2016年03月 - 湖北の自然/野鳥撮影記

    湖北の自然/野鳥撮影記

    身近な野鳥を中心に撮影記録しています

    セイタカシギ 3年ぶりです Part1  

     平成28年3月28日撮影。
     この日は晴れて穏やかな春の到来を実感できる暖かい日でした。湖北町大安寺に所用で出掛け、ついでに湖岸から自宅付近まで広範囲にゆっくりと久しぶりに野鳥観察ができました。先ず、姉川の簗場近くを観察。コチドリを撮っていると、3年ぶりの出会いとなるセイタカシギが現れました。毎年出会いを楽しみにしていたセイタカシギですが、ここ2年間は姿を確認することが出来ませんでした。確認後は夢のような撮影をすることができました。数多く撮影できましたので、Part1、Part2に分けて掲載させて頂きます。

     飛んで着地しょうとするセイタカシギ。 
    CF1A0042 20160328

     上空を見るセイタカシギ。
    CF1A0067 20160328

     終始採餌に夢中のセイタカシギ。ヤゴのような水生昆虫を捕りました。
    CF1A0119 20160328

     細い鋭い嘴で器用に次々に食べ物を捕らえます。
    CF1A0151 20160328

     飛翔姿。何か銜えて飛んでいます。
    CF1A0178 20160328

     そして、元の位置に着地。飛び去ることもなく、眼前で色々な姿を見せてくれました。
    CF1A0183 20160328

     撮影者の私には無防備ですが、上空には注意を払っていました。湖岸付近はオオタカ、ハヤブサと猛禽もよく出現します。
    CF1A0202 20160328

     順光側からブッシュの中から参考に撮影。続きはPart2に掲載させて頂きます。
    CF1A0367 20160328

    ハチジョウツグミ そろそろ旅立ちですね  

     平成28年3月23日撮影。
     何時もの農業用溜池にも立ち寄ってみました。この前のようにミソサザイなどは見られず、周辺の園地を散策するとハチジョウツグミが久しぶりに地上で採餌していました。ハチジョウツグミは、私が観察した限りではツグミのように日向を活発に飛び回ることはせず、どちらかというと日陰でゴソゴソと採餌している方が多いようです。

     もう旅立ったのかなと思っていましたが、まだいてくれました。
    CF1A9150 20160323

     日中はかなり暑い日が多くなっています。ハチジョウツグミも暑さを避けて込み入った木の茂みで過ごすことが多くなっているようです。この様に樹上にいたら発見は困難です。
    CF1A9158 20160323

    ミツマタ 奧伊吹にて  

     平成28年3月23日撮影。
     湖北では、四国や九州のようにミツマタが自生していませんが、所々に植えられ早春に蕾のときから開花まで楽しませてくれます。道路沿いの畑に植えられていたミツマタの花が余りにも綺麗でしたので、停車しマクロレンズで撮ってみました。好きな花ですので、毎年撮ろうとしていましたが、花期を逃していました。

     ミツマタはジンチョウゲ科の植物です。中国原産で室町時代に渡来したようで、和紙の原料として貴重な植物です。花は、何ともいえない芳香があり、魅力的です。
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    キケマン 奧伊吹にて  

     平成28年3月23日撮影。
     標高の比較的高い奧伊吹でも春が感じられます。伊吹山の麓のセツブンソウから始まり、山野草が次々にその美しい姿を見せており、春から秋にかけて色々な種類がまるで仕掛け花火のように咲く様子はとても魅力的です。中には、キケマンのように綺麗な花でつい摘み取りたくなるような花がありますが、有毒種でもあり危険なものもあります。

     キケマン(黄華鬘)は奧伊吹では群生しているところもあり、綺麗な花です。ケシ科の植物で全草に毒があり、茎の汁が付いた手で食事をすると危険です。トリカブトと同じように、綺麗な花には毒があると言われているように要注意の植物もあります。
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    コウノトリJ0481 君は意外な行動をするのですね  

