2018年02月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    マガン 湖岸付近のとある田んぼにて  

     平成30年2月27日撮影。
     オオワシ、コハクチョウの北帰を観察撮影後、複雑な脱力感を感じながらの帰路。例のカリガネ君がいないかマガンの集団がいそうな田んぼを見ながらの走行です。簡単に言うとあみだくじのような感じの走行でマガンたちを探しました。幸い前日とそんなに離れていない田んぼで発見することができました。

     順光側で撮ることができました。田んぼに掘られた溝には雪解けの水が溜まっています。マガンたちの格好の水飲み場になっています。
    CF1A6197 20180227

     水飲み場は狭いですが、チョット泳いでみるマガン。
    CF1A6211 20180227

     マガンの殆どは採餌に夢中です。
    CF1A6259 20180227

     活発に採餌していましたので、アイリングのあるマガン(カリガネ君)と再会できるチャンスでしたが、寝ているマガンもいましたので、探すことは出来ませんでした。
    CF1A6264 20180227

     このマガンたち、何時北帰するのでしょうか。春の嵐が近付いていますのでその後の旅立ちでしょうか?
    CF1A6279 20180227
     平成30年2月27日撮影。
     今日は早朝から山本山の麓でオオワシの女王様を見送るためスタンバイしていました。琵琶湖でコハクチョウたちの鳴き声はよく聞こえていますが、ひときわ大きく聞こえたと思うとコハクチョウたちの気の遠くなるような遠方のシベリアへの北帰行の姿がありました。コハクチョウたちは旅立つ時、必ず近くの集落の上空を旋回し、北方を目指します。大切に見守ってくれた地元にお礼の意味もあるのでしょうか。最後の最後まで美しいコハクチョウたちです。

     V字型編隊で、私たち撮影者の上空を飛ぶコハクチョウたち。約2週間の長い旅への出発です。
    CF1A5543 20180227

     北へと進路をとり、やがてゴマ粒のようになって消失しました。
    CF1A5550 20180227

     別のグループも触発されるように旅立ちです。何時も愛嬌を振りまいて、心の安らぎを与えてくれたコハクチョウたちの旅立ちに立ち会うのは、「有り難うと別れの寂しさ」が混ぜ合わさった気持ちとなります。
    CF1A5691 20180227

     今日はコハクチョウの北帰行、オオワシの北帰行と一気に湖北に空虚感が漂うのを感じる日となりました。既にオオヒシクイ、大部分のマガン、シジュウカラガン、ハイイロガンと旅立ってしまっています。 
    CF1A5711 20180227

     このグループは南から山本山を越え、北へと向かっていました。
    CF1A5729 20180227

     山本山を越えるコハクチョウたち。毎年決まった時期に来て、そして決まった時期に帰って行く渡り鳥は、カレンダーや時計は持っていないのに体内に調整不要の宇宙時計のような正確無比のものをお持ちのようですね。
    CF1A5760 20180227

    オオワシの女王様 今日北帰行へと旅立ちました  

     平成30年2月27日撮影。
     今日はオオワシの女王様が北へ旅立つ可能性が極めて高い日でしたので、何時もより早めに山本山に向かいました。到着すると、昨日ほどではありませんが、大勢の見送りのカメラマンが北帰に備えてスタンバイされていました。女王様は今回で20年連続飛来という湖北のシンボル的な存在です。将棋の藤井六段が15歳ですので、それ以前から湖北に君臨し、地元はもとより遠方からのオオワシファンを惹きつけています。昨年の11月26日に飛来し、3ヶ月の越冬生活をし予め日程が決まっていたかのように本日北帰行へと旅立ちました。

     何時もの枯松から旅立ちの瞬間です。時は午前10時23分でした。
    CF1A5991 20180227

     長年住み慣れた山本山にお別れをしているかのように、低く低く沿って飛ぶ女王様。
    CF1A6003 20180227

     何時もなら琵琶湖へ向かうのですが、ここから山本山の尾根へと高度を上げました。北帰と感じた瞬間です。
    CF1A6050 20180227

     高度をぐんぐん上げ尾根を越えようとしています。「やっぱり、帰るのか・・・」と心を納得させる時でもあります。
    CF1A6075 20180227

     山本山の尾根を越える女王様。もう「さようなら。この冬も必ず来てよ!」と言うしかありません。長いお付き合いですので、万感胸に迫る瞬間です。
    CF1A6077 20180227

     尾根の向こうに姿を消す女王様。時は午前10時25分頃でした。暫く様子を見ていましたが、彼女は戻ってくることはありませんでした。これで数年間連続して見送りができました。オオワシは飛び立つ前に「今年の冬も必ず来るから待っててね。」と言ってくれたようです。
    CF1A6090 20180227

    カリガネ風のマガン 湖岸付近のとある田んぼにて   

     平成30年2月26日撮影。
     今日もオオワシ北帰の可能性のため山本山詣で。こちらの思い通りにならないのがオオワシの女王様の行動パターン。正午になっても飛ばずで北帰なしと判断して撤収。帰路で昨日マガンがいた田んぼのそばで約60羽のマガンの集団と再会。晴天下で超逆光でしたが、丁寧に撮りました。もしかしたら、超大物がと言う期待もありました。

     こちら向きのマガンには鮮明なアイリングがあります。カリガネ!と心が叫んだのですが、カリガネはマガンより小柄で、嘴は小さくピンク。似ているのはアイリングのみで、他の特徴からカリガネもどきのマガンと思います。何百というマガンを観察してきて、この様な個体は初めてでした。私にとっては貴重な観察となりました。
    CF1A5359 20180226

