2017年08月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    庭の様子 自宅にて  

     平成29年8月17日撮影。
     この日シコンノボタンが咲きましたので撮った後庭をみて回りました。小さな命が誕生していたり、招かざるお客さんが来ていたり、広い庭ではありませんが驚きと美しさの世界が見られました。庭には、撮ってはいませんが私に懐いているケンタロウ親子(キジ)も遊びに来ることがあります。畑でも庭でも自由に遊ばせています。雛も大きくなり中にはオスの雛も見られます。

     シコンノボタン。濃くて鮮やかな紫に呼び寄せられてしまいます。
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     バラも暑さにめげずに次々に咲いてくれます。
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     カナヘビ。大小たくさんいます。小さな卵を複数個見つけることもあります。
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     ガーベラの大鉢にはシマヘビの子供も。余りお招きしたくないお客さんですが、時々大きいのから子供まで遊びに来ています。
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     メダカの子供も多数孵っていました。湖西の比良動物病院の院長先生が昔から飼っていたメダカの子孫です。長浜市には自然が多く残っていますが、野生のメダカは見られないようです。
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     裏庭のギボウシを見に行くと、突然バタバタと飛んできたヒグラシ。数コマ撮った後元気よく飛んでしまいました。ヒグラシは姿も綺麗ですが、哀愁を帯びたような独特の鳴き声は風情があります。
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     ウメの木にはアブラゼミの姿。アブラゼミはよく見掛けますが、ツクツクボウシ、ミンミンゼミなどは鳴き声だけでその姿はまだ見掛けていません。
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    カワガラス 姉川上流にて  

     平成29年8月16日撮影。
     この日の姉川上流は川の表面付近にはモヤがかかり、野鳥観察には不向きですが幽玄の美の世界のようでした。途中、クマタカの撮影ポイントには人影はなく、毎年のことですが8月は野鳥撮影が難しい時期だなと感じました。台風の時は激流と化していましたが、流れも落ち着いておりカワガラスの様子を観察してきました。

     川を覗くと1羽のカワガラスが羽繕いをしている最中でした。
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     嘴のあたりも丁寧に掃除をしていました。
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     もやっていて鮮明ではありませんが、水浴びをしています。常に潜って餌取りをしているカワガラスですが、スズメなどと同じように水浴びをしている姿は初めて見ました。
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    フヨウなど 自宅にて  

     平成29年8月10日撮影。
     ご近所では既にフヨウの花が咲いていますが、自宅の庭でもやっとフヨウが咲き出しました。夏に咲く花は数多く、それぞれ暑さにめげずに咲く花に逞しさを感じます。特に、フヨウの鮮やかな美しさは暫し夏の暑さを忘れさせてくれます。

     今年最初に咲いたフヨウの花。記念に撮影したものです。
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     ムクゲも咲いていますが、フヨウとよく似た花です。お互いアオイ科フヨウ属の植物です。
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     ルエリアの花。紫色の美しさに涼しさを感じます。
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    川に戻ってきたダイサギなど 姉川にて  

     平成29年8月10日撮影。
     迷走台風5号により氾濫した姉川もこの日は濁ってはいたものの水位は大幅に下がり、ダイサギなと水鳥の姿も見られるようになっていました。一時田んぼなどに避難していたダイサギたちは川に戻ってきて嬉々としているようでした。増水は魚にとっては遡上のチャンスと、夥しい魚が見られました。

     岸に降りようとしているダイサギ。
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     アオサギを中心に何かを相談しているのでしょうか。
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     氾濫後、僅かの日数で極端に水位が低下しているのは幸いですが、瞬く間に増水し氾濫という経過を踏まえると恐ろしい限りです。
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     ダイサギたちは魚目当てに集まっていますが、魚は投網一投げでご覧の通りです。
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    オオヨシキリ 湖岸にて  

     平成29年8月10日撮影。
     台風5号が通過し、野鳥たちもやっと普段の生活を取り戻しているようでした。2日前の恐ろしい増水が嘘のようで、改めて自然災害の怖さを感じています。最近は、台風でなくても大雨、豪雨警報などのメールが頻繁に入ってきます。気候の変化なのでしょうか、今後とも今まで以上に注意が必要と思われます。