     平成28年3月23日撮影。
     21日に撮影した時、そして23日に撮影した時にはこの地に留まってくれるものと100%思っていたのに旅に出てしまいました。それも行動情報によれば、この23日には福井県鯖江市で確認されています。大好物の湖魚を食べずして旅立ったのには、利口なJ0481のことですから彼なりに深い理由があったものと思われます。

     西池近くの田んぼの畦に佇むJ0481。いつもは積極的に採餌をしていますが何か考え事をしているようでジッとしていました。
    CF1A9048 20160323

     向きを北向きに変えましたが、相変わらず瞑想状態。動く様子もないので、A氏にメールを入れて撤収しました。ところが、彼はこの後旅立ったようで、28日付のコウノトリ湿地ネットによると、J0481♂は越前市のJ0508(ゆうきくん)のケージがお気に入りのようです。とのことで、ゲージ内に入っているそうです。湖魚より仲間の方が大切なのですね・・・。
    CF1A9073 20160323

    タヌキ 呼べば近付いてきました  

     平成28年3月23日撮影。
     姉川の上流でオシドリを撮った後、下流に向かって走行中に道路端で動物を発見。お尻を向けて何やら地面をゴソゴソしているので、確認の意味もあり「オーイ」と呼ぶと此方を向いてくれました。タヌキで、食べ物を探している最中のようでした。今までタヌキやキツネは私に気付くと一目散に逃げていましたので、逃げていくと思っていましたが・・・。

     呼ぶと此方を向くタヌキ。
    CF1A9346 20160323

     体を私の方に向けようとしています。当然、この時点で足早に何処かへ行ってしまうものと思っていました。
    CF1A9349 20160323

     完全にこちら向きになりました。しげしげと私を見ています。
    CF1A9361 20160323

     何と、反対車線の私の車に向かって歩いてきたのです。だんだん近付きますので、通行量は少ないとはいえ危険ですので、もっと撮影したかったのですがこの場を後にしました。こんなこともあるのですね。可愛らしいタヌキでした。
    CF1A9399 20160323

     なお、この日の午後は、伊吹山の麓の悉地院に所用で出掛け、「せんば小狸」というお菓子を頂いていました。タヌキに縁のある不思議な日でした。
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    オシドリ 姉川上流にて  

     平成28年3月23日撮影。
     この日の午後は伊吹山の麓の悉地院に所用で出向き、ついでに近くの姉川上流の植物観察を兼ねて野鳥観察をしました。この日の午前にはコウノトリと出会いなど色々な動植物との出会いがありました。久しぶりに感動の連続となり、不思議な体験もできた日となりました。先ず、姉川の上流では今季としては初めてのオシドリの夫婦との出会いがありました。

     清らかな流れでオシドリのオスとメスが仲睦まじく泳いでいました。
    CF1A9267 20160323

     岸に上がるのも一緒に上がります。
    CF1A9278 20160323

     オスは毎年パートナーをかえるとのことですが、夫婦ともに仲睦まじく行動する様子は何時見ても微笑ましいですね。
    CF1A9289 20160323

     水際に佇むオスのオシドリ。この世のものとは思えない美しさです。綺麗な水がその美しさを更に引き立てているようです。
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     少し泳いで岸に上がりましたので、水滴が付いています。昨年4月に自宅近くの姉川の支流で見掛けて以来で、1年ぶりの出会いとなりました。湖北ではコウノトリよりオシドリの方が出会いが少なく、私としてはとても珍しい鳥です。
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     メスのオシドリ。目が大きくクルッとして可愛らしいですね。オシドリは湖北では冬鳥ですので繁殖地に向かう渡りの途中だったのでしょうか。
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    チョウゲンボウ もうお別れのようですね  

     平成28年3月23日撮影。
     この日の午前中はフリーでしたので、気がかりなコウノトリ観察に出掛けました。彼のいそうなところを探している時に電線にチョウゲンボウを発見。3月の下旬となるとチョウゲンボウもノスリも既に旅立っており、殆ど姿を見ることはありません。この時期としては、稀に見るチョウゲンボウです。

