2019年02月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    クサシギ 近所の川にて  

     平成31年2月8日撮影。
     野鳥観察や買い物の帰りには大抵覗いてみる近所の川です。普段はカワガラス、時たまオシドリやイカルチドリなども観察できるので、今日は何がいるか?と覗くのが楽しみです。何年か前はコウノトリのJ0481がこの川にも降りたことがあり、川沿いを走行中も常に注意しています。この日は橋の上から覗くと、珍しいクサシギが目に留まりました。

     最初はイソシギ!と一瞬思いましたが、イソシギは数多く観察していますので違いは直ぐに分かりました。クサシギとイソシギは大きさもほぼ同じで姿も非常に良く似ています。
    CF1A1432 20190208

     川の流れに頭を突っ込んで採餌しているクサシギ。
    CF1A1428 20190208

     写真で見ると大きいように思いますが、テレコンを付けての撮影のためで、距離もそこそこあります。
    CF1A1447 20190208

     小さくて可愛らしいシギで、余りチョロチョロしないので比較的ピント合わせは楽でした。
    CF1A1451 20190208

     クサシギにとっても食事は至福のひとときのようです。
    CF1A1449 20190208

    オオハクチョウ、やっとのご対面 高島市にて  

     平成31年2月8日撮影。
     この日は小雨から曇りの日で、日中の方が朝より寒い日でした。大津市まで所用で出掛け、帰路はザゼンソウ観察もあり湖西周りとしました。高島市の湖岸道路を走行中、葦刈りをしている琵琶湖の岸沿いにコハクチョウらしき3羽を確認。適当な停車場所がなく、行ったり来たりしてやっと停車して湖岸へ。この3羽は首が太く立派な体格で、親子で行動しており付近にはコハクチョウの群れも見当たりませんでした。特徴や行動の様子からオオハクチョウと思われます。

     今季は湖北では私としては確認できなかったオオハクチョウ。高島市に滞在していたようです。
    CF1A1067 20190208

     親鳥と思われる個体。ズドンとした太い首はどう見てもオオハクチョウのようです。
    CF1A1071 20190208

     停車場所を探すのに時間がかかり、発見時より撮影が難しいところに移動していたのが残念ですが、やっと撮れた思いで満足しています。
    CF1A1081 20190208

     葦や灌木が茂り、やっと撮れた親子。
    CF1A107820190208.jpg

     琵琶湖へと泳ぐ一家。もう少しゆっくり撮りたかったのですが、実際はこれだけ撮るのが精一杯でした。
    CF1A1091 20190208

    連日のオシドリ観察へ 米原市にて  

     平成31年2月7日撮影。
     前日のオシドリ観察で気付いたのですが、車で進入できない所のダム湖にはもっとオシドリがいるのではないかということで、この日は奥まったところまで徒歩での探検。ダム湖は全体的にはアメーバ状で展望台から見えないところが気になっていました。神経質で警戒心の強いオシドリは、案の定奥まったところにたくさん見られました。

     手前にもいるようですが、木々などが茂っているため撮影場所は限られました。水際などにかなりのオシドリで、別世界のようでした。
    CF1A0882 20190207

     全体では100羽は超えるオシドリのようでした。
    CF1A0942 20190207

     ダム湖の崖。つまらない画像ですが、この中に多くのオシドリがいます。まるでパズルのようですが、枯れ葉に紛れ込むような形で休憩しています。水面以外に崖などを詳しく観察するのも面白いですよ。
    CF1A0968 20190207

     山を下る途中に撮ったミツマタ。ミツマタやロウバイに先ず春を感じます。
    IMG_0958 20190207

    アオゲラ、ダム湖のそばで 米原市にて  

     平成31年2月7日撮影。
     この日の前日(6日)にはダム湖の麓の伊吹野で蕎麦を食べた後、ついでにオシドリを観察に出向いた時に他の野鳥の鳴き声も聞こえていたため、連日ですがダム湖のそばまで行ってみました。ヤマガラ、カケス、アオゲラとほぼ同時に現れましたが、三種類同時は不可能ですので、アオゲラに絞って撮ってみました。

     アオゲラもアカゲラも自宅付近でよく見掛け、アオゲラに至っては庭から突然飛び立ち、案外大きいのでビックリしたことがありますが、最近はすっかりご無沙汰していました。
    CF1A0831 20190207

