2019年08月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    コウノトリのヒナ4羽 福井県坂井市にて  

     令和元年7月22日撮影。
     坂井市のコウノトリのヒナの観察は2回目です。もうすぐ巣立ちですので、その前までにもう1回是非ヒナたちを観察したく訪問となりました。野外コウノトリが自然界での繁殖はとても貴重なことで、私にとっても貴重な観察となりました。今年は幸いにもお隣の県での繁殖ということで訪問し易いことも幸運でした。前回訪問からそんなに日が経っていませんが、ヒナの成長には驚くばかりでした。

     ヒナを守っているお母さんコウノトリのJ0078。
    CF1A1748 20190722

     ヒナたちは巣立ちがもう直ぐ。翼を広げ練習に勤しんでいるようです。
    CF1A1769 20190722

     この前は短かった風切羽根もかなり立派になっていました。
    CF1A1775 20190722

     ヒナが4羽、顔を見せてくれました。
    CF1A1880 20190722

     お父さんコウノトリJ0098を待っている間も巣の手入れをしているJ0078。この大きな巣を2羽で約2日の短期間でほとんど仕上げたと言いますから驚きです。
    CF1A1897 20190722

     お母さんコウノトリが羽ばたき。つかの間のリラックスタイムのようです。
    CF1A1938 20190722

     泥んこの親鳥の姿には胸を打たれます。それだけ子育ては大変で、水浴びなどする暇は無かったようです。親鳥を見つめるヒナの表情には、信頼感が窺えます。
    CF1A1994 20190722

     鋭い目付きで寸分の油断も無く外敵からヒナを守り育ててきた親鳥。ヒナたちは幸せですね。また何処かで出会うことを心待ちにしています。
    CF1A2222 20190722

    コウノトリそれぞれの続き 長浜市にて   

     令和元年7月21日撮影。
     昨日掲載分の続きです。コウノトリは水田や河川などで餌捕りしている姿、そして飛翔姿がコウノトリ本来の美しさを見せてくれているように思われます。しかし、コウノトリは観察を重ねるほど不思議で面白い面などもあることが分かってきます。活動、休息などをよく観察してみるのも新発見があるかも知れません。

     手前は目は開いているものの、一本足でほぼ完璧な休息中のJ0196。先程まで活発に採餌していたJ0178ですが、休息しているJ0196の横にいると自然に眠たくなっているようです。
    CF1A1158 20190721

     少し目覚めてアクビをするJ0196。
    CF1A1169 20190721

     続いて羽繕い。一本足のままですので、夢の中での羽繕い?
    CF1A1171 20190721

     目覚めるどころか睡眠状態を継続。
    CF1A1217 20190721

     一方、J0167はズ~ッと先程から羽繕いを続けています。
    CF1A1227 20190721

     暫くして全員が覚醒。シャキッとして活動再開です。コウノトリの休息は結構時間が長いので、退屈極まりないかも知れませんが、たまにはコウノトリにお付き合いするのも良いかも知れませんね。
    CF1A1281 20190721

    コウノトリそれぞれ 長浜市にて  

     令和元年7月21日撮影。
     コウノトリは複数がいる場合、同じ行動をしているのが大体普通です。採餌は一緒に、寛ぎも同様です。しかし、時には複数のコウノトリがそれぞれ思い思いに行動しているときもあります。それぞれの個性を見ているようで結構面白いです。また、コウノトリは異なる種類の鳥たちとも意思の通じ合いをしているようにも思われ面白いときもあります。

     J0167がアオサギと単に並んでいるように思われますが・・・。
    CF1A0928 20190721
     
     J0178は1羽だけ採餌に余念がありません。
    CF1A0938 20190721

     真剣に獲物を探しています。
    CF1A0967 20190721

     ドジョウをパクりとしたJ0178。ドジョウはそれぞれよく捕っていますが、昨年より小ぶりのように思われます。
    CF1A0988 20190721

     先程のJ0167とアオサギ。お互い羽繕いしています。お友達になっていたのかも知れませんね。
    CF1A0997 20190721

     またまたドジョウをゲットしたJ0178。
    CF1A1007 20190721

     ドジョウを食べながら2羽の所に近付いて来たJ0178。J0167は羽繕い。手前のJ0196は休息中。
    CF1A1075 20190721

     J0196の隣りにやって来たJ0178。J0196は相変わらず目は開いているようですが、半分寝ているようです。活動的なJ0178が半分寝ているJ0196のそばに来るとどうなるか?明日、少しこの続きを載せます。
    CF1A1116 20190721

    コウノトリ仲良く3羽 長浜市にて  

     令和元年7月20日撮影。
     生憎観察時には雨が降って鬱陶しい日でしたが、現地に到着というか温泉を過ぎて直ぐに3羽のコウノトリを発見。仲の良い光景を観察出来ましたので気持ちは「晴れ」ていました。日によっては全く見当たらない時もあり、付近一帯を人工衛星のようにグルグル回って徒労に終わったときは疲れだけが残ります。この日はJ0167&J0178の2羽とJ0196(はるかちゃん)の3羽です。

     農道に3羽が集まって、これからの打ち合わせでしょうか。邪魔してはダメで、かなり離れた所から撮影しています。
    CF1A0668 20190720

     全員こちら側を見たところもパチリ。簡単なようですが、全員一斉にはこちらを向いてはくれません。
    CF1A0718 20190720

     仲の良い光景で、そんなに苦労しないで撮ることが出来るのは野鳥では少ないですが、コウノトリはサギのように愛想なく飛び去ることは余程のことがない限り無いようです。
    CF1A0725 20190720

