2020年10月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    アライグマ2頭とオオヒシクイ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月29日撮影。
     この日はアニメにラスカルとして登場するアライグマを発見、それもオオヒシクイにグングン近付いて来るので、どうなることやらと冷や冷やしながら必死でシャッターを押し続けました。しかし、心配をよそにオオヒシクイたちは知らん顔。アライグマは雑食で何でも食べますが、自分より大きいものには手を出さないとのこと。北米などでは人気者のアライグマですが、我が国では畑を荒らす嫌われ者です。オオヒシクイすらアライグマが直ぐ近くを通っても逃げるでもなしに知らん顔。アライグマはラスカルの様に心優しいのですね。

     黒マスクに尾には縞模様。それも2頭も現れました。
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     撮影時は1頭しか気付きませんでしたが、PCで見ると2頭!害獣として嫌われ者扱いされているアライグマ。不謹慎かも知れませんが、初見で初撮りで、それも可愛らしくとても嬉しかった。と言うのが正直な感情でした。
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     アライグマは水辺の森がお好みとのこと。水辺て食べ物を探す様子が何かを洗っているように見えることからアライグマと名付けられたようです。
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     オオヒシクイはパニックに陥ると思ってましたが、不思議な共存関係に驚きでした。ダイサギまで平常心とは、更に驚きでした。やはり、此処は楽園なのですね。
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     同じ撮影位置からは沖のコハクチョウたちが見られました。Lightroomでカスミを除去すると、対岸の紅葉が浮かび上がりました。
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    畑で昆虫など 自宅にて  

     令和2年(2020年)10月4日撮影。
     私は野鳥愛好家と言われることがありますが、私としてはその自覚は無く、コウノトリとコハクチョウ、シギ類に興味があるのは事実ですが、それ以外には特段の興味はなく、社会人になる前から写真撮影自体が趣味でした。その一環として撮影の対象が野鳥を含めてと言うことです。ただ、野鳥撮影は難しい分野でチャレンジのし甲斐に魅力を感じます。たまには庭や畑の植物や昆虫などを撮るのも楽しみでもあります。

     50㍉のマクロレンズで超接近して撮るのも緊迫感があります。シソの花で吸蜜しているハナアブの仲間でしょうか。目の縞々に新鮮味を感じてパチリ。シソの花、綺麗とは感じていませんでしたがマクロの世界は驚きの世界でした。


     ツユムシでしょうか。弱弱しい昆虫でした。シソの葉に留まり何を狙っているのでしょうか。
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     ツユクサの仲間の白雪姫。増えすぎて畑に移したら更に勢いを増しています。
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     栗の実。ドサッドサッと音を立てて落ちてくるイガ付きの栗の実。帽子を被っていないと直撃を受けたら悲鳴ものです。
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     数十種類の野菜を趣味の一環として育てています。特に里芋とショウガは種芋や種ショウガは私なりの保存方法で保存して翌年植え付けて育てています。何れも大株に育つのが面白いです。特に、ショウガは素人が保存したり育てるのは難しいようですが、試行錯誤を繰り返して要約企業秘密的なものを会得しました。話はそれましたが、本題はケイトウの花です。ケイトウは星の数ほどの種を付け、翌年一面ケイトウだらけになりますが、大部分を処分して少しだけ残しています。
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    エゾビタキ&ムシクイ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月2日撮影。
     中々撮れなかったエゾビタキ。この日は何とか少し遠いものの撮ることが出来ました。今年は気候の関係か可成り数が少ないうえに、これまで撮れても数コマと如何ともし難い日となっていました。この日以外では出会えていないので、これで良しとしました。

     胸辺りからの縞々が特徴のエゾビタキ。ようやく、と言った撮影でした。
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     撮れる場所に枝移りしてくれました。
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     この枝で暫く留まってくれましたのでラッキーでした。
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     こちらを覗き込むような仕草。あの人、一体何をしてんだろう、といった表情。
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     あの長い筒、音はするけど何も出てこない、と思っているのかも。
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     そして、現れたのがムシクイ。何ムシクイかは分かりませんが、ムシを食べていました。
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    ダイサギの餌捕り 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月29日撮影。
     ダイサギなどシラサギ類は静的な姿、動的な姿の何れも綺麗ですが写真に撮る機会はあまりありません。数が多すぎるためかもしれません。しかし、サギ類など水鳥か獲物を捕らえるのはなかなか知的で見ていても面白いものです。コウノトリやミコアイサは魚を草の生えているところに追い込んで捕らえる追い込み漁をします。サギ類はジッと獲物が傍に来るのを待っている光景を良く見ます。待ち受け漁でしょうか。