     少しわかりにくいので拡大画像を追加しました。最初に見た時には「ドキッ」したのは事実です。
    CF1A5359 20180226-1

     他の個体にはアイリングはなく、紛れもないマガンばかり。シジュウカラガン、ハイイロガンに続いてカリガネとは虫が良すぎますね。マガンでもアイリングがある個体がいるとのこと。良い勉強になりました。
    CF1A5303 20180226

    オオワシの女王様 北帰はせずに枝移り  

     平成30年2月25日撮影。
     この日の天気はパッとしない予報でしたが、2月の下旬はオオワシの北帰の可能性が高く、例年のごとく山本山詣でとなりました。到着すると、この松に留まれば動かないとの伝説めいた青松に留まっていました。前日は殆ど動かなかったので、北帰はしなくても琵琶湖へ餌捕りには行くはずとの期待をしながらお昼までスタンバイしました。しかし、枯松へと枝移りしただけで、期待は風船のように萎んでしまいました。

     青松から琵琶湖をキョロキョロと獲物探しをしている様子の女王様。
    CF1A4822 20180225

     期待通り飛び出したものの、琵琶湖へは行かずに方向転換。旋回サービス?と思っていましたが・・・。
    CF1A4851 20180225

     飛ばないかも、と思っていたオオワシのスケールの大きな飛翔姿が見られただけでも良かったと連写。トビも飛んでいますが、まるで大人と子どものようですね。
    CF1A4854 20180225

     オオワシは山本山に向かって一直線。
    CF1A4861 20180225

     枯松に留まろうとしている女王様。この姿もスケールが大きくダイナミックな美しさでした。
    CF1A4882 20180225

     留まったあとは、足を突き出したり余裕のリラックスモード。夕方には琵琶湖へ獲物捕りに行ったようですが、北帰限定でのスタンバイでしたので、お昼に撤収しました。日曜日だったので大賑わいの山本山の麓でした。
    CF1A4923 20180225

    マガンの大集団 新たな飛来?舞い戻り?  

     平成30年2月25日撮影。
     今日はもしかしてオオワシの北帰の可能性もありましたので、所用を済ませた後山本山の麓ででスタンバイ。北帰の様子はないようですので、お昼頃に撤収し帰路へ。途中は田んぼのコハクチョウなどを観察しながら帰るのがお決まりのコースです。途中、湖岸付近のとある田んぼに差し掛かった時、マガンらしき数十羽の集団を発見。同時にまさかという気持ちに包まれました。

     既に大集団は北帰しているはずなのに。???何で?正夢かという感じでした。新たな北帰組が、湖北を中継地として立ち寄ったのか?過日北帰したマガンの一部が舞い戻ったのか?
    CF1A4998 20180225

     集団の殆どは爆睡中でした。やはり北帰の途中のような感じに見えました。
    CF1A5005 20180225

     採餌に勤しんでいる元気なマガンも見られました。
    CF1A5061 20180225

     水飲みしているマガン。
    CF1A5069 20180225

     水飲みが終わり場所を移動するマガン。今年は私としては見たことも無いマガンの大集団が幾度となく観察することができました。マガンは警戒心が強いことは承知していますが、私が撮影などしている限りその様な素振りは微塵も感じられず、むしろシジュウカラガン程ではありませんが、近くで存分に観察することができました。飛去した後の場所をブログに掲載しているのに、ルール違反であるとの公の機関からクレームが付いたこともある、思いがけないマガンたちとの出会いでした。
    CF1A5073 20180225

     この場所はシジュウカラガンも観察することができたところで、シジュウカラガンとイメージが重なってしまいました。今となっては、懐かしい思い出となってしまいました。
    CF1A5080 20180225

    北帰前のコハクチョウ 旅立ちの準備万端のようです  

     平成30年2月23日撮影。
     2月も下旬となり、冬鳥たちの旅立ちが始まりました。コハクチョウ、オオヒシクイ、マガンの北帰前の行動は不思議そのもので、カレンダーや時計を持っている訳ではないのに、北帰の日程調整でもしているかのように一同が集まり、それぞれの都合に合わせて旅立っているようです。この日はマガンの姿は見当たらず、オオヒシクイも随分数が減っていました。コハクチョウは琵琶湖に集まったり、田んぼに集まったりしていましたが、お馴染みさんの姿はどこを探しても見当たりませんでした。

     水鳥ステーション前の琵琶湖の様子。コハクチョウたちは旅立ちに備え、ゆっくりと過ごしているようです。
    CF1A4377 20180223

     コハクチョウの姿を見ていると平和そうですが、この冬は北陸方面の空前の大雪のため待避組と組と思われる見られないコハクチョウの姿やシジュウカラガン、ハイイロガン、夥しいマガンの姿が見られたのが大きな特徴のように思われます。
    CF1A4385 20180223

     全員琵琶湖などに集結しているかといえばそうでも無く、田んぼで採餌に勤しんでいる姿も見られます。
    CF1A4388 20180223

     次々に田んぼにやって来たコハクチョウたち。この美しい姿も見納めが近いようです。
    CF1A4400 20180223

    オオワシの女王様 北帰はせずに魚捕り  

     平成30年2月23日撮影。
     今日は気温がぐんぐん上がって、オオワシ撮影中は汗ばむほどでした。山本山に行くまでに、歯科医院、市長選挙の期日前投票などを済ませましたので、到着は遅刻気味。暖かいので湖岸で待っていると、すぐにオオワシが狩りのため琵琶湖に向かって飛んできました。すぐそばで漁をしてほしいと願いましたが、現実は私の視力では見えないような対岸近くでブラックバスを捕ったようです。更には、湖岸から見えないようなコースで山本山に戻りましたので、急いで麓に駆けつけました。