     カンムリカイツブリの浮巣のそばにいたオオヨシキリ。初夏の頃にはうるさいほど大声で鳴いていましたが、8月には完全に鳴き止み、何処にいるのか分からなくなります。この個体は、スッキリしていますので今年生まれの幼鳥なのでしょうか。
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     ハスの花が咲いている光景は夏の暑さを感じますが、間もなく秋の到来です。9月の下旬にはオオヒシクイが到着し、10月にはコハクチョウが到着します。
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    台風後の北湖  

     平成29年8月10日撮影。
     迷走台風は長浜市を通過し日本海へと抜けましたが、8日未明には姉川が氾濫し住宅の浸水被害などをもたらしました。早速姉川などの様子を見てきましたが、濁流が荒れ狂ったように流れており、まさに恐ろしい光景でした。風は思ったほどではなかったのですが、雨が滝のように降り続き、典型的な雨台風でした。

     台風後は琵琶湖の水位は上昇はしていますが、何時も通りの光景でした。琵琶湖に注ぐ河川は数多くあり、何れの河川からも大量の記録的な雨水が流れ込んでいますが、琵琶湖はしっかり受け止めてくれたようです。あらゆる意味で琵琶湖は命の湖と思っています。
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    白雪姫など 自宅にて  

     平成29年8月5日撮影。
     暑い夏の庭には水やりが日課です。一部の鉢植えには朝と夕方となります。特に朝一番にまだ朝露に濡れている頃に今年初めて咲いている花を見つけたときはとても嬉しいものです。毎年咲いているのに、毎回感動的な出会いのように思います。植物には不思議な力があるようです。

     ツユクサの仲間の白雪姫。白い毛で覆われた葉と可愛い綺麗な花は魅力的です。メキシコ原産で、正式な名前はトラデスカンチア・シラモンタナで、何回か頭の中で反復しないと覚えられない名前です。
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     メダカの産卵用に育てているホテイアオイ。とても綺麗で魅力的です。滋賀県でも野生化しているのを見掛けますが、南米原産の植物です。
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    ビワマス 尾上漁港にて  

     平成29年8月2日撮影。
     この日は朝早くから尾上漁港に滋賀県の伝統料理の講習会に行ってきました。お昼にはこの漁港で水揚げされたビワマスの刺身とコアユの天ぷらがでます。私はビワマスが魚では一番好きですので、昨年に引き続き美味しく頂くことができました。講習会が終了するととれたてのビワマスの即売があり、料理人さんが刺身用に料理もしてくれます。

     夏はビワマスの美味しい時期です。とれたてのビワマス。
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     買ったビワマスは丁寧にウロコも取ってくれます。私たちが夕食用に買ったビワマスです。
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     あっと言う間に骨なども取り除く腕前は流石でした。待ち時間は殆ど無いくらいです。
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     ビワマスは琵琶湖の固有種。その味はトロ以上と言われています。産経ニュースによると、昨年11月20日に東京都内で開かれた全国の魚の祭典「Fish-1グランプリ」の料理コンテストで、グランプリに輝いた「天然ビワマスの親子丼」。 「天然ビワマスの親子丼」は、サケ科の琵琶湖固有種「ビワマス」の刺し身と卵のしょうゆ漬けを盛りつけた丼で、県漁連がコンテストに出品。一般来場者の投票などの結果、淡水魚を使った料理として初めてグランプリを獲得した。
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     この魚も琵琶湖の固有種のニゴロブナ。この日の伝統料理の講習会のメイン材料です。これは塩切りしたもので、丁寧に磨き、天日に干し、ご飯を詰めて漬け込みます。これも滋賀県の絶品の一品となります。
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    夏の花 自宅にて  

     平成29年8月1日撮影。
     夏の最も暑い時期に咲いている二種の花を撮ってみました。植物は動物のように快適な場所へと移動することもなく、酷暑にも耐えて咲く姿には逞しさを感じます。人間は動植物の逞しさに接することで元気を貰っているようにも思えます。

