の餌場に向かうコハクチョウの群れ。
    CF1A3557 20160123

     内湖を飛び立ったコハクチョウたち。
    CF1A3901 20160123

     群れが次々に頭上を風切り音を残して通過していきます。
    CF1A3903 20160123

    美しい編隊飛行だと思います。この様な光景は撮影以外でも良く見掛け、思わす停車して見入ることもしばしばです。
    CF1A3916 20160123

    オオハクチョウ 早崎内湖にて  

     平成28年1月23日撮影。
     早崎内湖では多くのコハクチョウに混じって、オオハクチョウやアメリカコハクチョウが見られます。ハクチョウにも種類があり、この内湖では注意して観察すれば3種類のハクチョウたちが観察され、宝探しのような楽しみがあります。

     成鳥1羽、幼鳥4羽のオオハクチョウ。5羽をファインダー内に収めるのは、結構難しいです。
    CF1A3791 20160123

     オオハクチョウは体が大きく、手前のコハクチョウと比べるとよく分かります。
    CF1A3783 20160123

     幼鳥4羽。休んでいるものもいますが、まだ遊びたいものもいるようです。
    CF1A3667 20160123

     幼鳥たちはコハクチョウに混じって仲良く泳いでいますが、時には相談でもしているように4羽が集まっている時もあります。仲良し4人兄弟で、コハクチョウとともに微笑ましい光景がみられます。
    CF1A3698 20160123

    シメ 河口付近にて  

     平成28年1月22日撮影。
     河口付近では何時もの年と異なり、冬鳥の姿が寂しい限りですが、お馴染みさんと時たま出会える楽しみがあります。まだ出会っていない種類もありますが、自然の不思議さをも感じながら観察を続けています。此処では、アキニレの実に集まるイカル、アトリ、カワラヒワ、そしてシメの姿が目立ちます。

     シメの群れがアキニレの実に集まっていました。地上に落ちた実を食べているシメに被写体としての風貌に惹き付けられるものがあり、撮影しました。
    CF1A2930 20160122

    ホオジロガモ飛び立ちなど 河口付近にて  

     平成28年1月22日撮影。
     今季はホオジロガモも見る機会が少ないように思いますが、河口付近ではオスの成鳥と若鳥各1羽、メス3羽の計5羽の群れをよく見掛けます。川幅がとても広く、なかなか撮影する機会がありませんでしたが、この日は何とか撮影できる距離にいました。仲良く泳ぐ姿、飛び立つ様子も撮ることができました。

     上流方向に向かって泳いでいます。遠ざかることはあっても、近付いてくることはありませんので撮影機会を逃しやすいです。
    CF1A3007 20160122

     ホオジロガモのメス3羽。野鳥撮影を始めた頃、メスを見て種別は何だろうと悩んだことを思い出します。
    CF1A3027 20160122

     飛び立ち。一定範囲を泳いだり、飛んだりして過ごしています。
    CF1A3036 20160122

     飛び立っても飛び回ることはなく、すぐに着水していました。
    CF1A3046 20160122


    ホオジロガモ オスの若鳥もいました  

     平成28年1月22日撮影。
     河口付近から少し上流の簗場までの間でホオジロガモの群れをよく見掛けます。その群れの中で、私としては初めて見るオスの若鳥が1羽一緒に泳いでいます。この若鳥、とても元気でよく潜って採餌しています。記録として撮影しました。

     体の羽、頬の白斑がまだら模様でオスの若鳥です。
    CF1A3079 20160122

    アトリ やっと出会いました  

     平成28年1月22日撮影。
     河口付近で今季初めてアトリに出会うことが出来ました。前季は秋口の10月11日に撮影しており、アキニレの青々とした葉と青い実がなっていました。青い実も食べるんだなと頬張る様子を観察していました。アキニレの実は既に地表に落ち始めており、イカルなどが集まってきます。秋から探していたアトリですが、漸く1月の下旬になっての出会いとなりました。