     このダイサギも魚がピョンと跳ね上がって来るのを気長に待ち続けていました。長時間待っているには疲れるようなスタイルで、流れを凝視しています。
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     と、一瞬の早業で小魚をゲット。此処でこの様に待っていれば動いたり探したりしなくても糧を得ることを知っているのです。
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     コアユが遡上シーズンは時間制限なしの食べ放題を楽しんでいましたが、ここ最近は漁にも技が必要になって来ているようです。
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     ここはコアユやビワマス漁のヤナ場ですが、サギたちにとっても魚とりのヤナ場となっています。
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    川岸のヒガンバナ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月29日撮影。
     夏場は田んぼに取水するため水が流れていない川ですが、秋には流れが戻りサギ類の姿も見掛けるようになりました。カワガラスは戻ってきているか確認のため走行していると、川岸の見事なヒガンバナが目に入り、暫く川沿いを歩いてみました。カワガラスも確認したものの余りにも遠く撮影は出来ませんでした。

     地元の方たちが植えられたヒガンバナで大切に育てられはヒガンバナは眩いほど賑やかに咲いています。
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     今年初めてお目にかかった黄色いヒガンバナ。
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     ヒガンバナの蕾にはトンボが留まっていました。
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     堤防に所狭しと群生しており、見物の方もあり駐車場も設けられていました。
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     見事なヒガンバナはこの辺りの風物詩になっているようです。落ち着いてゆっくり撮りたいので後日も訪問予定です。
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     これはかなり以前から育てている自宅のヒガンバナ。当時は珍しかった色も最近では各所で見かけます。
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    ビワマス、母なる川を目指して 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月25日撮影。
     最近は雨が多く、昨夜も結構雨が降っていたのでビワマスが産卵のため遡上していると確信して川に向かいました。ここは何時もビワマスの遡上を撮影しているところです。ビワマスはびわ湖の固有種で今では全国数か所の湖にも移植されていますが、とても珍しいサケ科の魚です。びわ湖は古代湖で陸封されているため、ビワマスは海水では生きられず淡水魚です。稀に見る美味しい魚で、魚体観察も好きですが、食べるのはもっと好きで大好物です。刺身、焼き魚、煮物などオールマイティの魚です。

     ビワマスは生まれた母なる川を目指して命の限りを尽くして遡上します。巨体を大きくジャンプして果敢に急流に挑みます。大雨が降り、水かさが増すと遡上するので「アメノウオ」と呼ばれます。
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     この堰を超えようと何回も何回もチャレンジする姿には感動もので、心の中で「頑張れ!!」と応援しています。
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     オスも懸命に遡上しています。
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     何回もチャレンジして疲れたのか、這うようにして遡上している個体も。これだけ立派な魚もサケと同様産卵後は雌雄とも一生を終えます。像絶な命のドラマに終止符がうたれるのです。私は過去に岸に打ち上げられて命絶え絶えの個体を見るに見かねて、丁寧に抱えてソッと流れに戻したことがあります。大きいものは70㌢位あります。
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     令和2年(2020年)9月24日撮影。
     9月19日に観察した時には1羽ずつポツンポツンと離れたところにいて、3羽全部を探すのは苦労しました。もし、川に入っていれば発見するのは困難な場所が多く、出会えるかどうか全く自信がありませんでした。観察に行きたいがどうしょうか、という場所です。とは言っても行かなくては話にもならないので意を決して出掛けてみました。現地に到着し、先ずこの辺りからと湖周道路から入ると何と直ぐに3羽の姿。ラッキーなコウノトリ観察となりました。

     畦に立つJ0272。2019年5月8日生まれのコウノトリです。♂でまだ1歳ですが、凛とした姿は素敵です。
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     ヒガンバナとJ0317.2020年4月29日生まれの男の子。まだ幼鳥ですが冒険心旺盛。
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     みんなと一緒になろうと田んぼから畦に上がったJ0317。
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     3羽で畦を散歩。左からJ0317、真ん中がJ0272、右がJ0276。J0276も今年3月23日生まれの男の子。
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     今年生まれのコウノトリが2羽。1歳のコウノトリが幼鳥2羽を連れて来ています。感心するほどシッカリ者ですね。
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     ここは人家直ぐそばの田んぼ。通行している自転車が驚かしてはいけないと引き返すほどでした。全く人を警戒しない幼鳥のJ0317.。トラックの運転手がスマホで撮っても平気。最近コウノトリの事故死や怪我が多発しているのもこうした状況によるのかも。人と同じように動物たちにも配慮した運転などが必要と思われます。
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     今年生まれのコウノトリの足環にはアルファベットで色の表示もされています。赤はR、青はB、黄色はY、緑はG、黒はKと明瞭に表示されており、観察者としてはとても助かります。この3羽、今ではとてつもない遠くまで冒険旅行しているようです。
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    伊吹山とソバの花 ソバ栽培の発祥地(米原市)にて  