     八重と一重のハスを育てていますが、一重のハスは少ししか咲きませんでした。小型のハスで、湖岸の大型のハスのような迫力はありませんが、爽やかさ、可憐さを感じます。
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     門から玄関までのアプローチの一部に植えているジニア。夏の暑さに滅法強く、咲いている期間が長く手間いらずで毎年植えています。今年は天候のためか、背丈が不揃いになってしまいました。ジニアの種類は、プロフュージョンです。犬(ボーダーコリー、柴犬)が庭を疾走しますので、特に苗の時に踏まれないようにするのが大変です。
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    オニユリ 自宅にて  

     平成29年7月27日撮影。
     オニユリの栽培は手間いらずで、放任していてもよく育ちます。少し手入れして育てると大株で立派に育ち花をたくさん付けます。オニユリの球根はユリ根として食材になり茶碗蒸しなどに利用されます。畑で食材のユリ根栽培のため20株ほど育てています。

     畑に咲くオニユリも、野に咲くオニユリも背丈がありとても存在感があります。この花粉は衣服に付けてしまうと、洗剤で洗っても簡単には落ちてくれません。除草作業時には気を付けていますが、毎年のように花粉を付けてしまいます。
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    越夏ミコアイサ 余呉川河口付近にて  

     平成29年7月27日撮影。
     湖北では冬鳥のキンクロハジロなど夏を越しているものも見られます。涼しい北方に帰らず、酷暑の湖北で過ごす冬鳥に「ごくろうさん」とレンズを向けることも。ダイサギ、ミサゴを撮った後、野鳥センター方向に向かいました。

     余呉川には何もいませんでしたが、突然現れたミコアイサ。時々見掛ける越夏ミコアイサです。私が確認している限り、この1羽のようですが逞しく過ごしています。恐らく寂しいことと思われますが、晩秋には仲間たちが必ずやって来ます。それまで、無事に頑張ってほしいです。
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    ミサゴ3羽が電線に 姉川にて  

     平成29年7月27日撮影。
     簗場でダイサギを撮り終え堤防沿いの道路に向かう途中、電線に白っぽい鳥が留まっているのに気付き、確かめるため少しバックして停車。ミサゴが1、2、3というように3羽並んで留まっていました。川幅の広い姉川を跨ぐように架かっている電線で、何時もはトビがよく留まっています。また、コサギが留まっていたり以前にはカワセミが留まっていたこともあります。ミサゴが電線に留まっているのは初めて見ました。

     岸寄りの1羽。 
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     真ん中のミサゴ。幼鳥?
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     3番目のミサゴ。何れもよく似ていますが、頭部などの羽の模様が若干異なるようです。2番目のが白い羽が混じっているようですので、よく分かりませんが幼鳥なのでしょうか?一家そろって魚捕りの訓練でしょうか。
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     魚が跳ねたのか、川を見つめる目つきは猛禽そのものです。
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     電線を飛び立ったミサゴ。
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     狩りはせずに間もなく電線に戻ってきました。
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    姉川のダイサギ 簗場にて  

     平成29年7月27日撮影。
     今年の梅雨の時期には雨が少なく、川の流れは殆ど無いような状態で、その上コアユも少ないのでサギ類が川に集まる機会も少なかったです。まとまった雨が降ると川には流れが戻り、サギたちが魚を追う姿が見られます。僅かながら小魚が遡上するのを待ち構えていますが、思うようには捕れないようでした。

     簗場で獲物を追うダイサギ。手前にはハス、左にはコアユが跳ねているのが写っています。
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     ダイサギは湖北では数多く見られる鳥ですが、その姿はとても美しいですがその美しさに漫然と撮影するためか、難しい被写体です。
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    ウミネコ 羽咋市千里浜にて  

     平成29年7月20日撮影。
     羽咋市の千里浜は波打ち際を車で走行できる世界でも数少ないところです。能登半島は旅行で訪れたことはありますが、自分で運転して行くのは初めてで、千里浜を走行したのも初めてでした。延長の長い砂浜ですので、何か珍しい野鳥でもと期待していましたが、ウミネコだけがのんびりと迎えてくれました。