     この辺りを縄張りにしているオスのチョウゲンボウです。まだ居たのかと心配しながらの撮影です。私もこの日がお別れと思いましたので、精々男前のところを撮ろうと慎重に撮りました。
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     飛んでも隣の電柱から見下ろしていました。彼とは今季全般にわたってのお付き合いでした。彼は小柄でもカラスとも果敢に戦う勇気あるチョウゲンボウでした。今年の秋にも再会したいと願っています。
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    コウノトリ(J0481)、元気で何よりです  

     平成28年3月21日撮影。
     標識番号J0481のコウノトリは、ここ3年間お付き合いでお馴染みのコウノトリです。彼は長らく九州方面に滞在していましたが、やっと湖北を目指してやって来ました。途中、彼の故郷である朝来市や豊岡に立ち寄って長浜市に飛来しました。九州から直接湖北には飛来せずに、故郷を忘れることなく行動しているJ0481に頭が下がる思いです。約半年ぶりに見る元気な様子は、我が子が帰ってきたようで感無量です。

     彼は川魚が大好物ですので、湖北は大のお気に入りですが、今年は少し早い時期に到着のようです。気がかりで様子見に訪れたようです。他府県に移動することはあっても、そう遠くないところでスタンバイすることと思っています。
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     この田んぼはヒコバエがありますが、水が溜まっている状態で、嘴は半分以上濡れています。
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     距離が30~40㍍くらいありましたので、何を食べているのか肉眼では分かりませんでしたが、あまり頭を上げることなく食べ続けていました。
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     とにかく連写して画像を確認したらオタマジャクシを食べていました。大きなコウノトリがこんなに小さなオタマを食べていました。
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     今度は細くて長いものを食べています。ドジョウのようです。
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     彼は昨年、川に出漁できるまでの間は、この地で田んぼや水路で食べ物を捕って過ごしていました。田んぼを移動する足取りも軽やかです。
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     小さなドジョウをパクリ。川では、アオサギの姿が多くなってきました。魚が活発に動き出したようです。もうすぐ、コウノトリも仲間入りすることと思っています。
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    買い物に出掛けました かわ重&観翠園  

     平成28年3月20日撮影。
     私は毎日が日曜日ですが、この日は世間一般の日曜日です。長浜駅近くの商店街は観光のお客さんたちで混雑していました。通常は平日に訪れますが、急須を壊してしまいましたので急遽急須やおわんを買いに老舗のかわ重さんに向かいました。道路は人、人、人で最徐行でお店に駐車。その後、園芸用品の買い物に近くの観翠園を訪れました。

     家人が買い物をしている間、マクロレンズを装着した7Dで店内を撮影。
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     店内は高級品から、私達でも購入可能なものまで豊富な品揃えです。
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     かわ重さん家紋。私の家紋と同じで、先祖は共通点があるのでしょうか?
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     続いて園芸用品の買い物に観翠園に。綺麗で楽しい花たちが出迎えてくれました。
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     華やかな胡蝶蘭。
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     最近は胡蝶蘭もいろいろな種類があるようですね。
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     小さなカトレアでした。幼少の頃からシンビ、カトレア、胡蝶蘭など洋ランを身近に育ちましたので懐かしい思いがあります。
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    春ですね 自宅にて  

     平成28年3月19日撮影。
     湖北では早咲きの桜が咲き、ソメイヨシノも蕾が膨らみピンク色が見えているのもあります。冬鳥の姿もメッキリ少なくなり、コハクチョウたちも思い出となってしまいました。今頃何処で休憩しているのだろうかと、気になるこの頃です。まだ、春と冬が同居しているような気候ですが、陽ざしは強くなり春は脚踏みすることなく、周辺を春一色に染めつつあります。庭などで春の気配を撮ってみました。