     令和2年(2020年)9月20日撮影。
     マガンやアサギマダラなど最近分を掲載したいのですが、未掲載のコウノトリなどがありますので最近分と交互的に掲載させていただきます。この日はソバと言えば伊吹山の麓ですので自宅から近くのソバ畑に7DⅡを持って出かけてみました。何故伊吹山の麓なのか?理由ですが、ここは我が国のソバ栽培の発祥地とされています。ソバは中国から朝鮮半島を経て縄文時代から栽培が始まったようです。縄文時代の遺跡からその痕跡が発見されており、むかし伊吹山山麓でソバ花が遠く高島方面からも確認されている様子が文献にも記されているようです。で、ソバと言えば伊吹ソバと広く知られ、ソバ栽培の発祥地とされたようです。この地では特産である辛味の伊吹ダイコンも栽培され、そのダイコンをおろして頂くおろしソバが昔から美味とされ、私も好物です。

     伊吹山の麓でのソバの花。伊吹山は、多種多様の植物とイヌワシで知られています。
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     ソバの花をバックにコスモス(秋桜)を撮ってみました。
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     農道わきにはヒガンバナが。この頃からヒガンバナが一斉に咲きだします。
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     ソバ畑の直ぐ近くを流れる姉川。びわ湖へと流れるビワマス、コアユも遡上する河川です。この辺りにはカワガラスの撮影にも出かけています。
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    ニュウナイスズメ、マガン撮影後に 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月20日撮影。
     ニュウナイスズメの撮影の主な撮影ポイントは自宅からほど近い所の田んぼとみずとりステーション付近です。出来れば近くで撮りたかったのですが、例年ニュウナイスズメの時期には稲刈りが済んでいなかった残り僅かの貴重な田んぼでしたが、今年は早々に稲刈りが済んでいたため、大群で飛来していたのがパラパラと僅かでした。残るはこの場所でしたが、撮影の時間帯にはそれほど多くはいませんでした。

     電線に留まるニュウナイスズメ。暫くすると山に入ってしまうので撮影期間は限られています。
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     こちらはオスでしょうか。頭部の色が濃く鮮やかです。
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     スズメは可愛らしく、好きな鳥ですがマガン撮影で体力を消耗し重いカメラでの手持ち撮影は限界でした。次は面倒くさがらずに三脚を使用すべきと痛感。
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     田んぼから飛び立つニュウナイスズメ。
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     電線で一休みするニュウナイスズメ。電柱から電柱までの電線を埋め尽くすような光景を期待していたのですが、時間帯が合わなかったのか期待外れでした。
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     令和2年(2020年)10月20日撮影。
     その1からの続きです。マガンはもっと寒くなって冬本番に撮っていたように思います。以前、北陸方面が大雪の時コハクチョウがかなり南下してきたときにマガンが100羽以上飛来し、田んぼを埋め尽くしたことが忘れられません。それ以来僅かしか飛来しないので、撮れるときに撮っておこうとマガンを主体にシャッターを押し続けました。

     羽ばたくマガン。
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     水面を歩いているようですが、ここはとても浅いところです。
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     マガンは兄貴分の様なオオヒシクイがお好きなようです。マガンに囲まれたオオヒシクイ。
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     何か語りかけているマガン。それに聞き入るオオヒシクイ。の様に見えませんか?
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     このオオヒシクイ、マガンたちに頼りにされているようです。得意顔のオオヒシクイのようです。面白いマガン観察でした。次の日も、天気が良いようですので朝からマガン観察です。
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    マガンが5羽、オオヒシクイとともに その1 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月20日撮影。
     前日の撮影が曇天でスッキリしない画像となったため、もう一度訪問してみました。もしかしたらコハクチョウの数が増えているかも、と期待していましたが半数は餌場へいっているようでした。しかし、前日の様にオオヒシクイとコハクチョウが湖上にいる姿はなかなかの光景で暫く撮影していました。レンズを色々な方向に向けて撮影していると、オオヒシクイの半分くらいの良く似た水鳥を発見。後ろ向きでしたので気付きませんでしたが、クチバシがチラッと見えたのでマガンであることを確認できました。私としては、今季初撮影のため多数撮ってしまいました。その1としてUPさせて頂きます。続きは後日とさせて頂きます。

     5羽のマガンたち。この日の収穫はこのマガンです。
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     翼を広げるマガン。そばにはオオヒシクイやコハクチョウも。
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     マガンであることが分かりにくいかも知れませんので拡大してみました。
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     到着したてなのか寝ている個体が多かったのですが、時間と共に目覚めて来たようです。
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     マガンは飛来していても中々撮影の機会がなく、この日はマガン主体の撮影となってしまいました。続きは、明日掲載の予定です。
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    オオヒシクイも増えていました 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月19日撮影。
     この日コハクチョウが40羽以上と増えていましたので撮っていると、オオヒシクイも同じように浅瀬に集まっていました。数も増え、コハクチョウと一緒にいましたので、私としては今季では初めての光景でした。湖国を代表するコハクチョウ、オオヒシクイと役者さんが揃い始め、自然は晩秋から冬への光景を描き始めているようです。