     カケスの鳴き声のする方向を見るアオゲラ。カケスはジッとしておらず、中々の強敵でしたのでアオゲラに的を絞って正解でした。
    CF1A0833 20190207

     木の実を食べるアオゲラ。動物食主体ですが、この時期適当な動物食は少ないので、手っ取り早い木の実で栄養補給のようです。
    CF1A0845 2019007

    水を飲むキセキレイ 発電所付近にて  

     平成31年2月6日撮影。
     オシドリのダム湖から下り、里に近付くと発電所があり、そのそばにロウバイが咲いていましたので停車して撮影。横の川にはカワガラスをよく見掛けますので覗いてみると、カワガラスは見当たりませんでしたがキセキレイが水飲みなどしていましたので撮ってみました。

     水を飲むキセキレイ。この水はダム湖から流れてきており、琵琶湖へと注がれます
    CF1A0557 20190206

     ダム湖の水も奇麗でしたが、遙か下流も奇麗で気持ちよく澄んでいました。
    CF1A0457 20190206

     石の上で羽繕いするキセキレイ。
    CF1A0531 20190206

     ロウバイ。伊吹山を入れて撮りましたので、花の少ないところを選んで撮っています。
    CF1A0425 20190206

    ダム湖のオシドリ 米原市にて  

     平成31年2月6日撮影。
     例年ですと積雪のため四駆でも走行が困難なダム湖ですが、今年は殆ど雪が降らずダム湖も凍結していません。そのため多くのオシドリたちの絶好のオアシスとなっているようです。こんなことはここ最近にはなく、オシドリ観察に出向くのが楽しみになっています。凍結していると何の生命反応もない銀世界ですが、今は奇麗なオシドリが華やかさを演出してくれています。

     まず最初にオシドリ夫婦。
    CF1A0245 20190206

     別のペアと合流。
    CF1A0251 20190206

     合流し一緒に泳ぐ2組のペア。
    CF1A0256 20190206

     4羽の他に、水際にもオシドリが。
    CF1A0363 20190206

     奇麗なオシドリと、どこまでも透き通った水の色。自然の美しさを感じるひとときでした。
    CF1A0396 20190206

     周りの山々には薄らと雪化粧程度です。湖北の冬は厳しく、何回も除雪作業に追われますが、この冬は除雪なしで春を迎えたようです。夏の水不足が心配されるこの頃です。
    CF1A0420 20190206

    ミヤコドリ 三重の海にて その3  

     平成31年2月5日撮影。
     ミヤコドリが群れでの飛翔姿を存分に見せてくれましたので、そのまま何処かに飛び去ると思っていましたが案外近くの波打ち際に降り立ちました。この日は、ウミアイサとミヤコドリがサービス満点で、既に十分撮っていましたが撮り易いところに降り立ちましたので帰り際に撮ってみました。暖かい冬の関係か、他の水鳥が極端に少ない三重の海でしたが、ミヤコドリだけは多く姿を見ることができ、遠路やって来た甲斐がありました。

     みんなで飛んだ後は水際で思い思いの寛ぎタイムのようです。
    CF1A9611 20190205

     此処では水浴びを楽しんでいました。
    CF1A9757 20190205

     波が打ち寄せる所にも、波を楽しんでいるかのようなグループ。
    CF1A9789 20190205

     羽繕いをしたり、砂浜に伏せて休んでいるミヤコドリも。この辺りにはユリカモメが多くいて、共に仲良く過ごしているのが印象的でした。琵琶湖では見られない光景ですので、また来てみたい三重の海でした。
    CF1A9839 20190205

    ミヤコドリ 三重の海にて その2  

     平成31年2月5日撮影。
     あちらこちらで採餌していたミヤコドリたちがほぼ1カ所に集まりだしましたので、休憩するのかと思っていると一斉に飛び立ち。飛翔姿が撮れる願ってもいないチャンスに慌ててAFを合わせながら撮影しました。右に左にと大きく旋回しながら飛ぶ様子は、今日は此処に来て良かったと思うような奇麗で素晴らしい光景でした。