     今季は諦めかけていたアトリ。久しぶり綺麗なアトリを撮ることができホッとしました。
    CF1A2957 20160122

     アトリはアキニレの実が大好物です。
    CF1A3144 20160122

     ゆっくり食べればよいものを、忙しく食べていました。
    CF1A3154 20160122

     年によって飛来数が極端に異なるようで、今季は限られたところでしか観察できないような気がしています。
    CF1A3156 20160122

     今季は撮る機会があれば出来る限り撮っておきたいと思っています。
    CF1A3160 20160122

    ヘラサギ 湖周道路寄りで撮れました  

     平成28年1月22日撮影。
     この日のヘラサギは撮影開始後すぐに飛んで飛翔姿は撮れましたが、魚などを捕る姿を撮りたいと考えていましたので思い通りには行かないものだと思いました。双眼鏡で追っていると、どうも湖周道路寄りに舞い降りたようですので、かなり距離がありましたがそちらに向かいました。警戒心の強いヘラサギですので撮りにくい所にいるものだと思いながら到着してみると、何と至近距離の所でくつろいでいました。

     湖周道路の歩道から撮影。まさかの近距離撮影をすることができました。
    CF1A3358 20160122

     長い嘴を使って羽繕いをしています。
    CF1A3365 20160122

     短い冠羽が見られます。
    CF1A3371 20160122

     首をぐるぐる回したり、羽繕いをしたりしてリラックスタイムのようです。
    CF1A3411 20160122

     この様に首を回す仕草をよくします。ユニークな立派な嘴。
    CF1A3413 20160122

     ヘラ状の嘴を器用に使って羽繕いをしていました。
    CF1A3422 20160122

     嘴、目、冠羽などヘラサギらしい姿をパチリ。この様に近くで撮ることは、期待はしていましたが実現は無理と思っていましたので夢のようでした。野鳥撮影は偶然が大きな要因でもあることを痛感しました。
    CF1A3432 20160122

    ヘラサギ 飛翔姿が撮れました  

     平成28年1月22日撮影。
     ヘラサギが6年ぶりに湖北に飛来していますので、地元の私としては出来うる限りヘラサギの美しい姿を撮りたいと思っています。この日は、ロープの手前の農道から撮り始めると直ぐに飛び立ち美しい姿を披露してくれ、更に舞い降りたところが湖周道路から直近の所で、思い通りに撮影することができた夢のような一日となりました。飛翔姿と直近分を分けて掲載させて頂きます。

     農道から撮り始めた一コマ。この後、待たずして舞い上がりました。
    CF1A3193 20160122

     心の準備が出来ていない程素早い飛び立ちでした。
    CF1A3207 20160122

     首を真っ直ぐにして飛ぶ姿は、コサギ、ダイサギなどとは異なっています。
    CF1A3221 20160122

     ヘラサギの飛翔姿を見ることは難しいと最初は思っていましたが、よく飛んでくれます。
    CF1A3235 20160122

     遠方から越冬のため飛来しているだけあって、飛翔力が強く風を捉えて飛ぶのが上手です。
    CF1A3236 20160122

     風に逆らってほぼ静止状態の時もあれば、風に乗って高速で飛び去ってしまい、目で追うのが難しいこともあります。
    CF1A3240 20160122

     頭上を旋回するサービスも。
    CF1A3258 20160122

     大きく方向を変え、この後まさかの湖周道路寄りに降り立ちました。その距離は思い通りの理想的な距離でした。羽繕いの様子など別に掲載させて頂きます。
    CF1A3259 20160122

    タシギ 前日と同じ所に  

     平成28年1月21日撮影。
     タシギがいる田んぼは湖岸方面の行き帰りに通りますので、いてもいなくても確認するようにしています。この日は前日とは少し位置が異なってはいましたが、タシギの姿を確認。安全な場所に停車し、撮影しました。