     車で近付いても警戒心すら見せないウミネコたち。
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     波が引くと、波を追いかけるように採餌するウミネコもいました。
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     まだ冬鳥は飛来していないので、留鳥のウミネコだけがのんびりと過ごしていました。
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     波打ち際には夥しい小魚の群れが見られました。
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     群れはこの様に固まりになることもありました。
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     砂はとてもきめ細かく、よく締まっていて走行しやすい海岸でした。海岸でゆっくりと海を眺めながら過ごすのも良いものですね。
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    白い花(フウランほか) 自宅にて  

     平成29年7月20日撮影。
     植物も多種多様で、その花も色も多種多様です。白い花には清楚、純粋さを感じますが、夏の時期に咲く白い花には涼しさも感じられ、惹き付けられる魅力があります。自宅では白色の花の植物はフウラン、サギソウ、タンチョウソウ、タツナミソウ、ハマユウ、ツバキ、アジサイ、バラ、オオヤマレンゲ、ミチコレンゲ、ニワナナカマド、月下美人などがあり、それぞれに固有の魅力を感じます。この日、庭では2種類の白い花が咲いていました。

     フウラン。地味な花ですが、その清楚さと何とも言えない芳香は魅力的で、涼しさも感じられます。
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     インドハマユウ。日本に自生しているハマユウに比べ花びらの幅が広いです。
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    ハヤブサの幼鳥 ビオトープ近くにて  

     平成29年7月19日撮影。
     この日は近畿地方が梅雨明けとなり、湖北も猛烈に暑い日となりました。酷暑の時は野鳥たちの姿もあまり見られませんが、ビオトープ近くの農道を走行中に電柱に留まっている白っぽい鳥に気付き停車して確認するとハヤブサでした。この辺りはトビが多く、もう少しで見過ごすところでした。このハヤブサは幼鳥の特徴が明らかな個体で、ラッキーな撮影となりました。

     ハヤブサの幼鳥の特徴は、アイリングと蝋膜にブルー色が残っています。更に幼鳥は胸の模様が縦班、成鳥は横班であるという明らかな相違点があります。
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     私の方を見つめる表情にはまだあどけなさが残っているようで、可愛らしい顔をしています。
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     キリッとした表情。スズメか何か見つけたのでしょうか。
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     暑さのあまり、口で息をしているようです。よく見えそうな大きな目が印象的でした。
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     湖岸付近では時たまハヤブサの成鳥を見掛けていました。湖北でもハヤブサが繁殖しているようです。
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    庭や畑の花など 自宅にて  

     平成29年7月16日撮影。
     真夏の酷暑の時期はコウノトリなどお気に入りの野鳥しか撮影に出向きませんが、庭や畑には綺麗な花なども多く被写体に困ることはありません。何時もはなんとなく見つめている花なども、近くでよく観察すると改めて新鮮な感じがします。植物などとの対話の時間は暫し暑さも忘れることができるようです。

     ビョウヤナギ。繊細な雄しべが綺麗です。
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     ガクアジサイの一種。ピンクの濃淡が綺麗です。
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     小さな花がギッシリと詰まって咲いているようです。
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     ブルーベリーの実。小さい実の種類です。
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     大きい実のブルーベリー。熟すると黒くなり、いかにも美味しそうに見えます。
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     ニンジンの側に勝手に生えている食用ホオズキ。食用と言っても味は美味しくはありません。
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     ゴボウの花。アザミに似た花が咲きます。枯れるとひっつき虫のように服によく付きます。
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     ユミアシゴミムシダマシ。畑に行くのに納屋の横を通って行くのですが、納屋の縁石にいました。クワガタに似ており、動きはゆっくりしています。夜行性のようで、一般に林などにいるようですが見掛けたのは初めてです。
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    ビオトープ(早崎内湖)のハス  

     平成29年7月16日撮影。
     ビオトープを埋め尽くすように咲くハスの花は見事です。烏丸半島のハスは昨年ほぼ全滅状態になり、その景色は以前と比べ嘘のようです。ビオトープでも最初は少しのハスが植えられたようで、ここ数年で内湖を埋め尽くすように繁茂しています。湖北でも複数箇所でハスが急激に激減しているところもあり、繁殖力の旺盛な植物と思っていましたが、そうでもないようですね。

