2020年12月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    オオヒシクイ、コハクチョウと田んぼに 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月29日撮影。
     オオワシの飛んだところを撮った(偶然ですが)後、コハクチョウの観察に向かいました。この日のコハクチョウは広範囲に分散しており数が増えてきたのを肌で感じることができました。数カ所を見て、タゲリを見に行く途中にも一団のコハクチョウを見付けて、そばを走行するだけの目的で近付くとオオヒシクイ5羽が一緒にいるのを発見。オオヒシクイはコハクチョウと違って警戒心が強いので遠くから簡単に撮影しました。念願であった田んぼのオオヒシクイが今年最後のUPです。北海道から沖縄、諸外国、また大学など研究機関からもご訪問頂き誠に有難うございました。来年もよろしくお願いいたします。

     オオヒシクイが喜んでいるような感じです。それは・・・
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     隣の田んぼにコハクチョウが舞い降りると、他のコハクチョウたちが一斉に喜びの大合唱。それにつられてオオヒシクイも喜んでいるようです。
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     今まではマガンが一緒でしたが、要約オオヒシクイと一緒のところを撮ることが出来ました。
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     オオヒシクイはオオヒシクイでまとまって行動していました。
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     年内にどうしても撮りたかった光景です。来年はマガンやオオヒシクイとは異なる種類の水鳥がコハクチョウと一緒のところに出会えたらと勝手な願望を抱いています。
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    オオワシ、到着後直ぐに飛翔 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月29日撮影。
     年末の掃除と大雪の予報があるので野菜を採ったりと目が回るような日でした。辺りを見渡せば嵐の前の静けさのようで、晴天で春霞がかかっているような好天です。少しの時間を見付けて湖岸方面に野鳥観察というか気分転換に出向きました。先ず山本山へ。風もなく好天で飛ばないと思って現地に到着するとレンズは石川方面に向いています。ならば湖岸方面と走行すると石川の山手にレンズが向けられているではありませんか。撮影しやすい場所で確認すると枯松に留まっており、今日は此処までかと思った途端に飛び出して旋回し元の場所へ。スタンバイ時間無しで飛翔光景が撮れました。

     狩りに行くとの期待にもかかわらず旋回してびわ湖とは逆方向。
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     眼前方向で旋回するオオワシ。
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     待ち時間無しで、オオワシの勇姿を見られとてもラッキーでした。
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     超人気のオオワシは今日も多くの遠方からのオオワシファンが来られていました。私は年末年始の休暇明けから気合を入れて撮影に出向くつもりをしています。
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     何処へ飛んでいくのかと思っていると元の枯れ木へ。この後、コハクチョウ撮影に出向きオオヒシクイとコハクチョウが田んぼにいるところを撮影することが出来ました。後日掲載予定です。
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    カンザキハナナ 守山市にて  

     令和2年(2020年)12月27日撮影。
     この日は大津市の長男の家を訪問しました。年末の鍋料理用の野菜を届けるためで、趣味で作っている野菜は私達2人ではとても消化しきれませんので、届けるというより押し付けかも。で、行きは湖東周りて帰路は何時もどおり湖西周りです。守山市のリゾートマンションの隣にはカンザキハナナが綺麗に咲いており、比良の冠雪と相まって、ここだけ早春の雰囲気がありました。

     びわ湖も入れてカンザキハナナを撮ってみました。
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     カンザキハナナは菜の花の一種で花は食べられます。
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     花の少ない時期ですので、ミツバチはきっと忙しいことでしょう。
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     昨年は暖冬で比良の冠雪が無く、残念な思いをしましたが今年は何とか撮ることが出来ました。
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    オオハクチョウ、つがいかな 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月27日撮影。
     時間があればコハクチョウ観察に出向いていますが、主な目的はコハクチョウの中にどんな鳥が混じっているか観察することです。何名かの方がカメラを向けていましたが、大抵はコハクチョウの集団です。コハクチョウが少数のところ、たとえこの前のようにマガンが大勢いても、オオハクチョウがいてもレンズは向けられていないようです。こちらとしては好都合で何時も独占取材となっています。