     最初は一直線に飛び去ると思って慌ててシャッターを切りました。
    CF1A9658 20190205

     水面すれすれに飛ぶミヤコドリ。
    CF1A9661 20190205

     何処へ飛んでいくのかと思っていると・・・。
    CF1A9666 20190205

     旋回して戻ってきましたので、これもチャンスとばかり連写。
    CF1A9892 20190205

     10羽程度でしたらよく見掛けたミヤコドリですが、こんなに沢山とは驚きでした。
    CF1A9908 20190205

     遠くに行ってしまうのではと諦めていると、少し離れた所に着地。またまたチャンスと防波堤沿いに近付いてみました。続きは改めて掲載させて頂きます。
    CF1A9940 20190205

    ミヤコドリ 三重の海にて その1  

     平成31年2月5日撮影。
     ミヤコドリ目的で三重の海へ。潮の干満が影響するのか最初は数えるくらいしか見当たらず、前回訪問の時と変わらずで諦めていました。ところが潮が満ちてくるとどこからともなく集まって、最終的には待ち望んでいた飛翔姿も観察することができました。随分多く撮りましたので何回かに分けて掲載させて頂きます。

     ミヤコドリの好物は二枚貝。貝をゲットしたところです。
    CF1A8997 20190205

     多くのミヤコドリの中には目が赤くはなく、暗赤色の個体も。幼鳥の特徴らしいです。
    CF1A9321 20190205

     採餌光景。長い嘴で器用に貝探しです。
    CF1A9409 20190205

     ミヤコドリの特徴はクチバシ。採餌の時も飛ぶ時もよく目立っています。
    CF1A9435 20190205

     幼鳥らしい個体と出会えたのが、この日の観察の成果だったように思えます。飛翔姿などは後日掲載させて頂きます。
    CF1A9445 20190205

    ウミアイサ 三重の海にて  

     平成31年2月5日撮影。
     晴れの暖かい日で、東海の海岸では特に暖かく感じました。琵琶湖はこの時期暖かそうでも寒風が身に凍みますが、春を感じる三重の海岸でした。ミヤコドリ撮影が本来の目的ですが、ウミアイサのオスが求愛のディスプレイを一生懸命にしている様子が目に入りましたので撮ってみました。

     メスはゆっくりと泳いでいるのにメスの気を引きたいのか、全力で泳いでいます。
    CF1A9061 20190205

     オスは奇妙な動作を繰り返していますが、メスたちは知らん顔。
    CF1A904520190205.jpg

     気の毒なくらい頑張っているオス。この行動がメスには魅力的に映るのでしょうか。
    CF1A9031 20190205

     苦労が報われないような表情のオス。
    CF1A9556 20190205

     メスのどこが魅力的なのでしょうか。この天然のアイシャドウメイクの目で見つめられると、オスはイチコロ?いずれにしても、ウミアイサにはカワアイサにはない美しさがあります。
    CF1A9590 20190205

    コハクチョウ、田んぼからの飛び立ち  

     平成31年2月4日撮影。
     今季のコハクチョウは例年通りたくさん飛来していますが、ビオトープでの飛び立ちなどが撮れないため、何だか七味抜きのうどんのようで物足りないシーズンとなったのは私だけでしょうか。しかし、スパイス抜きでもコハクチョウは本来的にフレンドリーで天真爛漫ぶりは、コハクチョウの姿を見付けるといつの間にか撮影に夢中になっています。田んぼから、その近くの田んぼへと飛び立つコハクチョウを撮ってみました。

     眼前を何のためらいもなく飛ぶコハクチョウ。実際は、1.4倍のテレコンを付けていますので距離はかなり離れてはいます。
    CF1A8637 20190204

     1羽が飛び立つと後を追うように次々に飛び立ちます。
    CF1A8469 20190204

     飛び立ちを見送る幼鳥の嬉しそうな顔。きっと、ついて行きたいのでしょうね。
    CF1A8499 20190204

     幼鳥も親鳥と一緒に飛び立ち。
    CF1A8518 20190204

     左側のコハクチョウも飛び立ち。
    CF1A8765 20190204

     正面から迫ってくるコハクチョウ。
    CF1A8776 20190204

     地面を蹴り、水しぶきを上げながら飛び立ち直前のコハクチョウ。田んぼからの飛び立ちは湖からのような絵にはなりませんが、眼前、頭上を凄まじい風切り音とともに飛び立つ様は迫力満点でした。
    CF1A8798 20190204