     琵琶湖に向けて方向転換する女王様。 
    CF1A3802 20182023

     琵琶湖の上空を飛ぶオオワシ。
    CF1A3825 20180223

     対岸の木々などに紛れて一時見失いましたが、その時ブラックバスを捕ったようで、この画像では獲物を掴んで飛んでいます。
    CF1A3846 20180223

     此処で食べているかと期待していましたが、すぐに下に落としたとのこと。
    CF1A4052 20182023

     久々の低い位置でしたので、北帰を目前にしたオオワシの女王様の記念撮影。
    CF1A4086 20180223

     すぐに飛び出すような仕草をしましたが、飛ばないでゆっくり過ごしていました。
    CF1A4227 20180223

     痒いところを掻いて気持ち良さそうな女王様。このあとも撮りたかったのですが、今日は藤井六段の対局日。そちらも観戦したいので、仕方なく山本山をあとにしました。
    CF1A4300 20180223

    マガン&コハクチョウ 北帰行のようです  

     平成30年2月22日撮影。
     今日の早朝はかなりの冷え込みで田んぼはバリンパリンに凍っていました。しかし、天気が良く時間とともに温度があがり春の到来を感じました。春の陽気は冬鳥たちの北帰の合図となり、今日も湖北の残っていたマガン全員と一部のコハクチョウが北を目指して旅立ったようです。出会いは別れの始め、のとおり春はお別れの季節でもあり、心に一抹の寂しさが漂う時期でもあります。

     湖岸付近でコハクチョウの北帰を見送り、湖西のザゼンソウ観察に向かおうとしているときにマガンの鳴き声が。
    CF1A3553 20180222

     毎日のようにマガンの大集団を観察しており、昨日はとある田んぼでオオヒシクイ、マガンが全員集合状態でした。コハクチョウもかなりの数がいました。この田んぼは過去この3種を観察したことがないところで、北帰の打ち合わせの重要会議だったのでしょうか。頭上を飛ぶマガンたち。
    CF1A3569 20180222

     北を目指しつつ、上空を大きく旋回していました。
    CF1A3585 20180222

     ここしばらくは頻りに飛行訓練を繰り返していましたが、今日が本番だったようです。
    CF1A3592 20180222

     何時もなら何処かの田んぼに降り立ちますが、その様子は無く北の空に向かって飛び続け消失しました。
    CF1A3604 20180222

     マガンの北帰行の前にコハクチョウの一団が北の空に向かって、段々とゴマ粒のようになって消失しました。昨年秋から長い間滞在してたように思えますが、今となっては短すぎるように思えてなりません。
    CF1A3386 20180222

    マガン 湖北で旅立ちを待っているよう  

     平成30年2月20日撮影。
     最近は北陸方面の大雪からの退避組と思われるマガンの大集団をよく見掛けます。例年湖北で越冬しているマガンは会えるか会えないかの少数ですが、今季はコハクチョウ、オオヒシクイ、マガンと大勢が田んぼに勢揃いといった私としては見たことも無い光景が見られます。願ってもない撮影チャンスに恵まれたかのように思えますが、北陸の大雪は現地では深刻な影響をもたらし、私も出会ったことのある大陸から飛来していたコウノトリがこの19日に死亡しているのが確認されています。ハイイロガン、シジュウカラガン、数え切れない程のマガンの集団など大雪の影響と思われる飛来に手放しで喜べない現地の現実に胸が痛みます。

     撮影場所は、湖北のとある田んぼです。舞い上がっては、舞い降りるといった北帰行を目前とした飛行訓練と思われました。
    CF1A1986 20180220

     舞い降りてくるマガンたち。
    CF1A1999 20180220

     舞い降りては採餌。採餌しては舞い上がると忙しく過ごすマガンたちです。
    CF1A2005 20180220

     写っているのはごく一部のマガンたちです。食べ物は豊富で、積雪もそれほど影響はないようで元気に過ごしているマガンを見ていると、来季も余所に行かないで湖北にいらっしゃいと言いたい思いです。
    CF1A2025 20180220

     滋賀県の最高峰である冠雪した伊吹山を背景に観察するコハクチョウ、マガンたちは私にとっては何者にも代えがたい素晴らしい光景です。この画像だけ、別のカメラで広角系のレンズで撮っています。
    IMG_4615 20180220

    シジュウカラガン やっぱり可愛らしいですね  

     平成30年2月20日撮影。
     今日は気温も春到来を思わせるほどで、田んぼなどの積雪も一気に雪解けが進んだようです。しかし、風が強く体感温度的には見掛けの春到来と感じました。オオワシも北帰間近ということで出向きましたが、観察している時間には昨日のようなパフォーマンスは見られず、シジュウカラガンなどの観察をしました。

     シジュウカラガンはコハクチョウと一緒に湖北を旅立つのは間違いないので、この可愛らしい姿を見られるのはあと僅かとなりました。
    CF1A1410 20180220