     仲良しオオハクチョウが2羽。私しか撮影している者はいませんので、何故かなと思っているのかも。
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     スーッと伸びた長い首は、やはりオオハクチョウ。
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     コハクチョウと同様見ていて心が和むフレンドリーな表情が素敵です。
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     私達人間の「絆」は言葉だけのようになっているのかもしれませんが、白鳥たちの「絆」は正真正銘の強固なものです。
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     寄り添う2羽・・・。
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     離れた田んぼでは別のオオハクチョウがコハクチョウに混じって稲の二番穂を美味しそうに啄んでいました。
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    ホシムクドリが10羽以上 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月25日撮影。
     ここ最近は湖北特有の時雨る日が続いていますが、コハクチョウ観察もあり出向いていました。日本海側の大雪などもあり、湖北に退避してくる冬鳥もあり、その点も含めての野鳥観察です。出向く度に注意していたホシムクドリですが、これまで暖かい日が続いていたためか見当たりませんでした。昨シーズンは11月には見られたのに不思議に思っていたところ、この日何と10羽以上ものホシムクドリを観察することが出来ました。

     電線のホシムクドリ。ホシムクドリは数少ない冬鳥で、私が参考にしている「日本の鳥550山野の鳥 増補改訂版」では◇マークが付いており、数少ない鳥としての解説がされています。
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     電線には分散して留まっていたり、田んぼに降りていたり、木に留まっていたりと全数を一度には撮れませんでした。
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     電線のは撮りやすい箇所を何箇所か撮ることが出来ました。私の数えた限りでは13羽はいたようです。
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     囀っているホシムクドリも撮ってみました。
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     ダイズ畑にも降りていました。
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     マガンの大量飛来、ホシムクドリの大量(?)飛来とオオハクチョウの新たな個体と、いよいよ忙しくなってきました。
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     令和2年(2020年)12月26日撮影。
     明日にホシムクドリを載せさせていただく予定でしたが、今日思ってもいない数多くのマガンが見られましたので急遽マガンをUPさせていただきました。数はザッと数えて50羽ほどいました。湖北として大量飛来と思われます。恐らく日本海側の厳しい積雪などに避難を余儀なくされたのでしょうか。なお、同じ場所にはコハクチョウ、オオハクチョウも見られ私にとっては豪華メーバーが揃っていました。

     コハクチョウの周りには数多くのマガンが取り巻いていました。
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     マガンはコハクチョウと一緒にいると安心のようです。
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     羽ばたいているのはオオハクチョウです。
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     これだけ数多くのマガンを撮影するのはそう簡単ではなく、他の種類が混じっていないかチェックしながらの撮影となります。カリガネはいないか、ハクガン、シジュウカラガンは混じっていないか、撮影後も双眼鏡で丹念にチェックしています。
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     オオハクチョウの親子も。過日確認しているオオハクチョウとは別個体です。恐らくマガンと一緒に飛来したのではないでしょうか。
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    オオワシ、食後からの飛び出し(その3) 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月23日撮影。
     (その2)からの続きです。オオワシは餌を食べ終えると必ず場所を変えるため飛び出します。食べ終えて20~30分程度で飛び出すので、それまでファインダーを覗放しとなります。ただただ、よそ見もしないで、喋ることもなく、神経を集中してひたすら飛び出しを待ちます。ここ最近は寒さも厳しく、シャッターを押す感覚も鈍りがちですので、下手な鉄砲撃ちも数撃ちゃ当たる式で秒間12コマで連写しています。

     飛び出したオオワシの女王様。オオワシは飛び出し、飛翔、狩りの様子が「絵」として素晴らしいと思います。この姿を撮るために多くの方々が長時間スタンバイされます。
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     枝被りも解消しスッキリした飛び出しとなりホッとしながらの連写です。
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     紅葉の名残の中、全力で高度を上げるオオワシ。
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     この時は、右に飛ぶか左に飛ぶか分からないので左方向に飛ぶことを願いながらの連写です。字
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     オオワシの気持ちは右方向のようです。強烈な逆光となりますので、露出補正は間に合いそうにありません。 
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     明らかに右(塒)方向を目指して飛んでいます。この後、方向を変えることもなく一気に塒入りし撮影はここ迄となりました。午前9時20分から午前10時17分までの撮影であっけなく幕切れのオオワシ撮影でした。「今度こそは」という気持ちにさせてくれるのも山本山のオオワシならではです。
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    オオワシ、食後の飛び出し(その2) 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月23日撮影。
     (その1)からの続きです。食べた後、飛び出し位置に移動し飛び出すまでの画像です。この一連の様子は多数の画像となりますが、オオワシ(女王様)の記録の一つとして残ればと、少々くどい画像のオンパレードをお許し頂きたいと思っています。カラスたちの邪魔を極力排除するためか枝の混み合ったところでの食事と飛び出しと、撮影者には「枝被り」として嫌われるようですが、私は敢えて事実をそのまま受け入れています。