    ミコアイサ軍団、この日が見納め  

     平成31年2月2日撮影。
     自宅からほど近い農業用溜池にトモエガモは数え切れないくらい、そしてミコアイサもオスが10羽ほど、メスも同数位と、更にはアメリカヒドリが2羽。昨年は1年の内、8ヶ月間もコウノトリ撮影と忙しい年で、今年は春にコウノトリがやって来るまでミコアイサで忙しく過ごすことになると、この日までは思っておりました。まだ、アメリカヒドリやトモエガモはいますがミコアイサ軍団のいない溜池は面白味がありません。

     追い込み漁にやって来たミコアイサ軍団。オスメス精鋭たちの混成チームです。
    CF1A7895 20190202

     漁港などではオス1羽が関の山。ここでは数多くのミコアイサがごく普通でした。
    CF1A7884 20190202

     多くのギャラリーを魅了したミコアイサ。最盛期には地元の私でさえも大砲の林立で寄り付けないほどでした。
    CF1A7861 20190202

     メスもオスに負けじと漁場にやって来ています。
    CF1A7864 20190202

     この様な浅瀬に追い込んだブルーギル、フナがミコアイサのターゲット。しかし、ミコアイサをターゲットにした多くのギャラリーには本来警戒心の強いミコアイサの答えは「ノー」だったようです。
    CF1A7834 20190202

    オオヒシクイ 農業用溜池にて  

     平成31年2月1日撮影。
     トモエガモやアメリカヒドリは毎年この溜池で見られるとは限りませんが、毎年決まったように見られるのがオオヒシクイ。この溜池がオオヒシクイの飛来南限地ということで、時々泳いでいる姿が見られます。周りには他にも溜池がありますが、この溜池に限ったように飛来するのは不思議に思っています。

     小さな島の付近で採餌するオオヒシクイ。
    CF1A7012 20190201

     周りの溜池はガラ~ンとしていますが、此処は水鳥たちで大賑わいです。仲良く越冬している様子は、まさに野鳥の楽園そのもののようです。
    CF1A7059 20190201

     オオヒシクイの食べているものは、菱の実です。堅くて鋭いトゲがありますが、オオヒシクイにとっては何でもなく大好物です。
    CF1A6987 20190201

    トモエガモ 農業用溜池にて  

     平成31年2月1日撮影。
     暖冬で湖北に住んでいいてもこの冬は一度も除雪をしたことがないほど積雪がありませんでした。暖冬というよりも異常気象のような気がしています。畑も例年であれば野菜を雪の中から掘りに行きますが、今冬はその様なことは全くありません。とても生活の上では助かっていますが、夏場の渇水が気掛かりです。そうした異常気象かどうか分かりませんが、今季の溜池はトモエガモが200羽以上の大量飛来しています。

     撮影地点からおよそ180㍍のところのトモエガモ。この距離からコガモほどの大きさのトモエガモは、確認すら難しい状況です。
    CF1A7127 20190201

     テレコンを付けた超望遠のため被写界深度が極めて浅いですが、これ殆どがトモエガモ。トモエガモの絨毯のようです。
    CF1A7284 20190201

     色々なところにピントを合わせてもトモエガモ。
    CF1A7342 20190201

     この農業用溜池には数多くのカモ類が過ごしていますが、ビシッと撮れるところには近付いてくれないのが、唯一トモエガモです。
    CF1A7352 20190201

     例年は数羽のトモエガモの確認が関の山。異常気象のためかどうか分かりませんが、例年見られる鳥たちが見られず、例年見られない鳥が見られるなど自然は不思議そのものですね。
    CF1A7125 20190201

    2羽のアメリカヒドリ 農業用溜池にて  

     平成31年2月1日撮影。
     近くの農業用溜池は溜池100選に選ばれており、環境的にも申し分なく特に秋から春にかけては水鳥で賑わいます。オオヒシクイの南限地でもあり、今年はトモエガモの大量飛来と溜池としても存在価値の高い池でもあります。昨年は多くのコウノトリもこの池で水浴びや羽を休めていました。更に今年はアメリカヒドリが2羽も滞在しており、1羽でも珍しいのですが、2羽一緒にいるとても珍しいと思われる光景を撮ることが出来ましたので、記録的な意味もあり掲載させて頂きます。

     2羽並んだアメリカヒドリ。
    CF1A7319 20190201

     1羽別々でしたら比較的容易に撮れますが、2羽一緒のチャンスは限られています。
    CF1A7305 20190201

     よく寝ていますが、時々頭を上げますのでその時を狙ってパチリ。
    CF1A7368 20190201

     アメリカヒドリの直ぐ横を泳ぐミコアイサ。次は、大量飛来しているトモエガモを載せさせて頂きます。既に何回か載せていますがご覧下さい。
    CF1A7272 20190201