     湖周道路からも一目瞭然で、撮影されている方もよく見掛けます。
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     ビオトープはコハクチョウたちの塒となり、ここから餌場の田んぼへと飛び立ち、夕方には戻ってきます。ハスは枯れると丈夫な茎が湖面から突き出るようにして長い期間残ります。まるで生け花の剣山のようで、その上にコハクチョウたちが降り立つことになりそうです。心配しているのは私だけでしょうか。
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    カイツブリのヒナ ビオトープ近くの川にて  

     平成29年7月16日撮影。
     この日は久しぶりにカンムリカイツブリの可愛らしいヒナを見ることができました。カイツブリのヒナも見ることが出来ることを期待して探してみました。今季は親鳥の背中に乗っているヒナの姿は未だ観察すら出来ていません。ヒナの姿が見られる場所は3カ所ほどありますが、一番可能性の高い川に行ってみました。期待に反して、泳ぐのもスイスイ、潜るのも一人前のヒナばかりでした。

     ヒナがいる気配がしましたので、草陰で待っているとポコッと浮いてきたヒナ。
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     草陰では上手く撮れないので、反対側の岸に回ってみました。複数のヒナが見られましたが、このヒナは陰でお休み中です。
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     ヒナたちはある程度大きくなると、勝手に遊んだりしているようで親鳥も子育ての忙しさから解放されているようですが、鋭い目つきでヒナたちを見守っています。
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    カンムリカイツブリのヒナ 河口付近にて  

     平成29年7月16日撮影。
     いつもの川沿いを走行して河口近くに差し掛かるとカンムリカイツブリのペアを発見。特に珍しい光景でもありませんので、そのまま見過ごそうかと思っていましたが、親鳥の背中が膨らんでいるのに気付き停車して暫く観察していました。暫くすると、期待通りに親鳥の背中からヒナの顔がヒョッコリ現れました。今季3度目のヒナを観察、撮影することが出来ました。

     何か貰えると思ったのでしょうか。首を伸ばすヒナ。
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     背中から降りて泳ぎだしたヒナ。親鳥の背中は膨らんだままですので、もう1羽くらいヒナがいそうです。
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     ヒナが泳いだのは少しの間だけ。直ぐに親鳥に近付き背中に乗ろうとしています。生まれて間もないヒナが泳いでいる姿を撮ったのは、今季としては初めてです。
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     背中に潜り込もうとよじ登るヒナ。
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     アッという間に潜り込み、背中から顔を出したヒナ。背中が一番落ち着くようです。
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     親鳥がヒナに餌を与えているのかと思ってシャッターを押しましたが・・・。
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     餌ではなく、羽でした。羽でヒナをあやしているようです。親鳥と遊ぶヒナの姿も可愛らしいですね。掲載日現在でも抱卵中のカンムリカイツブリの姿があります。チャンスがあればヒナの姿が見られるかも知れませんね。
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    ヒオウギ 自宅にて  

     平成29年7月11日撮影。
     7月の京都は祇園祭で賑わいます。このシーズンになると必ず咲く花があります。アヤメ科のヒオウギで、7月初旬から咲き始め生け花にも使われます。このヒオウギは、祇園祭には欠かせない花で、京都の各家庭では祇園祭の時に生ける習慣があります。

     ヒオウギが咲き始めると、「もうすぐ祇園祭」と思いながら眺めています。7月の暑い時期にヒオウギは爽やかさを与えてくれますので、好きな花の一つです。
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    モリアオガエルのオタマジャクシ 自宅にて  

     平成29年7月10日撮影。
     自宅敷地内で2個のモリアオガエルの卵塊を7月1日に発見。畑の水やり用の桶などではうまく育ちませんので、水槽にネットをはり車庫で育てることにしました。大雨でも溢れることはなく、サギ類からも守ることができます。約1週間で卵はオタマジャクシになり、今も元気にすくすく育っています。

     オタマジャクシは暫くは泡巣を食べます。泡巣は産み付けられた卵を乾燥などから守り、オタマジャクシになると食べ物となります。親ガエルからの愛情のこもった子供たちへのプレゼントで、これを食べさせると今までの経験から元気で成長も早いようです。掲載日現在では、後ろ足が出ている個体もおります。水は親ガエルも育った湧き水で天然水です。
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    コウノトリ(J0481&J0041) 越前市にて  