     毎年今頃の時期にピンクの花を咲かせるゲンカイツツジ。
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     ヒマラヤユキノシタ。早春に咲き、庭のアクセントになっています。
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     スミレ。小さな命が春を告げているようです。
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     ツバキの花の中を覗いてみました。アリが蜜を集めに来ているようです。働き者ですね。
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     畑の山椒の木にはチョウのサナギがあります。羽化まで観察を続けるつもりです。
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     庭や畑にはニホンタンポポが咲いています。
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     ニホンタンポポは花の総苞がセイヨウタンポポのように反っていません。ニホンタンポポはカンサイタンポポ、トウカイタンポポなど数種類あるようですが、識別は困難なようです。湖北はカンサイですからこの花はカンサイタンポポでしょうか。
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     これはセイヨウタンポポです。総苞が反っています。自宅から少し離れた農道では殆どがセイヨウタンポポです。環境省指定要注意外来生物です。
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    ヘラサギ 相変わらずよく寝ています  

     平成28年3月18日撮影。
     所用のついでなどにヘラサギの様子を観察していますが、ガマなどが混んだ見えにくいところで採餌をしているか、寝ている場合が多く撮影する機会がないのが実情です。この日は、見えるところで微睡んでいましたので記録として撮影しました。

     長い嘴を背中に乗せて寝ています。ジッと待っていると時々目を覚まし、羽繕いなどをしてまた寝てしまいます。
    CF1A8524 20160318

     目を覚ますと長い独特の嘴などが見え、ヘラサギであることが分かります。
    CF1A8517 20160318

     この日は、湖周道路からも見える位置で微睡んでいましたので、道路からも目覚めているところを撮ってみました。
    CF1A8531 20160318

    アカゲラ 河口付近にて  

     平成28年3月18日撮影。
     今季は冬鳥だけではなく、留鳥も数が少ないように思います。アカゲラやアオゲラを落葉している間にシッカリ撮ろうと思っていましたが、滅多に出会うこともありませんでした。時たま出会っても遠すぎたり、近くにいても幹の裏側に回り込み、そのまま飛んでしまったりと縁遠い存在となっています。空振り三振や見逃し三振ばかりです。この日は何とか一コマだけ撮ることができました。

     やっとの思いでアカゲラの姿が撮れました。最近は普段出会う野鳥を撮る方が難しいような気がしています。
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    伊吹山の麓の山野草  

     平成28年3月17日撮影。
     この日の湖岸ではコハクチョウの姿は早朝から全くありませんでしたので、伊吹山の麓を訪れてみました。湖北は野鳥の楽園といわれますが、植物の宝庫でもあります。特に伊吹山は山頂から麓までの植物分布は類を見ないものがあります。春が来て、花が咲く時期は命の躍動が感じられ、私達人間まで元気を貰ったような気持ちになります。何れもマクロレンズを使用して撮影しています。

     カタクリ。まだ蕾でした。
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     キクザキイチゲの群生。
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     キクザキイチゲ。山裾で静かに咲いていました。
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     イチリンソウ。まだ時期的には早かったのですが、僅かに咲いていました。
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     ニリンソウ。ニリンソウもまだ早かったのですが少しだけ咲いていました。
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     ウバユリも芽吹いていました。ユリですがユリらしい葉っぱではないです。
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     ミスミソウ。多くはなく、探すのが難しいです。
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     キバナノアナマ。この花はかなり多く見掛けました。
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     ヤマエンゴグサ。目立たなく、ヒッソリと咲いていました。
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     アズマイチゲ。この近くの方からご親切に教えて頂いた花で、山林を入ったところで人知れず咲いていました。
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    ヘラサギ ゆっくり過ごしています  

     平成28年3月17日撮影。
     コハクチョウが北帰し、夏鳥といえばツバメくらいしか到着していない湖北はガラ~ンとしてカメラマンの姿も見当たりません。冬鳥も若干残っていますが寂しい限りです。旅鳥の到着とか、留鳥のヒナの誕生、夏鳥の飛来と希望に満ちた野鳥の楽園であることには何ら変わりはないのですが、節目を感じるこの頃です。ヘラサギは、まだ旅立たずにゆっくりと過ごしています。

     賑やかさが過ぎ去ったこの頃は、誰ひとりカメラマンの姿はありません。その静けさの中で、旅立ちの鋭気を養うかのように静かにゆっくりと過ごすヘラサギの姿がありました。
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     微睡みの中、時々目覚めて羽繕いをしていました。冠羽が魅力的です。
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     眠気が抜けないようで、アクビをしているようです。
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     念入りな羽繕いが始まりました。
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     脚も使っての身だしなみを整えています。
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     背中に頭を擦りつけています。ヘラサギの喉元は黄褐色で白くはありません。
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     またまた大あくび。春の暖かさは眠気を誘うようで、人間と一緒ですね。
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    オオジュリン 湖北野鳥センター前にて  