    ミコアイサ、フナをゲット! 農業用溜池にて  

     平成31年2月1日撮影。
     晴れの良い天気ですか、一時雪がチラチラしていましたが、例年2月1日前後は大雪に見舞われますが、その様な気配がない天気が続いています。エンドウに支柱をしなければならないので午前中だけの野鳥観察となりました。向かったのは、自宅から近い何時もの農業用溜池です。そこそこ撮れましたので、順次掲載させて頂きます。先ず、ミコアイサの餌捕りの様子です。

     餌場にやって来たミコアイサ。
    CF1A6763 20190201

     アッという間にフナをゲット。この後は仲間たちから横取りされないよう逃げながらの食事となります。
    CF1A6837 20190201

     奇麗なフナで、これを丸呑みにします。
    CF1A6847 20190201

     銜えたまま逃げ回るミコアイサ。
    CF1A6850 20190201

     頭からのみ込みます。魚を丸呑みにするミコアイサの喉などは特別の構造をしているようです。
    CF1A6852 20190201

     上手くのみ込めるか心配していましたが、心配ご無用とばかり間もなくのみ込んでしまいました。次回は、2羽のアメリカヒドリが並んでいる様子などを様子を掲載させて頂きます。
    CF1A6853 20190201

    コハクチョウ 琵琶湖湖岸にて  

     平成31年1月31日撮影。
     滋賀県で越冬しているコハクチョウはその殆どが湖北で過ごしています。過去色々とコハクチョウを撮っていますが湖北のコハクチョウらしさを撮るのには苦労しているのが現実です。竹生島、伊吹山バックに撮れれば湖北らしさも一目瞭然ですが、なかなか現実は難しいものです。琵琶湖からの飛び立ち、田んぼでの様子など何処で撮ったのか分からなく、単にコハクチョウを撮ったという感じ(あくまでも私の過去の撮影から)。湖北らしさということで、とある小さな漁港から撮ってみました。

     北湖のエリの近くで寛ぐコハクチョウたち。
    CF1A6673 20190131

     この付近では広範囲にエリが設置され、その付近に集まるコハクチョウは湖北の素晴らしい情景をアピールしているようです。
    CF1A6626 20190131

     このコハクチョウたち、日が昇り始めると次々に餌場の田んぼへと飛び立ちます。
    CF1A6668 20190131

     早朝の琵琶湖では分散してコハクチョウが見られます。水鳥ステーション前はロープが張っていて立ち入り禁止になっていますが、漁港などからは撮影フリーですので、適当に撮影場所を探すのも楽しいものです。
    CF1A6723 20190131

    オオワシ、雨の山本山にて  

     平成31年1月31日撮影。
     雪は別として雨降りにはオオワシ撮影には出向きませんが、所用のついでということで約1時間の空き時間があり、時間の有効活用で山本山のオオワシを覗いてみました。1時間未満でオオワシを観察するのは難しいので、場所を少し変えて何コマか撮って次の場所へと急ぎました。

     琵琶湖を見つめるオオワシ。画像にも雨粒が写っています。
    CF1A6441 20190131

     留まっている向きを変えたら飛ぶだろうと思ってしまいますが、そう簡単には飛ばないオオワシの女王様。
    CF1A6576 20190131

     ほぼ下から見上げるようにも撮ってみました。
    CF1A6508 20190131

     雨の降る日はオオワシも面白くないようで退屈のよう。顎が外れそうな大あくび。
    CF1A6513 20190131

     雨に濡れた羽は心なしか重たそうに感じます。雨の日のオオワシでした。
    CF1A6532 20190131


    タゲリ、前回と同じ田んぼで  

     平成31年1月31日撮影。
     この日の午前は天気予報では曇りとなっていましたが生憎の雨降り。小雨でしたので所用のついでに湖岸方面などぐるっと回ってみました。途中、タゲリを前回と同じ田んぼで見付け車中から撮ってみました。少し遠いのと、雨で曇天と美しいタゲリの撮影としては条件が良くなかったのですが、この機会を逃すと今度は何時か分かりませんので記録として撮りました。