     オオヒシクイに混じって寝入るコハクチョウも。お互いに北方の生息地は大きく離れていますが、越冬地ではとても仲良し。
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     小さなカモも大きなオオヒシクイやコハクチョウたちと一緒に過ごしています。野鳥の楽園へのページが開かれています。
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     オオヒシクイもコハクチョウも姿だけでなしに、独特の大きな鳴声で存在を知らせてくれます。
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     沖ではコハクチョウたちが楽しそうに会話をしているようでした。湖国はこれから厳しい寒さとなりますが、これからは彼らが心を温めてくれます。
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    コハクチョウ40羽以上に! 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月19日撮影。
     今日もニュウナイスズメを撮りに地元から湖岸へと走行していると、野鳥センター前のびわ湖に白いものが多数。数十羽はいると思われるコハクチョウが飛来していました。今年は田んぼのコハクチョウから始まったコハクチョウ観察もようやく湖上のコハクチョウを観察することが出来ました。冷え込みが続いており、コハクチョウの数が増すごとに季節は冬へと歩みを進めているようです。

     一気に増えたので驚きでした。ようやくびわ湖も白鳥の湖へと変貌です。


     親鳥に寄り添う幼鳥の姿も。幼鳥は4羽飛来しているようです。
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     出来れば広角レンズで撮りたいくらい、左右に分散していました。
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     今日はあいにくの曇天。晴天の日に光り輝く湖にコハクチョウを撮るのが楽しみです。朝も夕方も。
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     元気にはしゃぐコハクチョウたち。命がけの長旅に耐えて、第二の故郷であるびわ湖へ到着です。ここは凍結しないので春までゆっくり過ごしてほしいです。
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    アトリの大群が飛来 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月18日撮影。
     昨日は冷たい雨が降り日中の気温は11℃と冬の足音が段々迫って来ているようです。今日は一転して晴れの良い天気で昼から鳴門金時を掘りました。午前中は所用で出掛けたついでに、何時もコウノトリを観察しているところにニュウナイスズメを撮るつもりで現地に到着するや物凄い小鳥の大群!。頭の中はニュウナイスズメでいっぱいですので、オオッ、ニュウナイスズメと思いましたが、少し違う。双眼鏡で確認するとアトリの大群ではないですか。

     数え切れないアトリの大群。アトリは大陸からは大群で飛来し、その後群れは分かれるそうです。


     飛んでは電線に留まり、留まっては田んぼに降りるを繰り返していました。
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     少しトリミングしてみました。それでもアトリがいっぱいです。大群の観察はこれで2回目です。
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     電線のアトリ。行儀よく留まっています。もうすぐ分散して秋楡の実などを食べに来ると思います。
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     私はアトリは大群より1羽1羽が好きです。とても綺麗でアトリを見ると冬間近と感じます。なお、ニュウナイスズメもこの後撮ることが出来ました。RAW現像及びブログ用の画像縮小までPhotoshop Lightroomで処理しています。
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    コウノトリ(J0272、J0276、J0317)、3羽を観察 高島市にて  

     令和2年(2020年)9月19日撮影。
     今年の滋賀県にはとて多くのコウノトリが飛来してきました。お隣の高島市には約20羽、長浜市には私が撮影しただけでもこれまでに13羽と30羽以上が飛来してきました。我が国最大の淡水湖であるびわ湖があり自然の豊かさがコウノトリたちにも気に入ってもらえたようです。安曇川に約20羽のコウノトリが集まっている光景はにわかには信じ難い光景でした。豊岡にでも出かけてコウノトリを観ているような感じでした。その夢も醒めない時、更に目撃情報があり高島市を訪れてみました。

