2016年03月09日 - 湖北の自然/野鳥撮影記
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    湖北の自然/野鳥撮影記

    身近な野鳥を中心に撮影記録しています

    オオワシ(女王様)北帰行へ旅立ち  

     平成28年3月3日撮影。
     ここ数年は毎年オオワシの北帰行に立ち会っています。2月下旬からは毎日のように山本山詣でとなります。昨年は2月25日、それ以前は3年連続で2月28日でした。3月3日は今までで最遅記録とのことです。ここ最近雪が降ったりで天候が良くなかったので、北帰のタイミングが遅れてしまったようです。この日は漸く晴れて良い天気でおひな祭りの日でした。女王様はこの日に旅立ちの日に選んでカムチャッカに向けて旅立ちました。

     二度ほど翼を広げた後、キッと北を見つめる女王様。この時頃からモヤってきて鮮明な撮影が難しくなってきました。
    CF1A5368 20160303

     北帰行への飛び出しです。午前9時45分でした。
    CF1A5373 20160303

     枝から離れた瞬間です。18年連続でこの地で冬を過ごしたとは思えない力強く元気な旅立ちです。
    CF1A5392 20160303

     今季最後の迫力ある飛び姿。
    CF1A5405 20160303

     やはり琵琶湖には向かわずに尾根を目指しており、この時点で北帰を確信しました。
    CF1A5435 20160303

     山本山の尾根を越える女王様。「やっぱり帰ってしまうのか」と思う場面です。
    CF1A5495 20160303

     尾根を越えた後、冬を過ごした琵琶湖、石川と片山の集落の空高くを何回も懐かしむかのように旋回し進路を北に向けました。恒例の女王様のお別れの時のお礼の意味を込めたご挨拶です。 
    CF1A5540 20160303

     一気に北を目指し、戻ることなく消失してしまいました。時間は午前9時45分でした。この日は短時間の間にコハクチョウとのお別れ、オオワシとのお別れが重なってしまいました。オオワシの長旅と、カムチャッカでの暮らしの無事を祈りながらの見送りです。彼女は今年の紅葉の時期に19回連続飛来を約束してくれたように思っています。
    CF1A5629 20160303

     参考:前日雪の日に青松の天辺で北を見つめる女王様。今季は12月8日の飛来も北海道方面の荒天で遅れ、北帰も天気の関係で遅れました。しかし今季はイノシシを食べたり、オオワシの若様がこの山本山に飛来したり楽しい思い出があったようです。
    CF1A4688 20160302

    コハクチョウとお別れ 山本山の麓から  

     平成28年3月3日撮影。
     この日の朝は寒くて霜で真っ白。しかし晴れていましたので、オオワシの北帰行を見送るべく山本山の麓でスタンバイしていました。命の不思議さや楽しみや喜びを与えてくれた感謝の意を込めて、また長旅の無事と来期もこの地へ来てくれるよう願いを込めてのお見送りです。オオワシが飛び立つ前にコハクチョウの二つのグループが旅立ちました。

     このグループはかなり高くを綺麗なV字形隊列で石川集落上を大きく旋回してました。長く過ごした湖北にお別れの挨拶をしてから北を目指します。
    CF1A5254 20160303

     この後、北に向けて進路変更し北の空に消失しました。北帰行でのV字型の隊列は滅多に見られません。コハクチョウたちのせめてもの感謝の気持ちの表れでしょうか。午前9時13分でした。
    CF1A5256 20160303

     続いて、第二のグループが北の空に消失しました。午前9時15分でした。シベリアのツンドラまで4000㎞の2週間かけての長旅への旅立ちです。長旅の無事を祈りながらの万感迫る思いで見送りました。
    CF1A5294 20160303

    コハクチョウ 旅立ちにそなえて  

     平成28年3月2日撮影。
     3月に入ると次々に冬鳥の北帰が始まります。冬を湖北で過ごしたコハクチョウたちも北帰の前は湖北野鳥センター前に集合し、その機会を窺っています。田んぼに採餌には出掛けますが、北帰にそなえ食べるだけではなく本番さながらの飛行訓練も見られます。琵琶湖から飛び立ち、周辺を旋回し琵琶湖に降り立つ姿見ると、いよいよお別れが近付いたことを感じます。

     幼鳥6羽が飛び立ち旋回しています。幼鳥同士も意思疎通しながら飛ぶ訓練をしているように思われました。
    CF1A4790 20160302

     着水体勢に入った幼鳥たち。
    CF1A4819 20160302

     成鳥たちも本番さながらの飛行訓練のようです。すでに北帰モードにスイッチが入っているコハクチョウたちは、このように湖北野鳥センター上空の旋回を繰り返し、改めて湖北の地を脳裏に焼き付けながらお別れの挨拶をしているように思えてなりません。
    CF1A4895 20160302

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