     後はJ0196は羽繕い。
    CF1A0860 20190720

     J0167は農道で何かを啄んでいます。J0178はサッサと田んぼの中へ入ってしまっています。
    CF1A0880 20190720-1
     令和元年7月19日撮影。
     小雨の日ですが、多少の荒天でもコウノトリは大丈夫のようです。雨降りの日は簡単に足環の確認が出来ればと願いつつ現地へ。願いが通じたのか、2羽が電柱に留まっていました。適当な距離からパチリとすれば個体の確認はいとも簡単です。ところがこのまま動かず飛ばずでしたら面白味がありません。電柱に留まっている間に他のコウノトリ観察に向かいます。

     J0196(はるかちゃん)。電柱では足環が確認できますので、個体の確認では助かります。
    CF1A0062 20190719

     J0178。相棒のJ0167は田んぼのようです。
    CF1A0175 20190719

     ドジョウを捕ったJ0167。足環を確認しなくても特徴で分かります。
    CF1A0328 20190719

     J0167の足環。チラッと見ただけで個体を特定します。
    CF1A0383 20190719

     電柱から降りていたJ0196。最初からこの様な状態であれば足環の確認は如何ともし難く悩んでしまいます。
    CF1A0242 20190719

     歩行時に運が良ければチラッと足環を確認できます。これだけでJ0196と分かります。
    CF1A0254 20190719

     ドジョウを捕まえたJ0196と判断が出来ます。足環が少しでも見える場合は良い方で、光線の関係や距離が100㍍以上であれば余程の条件でない限り個体の確認は困難となります。
    CF1A0301 20190719
     令和元年7月16日撮影。
     この日は高島市へ出向く途中にもコウノトリ観察。この時は電柱に留まっていましたが、帰路にもコウノトリ観察。午後は暑かったためか農業用溜池にいました。J0178が少し手前に近付きましたがJ0167は奥まったところのままでした。農業用溜池で見られる普通の光景で、コウノトリはやっぱり水辺が良く似合うな、と観察していると2羽が交互に豪快な水浴びをしました。お陰で、何だか得をしたようなコウノトリ観察となりました。

     J0178がじわしわこちら方面に近付いて来ています。願わくは2羽一緒に30㍍位の所に来て欲しいのですが・・・。
    CF1A8483 20190716

     出来れば島の辺りまでと思っていましたが、ここで引き返してしまいました。
    CF1A8513 20190716

     左がJ0167、右がJ0178。この日も午前も一緒、午後も一緒に過ごしていました。
    CF1A8560 20190716

     J0167が先に水浴び開始。
    CF1A8710 20190716

     コウノトリはとても大きいので、水浴びも豪快そのもの。見応えのある水浴びをします。
    CF1A8715 20190716

     続いてJ0178も水浴び開始。コウノトリは何回も水に浸かって豪快な水浴びをします。その後は大きな翼を何回もダイナミックにバタバタして水気を飛ばします。コウノトリはとても奇麗ですが、普段の手入れに心掛けているようです。
    CF1A8921 20190716

    カイツブリのヒナ5羽 長浜市にて  

     令和元年7月16日撮影。
     カンムリカイツブリの次はカイツブリの観察です。カンムリカイツブリとそんなに距離は離れていませんので、車で少し移動しただけです。何日か前にも観察していますので、元気にしているかな、と覗いてみました。少し大きくなったような感じで、とても元気にしていました。可愛いのが5羽もいるのですから、観察の嬉しさも5倍以上でした。子だくさん家族が、対岸側の茂みに向かってスタートからゴールまで撮ってみました。

     「さあ、行くよ!」と元気よくスタートした親子。揃ってのスタート、流石です。
    CF1A8403 20190716

     前列のヒナ3羽の左端の子が一番小さいようです。
    CF1A8411 20190716

     親鳥の背中に上ろうと甘えているヒナもいました。
    CF1A8432 20190716

     ヒナは仲良しで、小さい子を真ん中にして泳いでいました。
    CF1A8437 20190716

     対岸側の茂みに全員同時にゴール。この後、茂みの中に入って休憩タイム。丁度良いタイミングで親子に出会いラッキーでした。
    CF1A8461 20190716

     スタート前に撮ったヒナ。橋の上から至近距離で数多く撮りましたが、贅沢な悩みですが近すぎて撮りにくいことこの上なしでした。
    CF1A8381 20190716

    カンムリカイツブリのヒナ 長浜市にて  

     令和元年7月16日撮影。
     この日は高島市マキノ町までの行き帰りに野鳥観察。行きと帰りはコウノトリ、帰りはカンムリカイツブリのヒナ、カイツブリのヒナを観察することが出来ました。観察時間は余裕がある方が良いのですが、僅かの時間でも思うような撮影ができ、ラッキーでした。大切なのは先ず見てみることで、チャンスかどうかはその時次第、運次第です。そのこと自体が野鳥観察の楽しみですね。

     この川では例年になく大雨が少なかったため、カンムリカイツブリのヒナを何回も観察できました。最初はヒナは1羽かなとおもっていましたが・・・。
    CF1A8075 20190716