     撮影場所は場所的にはよく知っておられる方が多い、とある湖北の田んぼです。今日も間近に観察することができました。
    CF1A1446 20180220

     田んぼの中にクチバシを突っ込んで落ち籾などを食べていたのか、クチバシが汚れています。
    CF1A1496 20180220

     昨年末に飛来して以来、雨の日、雪の日、晴れの日は勿論のこと、色々な田んぼなどで観察をしてきたシジュウカラガンです。
    CF1A1541 50180220

     性格もコハクチョウ同様に人に好かれ、フレンドリーさを持ち合わせています。今日も大砲組さんなどに農道のすぐそばから大サービスでした。
    CF1A1599 20180220

     雪解けしたところで採餌すると嘴は綺麗になっていました。
    CF1A1609 20180220

     この様に窒息しそうなくらい田んぼに突っ込んで採餌していました。
    CF1A1614 20180220

     首の白い輪も大人っぽく綺麗になっています。
    CF1A1675 20180220

     シジュウカラガンはコンクリート畦が好きで、よく上がったり、その上で休憩もしていました。今日も上がってくれました。あと何日見られるのでしょうか?多少の日数の短い長いはあるかと思いますが、確実にカウントダウンは始まっているようです。
    CF1A1708 20180220

    コハクチョウA66&A27が同じ田んぼに  

     平成30年2月19日撮影。
     毎年コハクチョウを観察していますが首にGPS発信器付きコハクチョウが観察できたのは今季初めてでした。今月に入って更に1羽と計2羽も観察できるとは思ってもみませんでした。2月10日に観察したA66と記された足環の個体は、北陸方面が空前の大雪のため湖北に緊急避難しているものと思われます。

     最初はA27しかいませんでしたが、途中飛来してきたA66。山階鳥類研究所に撮影情報を報告しており、同研究所の吉安研究員様から放鳥情報が届きましたので、以下お知らせします。
     赤「A66」 2017年8月25日。ロシア、チュコトカ、チャウン湾のGuba(68°49′N  170°34′E)で、成鳥に標識を付け放鳥。同年12月石川県羽咋郡志賀町で観察。との情報をいただきました。やはり、北陸からの飛来だったのですね。有り難うございました。
    CF1A0779 20180219

     他のコハクチョウと同じように稲の二番穂を美味しそうに食べていました。
    CF1A0823 20180219

     シジュウカラガンとA66が挨拶を交わしている様に見えます。A66は石川県から飛来しており、シジュウカラガンも河北潟で確認されていた個体であればお互い初対面ではなさそうです。お互い、予期しないところでバッタリ出会ったのかも知れませんね。
    CF1A0858 20180219

     着標された足環からA66、そして3936が読み取れます。
    CF1A0935 20180219

     少し拡大すると鮮明に数字などが読み取れます。
    CF1A0936 20180219

     此方は早くから飛来していたA27。既に撮影された方も多いと思われます。
    CF1A1093 20180219

     元気溌剌のA27。標識類はロシアで着標されているのは明らかで、改めて遠路はるばる大変だったね、という気持ちで観察しています。
    CF1A1107 20180219

     A66。A27と全く同じ形式の着標がされています。
    CF1A1201 20180219

    シジュウカラガン 可愛らしいのが印象的  

     平成30年2月19日撮影。
     オオワシを撮影後、前日に引き続きとある田んぼを訪れました。コハクチョウやマガンは北帰行前の飛行訓練に勤しんでいるようで、お祭り騒ぎのような賑やかさでした。この冬、18年ぶりに突如湖北に来てくれたシジュウカラガンは、来賓クラスとして超人気となりました。私は珍鳥マニアではありませんが、観察を続けられたのはシジュウカラガンは予想していたイメージとは異なり、その行動や容姿がとても可愛らしく、惹きつけられるものを強く感じているからだと思います。

     稲の二番穂を食べるシジュウカラガン。首の白い輪が飛来当初は僅かで目立ちませんでしたが、とても立派になっています。
    CF1A0994 20180219

     撮影していても関係なしに、飄々とした表情で二番穂を食べ続けていました。コハクチョウと性格が共通するものがあるようで、人を恐れる様子はなく、逆に近付いてくることもあります。
    CF1A0995 20180219

     昨年末に飛来し、コハクチョウとともに虐められることも無く過ごしてきたシジュウカラガンは幸せな時を湖北で過ごせたようです。
    CF1A1032 201820219

     時には翼を伸ばして伸びをしていました。
    CF1A0742 20180219

     シジュウカラガンは大豆、草、麦の葉なども啄んでいましたが、今食べている稲の二番穂が大好物のようでした。
    CF1A0925 20180219

     真剣に餌探しする様子も可愛らしく思えました。一時は山本山がガラ~ンとするほど超人気のシジュウカラガンでしたが、この日撮影しているのは時間の関係もあるかも知れませんが私だけでした。複数の観察者はマガンやコハクチョウの撮影をされていました。
    CF1A0958 20180219

     コハクチョウになりきっているシジュウカラガンは、仲間のコハクチョウとともに北帰するのは間違いないと思われますが、繁殖地が大きく異なるため気になるところです。シジュウカラガンは宮城県の伊豆沼の仲間と合流してくれればと願っています。
    CF1A0976 20180219

    オオワシの女王様 尾上沖の取水塔で食事  

     平成30年2月19日撮影。
     石川の青松から琵琶湖に向けて飛び出した女王様はすぐに大きなブラックバスをゲット。飛び出した後、急いで湖岸に立ちオオワシの様子を見ていましたが、獲物を掴んで山本山に戻ること無く、尾上沖の取水塔を目指していました。今季のオオワシは、センター沖やこの取水塔で食事を済ますことが多いようです。