     3羽のコウノトリ(J0272、J0276、J0317)は一緒に行動していますが、この日の観察時にはポツン、ポツン、ポツンと三か所にいました。田んぼでイナゴ捕りをしているJ0272。
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     畦に立つJ0272。まだ1歳ですので初々しさにあふれています。1歳のお兄ちゃんですが幼い2羽の面倒を良く見ています。
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     田んぼ近くの電柱に留まっていたJ0276。今年3月26日に森井巣塔にて誕生の幼鳥です。まだほやほやという感じ。足環にはK、R、Yのカラーのアルファベットが大文字で記されています。特に緑と青は光の加減で分かりにくいことが多いので観察者としてはとても助かります。足環が薄汚れている場合もRと読めれば赤と分かりますので大いに助かります。
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     少し離れた電柱に留まっていたJ0317。今年4月29日水上巣塔で誕生した幼鳥です。順光側は田んぼでしたので、逆光でしか撮れませんでした。
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     飛翔するJ0272。羽根一枚一枚に初々しさを感じます。幼くても飛翔力などはもう一人前です。
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     J0272の飛翔。飛びながらも幼鳥2羽を気遣っていいるようです。
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    コウノトリ(J0188)、半年の滞在楽しかったね 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月12日撮影。
     J0188はこの日は農道でなく電柱でした。今から思えば良く目立つ場所で待っていてくれたようです。この日を最後に半年間住み慣れた地を旅たち、何故か豊岡に3日間ほど滞在した後、鳴門へ。J0188は2018年6月13日に豊岡市立三江小学校内の庄境人工巣塔で生まれました。郷公園、戸島湿地からも近くまさに豊岡の子であるJ0188は故郷恋しで立ち寄ったと思われます。

     だいたい農道、田んぼのJ0188が電柱というのも、旅立ちか・・・、との予感が。毎年半年もお付き合いしていると何となく分かります。
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     何かを考えているような感じ。
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     男の子ですが、優しい穏やかなコウノトリでした。トリミングしたらこんな感じです。
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     今年は早々に連れが鯖江などに行ったため独りぼっちが続きました。寂しく退屈だったと思います。
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     暇を持て余して大あくび。まだ若いので遊び相手も必要だったのかも。
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     黒い羽根も輝く様子も撮らせてくれました。私がこの場を離れた後、豊岡へと旅立ったようです。豊岡で出会った人は、「何か考え事をしていた」ようと、綴っておられます。・・・早く元気になってくださいね。
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    冬の使者コハクチョウ、元気に到着 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月15日撮影。
     10月13日に初飛来したコハクチョウ3羽です。初飛来日には地元にコウノトリ3羽が飛来し、それも長浜市には初飛来の個体ばかりで、高速で遠路撮影に出向いた個体もいましたので、懐かしさもありそちらに集中観察していました。今日もコウノトリ3羽を撮影してコハクチョウ撮影に出向きました。飛来している田んぼは、ほぼピンポイント的に分かっていましたので難なく発見。

     2週間の長旅の疲れも見せずに食欲旺盛なコハクチョウたちです。


     コハクチョウはファミリー単位で行動します。何れも成鳥ですので昨年もこの田んぼで過ごしたことのあるコハクチョウたちだと思われます。
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     初飛来は今まではびわ湖で確認され、長旅の疲れで寝入っている個体が多いのに、いきなり田んぼとは・・・。
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     私の勝手な想像ですが、飛来は少し前で疲れを癒した後に田んぼにやって来たところを発見され、初飛来となったと思われます。個人的には初飛来でなく、初発見の様な気がします。最近は、湖岸は背の高い草木が繁り、簡単には発見できそうにもありません。
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     徐々にですが近付いて来るコハクチョウ。これからは雪が降ってもお付き合いです。
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    コウノトリ(J0188)、刈りたての田んぼで 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月10日撮影。
     この画像は、J0188が鳴門へ帰る1日前に撮影したものです。そのことが分かっていれば、もう少しJ0188とお付き合いして色々な画像を撮っておけば良かった思うこの頃です。お別れの時期が迫っているのは分かってはいましたが、その時はコウノトリのみぞ知るで、空高く上昇気流に乗って消失しない限り誰にも分かりません。今年、私が撮った田んぼでのJ0188の旅立ち前々日の写真です。

     最近、鳴門へ行ってみたいと思っていましたが、何かの知らせの様な気がしていました。J0193の件もあるので・・・。
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     イナゴ捕りに勤しむJ0188。
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     見つけると素早くキャッチ。
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     コウノトリの採餌は日々の真剣勝負ですが、餌探しはコウノトリの趣味であるかのように楽しそうです。
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     1羽で過ごしていたJ0188。長浜はコウノトリルートになっているようで、肉眼では見えない上空を通過するコウノトリたちも数多くいるようです。2羽飛び立ったのに双眼鏡で追うと4羽だったりします。J0188も仲間の動きを見て次の行動を決めているのかも知れませんね。
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    メジロ、樹洞の水飲み場に 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月11日撮影。
     アサギマダラの撮影に出向いたのですが1頭も見当たりません。日曜日でもあり河口は釣り人がいるので、野鳥(シギ類)は望みなしですので、ベンチに座って暫く野鳥観察としました。葉っぱの間をシジュウカラ、ムシクイ、メジロとチョロチョロしています。今の時期は、露出調整がとても難しいです。枝の間を見え隠れする野鳥は露出をかなりオーバーに設定しなければ真っ黒になります。その設定のまま日当たりの良い所を撮ると真っ白に近くなります。この様な懸念がある場合には、カードスロットの2枚のCFカードにJPEGとRAWを振り分けて記録しておくのが有効です。結果、ムシクイを撮った後のメジロは情けないくらい露出オーバー。強力なRAW現像能力のLightroomのいとも簡単なワンクリックの自動ボタンで蘇ったメジロたちです。