     ヒナは2羽でした。
    CF1A8083 20190716

     水面に映る親子。ヒナが水面を見ているようですが、水面に映る自分の姿に興味を示しているのでしょうか。
    CF1A8105 20190716

     親鳥の背中は心地よい揺りかご。
    CF1A8172 20190716

     兄弟仲良く背中に乗っている様子は微笑ましい光景で、この姿を見るために毎年楽しみに待っています。
    CF1A8185 20190716

     行儀良く並ぶヒナ2羽は大の仲良しですね。カンムリカイツブリは品のある美しい鳥ですが、ヒナの時から行儀がよろしいようです。
    CF1A8217 20190716

    ヒオウギなど 自宅にて  

     この時期はコウノトリ観察、畑仕事、庭の手入れで一日は終わります。どれがメインと言うことはありませんが、その日によって色々です。畑も庭もそれぞれ一日では終わらないケースも多々あり、合間を見付けてはコウノトリ観察へ出向く場合もあります。その合間に庭の花などを撮っていますので、咲いていても全く気付かないときもあります。

     ヒオウギ。ムクゲと共に祇園祭の時に咲く花です。蕾が膨らんでくるともうすぐ祇園祭だなと思います。
    IMG_2305 20190715

     雨に濡れた白花のアガパンサス。白花は育てるのが難しく、やっと咲きました。
    IMG_2312 20190715

     大輪系のアガパンサス。雨に濡れているところをパチリ。
    IMG_2314 20190715

     最後の一輪がまだ自己主張していましたので、これもパチリ。
    IMG_2316 20190715

     ヤブカンゾウの花。裏庭で咲いていますので気付くのが遅れる場合があります。
    IMG_2317 20190715

     ハスの蕾。野池などでもハスの花はよく見られますが、自宅で間近に見るのも良いものです。園芸種ですのでコンパクトに咲きます。
    IMG_2318 20190715

     こちらは畑の里芋。今では背丈ほどに育っており、水やりなどで通れるように120㌢あけて植えましたが混んでしまって通行できなくなり水やりに苦労しています。
    IMG_2338 20190715

     畑の水やりのための水溜の所に植えている蜂屋柿の葉に留まっていたハグロトンボ。標準レンズで撮っていますので、ソ~っと近付き何処まで近付けるかトンボとの駆け引きがスリル満点です。
    IMG_2344 20190715

    コウノトリ足環確認は瞬時に 長浜市にて  

     令和元年7月15日撮影。
     コウノトリを撮っているときには何時も毎秒10コマの連写で撮影しています。この前、坂井市でコウノトリのヒナを撮っているときにも言われましたが、同じものをパチパチ撮っても同じではないのか、とのご指摘。確かに単にコウノトリの美しさなどを撮る場合は一コマ設定でも当然OKです。ところが、私は足環を確認し個体を特定してコウノトリ市民科学に画像を含めてデータを送信している関係で、足環が撮れる一瞬のチャンスを狙っていますので、此処と思えば高速連写をして足環を撮影する必要があるためです。一般の方からしたら、動きの少ないコウノトリに対して連写音を響かせるのは理解できないでしょうね。

     田んぼで採餌中のJ0196。歩くと足を上げますので、その時が足環確認のチャンス。左足の緑黄の足環が連写のお陰で撮れています。肉眼では難しいですが、例え確認できてシャッターを押すとタイミング遅れで大抵は撮れていません。
    CF1A7881 20190715

     再度撮影出来ましたので、足環の色は間違いないようです。
    CF1A7884 20190715

     右足の黄赤も撮れました。両足の足環が確認できましたのでJ0196と特定できます。ただ、足環が汚れている場合、光線の関係で判断を誤る場合も無きにしも非ずです。
    CF1A7888 20190715

     田んぼのコウノトリは通常こんな感じで、足環は見えず個体の特定は困難かと思われます。畦に出るのを待つか、電柱に留まるのを待つしか足環の確認は困難と思われます。
    CF1A7898 20190715

     異なる場所で寛いでいるJ0167&J0178の2羽。この様な状況では足環の確認は容易で大助かりとなります。
    CF1A7980 20190715-1
     令和元年7月14日撮影。
     堅田漁港でのふなずし作りは午後1時頃には終わりましたので、湖西周りで自宅へ向かいました。途中コウノトリ観察ですが、運良く直ぐに発見できましたが3羽(J0167&J0178、J0196)は畦で休息中で、動く様子も無かったので少しだけ撮って帰宅しました。コウノトリ観察はほぼ習慣になってしまったようで、買い物などの行き帰りには現地に立ち寄る、と言うか自動運転のようになっています。昨年から同じ個体を長期間観察しているため、色々な行動が分かってきています。

     目は開いていますが固まったように動かないJ0167。
    CF1A7761 20190714

     同じ田んぼですが向かいの畦で寛ぐJ0196(はるかちゃん)。
    CF1A7806 20190714

     一本足で完全に休憩モードですが目は閉じていません。咄嗟の危険に対応するためでしょうか。
    CF1A7818 20190714

     J0167&J0178の2羽の2羽。J0178は羽繕い中。
    CF1A7837 20190714

     J0178のそばには羽繕いで抜けた白い羽が複数落ちています。昨年はこのJ0178の抜けた風切り羽根など2枚を拾って保管しています。
    CF1A7844 20190714