     取水塔でブラックバスを食べ始めた女王様。そばでトビが終始行儀良くおこぼれを待ち続けていました。
    CF1A9805 20180219

     両足でしっかり獲物を掴んで味わっています。
    CF1A9882 20180219

     食べ終え少し位置を変えようとしています。
    CF1A0094 20180219

     大満足で嬉しさ爆発でしょうか。飛び上がる女王様。
    CF1A0144 20180219

     食事か済んだら山本山に向かって飛び出し。トビの位置に注目してください。チャッカリオオワシが食べていたところに移動しています。
    CF1A0220 20180219

     琵琶湖をすれすれに飛びながら山本山を目指しています。
    CF1A0257 20180219

     山本山に戻った女王様。塒入りまでここでゆっくり過ごすこととなりそうです。この後、シジュウカラガン、2羽のGPSコハクチョウなどを観察しました。後日掲載させていただきます。
    CF1A0334 20180219

    オオワシの女王様 石川の青松から飛び出し  

     平成30年2月19日撮影。
     今日の朝は氷点下でしたが、日中は春の到来を感じることが出来る暖かく良い日に恵まれました。朝食後北帰を目前にしている野鳥観察に出向くことに家人とともに決定。先ず昼前に女王様の元に。一旦飛んで何も捕らずに石川の青松に留まっていました。例年北帰前のオオワシは体力を増強するためか食欲旺盛のため、必ず琵琶湖に狩りに行くはずとスタンバイ。案の定、狩りのため飛び出しました。私の撮影技術はイマイチですが、オオワシの飛び出しはオオワシの美しさを遺憾なく発揮する素晴らしい姿で、多くの人々を魅了し続けています。「飛んだ!!ウァ~大きい!」とギャラリーから歓声があがる瞬間です。

     何回見ても見飽きないオオワシの女王様の飛び出し。
    CF1A9611 20180219

     北帰まで残された日は僅か。晴れた日でしたが、解像した画像が得られホッとしました。
    CF1A9612 20180219

     オオワシの飛び出しを撮るのは、自分との闘いです。少しでも油断すると後の祭りとなります。
    CF1A9613 20180219

     秒10コマで撮っていますが、一瞬時間が止まっているような不思議な感覚となります。この感覚がオオワシ撮影の魅力と思っています。
    CF1A9615 20180219

     迫力満点の綺麗な飛翔姿。如何に美しく撮るかもオオワシ撮影の魅力です。
    CF1A9623 20180219

     とにかく理屈抜きでオオワシは美しいと思うの私だけでしょうか。来季も是非やって来てほしい鳥の筆頭です。諏訪湖のグルちゃんと北帰の打ち合わせは済んでいるのかな。あと、食事編は別に掲載させていただきます。
    CF1A9624 20180219
     平成30年2月18日撮影。
     今朝は雪は止んでいるものの、凍結状態でしたが天気は良く野鳥観察日和でした。しかし、風が強く寒さが身にしみましたが、北帰目前の冬鳥が観察できる日は余り残されていないため湖岸方面に出向きました。少し前までは、コハクチョウたちは広範囲に分散していましたが、北帰を目前のコハクチョウなどはほぼ一カ所に集結しています。そのため、探すのは難しくなってきているようです。

     場所は、湖北のとある田んぼです。湖北のオオヒシクイ全員が集結していたようです。
    CF1A8843 2018 20180218

     広大な田んぼに帯状に集結していました。
    CF1A8860 20180218

     少し離れて4羽のオオヒシクイ。
    CF1A8923 20180218

     コハクチョウは自宅近くには来ませんが、オオヒシクイは農業用溜め池でもよく見掛けるお馴染みの鳥でもあります。もうすぐお別れかと思うと、この厳つい顔も懐かしく思えます。
    CF1A8945 20180218

     約200羽のコハクチョウたちも集結していました。
    CF1A9148 20180218

     田んぼの近くの方も、「今日はたくさん集まっている。何時もはこんなにたくさんはいないのに。」と仰っていました。
    CF1A9222 20180218

     コハクチョウの中にはマガンも集結していました。
    CF1A9154 20180218

     冬の使者たちの全体集会だったのでしょうか。北帰行の日程は決まったのでしょうか。北帰行の前兆としか思えない大集結でした。
    CF1A9186 20180218

     シジュウカラガンも集会に参加していました。コハクチョウとともに行動していたシジュウカラガンの繁殖地はアリューシャン列島。コハクチョウの繁殖地はシベリア。途中まで一緒に帰るのでしょうか?余計なことまで心配になるこの頃です。
    CF1A9183 20180218

    シジュウカラガン コハクチョウ、マガンの集団の中に  

     平成30年2月18日撮影。
     昨日は雪となり、今朝は凍てつき春の訪れが微塵も感じられない状態でした。暫く地域の行事やその引き継ぎの関係など、また三重の海の訪問とシジュウカラガンなど気になっていましたので、買い物などのついでですが湖北の田んぼなどを見て回りました。晴れてはいるものの、風が強く体感温度は氷点下と思われる厳しい中、ようやくシジュウカラガンを発見することができました。

     場所は湖北のとある田んぼですが、付近の神社からは鐘の音が微かに聞こえてきており、湖北の伝統的な行事「おこない」が厳かに執り行われているようでした。約200羽ものコハクチョウと数十羽のマガンが集結している中に、シジュウカラガンの姿がありました。
    CF1A9035 20180218