     平成29年7月8日撮影。
     この日早めの時間に現地に到着したのは、コウノトリの幼鳥とJ00481を撮るためでした。白山地区にある第一ゲージには以前のように葦簀が掛けられておらず、車道から幼鳥を容易に確認することが出来ました。先ず幼鳥2羽を撮った後、お目当てのJ0481を探すと巣にも田んぼにも見当たりません。時間があるので付近を探して見ようかと思って、何気なしにケージを眺めていると、何とケージすぐ横の2本のポールにJ0481とJ0041が留まっているではありませんか。一カ所で目的のコウノトリを全て観察することができたのはラッキーでした。

     ポールの天辺に留まるJ0481。このコウノトリは長浜市にもよく飛来し、近江塩津、姉川、高時川、草野川、西池などでも観察しているお馴染みのコウノトリです。このJ0481はコアユやビワマスが大好物でしたが、ここではそれ以上に大切なJ0041と一緒に過ごしています。
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     もう一方のポールにはJ0481のお嫁さんのJ0041が留まっていました。
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     ケージ付近の湿地には地元産のドジョウを養殖して放流されているようです。採餌するJ0481。
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     採餌後はケージ側で休息のJ0481とJ0041のペア。
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     何とも仲のよい微笑ましい姿も見せてくれました。この春は卵を孵すことが出来ませんでしたが、来年を期待しています。
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     越前市はネムノキが多く、花が美しく見頃でした。撮影後、PR館を訪れて見学後車中で昼食を済ませ、コウノトリ市民交流会の会場へと向かいました。
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    コウノトリの幼鳥2羽 越前市にて  

     平成29年7月8日撮影。
     この日は所用のため越前市に向かいましたが、白山地区でコウノトリの幼鳥やお馴染みのJ0481を撮影するため、予定よりかなり早めに自宅を出発しました。到着すると幼鳥2羽が元気よく出迎えてくれました。5月15日付け福井新聞ONLINEによると、「福井県が越前市白山地区で飼育している国の特別天然記念物コウノトリのペアが温めていた卵のふ化が14日確認され、ひな1羽が誕生した。ひなは1970~71年に同市白山・坂口地区に飛来、保護されたくちばしの折れたコウノトリ「武生(コウちゃん)」の孫に当たる。県内で武生の血統のひなが生まれたのは初めて。」と地元の喜びを伝える報道がされています。

     第一ゲージの中で元気よく動き回る幼鳥2羽。5月14日~16日にかけて3羽が誕生しましたが、その後1羽が死亡しています。
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     誕生して約2ヶ月ですが、成鳥と変わらないほど大きくなっていました。
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     まだあどけなさがありますが、とても元気に動き回っていました。今日は何をして遊ぼうか、と考えているようにも思えます。なお、卵は兵庫県のコウノトリの郷公園から有精卵3個を譲り受け、ふっくんとさっちゃんのペアに托卵されました。この2羽の放鳥が楽しみです。
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    ウミネコ 伊根湾にて  

     平成29年7月6日撮影。
     この日は台風の影響で前日まで降り続いた雨もやみ、一転爽やかなよい天気に恵まれました。地域の行事として、天橋立と伊根湾を訪れました。長浜市から天橋立まで高速道路が整備されていますので、気軽に訪れることができます。伊根湾ではウミネコが観光船を追いかけてきたり、船屋の美しい景観を船上から見学することができました。

     観光客からかっぱえびせんを貰うため、船が出ると多くのウミネコたちが追いかけてきます。餌は見事な空中キャッチ。
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     海に浮かんでいるウミネコもいました。
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     伊根湾には設置されているいけすにもウミネコが見られました。
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     伊根湾にせり出すように建てられた船屋群は独特の美しい景観です。伊根湾巡りの後、天橋立に向かいました。途中の「二反田」というところで昼食を頂きました。
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    コウノトリ(J0103♀) 長らく滞在しました  