     平成28年3月16日撮影。
     湖北野鳥センター前のヨシ原ではオオジュリンの姿をよく見掛けます。見た目にはスズメとよく似ていますが、スズメのようにパッと飛び去ったりはせずに、ヨシからヨシへと飛び移る姿を見るのはコハクチョウ観察の時の楽しみでもありました。地味ですが親しみをもてる魅力的な小鳥です。

     ヨシの茎に噛みついているオオジュリン。葉の鞘を剥がし易くするために噛みついているようです。
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     鞘を剥がし中に潜んでいる昆虫を食べています。
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     風に揺れるヨシにしがみついて器用に食事をしていました。道路からヨシ原までそこそこの距離があるのと、風で揺れ動くオオジュリンの撮影は容易ではありませんでした。
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    コハクチョウ 北帰前日の様子  

     平成28年3月16日撮影。
     この日は前日の強風はおさまり、春らしい晴天で暑いくらいでした。所用のため湖北野鳥センター前に到着したのがお昼前でしたので、既に北帰した後かもしれないと思いながら湖面を見ると、コハクチョウたちは北帰せずに待機状態でした。間に合ったと思いましたが、後から考えればこの暑さでは長距離飛行は無理だったのかも知れません。この日の夜か、17日の未明までに湖北のコハクチョウの殆どとオオハクチョウは旅立ってしまいました。この日が今季最後の姿となりました。

     お昼頃でしたが、北帰の様子がないコハクチョウたち。まさか夜に旅立ってしまうとは、この時は思いもよりませんでした。
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     家族も北帰にそなえ寄り添っていました。幼鳥達はかなり白くなっており、今秋にやって来る時には真っ白になっていると思います。
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     オオハクチョウたちもご機嫌麗しく待機しています。今季は長い間、楽しい様子を見せてくれました。
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     この日、センター前から湖西方面を眺めると濃い春霞、雪を頂く山々と春の景色となっていました。翌日の早朝には、数羽を残してコハクチョウの姿は何処にもありませんでした。オオハクチョウも一緒に旅立っていました。
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    ハチジョウツグミ 農業用溜池付近にて  

     平成28年3月15日撮影。
     この日は農業用溜池ではオールメンバーのお出迎えのようでした。ブログには載せてはいませんが、ヤマガラ、バンなどを始め賑やかな顔ぶれとなりました。ただ、クイナだけは確認できませんでしたが改めて面会できたらと思っています。ハチジョウツグミはここ何日か所在不明で、もう旅立ってしまったのかと思いつつも、そんなはずはないと意識して探している私でした。植え込みでゴソゴソしている姿を確認できた時は例えようもない嬉しさがありました。

     落ち葉をひっくり返しながら採餌していました。旅立ちも間近ですので、邪魔をせずに遠くからソッと見守りこの場を後にしました。
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    エナガ 農業用溜池にて  

     平成28年3月15日撮影。
     この日の湖岸方面は猛烈な風が吹いていたため、コハクチョウの北帰はないようでしたので農業用溜池に行ってみました。山側は湖岸と違って風はましで色々な野鳥を撮ることができました。湖岸ではコハクチョウ、オオハクチョウと大型の水鳥を撮った後この溜池ではミソサザイなど小型の鳥達で極端にその大きさが異なる撮影となりました。エナガも小さくてよく動きまわりますが、このエナガと同じところにミヤマホオジロもいたのでどちらも気にしながらの撮影となりました。

     なかなか思うような所には留まってくれないエナガ。
    CF1A8023 20160315

     後ろ向きも撮るのがやっとでした。
    CF1A8019 20160315

     日のあたるところにも留まりましたが思うようには撮れません。
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     飛び移ろうとするエナガ。フォーカスリミッターの設定付近をチョロチョロ動きまわりますので、その切り替えも意識しながらの撮影でした。
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     同じところにいたミヤマホオジロ。難しいところにいたため、まともには撮れませんでした。
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    シメ 河口付近にて  