     稲の二番穂を美味しそうに食べるシジュウカラガン。もうすぐ旅立ち、しっかり食べているようです。
    CF1A9071 20180218

     長らく湖北でコハクチョウとともに過ごしたシジュウカラガン。シベリアまで一緒に帰るのかな?新たな心配事となっています。
    CF1A9189 20180218

     オオワシも間もなく北帰行です。その北帰行の時、コハクチョウも北を目指して帰るところを何度も観察しています。今がお別れか、と言う気持ちが日増しに強くなるこの頃です。
    CF1A9196 20180218

    ハマシギ 三重県津市の海岸にて  

     平成30年1月18日撮影。
     三重県は湖北からは遠いというイメージがありますが、実は滋賀県と三重県は隣接もしているお隣の県でもあります。また、三重の海と広大な琵琶湖の眺めは共通する部分もあります。更に琵琶湖は古代湖であり、その昔現在の三重県に位置していたとのことです。伊勢湾と琵琶湖、海水と淡水の根本的な違いを意識しながら野鳥観察なども楽しいものです。

     津市の海岸は遠浅で流入河川もあり、引き潮の時は水鳥たちの絶好の餌場となっています。採餌するハマシギたち。
    CF1A1519 20180118

     ハマシギは湖北でも見られますが、やはり海岸とハマシギがよくお似合いです。
    CF1A1472 20180118

     海岸を飛ぶハマシギの群れ。
    CF1A1495 20180118

     ハマシギは眼前も飛んでくれてサービス満点でした。
    CF1A1498 20180118

    シロチドリ 三重県松阪市の海岸にて  

     平成30年1月18日撮影。
     三重の海岸までは湖北からは距離はあるもののドライブついでに訪れやすいところです。津から松阪までの海岸は野鳥観察のスポットであり、気候と時間が良ければ潮干狩りも楽しめる場所でもあります。湖北ではお目にかかることの出来ない野鳥の撮影も訪問の楽しみとなっています。

     松阪市の海岸で撮ったシロチドリ。「三重県の鳥」として親しまれています。三重県の鳥になっているので、簡単に発見できると思っていましたが、数はそんなに多くはないように思えました。
    CF1A1454 20180118

     湖北でよく見掛けるイカルチドリと似ていますが、此方の方がスッキリと美しく感じます。三重の海岸の風紋と初撮影のシロチドリ。湖北では撮ることの出来ない一コマとなりました。
    CF1A1461 20180118

    ミヤコドリ 三重県津市の海岸にて  

     平成30年2月16日撮影。
     今日の三重県の天気予報では、湖北の私にとっては小春日和。その陽気に誘われるように三重の海に潮干狩りに出向きました。大潮と陽気が重なる絶妙の日となり、ハマグリなどズッシリと収穫できました。潮干狩りを済ませた後は津市のミヤコドリのポイントへ。

     今までで一番近い位置にミヤコドリがいました。既に複数の大砲がミヤコドリに向けられていました。
    CF1A8720 20180216

     潮が引いた海はミヤコドリの絶好の餌場となっています。
    CF1A8701 20180216

     ミヤコドリも潮干狩りのようです。
    CF1A8615 20180216

     前後にいるミヤコドリ。超望遠では被写界深度の関係で思いのほか撮影は難しいでした。
    CF1A8540 20180216

     ミヤコドリは貝が大好物。横取りを狙うカモメから貝を銜えて逃げるミヤコドリ。
    CF1A8508 20180216

     カモメの邪魔が無ければ平和な三重の海。
    CF1A8460 20180216

     カモメも自力で貝をゲット。潮干狩りはこれからがシーズン。ミヤコドリは間もなく旅立ちのシーズン。複雑な気持ちのミヤコドリ観察でした。
    CF1A8454 20180216

    オオヒシクイ田んぼに集結 湖岸近くの田んぼにて  

     平成30年2月13日撮影。
     シジュウカラガンが降り立ったと思われる田んぼを探しているとオオヒシクイの集団が田んぼに集結していました。今までには複数環のオオヒシクイが田んぼにいるのは幾度となく観察していましたが、湖北のオオヒシクイ全員と思われるような大集合は初めて見掛けました。北帰の前兆なのでしょうか?この頃オオヒシクイの空を舞う飛行訓練のような光景もよく見ます。

     田んぼに集まったオオヒシクイ。雪は残っているものの、北帰の時期が間近に迫ってきているようです。
    CF1A5927 20180213

     マガンも少数ながらいました。
    CF1A5951 20180213
     平成30年2月13日撮影。
     この日は天気が良いものの、風が強く体感的には寒すぎる朝でした。寒いのは苦手ですので早朝の野鳥観察は極力避けていますが、どうしても気になるGPS発信器付きコハクチョウ2羽が同じ所にいるのを撮りたかったためです。もうすぐコハクチョウたちも北帰を迎えますので、厳しい寒さの中撮影に出向きました。おかげでシジュウカラガンの飛び立ち、飛翔も撮れラッキーな撮影となりました。