     活動している時はスラッとした姿ですが、お休み中は丸くなっています。
    CF1A2742 20160121

     手前の2羽にピントを合わせてみました。
    CF1A2745 20160121

    カワガラス 寒くても元気そのものです  

     平成28年1月21日撮影。
     この日はもう1ヶ所の農業用溜池に向かう途中、カワガラスがいる川も立ち寄ってみました。周辺には雪が残っていますが川は日当たりが良く雪はありませんでした。素潜り名人のカワガラスは寒い中、寒行を苦ともしないような元気な姿を見せてくれました。

     堰から飛び込もうとしているカワガラス。
    CF1A2492 20160121

     激しく流れ落ちるところにも果敢に潜っていました。
    CF1A2518 20160121

     もう1羽が巣から出てきました。
    CF1A2556 20160121

     もう1羽の側に行くのでしょうか。身を低くし、飛ぶ直前の様子です。仲の良い2羽がいますので桜の頃が楽しみです。
    CF1A2563 20160121

    イカル 楓の実を食べていました  

     平成28年1月21日撮影。
     ミヤマホオジロを撮り駐車場に向かっているとモミジの木が騒がしいのに気付きました。農業用溜池周辺の園地では、ハチジョウツグミの近くでイカルなど観察されますが園地の銅像付近では特に印象に残る撮影は無かったと思います。人通りも多く、一体何だろうと見渡すとイカルの小集団が楓の実を啄んでいました。

     僅かに残った実を啄むイカル。
    CF1A2708 20160121

     僅かに残った実。枝先も見逃しません。
    CF1A2726 20160121

     美味しそうに食べています。イカルは厳つい体ですが、その鳴き声は実に美しく魅了されます。
    CF1A2730 20160121

    ミヤマホオジロ 雪の上で採餌していました  

     平成28年1月21日撮影。
     この日はもう一つの農業用溜池にも足を運びました。毎年積雪した時期に雪の中で採餌するミヤマホオジロを撮っています。園地内を歩くのは雪があるため歩きにくいですが、ひたすら歩き続けました。小さい方の池を過ぎて直ぐにミヤマホウジロを発見。

     雪の上で草の種を食べるミヤマホオジロ。
    CF1A2616 20160121

     此方はメスのミヤマホオジロです。
    CF1A2652 20160121

     ミヤマホオジロは見つければ撮りやすいですが、雪の中ではカメラの設定が難しいです。
    CF1A2680 20160121

    ホウアカ 農業用溜池近くにて  

     平成28年1月21日撮影。
     雪が残る田んぼでタゲリを撮った後、溜池に向かっていると農道を2羽の小鳥が横切るのを発見。スズメ?かなと思って念のため車中から確認するとホウアカでした。もう1羽は既に見当たりませんが、1羽が畦の枯れ草に留まっていましたので連写し、間一髪撮影することができました。久しぶりの出会いでした。

     ホウアカはとても少ないようで、探しても見つからず偶然にしか撮影機会が無いように思われます。画像に白く写っているのは雪です。
    CF1A2431 20160121

    タゲリ 雪の田んぼにて  

     平成28年1月21日撮影。
     雪が積もった時には、雪の中の野鳥を撮りたいものです。前日に積もった雪は山手では残っていますので農業用溜池に出掛けました。此処はコウノトリJ0481との出会いなど自宅近くとしてはとても印象的な場所でもあり、オオヒシクイの南限地でもあります。昨年はサカツラガンも飛来しました。

     溜池近くの田んぼで先ずタゲリのお出迎えです。かねてから雪のタゲリを撮りたいと思っていましたが実現しました。 
    CF1A2413 20160121

     雪の中でお公家様は一際輝いて見えました。
    CF1A2416 20160121

     タゲリは飛来当初は見られたものの、その後その姿を見る機会は殆どな無かったのですが、久しぶりに出会ったのが撮りたい場所であったのは不思議な巡り合わせです。タゲリがことのほか美しく見えました。
    CF1A2424 20160121

    チョウゲンボウ 湖岸近くにて  

     平成28年1月20日撮影。
     湖岸に向かう途中、田んぼにコハクチョウの群れを確認していましたので帰りがけに撮影するため、その田んぼに向かっているときにチョウゲンボウを発見。停車し、車中から撮影しました。

     水路横の桜の枝に留まり、キョロキョロと獲物探しをしているようでした。此方方向を向いたところをパチリ。
    CF1A2308 20160120

     もう少し撮れると思っていましたが、直ぐに飛んでしまいました。車中からは撮りやすいと思っていますが、思うようには行かないようですね。
    CF1A2312 20160120

    タシギ 隠れているつもり?  