     昨年の今頃はもっと沢山いたように思いますが、今季は数がとても少ないようです。
    CF1A6225 20190131

     雨降りでは輝くような玉虫色がくすんでしまっています。
    CF1A6263 20190131

     今季はタゲリの撮影は不思議なくらい天気が思わしくない日ばかりです。
    CF1A6286 20190131

     見た目は同じように見えますが、それぞれ羽の模様が異なっており、色も微妙に異なっています。
    CF1A6335 20190131

     こちら向きも撮ってみました。天気の良い日に、ある程度近くから撮ってみたいものです。
    CF1A6377 20190131

    トモエガモ飛翔 農業用溜池にて  

     平成31年1月30日撮影。
     この日の朝はマイナス1℃でしたが晴れのて昼間は9℃と過ごしやすい日となりました。晴れの日は水面が輝いて撮りにくいので、朝早くに先ず近くの農業用溜池にトモエガモの観察に出向きました。何時もは溜池の一番奥まったところにいますが、この日は猛禽に驚いたのか右に左にと飛び回ってくれたおかげで何とか撮ることが出来ました。そうでないといくらテレコンを付けていても如何ともし難い距離でもありますので、ラッキーなトモエガモとの出会いとなりました。

     あと20~30㍍近くを飛んでくれればより鮮明に撮れるのに、と勝手な願望を何時も抱きますが、人が簡単には近付くことが出来ない広大な溜池であるからこそ多くのトモエガモが安心して越冬しているように思えます。
    CF1A5754 20190130
     
     グル~ツと旋回する時、「もっとこちら寄りに!」と心で叫びつつシャッターを押し続けますが、思いは届かないようです。
    CF1A5779 20190130

     毎年数羽しか確認できないトモエガモが恐らく200羽を超える数が越冬しているのは不思議に思えます。
    CF1A5786 20190130

     肉眼での確認は困難で、双眼鏡もほぼ無理、デジスコでやっと確認できるようです。飛翔姿でようやくトモエガモであることが分かるようになります。そんなトモエガモであるため、余計に撮りたくなる気がしています。
    CF1A5837 20190130

     1羽で飛んでいれば、距離的にピント合わせは無理ですが、群れで飛んでいるため比較的簡単にピントを合わすことが出来ているようです。
    CF1A5844 20190130

     水面にはアメリカヒドリも。2羽いますが、寝ていることが多く探すのは宝探しのようで面白さもあります。
    CF1A5543 20190130

    コハクチョウ、楽しい食事光景 長浜市にて  

     平成31年1月29日撮影。
     今季のコハクチョウは何時もとは一寸趣が違った撮り方をしたいと考えていました。毎年、毎年同じような撮影画像を量産しているような思いがあります。積雪の凍てつくような早朝の光景など心づもりをしていましたが、暖冬のためサッパリ雪が降らない日が続いています。更にビオトープには以前のようにコハクチョウがいなくなっているので私としては如何ともし難い状況となっています。ただ、コハクチョウ観察は心和む光景が見られますので、時間があれば観察するよう心掛けています。

     二番穂の実った田んぼで全員が楽しく食事している光景。特に、親子のコハクチョウにスポットをあてて撮ってみました。
    CF1A5144 20190129

     親子が寄り添って食事。コハクチョウの親鳥は優しく、幼鳥は幸せそのものです。
    CF1A5151 20190129

     幼鳥のこの上なく満足そうな表情。
    CF1A5167 20190129

     親子の絆はとても強く、見ているだけで心が和みます。
    CF1A5173 20190129

     親子だけでなく、全員から幸せ感が。湖北では餌付けはされていませんが、自分たちで探して食べる食事は格別なようです。
    CF1A5185 20190129

    ミコアイサ 農業用溜池にて  

     平成31年1月29日撮影。
     ミコアイサが何時も餌捕りをしているところは撮りやすいですが、光の加減でオスもメスも目が撮りにくく撮影の難しさを感じていました。この日は撮影には都合の良いところにいましたので、特にメスの可愛らしさを重点に撮ってみようとチャレンジしてみました。なお、掲載日現在は、最近の暖かさが原因かどうか分かりませんが、あれだけ沢山いたミコアイサの姿は見られなくなっています。また戻って来ることを期待していますが、溜池全体のカモ類もかなり数が減っているように思われます。