     翼を広げバランスを取りながら飛び出し位置に移動するオオワシ。翼を広げるとその圧巻される迫力に撮影していると緊張が走ります。
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     今更説明するまでもありませんが、翼、目、嘴、爪そして巨大な体格、まさに食物連鎖の頂点たる姿です。
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     どちら方向に飛ぼうか決まったようです。見ている方向は撮影者から見て右方向。逆光方向のようです。
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     さあ、いよいよ飛び出しです。翼を広げ始めました。三脚を据えて注視していないとこのタイミングを見逃してしまいます。
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     前のめりになり飛び出し開始です。両脚にも注目していただくと、踏ん張って飛び出す様子が分かります。
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     枝から指も離れ、飛ぶ直前の画像です。
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     出力全開で飛び出したオオワシ。(その3)では逆光方向までに飛ぶ数コマは撮れていましたので、その飛翔光景を掲載させて頂きます。
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    オオワシ、食後からの飛び出し(その1) 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月23日撮影。
     今日は朝から所用が入って山本山の麓に到着したのは午前9時15分頃でした。ところが何時ものお立ち台にいないので双眼鏡で探すと何と後ろ向きで魚か何か餌を食べているではありませんか。晴れて風も弱いので、まさかと思っていたら「まさか」でびわ湖で狩りをして獲物を持ち帰って食べていたのです。時間は巻き戻すことは出来ないので、兎に角途中から撮影開始です。

     獲物は既に完食状態でした。満足そうなオオワシを取り巻く諦めの悪いカラスたち。
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     食後の飛び出しにそなえて場所移動です。
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     食後は枝にクチバシを擦り付けての掃除タイム。
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     飛び出し方向に向きを変えようとしています。
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     翼でバランスをとりながらの移動です。
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     どの方向に飛び出そうか、考えているように見えます。願わくは左方向であれは良いのですが、右方向は逆光で全てThe endとなります。
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     まだクチバシの掃除をしています。短時間でしたが多数撮影しました。その2、その3と分けて掲載させて頂きます。
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    カシラダカなど 雪の田んぼに 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月17日撮影。
     ここ最近はどこを見ても銀世界。自宅の庭にやって来るスズメたちは決まった時間にバードレストランに集まっていますが、自然界は採餌も一苦労だと思います。雪の間から露出した餌場を求めて過ごすカシラダカなどを撮ってみました。

     雪の間に現れた稲の二番穂にカシラダカの小集団が集まっていました。雪のカシラダカは初めての撮影です。
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     雪の中でも元気に囀るカシラダカ。
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     二番穂のお米を食べています。カシラダカは冬鳥ですが、世界的に減少傾向にあるといわれています。
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     雪中行軍のタゲリ。デコボコに積雪した田んぼは歩き難そうです。隣にはヒバリがいます。
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     高低のあるところは翼も使っていました。タゲリは余りにも雪が深いと川の中州に集まって雪を凌いだり、採餌します。
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     ケリは雪解けしている部分で採餌しているようでした。
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    幻想的なオオワシ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月21日撮影。
     年末寒波もようやく収束のようで、今日は朝から冷たい雨の日となりました。オオハクチョウの親子の再確認で出向き、山本山にも立ち寄ってみました。微風状態で薄雲が低く山本山を覆い、幻想的な情景を醸し出していました。私的にはこれは願ったり叶ったりの撮影チャンスと撮影位置を変えて撮影しました。