     早くから湖北に飛来しているA27。既に何回も撮影しているお馴染みさんです。
    CF1A5380 20180213

     A27は到着時に一番手前で発見。A66とクチバシの黄色の部分が異なっています。
    CF1A5407 20180213

     過日、初めて撮ったA66。GPS発信器は全く同じで、足環の番号が異なっているだけですので、クチバシで見分けています。
    CF1A5458 20180213

     A66。A27とはかなり離れた所で羽繕いを熱心にしていました。シベリアの同じところで着標されたと思われる2羽が、遠く離れた湖北で一緒にいること自体が私には奇跡的なように思えます。
    CF1A5518 20180213
     平成30年2月13日撮影。
     シジュウカラガンを撮った後、その場を離れようとするとキジのペアと思われる2組が農道脇で採餌していました。ゆっくりと車で近付いてみると、シジュウカラガンと同じように刈り取り後に残っている大豆を食べていました。かなり立派な大豆を鞘から取り出しているのを見て、収穫後でも大豆が残っていることが分かり、一種の驚き?でした。鳥たちにとっては大切な食料でもあり、農家の方に感謝しながら味わって食べているようでした。

     仲良く大豆を食べていたキジのペア?。キジのメスも綺麗で魅力的です。フォーカスリミッターは最短に設定しています。
    CF1A7124 20180213

     オスは若そうです。湖北のキジは、自宅に現れるキジも含め人慣れしているようで、撮影していても頓着ないようです。
    CF1A7129 20180213

     まるで餌付けでもされているかのように近付いてくるメスのキジ。
    CF1A7143 20180213

     大豆を食べているオスのキジ。
    CF1A7157 20180213

     鞘から取り出した大豆を食べようとしています。
    CF1A7179 20180213

     立派な大豆が転がっています。こんなに綺麗な大豆が残っているとは知りませんでしたが、鳥たちはよく知っているのですね。
    CF1A7197 20180213
     平成30年2月13日撮影。
     この日は今までに確認していたアメリカコハクチョウ3羽が揃って一緒のところが撮れました。今までは多くのコハクチョウの中からようやく3羽を確認していましたが、3羽揃っては撮影できていませんでした。オオハクチョウでも同じ種類は一緒にいることが多く、アメリカコハクチョウも同じだと思います。今季の湖北は雪ばかりでいまだに雪が残っていますが、もはや2月の中旬。コハクチョウたちは、夜の星座などから北帰の時期の到来を察知しているようです。

     3羽のアメリカコハクチョウ。1羽は伏せていますが、それを気遣うような様子に「絆」を感じるとともに、心がうたれます。
    CF1A7299 20180213

     寄り添うアメリカコハクチョウ。これから何千㌔という途方も無い長旅の打ち合わせなのでしょうか?
    CF1A7303 20180213

     今までの3羽はある程度の距離を保っていましたので、一緒に撮ることは困難な状況でした。
    CF1A6291 20171231

     真ん中のアメリカコハクチョウは、その特徴が揃っており、他の2羽はアメコモドキとされているブログにお目にかかります。しかし、個体差があるのは事実で、3羽が一緒にいることは3羽ともアメリカコハクチョウだと私は考えています。
    CF1A7275 20180213

     これでもかと言うほど寄り添うアメリカコハクチョウ。
    CF1A7282 20180213

     右端のコハクチョウ、クチバシの黄色い部分がアメリカコハクチョウより大きいようにも思えますが、もしかしたら仲間かな?
    CF1A7293 20180213

    マガンの大集団 北帰行の途中?  

     平成30年2月13日撮影。
     びわ認定こども園近くでコハクチョウの集団を観察しアメリカコハクチョウが3羽寄り添っているところも撮影できて、あとタヒバリなどを探しているときに、やや甲高い独特の鳴き声が空から聞こえてきたため見上げると、今までに見たこともないマガンの大集団が飛来。 一旦びわ支所近くの田んぼに降り立ったものの、すぐに飛び立ち姉川を越えて川道方面の田んぼに向かったのでその後を追ってみました。

     カモの大集団かとも思えましたが鳴き声が独特のため、よく見るとマガンでその数は約200羽位だったようです。数え切れない程の大集団で、あたかも宮城県のマガンの越冬地にいるような不思議な体験となりました。北帰行の途中だったのでしょうか?北陸方面の空前の大雪のための緊急避難だったのでしょうか?
    CF1A7658 20180213

     頭上を通過するマガンたち。
    CF1A7668 20180213

     降り立ったところは川道の交差点近くの田んぼで、少し離れた所にはユーハイム滋賀工場など大きな工場があります。
    CF1A7718 20180213

     圃場整備され広い田んぼを埋め尽くすほどのマガン。最近、約50羽のマガンを撮ったのが最も多い数でしたが、今回は比較にならない大集団でした。
    CF1A7730 20180213

     降り立ったのは、二番穂を食べるためのようで相当空腹のように見受けられました。 
    CF1A7780 20180213

     隣の田んぼへ飛んで移動するマガンたち。
    CF1A7916 20180213

     次々に降り立っていました。此方の田んぼの方が食べ物が良さそうだったのかもしれません。
    CF1A7938 20180213

     田んぼのマガンを撮っていると、更に同じくらいのマガンの大集団がいわゆる雁行スタイルで上空を通過していました。マガンは魅力的で好きな鳥ですが、好きな度合いはマガンの数に比例はしましたが、むしろ驚きの方が大きく、今までに味わったことの無い感動場面でした。
    CF1A7943 20180213

    シジュウカラガン 大豆がお好きなようです  

     平成30年2月13日撮影。
     今日は雪の予報でしたが、日中雪がチラチラする程度で撮影日和でした。しかし、午前中は風が強く、寒風に晒される体感温度は厳しいものがありました。その寒さに耐えながらビオトープでGPS付きコハクチョウ2羽を撮っていたら、シジュウカラガンがコハクチョウとともに飛び立ち、近くの早崎町の田んぼに降り立ちました。見当は付いていましたので直行。