     先ずオス。羽の模様も個体によって微妙に異なっています。
    CF1A5427 20190129

     この溜池のミコアイサは岸寄りで豪快な魚捕りを見せてくれました。
    CF1A5368 20190129

     オス、メス仲良く魚探し。ミコアイサは、このようにゴチャゴチャしたところが餌場です。
    CF1A5445 20190129

     メスもオスに負けずに餌探し。実際は、以前にも書きましたがオスの捕った魚を横取りするのが天才的に上手です。
    CF1A5403 20190129

     メスは地味ですがとても可愛らしいです。顔は優しいですが、気性はきつくオスには負けていません。
    CF1A5408 20190129

     ミコアイサはオスもメスも魅力的で面白味もあり、見付ければ撮影に引き込まれてしまいます。
    CF1A5413 20190129

    漁港で寛ぐホオジロガモ 長浜市にて  

     平成31年1月27日撮影。
     この日は少しだけ時間が出来ましたので漁港に出向きました。しかし、漁港の水面は静まりかえり僅かのオオバンが泳いでおり、ガッカリという思いでしたが、折角来たのだから紅鮎側から琵琶湖方面へ歩いているとオスのホオジロガモを発見。やっと見付けたホオジロガモ、水面に浮かんで頻りに羽繕いをしていました。

     足の先から羽の隅々まで、痒くてたまらないいう感じで嘴と足の指で念入りに羽繕いを続けていました。
    CF1A4682 20190127

     まさにエンドレスの羽繕いです。
    CF1A4830 20190119

     背中を嘴で、一心不乱の羽繕い。
    CF1A4881 20190127

     見ていると、まるで全身掻痒症といった感じで掻きむしっている様子。泳いでくれることを期待していましたが、ズーッとこの調子でしたので漁港を離れました。
    CF1A4889 20190127

     帰りに川で見掛けたメスのホオジロガモ。
    CF1A4982 20190127

     停車してメスのホオジロガモを撮っていると、少し離れた所の枝に留まったカワセミくん。このカワセミ、この川で何回か出会っている個体のように思われます。
    CF1A5046 20190127

    ミヤコドリの水浴び 三重の海にて  

     平成31年1月19日撮影。
     この日はミヤコドリ目的で三重まで出掛けました。到着すると何時もはカモ類やシギなどが見られるのに索漠とした光景に暫し唖然としていました。海岸沿いをかなり走行しましたが状況は変わらずで、完全に諦めて帰ろうとした時、ミヤコドリの集団がどこからともなく飛来し遠くでしたが着水。ミヤコドリが何時もの所に戻ってきたのはお昼過ぎで、潮が満ち居場所が無くなってきたため浅瀬にやって来たのだと思われます。

     水浴びするミヤコドリ。念入りに水浴びをしていました。
    CF1A3670 20190119

     水浴びや採餌しながら暫し浅瀬で過ごしていました。
    CF1A3619 20190119

     水気を飛ばしたり、寛ぐミヤコドリも。
    CF1A3479 20190119

     1羽だけ離れて岸沿いで採餌していました。
    CF1A3563 20190119

     水浴びや採餌後は対岸に上がり、羽繕いなど休憩タイム。近くには来てはくれませんでしたが、出会えてホッとしたミヤコドリでした。
    CF1A3706 20190119

    何と、これ全部トモエガモ! 農業用溜池にて  

     平成31年1月18日撮影。
     この溜池の周辺には猛禽もおり、時々カモ狙いのオオタカが現れます。岸にいた多くのカモたちが一斉にザブン!と池に飛び込み沖へと泳ぐ様子が見られます。こちらより危険が近付いたことを察知するのは早く、その騒々しさに何事が起きたのかと思うことがあります。トモエガモは普段は溜池の一番奥まったところにヒッソリと過ごしていますが、恐らく猛禽の接近を察したのだろうと思われますが、一斉に飛び立ち、旋回して着水をする様子が見られます。

     水面にいるトモエガモは数の多さは分かりますが、飛び立つとこんな感じで数え切れないのが実態です。
    CF1A3213 20190118

     ま、見事の一言に尽きます。ここは湖北ですが、この数の多さに東北の冬鳥の越冬地に佇んでいるような錯覚さえ抱きます。
    CF1A3214 20190118

     一部を切り取って少し拡大してみると、トモエガモであることがよりハッキリします。
    CF1A3192 20190118

     水面すれすれにも飛ぶトモエガモの群れ。
    CF1A3241 20190118

     私はトモエガモの数は数えたことがありませんが、聞くところによるとカウントされた方がおられるらしく、250羽くらいいるそうです。
    CF1A3243 20190118