     水のみに集まってきたメジロ。切り株が腐ってへ込んだ所に水が溜まっているようです。
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     メジロですが、美味しそうなウグイス餅の色そのもの。
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     余りにも綺麗ですのでトリミングしてみました。
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     実はここはサンショウクイを撮ったところです。立て続けに撮ったところは、例え何もいなくてもつい見てしまいます。
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     秒間3コマの低速連写でも数多く撮ったメジロ。秒間12コマで連写していたらえらいことになっていました。
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     水を飲んでいるところも撮っておきました。
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     メジロの前に撮っていたムシクイ。
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     枝から枝へと暗い所をチョロチョロしていたため、露出はかなりオーバーで撮っていました。その設定のままメジロを撮影したものですから、通常ならほぼ全滅でした。DPP4でしたら煩わしいRAW現像もワンクリックの自動現像で蘇ったメジロです。
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    サンショウクイ、久しぶりに撮影 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月9日撮影。
     何かいないかと探していると、高い木の天辺付近で10羽程度の群れが見え隠れしています。期待はしていませんでしたが、一応スタンバイ。先ず、見通しの良い枝に留まったところをパチリ。一寸何時も見る鳥とは違うのは確実ですので低速連写。確認してみるとサンショウクイではありませんか。さあ、久しぶりのサンショウクイとはラッキーで必死でシャッターを押しました。夏鳥ですので、東南アジア方面へ渡る途中かと思われます。

     ムクの実がたくさんなっている木に集団がいるので、動物食なのに何故?と思いながら撮影。
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     高い所に留まっているので、見上げるようにしか撮れないのが残念。
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     やっと此方に向きを変えてくれました。
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     メスでしょうか。頭部が灰色です。実は食べないのに、と思っていると。
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     スィッチョのような昆虫を銜えています。
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     別の枝でも昆虫をゲットしていました。鳴き声は「ピリリッー」と鳴くそうですが確認はできませんでした。野鳥撮影を始めたころ、サンショウクイは山椒の実を食べるものと思っていましたが、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」のぴりりと鳴くからサンショウクイと名付けられたようです。
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    コウノトリ(J0188)、近くの田んぼへと 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月8日撮影。
     この日現地に到着すると、コウノトリは餌場を変えるため飛び立ったところで、「しまった」と思いながらもレンズを向けると、幸い近くを通過しましたので兎に角にも低速連写。咄嗟にAFを合わせましたが外れることなく追従してくれました。この様なときには、1D系の有り難さを感じます。11日を最後に旅立つとは知らずに撮ったJ0188です。

     超低空飛行で田んぼを移るJ0188。飛翔力の強いコウノトリは翼がとても大きいです。
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     J0188、とても上機嫌で飛んでいるようです。
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     ここで足環が確認でき、J0188が確定です。
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     着地した田んぼで涼しい表情で待っていました。
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     そよ風になびく羽も魅力です。稲刈り後のヒコバエもずい分伸びています。
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     ヒコバエの田んぼと稲の刈頃を迎えた田んぼ。そしてそこに立つコウノトリ(J0188)。この地では、早春の田んぼの準備時期から稲刈りの終わるころまでコウノトリが滞在します。短いようで長いお付き合いです。
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    コウノトリ(J0188)、何時もの様に農道に 長浜市にて  

     令和2年(2020年)9月7日撮影。
     コウノトリのUPが滞っていましたので再会です。既に掲載日現在では全てのコウノトリたちは来年の春までの滞在地で過ごしており、長浜市には今のところ1羽もいません。しかし、日課のように観察してきたコウノトリたちのそれぞれのイメージは脳裏により鮮明に残っています。毎年必ずこの地で過ごすコウノトリが数羽いますが、それぞれ個性があり興味深いものです。中でもこのJ0188は私が現地に到着すると農道に上がって待っているとか、傍にやって来るとか、車を先導してくれるとかしてくれることが多いコウノトリです。知らない人が近付けば逃げますので、誰でもということはありません。そのJ0188を農道から撮影開始です。