     平成28年1月20日撮影。
     この日の湖北は初めて積雪となりましたが、前日に大雪警報が出ていた割には少なく直ぐに解けるような積雪でした。雪の中で暮らす野鳥たちを観察するため方面に出向いてみましたが、琵琶湖岸に近付くと積雪は僅かとなり冬の風情を感じるほどではありませんでした。雪が降るとタシギが観察しやすいので、タシギをよく見掛ける場所にも立ち寄ってみました。

     稲のひこばえに身を隠すように佇むタシギたち。
    CF1A2386 20160120

     長い嘴を背中に乗せてお休み中のようです。冬鳥のタシギですが、前季と全く同じ場所にいました。
    CF1A2396 20160120

    ヘラサギ 仲良く過ごしています  

     平成28年1月15日撮影。
     この日は湖岸付近、山側の農業用溜池と撮影しどちらも目的の珍しい野鳥が撮影できました。ヘラサギは湖北で1羽だけで元気に過ごしてやり、そばには水鳥がたくさんいるので寂しくはないようです。湖北で過ごしている様子を出来る限り撮影記録するため、時間があれば観察しています。

     この日はコハクチョウと共に撮影することができました。
    CF1A0876 20160115

     長いヘラ状の嘴を水中に入れ、左右に振りながら食べ物を探します。
    CF1A0905 20160115

     採餌しながら歩き、シラサギなどの採餌方法とは全く異なっています。
    CF1A1106 20160115

     近付いているのはコガモのメスでしょうか。次の画像で分かりますが、ヘラサギがお気に入りのようです。
    CF1A1107 20160115

     ヘラサギは良く飛んで採餌場所を変えます。コガモも一緒に飛び立っています。
    CF1A1109 20160115

     ヘラサギはジ~ッと待っていると必ず飛んで綺麗な飛び姿も見せてくれます。
    CF1A1110 20160115

     此処にはコサギやダイサギもいるので、ヘラサギとは気付いていない方もおられます。私のレンズがコハクチョウの方に向いていないので、「何でコハクチョウを撮らないの?」と言われたこともあります。
    CF1A1112 20160115

     首を伸ばして飛びます。
    CF1A1114 20160115

     翼の先端が黒いのも写し止めました。
    CF1A1115 20160115

     小ガモたちも一緒に飛んでいます。
    CF1A1117 20160115

     先程のコガモでしょうか。ピッタリついて飛んでいます。微笑ましい光景でヘラサギの優しさを感じました。
    CF1A1121 20160115

    カワセミ 農業用溜池にて  

     平成28年1月15日撮影。
     この日の農業用溜池の野鳥撮影は、主目的のハチジョウツグミも撮れホッとしていると、最後はカワセミの元気な鳴き声が耳に入ってきました。「何処?」と付近を見ると直ぐ正面で此方を見ているカワセミを発見。まず最初のご挨拶の撮影し、グッと近付いても飛ぶ様子もありません。時々現れるカワセミのお嬢さんでした。

     小さく、可愛らしく、綺麗で、愛嬌があり見飽きることがありません。撮れる距離であれば撮ってしまいます。
    CF1A0821 20160115

     綺麗な羽を撮るため、回り込んで更に近付きましたがジッとしていました。
    CF1A0828 20160115

     更に後ろ側に回り込んで撮影。
    CF1A0846 20160115

     隣の枝に移り、ほぼ正面からも撮らせてくれました。
    CF1A0856 20160115

     横顔を撮ってこの場を後にしました。
    CF1A0860 20160115

    ハチジョウツグミ 今年も飛来していました  

     平成28年1月15日撮影。
     この日の溜池訪問目的はハチジョウツグミの飛来確認です。湖北では此処だけしかハチジョウツグミを確認できていませんので、訪問が楽しみな場所の一つです。ただ、周りにはツグミも多く探し出すのは大変でしたが、その分発見した時はとても嬉しく感じました。