     溜池はトモエガモの他ミコアイサの大サービスで人気が高く、更に2羽のアメリカヒドリと、休日なんかは多くの観察者で賑わっています。
    CF1A3253 20190118

    巣材を集めるカワガラス 近所の川にて  

     平成31年1月17日撮影。
     農業用溜池でオオヒシクイ、トモエガモを観察した後、近所の川を覗くと丁度巣材を集めている最中でした。巣材は護岸に生えている苔で、これを嘴でむしり取って巣へ運びます。毎年同じ場所で巣作りしているようで、過日も巣材運び込んでいるのを確認しています。そろそろ巣も完成でしょうか。抱卵が始まるとなかなか巣外には出て来ません。あとはヒナの誕生を心待ちにするのが楽しみです。

     苔を引き抜き銜えています。立派な苔を巣材にしていますので、きっと居心地の良い巣だと思われます。
    CF1A2783 20190117

     銜えたまま護岸をツツッと歩いて、もっと採るのかと思っていると・・・。
    CF1A2792 20190117

     銜えたまま更に歩き・・・
    CF1A2799 20190117

     川に設けられた魚道に飛び、巣へ直行と思っていると・・・
    CF1A2812 20190117

     水中に頭を突っ込み、あたかも巣材を洗っているような仕草。巣材が流され少しになってしまいました。この様な行動は初めて見ました。一体どんな意味があるのでしょうか?
    CF1A2837 20190117

    トモエガモ&ミコアイサ 農業用溜池にて  

     平成31年1月16日撮影。
     この日撮影したミコアイサがブルーギルを捕った様子は既にUPしていますが、トモエガモの様子、掲載以外のミコアイサの様子を載せさせて頂きます。ミコアイサはこの池に限ってはとてもフレンドリーで岸よりで餌捕りを披露してくれますが、トモエガモは遙か遠くにいて岸に近付くことはありません。トモエ目的で来られる方もありますが、肉眼ではとても確認できない状況をレンズを通してご紹介させて頂きます。

     マガモ以外はトモエガモです。600㍉に1.4倍のテレコンを付けての撮影したもので、距離はヤフー地図で見てみると、180~200㍍もあります。
    CF1A2285 20190116

     トモエガモはこの溜池で最も警戒心が強く、何時も一番奥にいます。私が何時も撮影している場所を、トモエガモが一番奥と勘違いしてくれることを期待して観察を続けていますが、今までの所勘違いはしてくれていません。
    CF1A2322 20190116

     ミコアイサの漁場。此処に追い込んで、ブルーギルやフナをゲットしています。
    CF1A2387 20190116

     逞しいミコアイサ軍団。
    CF1A2416 20190116

     オスの取ったものを横取りして全力逃走中のメス。オスは必死に追いかけていますが、一旦取られると後の祭りです。
    CF1A2600 20190116

    ミコアイサ 農業用溜池にて  

     平成31年1月15日撮影。
     湖岸付近の野鳥観察の後、自宅近くの農業用溜池、川の様子を見て帰宅するのが何時ものコースとなっていますが、今季はミコアイサやトモエガモが飛来していることもあり、この溜池のみの野鳥観察も増えてきています。最近ではアメリカヒドリが2羽一緒に泳いでいたりと、暖かくて冬鳥が少ないところが多い中、此処は野鳥の宝庫のような状況となっています。

     ミコアイサもさることながら、水面の反射も奇麗でした。
    CF1A1923 20190115

     観察者が岸に近付くと急いで沖へ遠ざかります。直ぐに戻っては来ますが。
    CF1A1926 20190115

     菱の実を銜えるミコアイサ。ミコアイサは魚主体の食事ですが、種子なども食べるようです。しかし、菱の実はトゲトゲがあるのか、直ぐに捨てました。
    CF1A1951 20190115

     オスは9羽くらいいるようですが、オス5羽が集まったところをパチリ。
    CF1A1965 20190115

     仲良く泳ぐミコアイサ。
    CF1A1971 20190115

     メスはオスたちに大事にされていますが、実は餌の横取りの名人。オスにピッタリ付いて泳いでいるのは横取りが目的なのかも。油断も隙もないメスのミコアイサです。
    CF1A2028 20190115

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