     一枚一枚、一本一本丁寧な羽繕いはエンドレスのようでした。
    CF1A7848 20190714-1

    ふなずし作り 大津市堅田漁港にて  

     令和元年7月14日撮影。
     この日は1年に1回のふなずし作りです。ふなずしは発酵食品ですので毎年この時期、暑いときに漬け込みます。私は長浜市民ですが、長浜の漁港では今年はふなずし作りが行われませんので、長らく住み慣れた大津市の堅田漁港でのチャレンジです。といっても毎年漬け込んでいますので、慣れたものです。ふなずしは滋賀県の特有の食べ物で、好き嫌いが極端に分かれる食べ物です。私は好物でとても美味しく頂いていますが、ブログをご覧頂いている皆様は如何でしょうか?一度食べたらやみつきになるくらいですよ。

     塩切りした二ゴロブナ5㎏。これを水洗いし、ウロコを丁寧にブラシで奇麗に取ります。
    IMG_2239 20190714

     奇麗にしたら乾くまで干します。
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     これは炊きたてのこごはん。熱いからフタが開けられています。このごはんで二ゴロブナを漬け込みます。漬け込んだら1週間は15㎏の重しをして、その後15㎏を足して30㎏の重しをして暖かいところで発酵を促します。お正月には食べられます。漬け込みをしていましたので、両手はごはんだらけで途中の撮影が出来ませんでした。
    IMG_2248 20190714

     二ゴロブナを乾かしている間、堅田漁港から周りを撮ってみました。この建物は、居初氏庭園の書院です。
    CF1A7685 20190714
     
     そして、有名な浮御堂。
    IMG_2269 20190714

     大津プリンスホテルも見えていました。
    IMG_2272 20190714

     先代の学習船の「うみのこ」。解体待ちで係留されていました。なんだか、寂しい気持ちになりました。
    IMG_2274 20190714

     堅田漁港内にはたくさんのネコがいました。気持ち良さそうに寝ていたこの子を代表として載せさせて頂きました。
    IMG_2297 20190714

    この日もコウノトリ3羽 長浜市にて  

     令和元年7月13日撮影。
     この日はJ0167&J0178の2羽とJ0196(はるかちゃん)は別の田んぼにいました。別の田んぼといっても県道から見て、一段と下がった田んぼで、まさかこんな所にという場所でした。3羽いるはずが2羽しか確認できないときは、何処かにいるはずと探すのに苦労します。残る1羽を探している時は、他に飛来しているコウノトリもいるかも知れないといった気持ちで気楽に探しています。

     J0178、採餌するでも無く田んぼを歩行していました。
    CF1A7368 20190713

     相棒のJ0167が休息中でしたので、そのそばで同じように休息するJ0178。
    CF1A7452 20190713

     J0167が気持ち良さそうに休息していましたので、異なる場所から撮ってもそのまま固まったように休息。
    CF1A7630 20190713

     J0196を2羽とはかなり離れた田んぼで発見。念のためやっと撮影出来た両足の足環。これでJ0196であることは確定です。
    CF1A7583 20190713

     稲が成長すると足環の確認が大変になります。歩行のため足を上げたときが撮影チャンス。
    CF1A7603 20190713
     令和元年7月12日撮影。
     この日はJ0167&J0178の2羽とJ0196(はるかちゃん)がまるで兄弟のように仲良く同じ田んぼで採餌したり、畦で並んで寛いでいました。今までの経過を踏まえると目を疑うような光景です。というのは、J0167とJ0196は折り合いが悪く、J0167がJ0196を見付けると速攻突っかかっていましたので、「君たち、一体どういうこと?」問いかけたいくらいでした。しかし、昨年も一緒に過ごしたメンバーですので、何はともあれ仲良しになって何よりです。

     先ず、J0167。カエルを捕まえ得意そうに見せてくれました。J0167は餌捕りがとても上手でドジョウ捕りは得意中の得意。川では大物の魚捕りも中々のもの。
    CF1A6842 20190712

     こちらはJ0196(はるかちゃん)。とにかく仲間に入れてもらって良かったね。
    CF1A6951 20190712

     こちらはJ0178でJ0167の相棒です。カエルをゲットして喜び顔。
    CF1A7060 2190712

     食後の休憩は畦での寛ぎタイム。右がJ0178、間中がJ0167、左端がJ0196。女性達が羽繕いして奇麗にしているのを、J0178は何を考えているのでしょうか?
    CF1A7201 20190712

     今度は3羽揃っての羽繕い。注目はJ0167&J0178の2羽とJ0196との微妙な距離。J0196は一寸だけ遠慮しているようですね。
    CF1A7265 20190712

    カイツブリのヒナ5羽 長浜市にて  

     令和元年7月12日撮影。
     時々コウノトリ観察の合間に湖岸方面も行っています。目的はこの時期はカイツブリのヒナです。私は基本的にはこの様な場面を撮影するのが好きですので、宝探しのような気持ちで訪れます。例年ヒナが見られる場所はほぼ決まっていますので、探すのに苦労はないです。ヒナがいれば鳴き声が盛んに聞こえてくるのもカイツブリの特徴です。この日は2カ所で見付けましたが、小さい方のヒナの方が可愛らしいので、そちらを掲載させて頂きます。