     今年で3年連続此の場所での出会いとなりました。昨年はもっと赤色の濃い個体も一緒でした。今年も来てくれることを願っています。ハチジョウツグミは、ツグミと異なり中国で越冬する鳥で、日本への飛来は本来の渡りのルートから外れているため、飛来数は少数です。昨年の個体と同じかどうかゆっくり確認したいと思っています。
    CF1A0758 20160115

    ミヤマホオジロ 農業用溜池にて  

     平成28年1月15日撮影。
     自宅から比較的近くの農業用溜池にはカモ類や小鳥が多く見られ、時には思いがけない野鳥と出会うこともあります。野鳥保護している溜池は2ヶ所あり、コウノトリがいたりクイナがいたりと結果はどうであれ訪れるのが楽しみな場所でもあります。この日は、次に載せるハチジョウツグミの確認に出掛けましたがミヤマホオジロが最初に出迎えてくれました。

     地面付近の混み合ったところで先ずオスを撮影。
    CF1A0731 20160115

     地面で草の種を探して食べているようでした。 
    CF1A0737 20160115

     メスのミヤマホオジロ。優しい表情が素敵です。
    CF1A0752 20160115

    コハクチョウ飛翔 早崎内湖にて  

     平成28年1月14日撮影。
     コハクチョウは朝に塒を飛び立ち、田んぼで採餌したして過ごし夕方になれば塒に帰ってきます。湖北では大空を舞うコハクチョウの姿を良く見掛けます。野鳥撮影中や買い物などの途中でも見掛け、その飛び姿の美しさに暫し魅了されます。時には頭上を飛び、その独特の鳴き声で気付く時もあります。まさに湖北の風物詩で、何時までも大切にしたい光景です。

     内湖を飛び立ち餌場に向かうコハクチョウたち。
    CF1A0027 20160114

     コハクチョウは家族単位、グループ単位での一糸乱れぬ行動にも惹き付けられます。
    CF1A0072 20160114

     全員の気持ちが一つになった飛翔姿。何処に向かうのだろうかと思いつつ撮るのも楽しいものです。
    CF1A0082 20160114

     ぐんぐん高度を上げ、目的地や先発隊の姿は確認できているのでしょうね。 
    CF1A0083 20160114

     随分遠くを飛んでいます。雪を頂いた山々を背景に飛ぶ姿も撮りたいと思っていますが、まだ実現していません。
    CF1A0013 20160114

    アメリカコハクチョウ 今季も見られました  

     平成28年1月14日撮影。
     この日の撮影目的はヘラサギの撮影とアメリカコハクチョウの撮影でした。ヘラサギも普段は100㍍位先で過ごしており、アメリカコハクチョウも確認は出来ても撮影に都合の良い場所にいるとは限りません。ヘラサギも初見初撮影で緊張し、アメリカコハクチョウも今季では初撮影で緊張した一日となりました。

     何とか湖周道路寄りに近付きましたので、逆光でしたが撮影。嘴の黄色の部分はとても小さく真っ黒に見えます。前回は6羽飛来していましたが今季は2羽のようです。
    CF1A0252 20160114

     アメリカコハクチョウの飛び立ち。飛来数は極めて少なく、とても珍しいコハクチョウです。
    CF1A0299 20160114

    ヘラサギ 初見初撮影です  

     平成28年1月14日撮影。
     湖北の地に久しぶりにやって来たヘラサギ。毎年時期になると広範囲を探していましたが、やっと出会うことが出来ました。過去には複数羽が飛来していましたが、ここ数年は全く姿がありませんでした。6年ぶりに飛来したヘラサギは若鳥ですが、過去の飛来場所と全く同じ所にやって来たのは不思議としか言いようがありません。感無量の初出会いでした。