     平成29年7月5日撮影。
     この日のコウノトリJ0103は何時もどおり元気よく過ごしていました。翌7月6日市立小谷小学校のブログによる目撃情報を最後に、忽然とこの地を旅立ってしまうとは夢にも思っていませんでした。今年の3月に長浜市に飛来し7月6日までの長きにわたり滞在し、人見知りしない美しく優雅な姿は、私たちに毎日のように幸せを与えてくれました。最近、天橋立方面で2羽でいるところを目撃されているようですが、今度はJ0103に幸せが訪れることを願っています。

     気持ちよく翼を広げるJ0103。
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     翼を大きく広げた後の幸せそうな表情。農家の方が水量の調整などで近付いても逃げることなく、地元でも可愛がられていました。
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     別の餌場への移動です。
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     私に見せてくれた最後の食べ物はカエルでした。コウノトリは不思議な鳥で、いくら大好きな食べ物が豊富でも旅立ってしまうのですね。コウノトリも人間と同じように食べること以外にも大切なことがあるように思えます。再会は、特別な感動がありますのでその時を心待ちにしています。既に旅立ったJ0103ですが、まだ地元にいるような気がしてなりません。
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    チョウトンボはステンドグラスのよう 西池にて  

     平成29年7月5日撮影。
     コウノトリJ0103を撮った後、西池を観察するのも楽しみの一つになっています。チョウトンボが丁度よい距離にいて、綺麗に撮れればと言う期待が西池に足を向けさせます。カンカン照りの時はチョウトンボ、ショウジョウトンボは直射日光を極力避けるため尾を立てるように留まっていますが、この日は曇りの天気で、尾を立てずに留まっていました。

     曇っていましたが、スタンドグラスのように美しく輝くチョウトンボ。
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     蓮の葉に留まっているショウジョウトンボ。赤とんぼより赤いですね。
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     真夏の晴天時には尾を立てて体操選手のような留まり方をしていますが、この日はトンボらしく留まっていました。
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     西池も蓮が激減していますが、一部にかろうじて咲いています。美しい蓮の花、トンボたちを見ていると夢の世界に引き込まれるようです。
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    ヤブカンゾウとキリギリス 自宅にて  

     平成29年7月5日撮影。
     裏庭に繁茂しているヤブカンゾウ。川岸でイノシシに掘り起こされた1本の根っこを植えたのが最初で、逞しく育っています。花も盛夏に逞しく咲く姿は野性味があり決して美しい花ではありませんが、惹き付けられる魅力を感じます。

     ヤブカンゾウの花にキリギリスの幼虫が留まっていました。キリギリス、今は成虫になってそこら中で鳴いています。
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    コウノトリ(J0103♀) 農道から動きませんでした  

     平成29年7月4日撮影。
     この日は台風3号が四国を通過する影響を受け、午後から天気がよくない予報のため朝早めにコウノトリ観察へ。最初は100㍍位離れたところから様子を観察していましたが、コウノトリの側の農道を車が通過したため、少し離れたところに飛んで移動してしまいました。幸い飛んだ先は撮影しやすい場所で、そちらにまわり車中から撮影。J0103旅立ち3日前の画像です。

     先程まで採餌していましたので、田んぼに入るものと思っていましたが、ジ~ッと此方を見たまま動かず。
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     羽繕いもせず、殆ど動かずで何か考え込んでいるように思えました。
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     J0103の向こう側にいたダイサギは既に移動していますが、J0103はそのまま。今から思えば長期にわたりお付き合いしてきたコウノトリ流のお別れだった様に思われます。
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    アマサギ 湖岸方面に向かう途中で  

     平成29年7月3日撮影。
     アマサギは毎年飛来しますが、観察できる場所はその年によって異なるようです。昨年などは自宅近くでも頻繁に見られましたが、今年はサッパリです。北陸自動車道付近から湖岸付近にかけて今季はよく見られます。まだ山手付近では観察する機会に恵まれていません。

     湖岸方面に向かって走行中に見掛けたアマサギ。好きな鳥ですので、見掛ければ停車して撮ってしまいます。掲載日現在では、稲穂が出ており小さなアマサギを発見するのは難しくなっているようです。
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