     何とゼニガメのようなヒナが5羽。可愛らしい×5の可愛らしい光景です。
    CF1A6355 20190712

     親鳥も子育てに大変ですが、幸せも×5の様です。
    CF1A6369 20190712

     ヒナ同士のコミュニケーションでしょうか。
    CF1A6494 20190712

     対称形の様な面白い光景も。
    CF1A6529 20190712

     背中に2羽のヒナ。少し大きいヒナは泳がされているようです。
    CF1A6601 20190712

     ヒナの安心しきった表情。
    CF1A6635 20190712

     ヒナたちは親鳥の背中に乗ることが最高の幸せ。定員は3羽の様でした。
    CF1A6640 20190712

    コウノトリのヒナ4羽 福井県坂井市にて その2  

     令和元年7月10日撮影。
     その1からの続きです。この日は暑く、現地は影もなく4羽が姿を見せ、ヒナの装着されたばかりのピカピカの足環を確認し、願わくば給餌までと思うと自信がありませんでした。幸いにも現地の方のご厚意で車庫から撮影させて頂くことが出来、また親子のコウノトリなどについて色々とお話しも聞くことができ大いに助かりました。ご厚意に暑く感謝を申し上げます。コウノトリのペアがこの地を子育てに選んだのは流石だと思いながら給餌まで観察出来ました。

     お母さん鳥J0078と同じように羽繕いしているヒナは、J0257(足環 右:赤黒、左:黄赤)メスです。お母さん鳥は子育てで超多忙のためか泥んこです。水浴びする暇も無いのでしょう。
    CF1A5215 20190710

     羽繕いの後、翼を広げるJ0257。コウノトリのヒナは大きいですが、羽の付け根などを見ると幼いですね。
    CF1A5251 20190710

     此方を見ている仲良し4兄弟。
    CF1A5523 20190710

     やはり暑いのかヒナ全員が口を開けています。父さん鳥J0098が食べ物を持って帰ってくるのを今か今かと待っているようです。
    CF1A5531 2090710

     手前に立っているヒナはJ0260(足環 右:赤黒、左:赤黒)オスです。これで3羽のヒナの足環を確認することができましたが、J0258(足環 右:赤黒、左:黄青)オスだけは確認できませんでした。
    CF1A5605 20190710

     お母さん鳥J0078が巣を離れると暫くしてお父さん鳥J0098が戻ってきてヒナたちに給餌。ヒナが食べているのはフナのようです。
    CF1A5880 20190710

     ヒナたちに食事をさせた後のお父さん鳥J0098(足環 右:黒青、左:緑青)。ヒナは4羽でこれだけ大きくなると食べる量も相当だと思われます。親鳥は交代でヒナのために餌捕りで大忙し。よく頑張っていますね。現地到着から給餌まで長時間のスタンバイでしたが地元の方のご厚意により、目的達成ができ訪れて良かった坂井市でした。
    CF1A5992 20190710

    コウノトリのヒナ4羽 福井県坂井市にて その1  

     令和元年7月10日撮影。
     この日は待ちに待った野外コウノトリのヒナ4羽の観察に出向きました。ある程度ヒナが大きくならないと観察しにくいので、他の情報を参考に晴れの日を選んで観察日を決定しました。ケージの中でのヒナは過去に越前市で観察したことがありますが、野外でのヒナは初めてです。電柱に大きく立派な巣が作られ、可愛らしいヒナ4羽を存分に観察することが出来ました。親鳥は父鳥がJ0098(足環、右黒青:左緑青)で戸島生まれ、母鳥がJ0078(足環、右黒青:左黒青)で祥雲寺生まれです。豊岡のコウノトリが福井県坂井市で子育て、素晴らしいですね。なお、地元の要望により、巣を架けている高圧線は迂回され通電されていません。地元と北陸電力の配慮に温かみを感じました。数多く撮りましたので、その1、その2に分けて掲載させて頂きます。

     最初到着したときはこの様な感じで、ヒナは後ろ向き。ヒナを見守っているのは母鳥のJ0078。
    CF1A4898 20190710

     ヒナが向いている方向に回ってみました。足環が見えているヒナはJ0259(足環、右赤黒:左黄緑)でメスです。
    CF1A5038 20190710

     母鳥は羽繕い。ヒナは翼を伸ばしての伸び。
    CF1A5082 20190710

     ヒナ1羽が伏せているため、なかなか4羽を撮ることが出来ず、時間が経過するばかり。
    CF1A5120 20190710

     やっと4羽のヒナが顔見せ。右側の足環が見えているヒナはJ0257(足環、右赤黒:左黄赤)でメスです。
    CF1A5179 20190710

     親鳥の頑張りでヒナたちも日に日に大きくなっているようです。給餌場面は、その2に続きます。
    CF1A5197 20190710
     令和元年7月9日撮影。
     この日は曇り一時雨で、コウノトリ観察の時は小雨が降っていました。コウノトリ2羽(J0167&J0178)は、くっつくようにして仲良く採餌している最中で、しばし梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれるような微笑ましい光景でした。恐らく、同じ場所にオタマジャクシなどがいたものと思われます。

     J0178の足元で採餌するJ0167。
    CF1A4721 20190709

     2羽は離れないので、狭い範囲にたくさんの餌があるようです。
    CF1A4726 20190709

     押しくらまんじゅうをしながら食べているように撮れました。
    CF1A4731 20190709

     2羽は殆ど頭を上げずに食べ続けていますので、かなり小さいようです。
    CF1A4759 20190709

     J0178だけが写っているようですが、向こうにはJ0167がいます。仲の良い2羽は地元でも知れ渡っていますが、これだけ接近して採餌している光景に出会うチャンスは少ないようです。
    CF1A4784 20190709