     枯松の天辺に留まるオオワシ。
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     靄(モヤ)の中に佇むオオワシ、滅多に撮れる機会は無く雨で撮影日和でないのが幸いしました。
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     此処は山本山ですが、一見どこの高原かなと思うような光景でした。
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     撮影位置を大きく変えてみました。この日のオオワシは狩りに行く気配は全く感じられません。
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     靄に浮かぶオオワシやコハクチョウの撮影は予てからの念願でもありました。
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     もやったり晴れたりの目まぐるしい変化が楽しめました。
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     一時的にスカッとした時の光景です。しかし、雨は強くなりオオワシは動かないと判断して撤収しました。
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    オオハクチョウの親子3羽、雪の田んぼに 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月20日撮影。
     昨日は1羽のオオハクチョウしか確認できませんでしたが、たいていはファミリー単位で飛来しているはずとの信念がありましたので、この日は徹底的に探すつもりで観察に出向きました。多くのコハクチョウ達は4~5ヶ所の田んぼに、それも広範囲に分散していましたが根気強く探して回りました。3ヶ所目の田んぼで要約オオハクチョウの親子に出会えました。

     先ず、オオハクチョウの親子。幼鳥と言えどコハクチョウより体格は立派でした。親鳥の傍にピッタリついていました。
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     太くて立派な首。クチバシの特徴が親鳥と同じでオオハクチョウであることを示しています。
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     右の親鳥の傍でくつろぐ幼鳥。
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     スクッと立ち上がった親鳥。幼鳥が二番穂を食べに行ったのでその後を追っています。
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     二番穂を食べに向かうオオハクチョウの幼鳥。右のコハクチョウよりも大きいのが良く分かります。
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     幼鳥は既に二番穂を食べることに熱中していますが、その傍では2羽オオハクチョウが見守っていました。幼鳥の両親と思われます。
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    オオハクチョウ1羽、雪の田んぼで 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月17日撮影。
     例年なら数羽はいるオオハクチョウですが、今のところオンリーワンです。1羽だけ飛来しているのは知ってはいましたので、コハクチョウの撮影の都度探していましたが、やっと撮影できました。現在360羽以上のコハクチョウが確認されている中で1羽のオオハクチョウを探すのは困難を極めました。オオハクチョウは私の好きな鳥ですので、感無量でした。

     首から頭部まで薄く褐色に染まったのがオオハクチョウ。周りのコハクチョウと比べてもクチバシの違いは一目瞭然です。
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     稲の二番穂に群がるコハクチョウたち。雪の中でコハクチョウを探し当てるのも難しいです。
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      オオハクチョウは鉄分の多い湖から飛来したのか、首から上が褐色に染まっています。右、中程の個体。
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     オオハクチョウはコハクチョウと少し距離をおきながら、というのが例年ですが今のところコハクチョウと一体化しているようです。
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     本来の目的は雪が降る中のコハクチョウたちを撮るためです。コハクチョウたちの「絆」はオオハクチョウも仲間としての「絆」が感じられました。雪の日に出掛けて「良かった」と心に暖かさを感じる撮影でした。
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    オオワシ、一気に野鳥センター沖に  

     令和2年(2020年)12月18日撮影。
     やっと雪が止んだので三脚を設置してスタンバイ。枝のゴチャゴチャした広葉樹に留まっていて枝被りも酷い状態でしたが、飛ぶような素振りが見られたためオオワシとの我慢の根比べに突入。向きを変え何時飛び出すかで緊張感が走った瞬間に突然の飛び出しとなりました。希望としては石川方面に飛んで欲しくそのためのスタンバイ位置でしたが、意に反して野鳥センター沖を目指して一直線でした。

     飛び出したオオワシの女王様。大雪と猛烈な風で紅葉は残り僅かでしたが、希望通り紅葉バックで飛んでくれました。
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     天気が良かったので、旋回大サービスをしてくれるかと思っていましたが・・・、無しでした。
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     逆光の中、びわ湖を目指して一直線のオオワシ。
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     フルサイズ、正味600㍉で撮れただけでも良かったかな、と思っています。
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     びわ湖へ行ったきり帰ってこないので、帰りに湖岸から覗くと野鳥センター沖の浮州で日向ボッコしているオオワシを発見。距離は500㍍以上あります。対岸の高島市が蜃気楼のように見えたのが印象的でした。
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    タヒバリ、雪の田んぼで 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月17日撮影。
     年末寒波で日本海側は大雪となり、その影響は湖北にも及びました。断続的に降る雪の日でしたが、コハクチョウの様子を撮りに出向きました。3日間の早朝からの除雪で体力的には厳しかったのですが、撮影に出向くと不思議に元気が出ます。数は少なくないようですがなかなか出会う機会のないタヒバリをコハクチョウの隣の田んぼで発見出来ましたので、久しぶりに撮ってみました。