     大豆畑で良い顔して採餌の真っ最中でした。機械で刈り取るため、株の根本付近には大豆がかなり残っているようです。
    CF1A6002 20180213

     今日はすぐ近くにいました。フレンドリーで可愛らしい様子を存分に撮ることができました。
    CF1A6031 20180213

     水飲みするシジュウカラガン。
    CF1A6083 20180213

     シジュウカラガンは特に午前中は食欲旺盛です。
    CF1A6153 20180213

    綺麗な大豆がポロリとクチバシから落ちているのが写っています。
    CF1A6357 20180213

     大豆を食べたり、草を食べたり北帰に備え体力増強のようです。今日、気付いたのですが多くのコハクチョウ、オオヒシクイが集結しだしました。また、数百羽のマガンが見られるなど今までとは異なる動きが見られました。お別れの時期が迫ってきているようです。追って、マガンの大集結はブログに掲載させていただきます。
    CF1A6352 20180213

    マガン16羽 びわ認定こども園近くの田んぼにて  

     平成30年2月10日撮影。
     GPS付きコハクチョウ(A66)がいた田んぼの道路を挟んだ田んぼにマガンの集団がいました。早崎町の田んぼでホシムクドリを撮っているときにマガンがびわ町方面に飛び立ちましたので、その一団と思われます。最近になって、従前より多くのマガンが見られるようになっているのは北陸方面の大雪のためなのでしょうか?

     湖北の雪も少しずつ溶け出し、ようやく二番穂が見えてきて、鳥たちにとっては待ちに待っていた春といった感じ。
    CF1A5228 20180210

     ここにいたのは全部で16羽。この前の約50羽の集団がグループごとに分かれているのでしょうか。
    CF1A5264 20180210

     おまけ:隣の田んぼにいたヒバリ。早く雪が無くなって、空高く舞い上って美声を張り上げたいと思っているでしょうね。
    CF1A5291 20180210
     平成30年2月10日撮影。
     びわ認定こども園付近には複数箇所の田んぼにコハクチョウたちがいます。今日は、シジュウカラガンの姿は確認できませんでしたが、珍しいものを発見することができました。湖北には既にA27という足環を付けたGPS付きの個体がいますが、今日発見した個体はA66という足環を付けているコハクチョウで、今までは確認できていませんでした。これで、湖北にはA27とA66の2羽のGPS付きコハクチョウが飛来していることになります。

     足環を確認するまでは、A27とそっくりさんです。赤色の足環が鮮明でしたので、もしや?と思い撮影しました。
    CF1A5303 20180210

     左足の足環には「A66」、右足のアルミの足環には「3936」と記されています。
    CF1A5310 20180210

     この子は中々の愛嬌者で楽しいコハクチョウです。もう少しでA27と思い込み見過ごしてしまうところでした。
    CF1A5361 20180210

    ホシムクドリ 早崎町の田んぼにて  

     平成30年2月10日撮影。
     今日は雨降りの日となりました。ようやく居座った猛烈寒波も緩んだようで雪ではなく雨となったようです。プリンターのインクが無くなったため、家電量販店まで出掛けたついでに早崎町の田んぼなどを回りました。コハクチョウ、タゲリなどを観察しながら農道をゆっくりと走行しているとムクドリの中に黒っぽい個体を確認。まさか・・・。まさかの念願のホシムクドリでした。

     確認はこの前大安寺でしていますが、すぐに飛ばれ撮れてはいませんでした。やっと、という思いです。
    CF1A4917 20180210

     こちら向きになったところをパチリ。
    CF1A4939 20180210

     ホシムクドリは毎年観察していますが、探し当たるのは大変な数少ない冬鳥です。
    CF1A4947 20180210

     後ろ向きは、こんな感じ。雨で生憎の天気のためホシムクドリ本来の輝くような美しさが出ませんでした。今度を期待したいと思っています。
    CF1A4980 20180210

    雪上のキジとコハクチョウ 早崎町の田んぼにて  

     平成30年2月9日撮影。
     シジュウカラガンをびわ認定こども園近くの田んぼで観察後、早崎町の田んぼへ。昨日の約50羽のマガンもくつろいでいました。昨日と同じ田んぼに居てくれ、とても嬉しく思いながら撮っていると・・・。オスキジ2羽も同じ田んぼにいて、コハクチョウ、オオハクチョウに近付いて行くという、今まで見たことがない光景が見られました。

     雪上をサッサと歩くオスキジ。雪のキジは、また格別でした。
    CF1A3771 20180209

     オスキジが2羽もいました。
    CF1A3854 20180209

     ハクチョウに近付くキジ。左はオオハクチョウ、右はコハクチョウ。珍しい光景ですね。
    CF1A3892 20180209

     すぐそばの農道、田んぼには多くのマガン、コハクチョウの姿も。
    CF1A3563 20180209

     この子たちが移動するまでは停車したままでした。
    CF1A3651 20180209

     農道の右側もこんな調子。マガンはコハクチョウと一緒になるとコハクチョウ同様フレンドリーになる?ようです。 
    CF1A3522 20180209

     田んぼの上を飛ぶマガン。
    CF1A3830 20180209

     タゲリも近付いてくれました。なんとも賑やかで面白い光景が見られたキジ観察でした。
    CF1A3320 20180209

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