    コウノトリJ0167とJ0196 長浜市にて  

     令和元年7月8日撮影。
     この日は実際は3羽のコウノトリとの出会いがありましたが、J0178については背中と首が見える程度で、足環が見える場所には出て来なかったので掲載はしていません。J0167とJ0196(はるかちゃん)の表情が対照的でしたので、私が印象を勝手に綴っています。

     農道に佇むJ0167。少し離れた段々のんぼにJ0178がいるためかご機嫌麗しい表情。
    CF1A4595 20190708

     長い付き合いのためか、警戒心は全く無く何を思っているのかストレートに伝わってくるように思われます。J0167の頭部に汚れではありませんが少しくすんだような部分があります。個体を見分ける時にも役立っています。彼女のトレードマークです。
    CF1A4604 20190708

     一方、此方はJ0196(はるかちゃん)。この様なスタイルで固まっています。目はあいているものの、寝ているようです。
    CF1A4640 20190708

     普段は生き生きして可愛らしいはるかちゃんですが、眠たい時は難しい顔をしているようです。
    CF1A4665 20190708

     帰宅して庭や畑の花などを撮影していると、畑でクワイを栽培しているところにトノサマガエルをいるのを思い出し覗くと、主はいなくて代わりにツチガエルがいました。「ツチ」、「イボ」とか印象が良いとはいえませんが、案外可愛らしいカエルです。ツチガエル、別名イボがエルと呼ばれますが可愛らしいので撮ってしまいました。
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    アガパンサス3種など 自宅にて  

     令和元年7月7日撮影。
     アガパンサスはこの時期よく見る花で特に何とも思わない普通の花です。ところが実際はかなりの種類があり一般に咲いているのはその一部です。3種類育てていますが、それぞれ個性がありパッと見では気付きにくいかも知れませんが、ブルー系で同じように見えるものでも良く見ると大きく異なっています。一寸面白いな、と思って撮ってみました。

     大輪系のアガパンサス。画像では良く分かりませんがかなり大きい見応えのある花です。
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     同じ大輪系の花を鉢植えのものをアップで撮ってみました。
    IMG_2048 20190707

     この花は一般に良く見られるアガパンサス。
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     これは白花のアガパンサスで、咲くのが遅くまだ蕾です。育てるのが難しいようで、花壇や畑に植えているものは咲きませんでした。
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     ユウスゲ。花の命の儚さを感じる花です。
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     クレマチス。種類によって花も色々ですがどれも魅力的な花です。
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    コウノトリ、電柱でも色々考えているよう 長浜市にて  

     令和元年7月6日撮影。
     電柱に留まっているコウノトリは動きがなくて面白くないように思いますが、よく観察していると案外面白く、コウノトリが何を考えているのか分かるような気がします。寛いでいるのは事実ですので、考えていることがストレートに出ているようでもあります。この日はJ0196(はるかちゃん)が電柱に留まっていたので、数多く撮ってしまいました。数多くの中で一番傑作と思われる晴れやかな表情の画像があり、ブログに載せそうになりましたが、自然現象後の何ともいえない良い表情の写真と分かりカットしました。

     伸びをするJ0196。撮影していても自然体そのもので、この地はコウノトリたちの方から気に入って過ごしているので、この地の人々も気に入っているような気がします。
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     順光側にまわるとこのスタイルで暫く固まっていました。空を眺めて何を考えているのでしょう。
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     今度は電柱下の田んぼを見つめています。お腹が空いてきたのかな。
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     アッ、飛んでしまう。と思った瞬間。
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     美しいと思う反面何処へ飛んで行くのだろうと思いつつ連写。
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     結局、心配は無用ですぐ近くの田んぼに舞い降りてくれました。シラサギなんかは何の愛想もなく飛び去ってしまうのに、コウノトリはお利口さんです。昔から人間と共に身近に生活してきたDNAが働いているのでしょうか。幸せを運んでくる鳥とも言われますが、総合的に考えてみるとそうかも知れませんね。
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    夏の花など 自宅にて  

     令和元年7月5日撮影。
     夏場は暑く過ごしにくい季節で一日でも早く涼しくなるのを待ち続ける毎日となります。暑くて寝苦しい日もあり、気分的にもスッキリしない日が多くなりがちですが、植物たちは輝いて見えます。よ~く考えてみると、暑さを利用して花を咲かせ、次の世代を残す作業をしている過程で私たちは美しい花を楽しませてもらっています。稲も夏場の暑さで実を実らせ、私たちの生活を支えてくれています。そう考えれば夏は美しく素敵な季節なのですね。生理的には受けいれ難い季節なのですが・・・。

     一輪一輪は奇麗ですが、まとまると夏の暑さが強調されるように感じるフクシアの花。
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     インドハマユウの花。この花、暑さ寒さに滅法強いようです。私は故郷の花でもある日本のハマユウが好きですが、湖北の寒さには耐えられませんでした。
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     クレマチスのつぼみ。咲いた花も奇麗ですが、蕾はこれから夢が開くような感じが好きです。
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     ギボウシの花。種類によって咲く時期はまちまちですが、これは中間的に咲きます。爽やかさを感じる花です。
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     ブルーの蕾は大輪系のアガパンサスです。
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     花ではありませんが、この時期あちらこちらで見られるアマガエル。芙蓉の葉にいました。
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     ヘメロカリス。この時期よく見掛ける花で野に生えているものも。庭で何時も自己主張しています。
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     これも人間同様暑さが嫌いな2頭。朝夕に庭に出るのが好きです。特に柴犬の方は庭を駆け回るのが好きです。
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    コウノトリ(J0196)、庭先の田んぼに 長浜市にて  