     農道に上がって来てこちらを見ているJ0188。ツルですか?と尋ねられるほど大きくて綺麗です。
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     挨拶が済んで田んぼに向かっています。
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     稲刈り後の田んぼで餌探しです。
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     この時期にはイナゴを良く食べています。イナゴを捕らえたところ。
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     コウノトリはオオワシもそうですが、白と黒それぞれの羽が美しく魅力的で、白飛びせずに美しさを表現することが楽しみです。
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     毎年飛来するコウノトリたちは、工事現場付近がお気に入りです。大きく変っていく様子を観察しているようです。ツバメやスズメと同様、人里で過ごしてきたコウノトリにとって少々の騒音などは全く気にしていない様子です。最近、コウノトリの交通事故が多いのも、コウノトリの大らかな性格も起因しているのかも知れませんね。少なくとも、人工巣塔がある地域では農道でも気配りが必要です。
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    アオアシシギ2羽仲良く 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月8日撮影。
     この日は秋雨前線の影響で雨が降っていたため、撮影には出向かない日でしたが所用で出掛けたついでに川沿いに帰宅しました。撮影には出向かないと言っても、カメラは積んでいましたのでひそかに何かを期待していたのは間違いありません。その何かがヤナ場近くを走行中に発見。2羽のアオアシシギで6日の日に河口の対岸(100㍍以上)にいた個体と思われます。遠すぎて撮影を諦めたアオアシシギですので、「ついで」と言うことではなしに本気モードにスィッチが入り撮影開始。

     採餌中のアオアシシギ。
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     右のアオアシシギは魚をゲット。
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     最も手前に来た仲良しのアオアシシギ。この時は、既に本気モードのため車外でびしょ濡れになりながらの撮影です。
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     長旅の途中、中継地に選んだ長浜で鋭気を養って無事にまだ遥か彼方の目的地を目指してほしいものです。
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     ヤナ場手前に飛んだのでそちらも撮影。
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     もう1羽も同じくパチリ。
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     参考:ひと月前にこの川の対岸側で撮ったアオアシシギ。超逆光でした。
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    クロアゲハとアカタテハ 河口緑地にて  

     令和2年(2020年)10月6日撮影。
     この日の最後の観察地は河口緑地です。目的は毎年アサギマダラを観察しているので、少し早い時期ですが立ち寄ってみました。アサギマダラも10頭以上になれば、何処か撮影に都合の良いところに留まってくれますが、数頭では探すのも撮るのも大変でした。その代わり、何回もお目にかかってはいるものの上手く撮れずにいたクロアゲハを撮ることができ、河口ではアカタテハを撮ることができました。どちらもその美しさは驚きでした。全て1dxで撮影し、Lightroomで自動補正をしています。

     ヒガンバナに留まったところをパチリ。良く見かける割には撮影チャンスはありませんでした。
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     河口付近にはノゲイトウがたくさん生えています。その花に複雑な模様の翅のアカタテハが留まっていました。
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     昨年もこの時期に初めて撮っていて、これで2回目の撮影です。
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     秋の花とアカタテハ。幸運な出会いでした。野鳥も素敵ですがチョウもとても素敵です。
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    アサギマダラ、今季初撮影 山本山麓及び河口緑地にて  

     アサギマダラはその不思議な生態から最も好きなチョウです。このチョウを撮影し記録しないことには冬を迎えることが出来ない位の思いで、この時期には撮影に出向いています。2000㌔も旅をするチョウで成虫でやって来て、帰るのはそのチョウから産まれた個体ですから、これまた不思議。何故帰り道が分かるのでしょう。この日、ノビタキの帰路で山本山の麓と河口緑地で今季初めて出会うことが出来ました。

     偶然山本山の麓を走行中に発見したアサギマダラ。
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     お茶の花で吸蜜しています。オスのアサギマダラです。
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     河口緑地でも撮影。数が少なく思うようなところには留まってはくれませんでした。メスのアサギマダラです。
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     出来たら咲いて間もないヒガンバナに留まって欲しかってのですが、願い届かず。しかし、アサギマダラの特徴であるアサギ色がステンドグラスの様に綺麗です。この後、素敵なチョウとの出会いがありました。後日掲載させていただきます。
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    オオヒシクイ、今日も9羽でした 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月6日撮影。
     今朝の冷え込みは秋というより冬間近という感じでした。しかし秋晴れの良い天気でしたので湖岸方面にオオヒシクイ、アサギマダラの観察に出向きました。新たな発見を期待していたのですが、何時もどおりののどかな光景でした。オオヒシクイの数はこの前と同じで9羽のままでした。オオヒシクイの傍に落ちているスーパードライの空き缶、毎回目障りですのでPhotoshopで片付け(?)してみました。

     9羽のオオヒシクイ、今日は数え易い位置にいました。空き缶もそのままの位置です。
    EJ3Q1200 20201006

     空き缶をPhotoshop Lightroomで消しすと次のようになります。空き缶は分からなくなっています。もう少し丁寧にすればほぼ完璧に消せます。
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     空き缶を消したついでに、クリアにする画像処理をしてみました。
    EJ3Q1200-2 20201006