     濃い褐色のタヒバリ。まだ夏羽のようです。
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     タヒバリは冬鳥でセキレイの仲間です。後趾が湾曲し長いのも特徴です。
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     ビンズイとよく似ていて間違いやすいようですが、タヒバリはビンズイの特徴である目の後方の白斑が無く識別ポイントです。
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     稲のヒコバエの間をチョコマカと良く動き回るタヒバリ。
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     少し遠くにいた別個体のタヒバリも撮れました。
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    バードレストラン、大雪でも盛況です 自宅の庭にて  

     令和2年(2020年)12月16日撮影。
     年末寒波で大雪の湖北です。湖岸沿いは余り積もっていませんが、山手方面は30~40㌢積もっており雪は降り続いていました。除雪作業をしているとスズメたちが餌を催促しているので、レストラン傍まで除雪した後ご馳走をレストランに入れると早速やって来ました。

     先ず最初の1羽。慣れていますので近くから撮っていても食事には支障がないスズメたちです。
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     最初の1羽が来るとたちまち賑わいます。みんなで楽しい食事タイムです。
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     積雪するとスズメたちは採餌に困りますが、此処はオアシスのようなところになっています。
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     大繁盛で、順番待ちのスズメたちもいます。
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     バードレストランは梅の木の直ぐ側にあります。雪が少し落ち着いてからの開店となります。向こうにテーブルの上に30センチくらい積もった雪が見えています。
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    晩秋のころの庭など 自宅にて  

     令和2年(2020年)11月17日撮影。
     11月も中旬ともなると朝晩の冷え込みは厳しくなっています。たくさん見られた昆虫も殆ど見られなくなり、紅葉も落葉が始まり冬間近となっています。そうした時期に数は少ないですがハナアブやクマバチが見られましたので、その姿を撮ってみました。

     ツワブキの密や花粉を食べに来ているキゴシハナアブでしょうか。ツワブキは結構遅い時期に咲きますので、昆虫たちにとっては大切な食料となっているようです。
    CF1A3535 20201117

     冬越しに備えてなのか食べることに勤しんでいるようです。
    CF1A3539 20201117

     アプローチに植えていたジニアにはクマバチが来ていました。夏にはツユクサやフヨウにたくさん集まっていましたが、この頃はメッキリ数が少なくなっています。
    CF1A3614 20201117

     ジニアは開花期間が長く、チョウやハナバチ、クマバチなどの昆虫が良く集まってくるので、それと種取りのため抜かないようにしています。
    CF1A3641 20201117

     ツワブキの近くにはホウズキが赤くなっていました。
    CF1A3527 20201117

     畑にはエアーポテト(宇宙芋)が収穫時期を迎えていました。大きさは握りこぶし大で巨大なムカゴです。
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     キャベツも結球していました。野菜栽培も趣味の一つで楽しみとなっています。年間数十種類を育てています。
    CF1A3549 20201117

    湖北のオシドリ 白龍湖にて  

     令和2年(2020年)11月15日撮影。
     ここにはこれらの画像を撮った1週間ほど前に訪れた時には眩いばかりの紅葉でした。標高が高いので寒暖差が激しく紅葉のお気に入りの地です。また冬期は県内有数の豪雪地帯でもあり、この白龍湖は完全に凍結します。凍結すればオシドリは他へ行ってしまいますので、その前に訪れてみました。