     令和元年7月5日撮影。
     コウノトリたちは地元にとっても身近な鳥で、小学生が集団登校でコウノトリのそばを通っても農家の方が軽トラで通っても、田んぼの準備でトラクターがいても、通常は逃げることもなく穏やかに共存しています。やはりコウノトリがこの地を気に入って来ているだけあって、大らかに機嫌良く過ごしています。住宅の隣が田んぼという場合もあり、コウノトリは大胆な一面もあり、家庭訪問のような微笑ましい場面も見られます。

     畦で採餌するJ0196(はるかちゃん)。
    CF1A3884 20190705

     車中から撮影しているので、警戒心は微塵も無く穏やかそのものです。
    CF1A3982 20190705

     機嫌良く採餌している間に、他をまわってみました。
    CF1A3993 20190705

     先程の畦にはいなくて、いたのは民家の庭先の田んぼ。敷地には入れませんが、幸い道路から観察することが出来ました。この住宅の方にとっては、まさにコウノトリの家庭訪問のようです。コウノトリは危険なところには近付きませんので、安心しているという証拠ですね。
    CF1A4060 20190705

    カンムリカイツブリの親子 琵琶湖にて  

     令和元年7月5日撮影。
     川にはカンムリカイツブリの親子の姿がなかったので、河口付近から琵琶湖を眺めてみたら遙か沖合にヒナ3羽を連れた親子の姿を発見。岸寄りに近寄ってくれないかと暫く待っていましたが、その気配はなく少し残念でした。ヒナはかなり大きくなってゼブラ模様がクッキリしていました。川である程度育つと親子で琵琶湖へと移動して親離れまで一緒に過ごします。その様子の一場面です。

     ヒナ3羽を連れて泳ぐ親鳥。少し小さいヒナを大きいヒナ2羽が前後をガードするように泳いでいる様子に感心。 
    CF1A3896 20190705

     大きいヒナ2羽は親鳥から離れていますが、小さいヒナは親鳥の直ぐそばを泳いでいます。
    CF1A3899 20190705

     寛ぎ場所に到着しても小さいヒナは親鳥にくっついたまま。
    CF1A3924 20190705

     比較的近くでコアユを捕ったカンムリカイツブリ。呑み込むかと思っていたら銜えて先程の沖合の親子を目指して泳いでいます。
    CF1A3927 20190705

     コアユを小さなヒナに与えていました。ヒナとコアユを捕った場所はかなり離れていましたが、自分は食べずにヒナに与える姿に自然の素晴らしさに感動しました。距離が遠くて画像としてはボツですが、イメージ的な美しさを掲載させて頂きました。
    CF1A3953 20190705

    コウノトリ(J0196)の寛ぎ 長浜市にて  

     令和元年7月4日撮影。
     現地でのコウノトリ探しは、先ず巣塔近くから電波塔方面へと走行します。ほぼお決まりのコースで電柱、電波塔、田んぼを確認しながら安全運転に心掛けてゆっくり走行です。この日は直ぐに電柱の天辺に白黒の大きな鳥を発見。幸先良く直ぐにコウノトリを見付けることができ、停車して少し離れた所から撮影。電柱で誰にも邪魔されずに寛ぐJ0196(はるんちゃん)の様子を撮って見ました。

     後ろ向きですが、此方を見ています。
    CF1A3506 20190704

     少し向きを変えてくれました。電柱は安心できる所らしく、撮影していても余程でないと逃げることはありません。
    CF1A3563 20190704

     完全にリラックスしているようで、念入りに羽繕いを始めました。
    CF1A3606 20190704

     風切羽も一本一本丁寧に手入れをしています。
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     羽繕いも済んでスッキリした表情のJ0196。
    CF1A3633 20190704

     何処で食事をしようかと考えている様子。コウノトリがいるだけでほのぼのとした幸せな雰囲気を感じます。きっとコウノトリも皆の幸せを願っているようにも思えます。私にはその様に思われます。
    CF1A3681 20190704

    チョウトンボとアゲハチョウ 溜池などにて  

     令和元年7月4日撮影。
     コウノトリ観察では大抵農業用溜池も覗いてみます。コウノトリが溜池にいなくても色々なトンボが観察出来るので色々な意味で楽しみな溜池でもあります。ハスの花も咲いていますので、出来ればハスの花に留まっているところを狙っていますが思うようには留まってくれません。チョウトンボは金属光沢に輝く姿がとても奇麗で、よく撮っています。

     チョウのようにヒラヒラと数多く飛んでいます。留まればジッとしていることが多いので撮影はし易いです。
    CF1A3725 20190704

     撮影条件によって輝きは色々変化します。もっと奇麗に撮りたいと何時も思いながら撮っています。
    CF1A3743 20190704

     チョウトンボを撮ったのでチョウを撮ったわけではなく、これは自宅のコスモスに飛んできたアゲハチョウです。
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     コウノトリもトンボもチョウなと漠然と撮っていますが、奇麗なものに奇麗なものが集まってきている様に感じるこの頃です。
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    個体の確認が難しくなっています 長浜市にて  