     平成28年3月15日撮影。
     例年河口付近では色々な野鳥との出会いがありましたが、暖冬であったためか今季はサッパリでした。シメも例年河口付近でも農業用溜池付近でもよく見掛けたのに、今季は時たま見掛ける程度でした。

     このシメは1羽単独で行動していました。秋に飛来した時は小集団でしたが、その後は単独かイカルの集団に1羽程度が混じっているかどうかです。
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     春で暖かくなっている時期ですので、嘴の色も変化が始まっているようです。少し距離がありましたが、一瞬枝に留まったところを撮ることができました。シメも旅立ちが近付いているようです。
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    コハクチョウ この日は強風で北帰できず  

     平成28年3月15日撮影。
     この日の早朝まで雨が降っていましたが、止むと晴れ間が出ましたのでもしやコハクチョウたちが北帰するのではと思って早めに湖北野鳥センター前に出向きました。ところが猛烈な北風が吹いており、時々車体が揺れるほどでした。コハクチョウたちも強風に逆らっての北帰はできずに近くの田んぼまで出掛けるのがやっとのようでした。なお、3月18日早朝にはコハクチョウの姿は全くなく、前々日、前日の夜間に旅立ったようです。

     強風に耐えるコハクチョウたち。竹生島の横には綺麗な虹がかかり、コハクチョウたちの長旅の安全を祈っているようです。
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     強風を受けながらも飛び立つコハクチョウ。飛んでは旋回してセンター前に降り立つことを繰り返していました。
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     生憎の風で足止め状態です。
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     北帰を諦め田んぼに向かうコハクチョウとオオハクチョウ。
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     この集団にオオハクチョウも一緒に飛んでいます。琵琶湖ではお互い同士終始仲が良かったのが印象的です。
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     田んぼでのオオハクチョウ。
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     ご満悦のオオハクチョウの幼鳥たち。北帰の前々日の様子ですが、この嬉しそうな顔が忘れられません。
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    ミソサザイ 農業用溜池にて  

     平成28年3月15日撮影。
     この日は農業用溜池にクイナ、ウソなどの確認のため訪れました。時期的にはレンジャクなども確認できるかもという勝手な期待を抱きながらの訪問です。ハチジョウツグミは元気にしているかなど河口付近の観察より期待が膨らみます。以前からミソサザイを確認した話を聞いてはいましたが、この日初めてお目にかかることができました。

     今まで渓流で注意して探していましたが、何と平地の農業用溜池での出会いは全く思いもよりませんでした。
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     最初に発見した時には、その小柄な姿に!???。場所が場所だけに半信半疑で、もしかしてミ・ソ・サ・ザ・イでは?というのが正直な気持ちでした。
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     尾をピンと立てたミソサザイ。願わくは、もう少し近付きたかったのですが、飛ばれてしまっては如何ともし難い状況になりますので、遠くからの連写。
    CF1A7981 20160315

     野鳥は思いもよらない場所でも出会うものですね。最近ではイワヒバリを人里で撮ったり、この日はミソサザイを農業用溜池で撮ったりと野鳥の行動範囲はかなり広いのですね。とにかく、小さくて可愛らしいミソサザイでした。
    CF1A7963 20160315

    アオジ 近所の川岸にて  

     平成28年3月13日撮影。
     この日はカワガラスの様子を観察するため、川岸を数百㍍歩いてみました。カワガラスは巣の付近で見張りをしているような様子が見られましたが、ヒナの姿は確認できませんでした。巣の場所を2ヶ所特定していますので、所用のついでなどにも立ち寄って観察を続けたいと思っています。川岸には一気に春が押し寄せてきていました。

     柳の枝に留まっていたアオジです。今季はアオジとの出会いも少なかったのですが、旅立ち前になんとか撮ることができました。
    CF1A7224 20160313

     川岸にはヤナギが多く、綺麗な花が咲いていました。川岸ではスイセンが咲き、カンゾウが芽吹きいつの間にか季節は確実に春になっていました。
    CF1A7240 20160313