     オオヒシクイの記録としては空き缶は仕方ないにしても、写真としてはいただけませんね。
    EJ3Q1271 20201006

     オオヒシクイから少し離れたところでトビが獲物を誇らしげに掴んでいます。トビもこの位置では逆光で真っ黒に近かったのですが、Lightroomで画像処理を施しています。
    EJ3Q1274 20201006

    オオヒシクイ、数が増えていました 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月4日撮影。
     多分飛来数が増えているだろう、とオオヒシクイの観察に出向きました。曇天で夕方という条件でしたが、飛来数を確認するには好都合の時間ですが、綺麗に撮れるか懸念していました。曇っていたのが幸いで、強烈な逆光でなかったので思ったより綺麗に撮れました。数えると9羽で、6羽増えていました。

     何時もの観察ポイントからでは、全員休憩中で伏せているので数が分かりません。みずとりステーション前の道路に移動することに。
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     この位置からしかカウントが出来ませんでした。1、2、3、4・・・9羽確認できました。これから日を追うごとに増え続け、暫くすると多すぎて数えられないようになります。オオヒシクイの独特の鳴き声も湖北に戻ってきました。感無量の秋の光景でした。
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    ソバ畑とキツネ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月4日撮影。
     世間はGoToキャンペーンのためか人出が多かったようです。昨日も今日も曇りで、私にとっては曇り日は野菜苗の植え付け日で、必死のパッチでキクナ、コウタイサイ、チンゲンサイ、カラシナ、コマツナの苗を植え付けました。更に、九条ネギの植え替えなどと大忙しでした。一段落した夕方の買い物ついでにオオヒシクイを観察。飛来数が増えていたのを撮影してキビタキのソバ畑へ。

     キビタキはいましたが遥か遠く。ン・・・!ソバ畑に向かっているキツネを発見。停車するとこちらを見ています。
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     スーッと伸びた長い尻尾。綺麗なキツネです。
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     山本山付近ではオオワシ撮影の時などでもキツネと出会っています。人見知りしないので同じキツネかも。
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     ソバ畑に入り込もうとしています。
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     まだ、こちらを見ています。キツネは夜行性ですが昼間でも良く見かけます。秋の夜長にはキツネやタヌキ、そして虫たちが楽器の演奏と私たちが知らない素敵な光景があるのかも。
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    ノビタキ、ソバ畑で今季初撮影 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月2日撮影。
     過日山本山の近くを走行した時、麓の田んぼは稲ではなくソバが広大な面積に作付けされていました。一面にソバの花が咲き、ノビタキがその中をあらわれたれり、隠れたりして飛んでいました。私はソバの花もノビタキも好きで、自分の腕も顧みずノビタキ撮影に挑戦してみました。飛び回る鳥には軽量の機材が扱いやすいですが、重い1D系をぶん回してみました。ノビタキは撮り易いと言えば撮り易いですが、時間が限られている時は難しい部類に入ると思います。

     ソバ畑の端に留まったノビタキ。左には稲刈りが済んだ田んぼと未だ稲刈りが済んでない田んぼが写っています。
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     好きなノビタキと好きなソバの花。私にとっては夢のような素敵な組み合わせです。
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     頭だけ見えているのが多く、これはましな方です。
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     素敵な花に埋もれるノビタキ。花に虫が集まるようで、ノビタキはそれを狙って集まっているようでした。
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     バックのカスミの様な効果も素敵です。ここと思えばまた彼方と軽快に飛び回るノビタキ。暫しダンベルの様なカメラを下ろして休憩し、息を整えることしばしばでした。そばの花もノビタキも限りある時期のもの。出会えて良かったです。
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    オオヒシクイ、到着3日目です 長浜市にて  

     令和2年(2020年)10月2日撮影。
     今日は秋晴れの行楽日和。コスモスを観に行くかどうか迷いましたが、山本山そばの田んぼにはソバの花が綺麗に咲き、ノビタキがソバ畑を飛び交っていますので、そちらを観に行くことにしました。広大なソバ畑は見事で、その中を飛んだり留まったりしているノビタキは今しか見れない光景でもあります。そばの花とノビタキ、後日掲載させていただきますが、素敵な組み合わせでした。そのついでにと言ったらオオヒシクイに失礼ですが、LAWでも撮影していましたのでDPPで現像したオオヒシクイを載せさせていただきます。

     到着3日目のオオヒシクイ3羽。今日は午前中に訪れましたので順光です。
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     島に上がって休息タイムかな、と思いましたが・・・。
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     左方向に動き出して一安心。LAW現像していますが、個人的には夜景や雲を美しく描写する以外はJPEGでも1DXに限っては変わりがないように思っています。
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     随分ここ最近でカモたちが増えてきています。野鳥の楽園の到来のオープニングです。
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     オオヒシクイの前にスーパードライの空き缶。こんなゴミはとても嫌ですが、先ずはお祝いの乾杯とでも思っておきます。
    EJ3Q0912_1 20201002

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