     令和元年7月3日撮影。
     稲の成長は早く、瞬く間にコウノトリの足環が見えなくなってしまいました。この当時でも足環の確認には苦労しますが、現在では既に穂が出ており、コウノトリは首から上しか見えない状況もあります。個体を特定するには両足の足環を確認する必要があり、ただひたすらに畦か農道に出てくれるか、電柱に留まってくれるまで待ち続けます。最近では猛暑も加わり、更に確認の困難さを加速させています。確認の苦労の状況を載せさせて頂きます。

     歩行の時、状況が良ければ何とか足環の確認が出来ますが両足となると難しいです。
    CF1A3305 20190703

     通常はこんな感じで田んぼの中を歩行しています。足環が付いているのか、足環なしなのかも分かりません。
    CF1A3323 20190703

     やっと畦に上がってくれたのは良いのですが、草が邪魔して両足は確認できませんでした。
    CF1A3397 20190703

     確認できないまま、また田んぼへ入ってしまいました。
    CF1A3411 20190703

     草が生えている畦に上がってますが、今度はどうでしょうか。
    CF1A3476 20190703

     やっとの思いで両足の足環を撮影することが出来ました。足環は右:黄赤、左:緑黄で、少し汚れていましたが個体はJ0196(はるかちゃん)であることが分かりました。足環は直ぐに分かる時もあれば、1時間以上待ち続けなければならないことも時々あります。この様にして個体を確認し、コウノトリ市民科学に入力しています。
    CF1A3480 20190703

    段々近付くコウノトリ(はるかちゃん) 長浜市にて  

     令和元年7月1日撮影。
     ガマの間から出て来て、どうするのかと見ていると此方に段々近付いてくるJ0196(はるかちゃん)。途中で逆戻りして遠ざかるものと思いながらシャッターを切っていると、逆戻りはせずにほぼ一気に近付いて来ました。そんな時は可愛らしいな、と思います。その様子をご覧下さい。

     後ろのガマの所から「ここにいるよ」と姿を現し、此方へと歩いてくるJ0196。
    CF1A2916 20190701

     クチバシを水中に突っ込みましたが何を食べたのか食べないのか良く分かりません。
    CF1A2977 20190701

     更に近付いて来ました。
    CF1A2986 20190701

     立ち止まって此方を見ているようです。悪いことはしないが、変わった人と思っているのかも知れませんね。
    CF1A3007 20190701

     飛び立ちましたが、別の所へ飛び去るのではなく元のところへ戻るためでした。
    CF1A3114 20190701

     何の警戒心も無く近付き、美しい飛び姿まで魅せてくれたはるかちゃん。コウノトリ観察を続けていて良かった・・・、との余韻が残る観察でした。
    CF1A3121 20190701

    2羽のコウノトリ、よ~く見ると 長浜市にて  

     令和元年6月28日撮影。
     コウノトリ観察をされている方は百も承知のことですが、個体の特定を先入観でしてしまうととんでもない間違いをしてしまうことです。例えばこの日撮影したコウノトリ2羽。先にJ0178を足環で確認したとすると、もう1羽は相棒のJ0167と通常は思ってしまいます。そうでなくても、2羽仲良く一緒だとJ0167&J0178の2羽だなと思ってしまうかも知れません。無理のないことですが、この日J0178と一緒にいたのはJ0196だったのです。

     手前がJ0196(はるかちゃん)、右がJ0178です。見た目にはペアのように見えますが・・・。
    CF1A2554 20190628

     J0196(はるかちゃん)は丹念に羽繕いをしていました。
    CF1A2711 20190628

     片方のJ0178も寛ぎながらの羽繕い。
    CF1A2721 20190628

     足環が分かるように撮影していますので2羽の特定は容易ですが、最近は稲も成長し足環の確認が難しいことが多く、畦や農道に出てくるまで待って確認するようにしています。コウノトリは時たま何時もの相手とは異なるコウノトリと行動していることもあり、ペアは絶対的と思っているのは私たちの思い過ごしかも知れません。
    CF1A2751 20190628

    花と蝶 自宅にて  

     令和元年6月28日撮影。
     庭で蝶を見付けると目で追いながら何処に留まるか見ていることが多いです。アゲハチョウなんかは動きが激しく撮るのが難しいですが、ツマグロヒョウモンは翅を広げたままジッとしていることもあり、私にとっては撮り易く恰好の撮影対象です。この蝶はメスが奇麗でオスは美しいながらも地味です。庭のキバナコスモスにツマグロヒョウモンのオスが留まっているところを撮ってみました。

     上から覗き込むように撮っていますが、お利口さんで余り動かずで何コマも撮ってしまいました。
    IMG_1847 20190628

     どの角度からの撮影もOKです。 
    IMG_1835 20190628

     翅をゆっくり広げたりで撮りやすい蝶この上なしで好きな蝶です。
    IMG_1856 20190628

     カタツムリがゆっくりと動いていました。ナメクジは嫌いですが、カタツムリは何とも思いません。
    IMG_1814 20190628

     ついでにヘメロカリスがボツボツ咲き出しましたので撮ってみました。梅雨時に情熱的な花はよく目立ちます。
    IMG_1811 20190628

     ハスの蕾も元気よく伸びてきています。
    IMG_1878 20190628

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