    流木に留まるジョウビタキ 河口付近にて   

     平成28年3月10日撮影。
     河口付近はメスのジョウビタキの縄張りで、よく現れ何回か撮っています。この日は雨上がりの寒い日でしたが、オオハクチョウ観察のついでに河口にも立ち寄ってみました。河口付近には打ち寄せられた流木があり、それぞれ個性的で芸術的なオブジェのようです。ジョウビタキも北への旅立ちの日が刻々と近付いているようで、最後のサービスでしょうか色々な流木に留まって可愛らしい素敵な姿を披露してくれました。

     波打ち際の流木に留まるジョウビタキのお嬢さん。
    CF1A7031 20160310

     すぐ隣の朽ちた流木にも留まりました。かなり古そうな流木です。いつ頃から此処に佇んで琵琶湖を眺めていたのでしょうか。
    CF1A7035 20160310

     この木も古そうです。
    CF1A7044 20160310

     別の流木にも留まってくれました。このお嬢さんは流木のお立ち台がお気に入りのようです。いつもは見せない姿を見せてくれたため、お別れのサービスのように思ってしまいました。
    CF1A7055 20160310

    カンムリカイツブリ 何時もの川に集ってきました  

     平成28年3月9日撮影。
     田んぼのオオハクチョウを観察しての帰り道にカンムリカイツブリが何時もの川にいないか確認のため川沿いを走行しました。かなり強く雨が降っていましたのでどうかなと思っていましたが、2羽のカンムリカイツブリがいました。例年のように此処で巣作りをするようです。

     雨粒がカンムリカイツブリの背中で光っています。この川は昨年川沿いの木々が全て伐採されています。今まででもカラスやヘビなどに卵やヒナを襲われていますので、見晴らしが良くなった川では巣作りや子育てをするのか心配です。
    CF1A6808 20160309

     少し離れてもう1羽。遮るものが全く無いので、多くのカメラマンに囲まれ子育てをするとは思えませんが、どうでしょうか?
    CF1A6828 20160309

    オオハクチョウ 北帰待機組に混じって行動しています  

     平成28年3月8日撮影。
     湖北で冬を過ごしていたコハクチョウは既に多くが北へ旅立ち、約3分の1が残っています。この北帰待機組は野鳥センター前と山本山近くの田んぼとを往復するだけです。ビオトープなどにはその姿はなく一抹の寂しさが漂っています。コハクチョウとともに愛嬌を振りまいてくれたオオハクチョウ一家もこの群れに混じって過ごしています。何時旅立ってもおかしくないカウントダウンの状態ですので、都度観察しています。

     オオハクチョウの幼鳥3羽と成鳥1羽がコハクチョウとともに採餌していました。中央一番手前の幼鳥はコハクチョウです。
    CF1A6670 20160308

     もう1羽のオオハクチョウの幼鳥は、少し離れたところでご機嫌麗しく採餌していました。
    CF1A6672 20160308

     稲のひこばえを食べています。この表情からは、きっと美味しくてたまらないようですね。
    CF1A6690 20160308

     稲は刈り取った後でも、ひこばえが育ち籾をつけます。旅立ちに備え栄養補給のためか、この籾を必死で食べています。
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     オオハクチョウの幼鳥もみんなと一緒に籾をしごいて食べていました。
    CF1A6732 20160308

    ヘラサギ まだいます  

     平成28年3月7日撮影。
     湖岸方面の撮影に出掛けた時には必ずヘラサギを確認するようにしています。最近はガマなどが生えて込み入ったところで採餌したり、くつろいだりしていますので姿が確認できない時も多くあります。もう旅立ったのかと思いながら帰路につきます。最近はカメラマンも誰もおらずヒッソリとしています。
     
     まわりにはコハクチョウなどたくさん友達がいましたが、今ではひとりで黙々と採餌しています。
    CF1A6619 20160307

     最近ではほとんど混んだ所に入り込んで暮らしています。
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     羽繕いも同じ所で済ましています。以前のように彼方此方に飛んで移動することは滅多にないようです。
    CF1A6667 20160307