     全国でも極僅かしか飛来しないヘラサギ。湖北のヘラサギ撮影の一コマ目です。
    CF1A0494 20160114

     長いヘラ状の嘴を突っ込んで左右に振りながら採餌していました。
    CF1A0517 2016014

     ヘラサギは思いにもよらず良く飛んでくれます。かなり近くで採餌を始めました。 
    CF1A0546 20160114

     採餌の場所は決まって葦の生え際です。小魚などが多いようです。
    CF1A0555 20160114

     長くて立派な嘴。
    CF1A0560 20160114

     シラサギは小魚などジッと待って捕りますが、ヘラサギは嘴を器用に使って水中を忙しく探りながら探し回ります。
    CF1A0568 20150114

     まさか飛ぶことは無いと思っていましたが、気付いた時には飛んでいました。
    CF1A0591 20160114

     翼の先端に黒色斑が見られます。ヘラサギの若鳥のようです。
    CF1A0600 20160114

     綺麗です。初めて見るヘラサギの飛翔姿。飛翔姿まで撮れるとは全く思ってもいませんでした。
    CF1A0602 20160114

     シラサギと異なり首を伸ばして飛んでいます。コハクチョウと感じが似ています。
    CF1A0604 20160114

     両翼の先端に黒色斑が明瞭に確認できます。若鳥が遠路1羽だけよく来てくれたものだと思います。
    CF1A0606 20160114

     グルッと旋回して元の所に着水。今までは神出鬼没のヘラサギでしたが、ようやく落ち着き先を決めたようです。今後何時会えるか分からないヘラサギですので、機会ある毎に撮影したいと考えています。
    CF1A0628 20160114

    チョウゲンボウ 湖岸近くにて  

     平成28年1月13日撮影。
     この日はオオワシ撮影に出掛けましたが、女王様は動く気配が無く時間だけが過ぎました。この日は、おにぎりなど昼食を用意していませんでしたので早々に撤収して帰路につきました。いくら地元とはいえ、根比べに負けてガチョ~ンとしたスッキリしないまま自宅に向かっていました。空振り三振を辛うじて救ってくれたのがこのチョウゲンボウです。

     今季は多く見掛けるチョウゲンボウ。大抵はパスしますが、この日は停車し窓越しにパチリ。 
    CF1A9941 20160113

     すかさず飛び出しました。
    CF1A9942 20160113

    オオワシ 「横取りしないで!」 Part2  

     平成28年1月12日撮影。
     Part1の続きです。オオワシが琵琶湖で苦労して捕ってきた魚や水鳥をゆっくりと味わいながら食べていることは少なく、大抵はカラスなどの横取りを狙う邪魔が入ります。執拗な邪魔者を追い払いながら食べるオオワシは気の毒にさえ思えます。元々山本山には、カラスやトビが多く生息していますので、テリトリーにある獲物を狙うのは避けて通れない儀式なのかも知れませんね。

     トビまでも横取りを狙っています。カラスが悪魔のような顔をして追ってきています。
    CF1A9740 20160112

     邪魔者を睨みつけるオオワシ。
    CF1A9741 20160112

     下にいるカラスを睨んでいます。
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     トビも複数、カラスも複数でオオワシを追います。オオバンは邪魔者にとってもご馳走のようです。
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     トビ以上にしつこいのはカラスです。
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     オオワシからも人間からも嫌われるしたたかなカラス。自動追尾ミサイルのようにピッタリついてくる嫌な性格のカラス。
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     四方八方の邪魔者を振りきり、この後塒近くの茂みに入り込んでしまいました。ゆっくり食べさせてもらえないオオワシでした。
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    オオワシ 「横取りしないで!」 Part1  

     平成28年1月12日撮影。
     私が山本山に到着した時には既にオオワシは琵琶湖でオオバンを捕ってきて、山の低い所の茂みで食べているところでした。限られた場所からしか確認が出来ないようで、狭い場所に大砲群が集中していました。あからさまに水鳥を食べている様子は苦手ですので、湖岸でカモなどを観察し、オオワシが適当な木に留まってくれるのを待ちました。暫くして、山本山に戻ってみると良く見えるところでオオワシとトビ、カラスとの壮絶な獲物の奪い合いが展開されていました。ゆっくり食べさせてもらえない女王様の姿を多数撮影記録しましたので、2回に分けて掲載させて頂きます。