    オオハクチョウ 旅立ちが近付いているようです  

     平成28年3月7日撮影。
     湖北野鳥センター前の琵琶湖には北帰待機組のコハクチョウが集まっていますが、その中にオオハクチョウ一家もコハクチョウの群れに混じって北帰の機会を窺っています。今季のオオハクチョウは人懐こく、コハクチョウ以上に間近で見られる機会が多くありました。オオハクチョウが日常をどの様に過ごすのか観察することもでき、私としては貴重な撮影を重ねることができました。

     一番湖岸寄りでオオハクチョウ一家が採餌していました。その中で幼鳥を枝越しに撮ってみました。
    CF1A6386 20160307

     余呉川近くの湖岸に降りて撮影。幼鳥の羽繕いです。撮影していてもコハクチョウ同様、普段の姿のままです。
    CF1A6392 20160307

     兄弟は4羽います。何時見ても楽しそうな表情に見えます。
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     親鳥のそばで羽繕いする幼鳥。
    CF1A6423 20160307

     親子並んで泳ぐ姿。オオバンもお供しています。
    CF1A6443 20160307

     突然幼鳥3羽が琵琶湖から飛び立ちました。北帰にそなえての飛行訓練のようです。コハクチョウたちも飛んでは戻ってくる様子がよく見られます。
    CF1A6465 20160307

     周辺を旋回飛行して戻ってきました。
    CF1A6534 20160307

     着水です。オオハクチョウもコハクチョウもいつ湖北を後にするか分かりませんが、見られる限り撮り続けたいと思っています。
    CF1A6542 20160307

    山本山の頂上からの眺め  

     平成28年3月5日撮影。
     オオワシが3月3日に北帰しましたので山本山に登ってみました。オオワシを麓から撮りながらオオワシからは琵琶湖はどの様に見えているのか興味があり、初めて登りました。山本山は300㍍少々の小高い山ですが、琵琶湖を一望でき先代を含めオオワシが長年この山に飛来して冬を過ごす理由が理解できたようです。

     頂上からの眺めです。琵琶湖にはコハクチョウや多くの水鳥の姿があります。手前の建物は湖北野鳥センターの一部です。オオワシの目は超高性能のズームレンズのようなもので、魚が跳ねたりするのも見えていたと思われます。麓のカメラマンひとりひとりはもっと鮮明に見えていたと思われ、常連さんの顔は憶えているかも知れませんね。
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     登山口に設置してある看板。この現在地と示されているところから登りました。
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     先ずこの様な坂を登りますが、結構急で下りは疲れているので更に大変でした。
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     石の階段を上りきった所に常楽寺という真言宗のお寺があります。
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     途中には休憩できる椅子もあります。
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     地元の自然を大切にする気持ちが端的に表れているようです。
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     随所に設置してある獣害防止柵の出入り口。柵が延々と設置されていますが、柵の内外もイノシシの足跡が無数にありました。
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     昔、山本山にはお城がありました。湖北には小谷山を始め山に城跡が複数あります。自然の要塞である山を利用したようです。この山本山も麓から眺めると容易に登れそうですが、登山道が整備されているものの急峻な坂が多く、3日間くらい筋肉痛に悩まされました。
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    イカル 河口付近にて  

    平成28年3月4日撮影。
     今季は野鳥の数が少ない少ないといってもイカルはよく見掛けます。河口付近、農業用溜池付近、自宅付近と姿に似合わない綺麗な鳴き声が響いています。見掛ける割には、警戒心が強く近付こうものなら気配を感づかれるとパッと散ってしまいます。そして此処までおいでとばかり高い木の天辺近くに留まり万事休すとなります。例え撮れても目がハッキリ撮れないとか地味な鳥だけに難しさが付きまといます。

     イカルたちがアキニレやカエデの実を地上で採餌していました。余程お腹が空いていたのか、美味しい種が落ちていたのか撮っていても逃げずに夢中で食べ続けていました。この様な光景があちらこちらで見られます。
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