     茂みでも邪魔をされ、オオバンの足の部分を持って別の場所に移っても執拗に奪いに来る邪魔者に対して威嚇しています。
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     後ろからも前からも獲物を奪おうとするトビやカラス。その度に大きな翼を広げ応戦します。
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     カラスもトビ以上の執拗さで迫ります。まるでハイエナのようです。
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     複数のカラスやトビが四方八方から襲いかかりますので、オオワシは少し食べては防戦状態です。
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     オオワシも執拗さに堪らず食べ残しを持って飛び出しました。
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     飛び出しても食べ残しの僅かな獲物を追撃ミサイルのように追ってくるトビとカラス。トビも大きいですがオオワシの大きさが良く分かります。
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     カラスは自分の獲物をオオワシが持って逃げていると思っているようです。飛んでも追い続けられる女王様。後編はPart2に続きます。
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    アメリカヒドリ? 湖岸にて  

     平成28年1月12日撮影。
     オオワシが茂みから出てくる待ち時間を利用して湖岸を歩いていると、多くのヒドリガモの中に1羽だけ頭部の様子が異なる個体がいました。頭部に大きな勾玉状の帯があり、画像では黒っぽく写っていますが、薄く緑色かがっています。少なくともヒドリガモにはこの様な勾玉状の帯はなく、アメリカヒドリの特徴でもありますのでアメリカヒドリとさせて頂きます。

     アメリカヒドリは鮮やかなグリーンの帯が頭部にありますが、個体によって色々のようです。
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     画像を少し明るくすると、勾玉状の帯が緑がかっているのが確認できます。琵琶湖ではこの様な個体も確認できましたので、記録として載せさせて頂きました。
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    ハジロカイツブリ 久しぶりでした  

     平成28年1月12日撮影。
     オオワシが木の茂みの中で食事をしているようですが撮影が出来ませんので、山本山近くの湖岸を歩いてみました。オオワシやコハクチョウばかり撮っているといつの間にか春になり、多くの冬鳥を撮影するチャンスを逃してしまうことになりかねないので、時間を見つけては溜池、湖岸、漁港、河口などにも出向くようにしています。今季は冬鳥の飛来数が不思議なくらい少ないように思えます。このハジロカイツブリも余り見掛けません。

     久しぶりに出会ったハジロカイツブリ。湖岸付近に1羽だけ浮かんでいました。キッとした赤い宇宙人のような目は魅力的です。
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     例年は多くの群れが沖合などを泳ぐ姿が見られますが、まだそのような姿を確認できていません。
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    コハクチョウの迫力 湖北野鳥センター付近にて  

     平成28年1月10日撮影。
     コハクチョウの魅力は尽きませんが、その姿の美しさもさることながら大型の水鳥だけあって湖面から飛び立つ様子は美しさ、迫力、コハクチョウの魅力が伝わってきます。感動的な場面を思うように写し留めることは未だに出来てはおりませんが、挑戦し続けています。コハクチョウたちが飛び立とうとする意思表示から飛び立ちまでを撮ってみました。

     野鳥センター前から余呉川方向に向かって、首を上下に振りながら飛び立ち位置に向かっているコハクチョウたち。ピクニックに行くような楽しそうな表情をしています。
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     リーダーが飛び立つ瞬間です。
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     リーダーの合図を待っていたかのように次々に飛び立ちます。
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     一斉スタート。羽ばたき音、激しく湖面を蹴る音とともに飛び散る水しぶきが迫ってきます。
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     コハクチョウだけを撮り続けておられる方のお気持ちが分かるような気がします。何回見ても美しいと思っています。
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     全力で助走するコハクチョウ。
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     足をたたんで舞い上がります。アッと言う間の飛び立ちですが、後にはその余韻が残ります。
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