     見下ろしたところに1羽のオシドリが泳いでいましたので撮影。距離は100㍍くらいありそうです。
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     日が射したり曇ったりで水の色が色々変化します。
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     泳ぐ方向を変えて泳ぐオシドリ。この辺りが距離はあるものの一番撮りやすいところです。
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     仲間のところへと飛び立った瞬間です。オシドリはカモとは思えない美しさですが、飛び姿は完璧に「カモ」ですね。
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     近くにあった紅葉は僅かに残った紅葉が殊更美しく感じました。1週間前の姿とは全く異なっている様子を描く季節の移ろいに、一種の侘しさも感じます。なお、蛇足ながら「白龍湖」は姉川ダムによる人造湖の名称です。
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    オオワシ、まとわり付くカラスはコバンザメ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月14日撮影。
     今日は寒気が迫っているようで気温が下がってくる1日でした。諸用を終えて山本山到着が午前10時30分頃で、三脚を設置しカメラを取り付けレンズのOSをオフにしたりしてオオワシに照準を合わせました。すると8羽のカラスがオオワシを取り囲みチョッカイを出しています。オオワシは威嚇するものの相手は執拗なカラスたちに嫌気が差して飛び出してしまいました。カラス達はすかさずオオワシの後を追う様子がコバンザメのようで、その様子を撮ってみました。

    カラス達を威嚇するオオワシ。
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     堪らずオオワシは飛び出しの様子。翼を広げ始めました。
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    いよいよ飛び出しです。
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     弾かれるような飛び出しでした。
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     後を追ってくるカラス達。オオワシの子分ではありませんが子分のように見えます。
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     執拗なカラスはまさにハイエナのようです。カラスは1羽では敵いませんのでグルになってかかって行きます。
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     カラスを引き連れて飛ぶオオワシ。オオワシはこの後石川の沖を飛んで塒へ直行しました。カラスはオオワシからも嫌われているのです。
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    オオワシ、強風を突いて飛翔 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月12日撮影。
     飛び出しての飛翔光景です。この日は正直なところびわ湖へ狩りに行って大きな獲物を持ち帰ってくるのをスタンバイしていましたが、時雨は容赦なく降り注ぎ時間的な関係もあり、飛び出し後の飛翔まで撮影してこの日の撮影を終えました。オオワシの魅力はそのスケールの大きな雄大さにあります。その様子の一端です。

     飛び出し後の飛翔です。
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     風を上手く捉えてのグライダー飛行です。
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     画像としては一コマ一コマ止まっているようですが、実際はアッという間の速さ。それを写し止める緊張感が病みつきになります。
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     風の中を泳ぐようなオオワシ。翼と尾翼を使ってコントロールしています。
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     オオワシとの根比べで如何様にも撮れるチャンスが有るのが山本山のオオワシです。その魅力は関東方面から九州方面までのギャラリーが山本山詣でをされている超人気ぶりがその証です。
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    オオワシの飛び出し準備行動 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月12日撮影。
     宙返り後枯松に留まったオオワシは次の飛び出しに備えて飛び出し位置まで移動する様子です。単に移動するだけなら、殊更UPすることはないのですが、風のため翼を広げバランンスをとりながらの移動がとても美しく思えましたので、掲載させて頂きます。

     2.4㍍のオオワシの翼は圧巻です。その迫力がレンズを通してダイレクトに伝わってきます。
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     長らく山本山に君臨し、「女王様」と呼ばれているオオワシですがその理由は一目瞭然です。
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     年齢を全く感じさせない鋭い眼光は食物連鎖の頂点たる猛禽そのものです。
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     次の飛び出しまでこのスタイル。
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     少し前かがみになり、飛び出し直前のオオワシです。飛ぶ気満々の表情には緊迫感があります。飛び出して、飛翔する様子は後日掲載予定です。
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    オオワシ、空中1回転ひねり! 長浜市にて   

     令和2年(2020年)12月12日撮影。
     今日は時々時雨の天気予報でしたが、風がそこそこ吹く予報でしたのでオオワシ撮影に出向きました。昼ごろから強い風が吹き出し、おまけに時雨も。しかし、風があったため期待通りよく飛んでくれました。何回も飛び出し、飛翔光景などサービス満点でした。フルサイズでも十分なところで飛んでくれましたので、これまた助かりました。飛翔などは後日に掲載させていただきますが、私が長年に渡るオオワシ撮影でも撮ったことがない、空中1回転ひねりをUPさせて頂きます。

     強風をかわす技。体操のC難度にひねりを加えた「空中1回転ひねり」を披露してくれました。
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     オオワシ(女王様)がクルクル回るので、こちらとしては目が回らないように必死で撮影。
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     秒間12コマの高速連写で撮影しています。まるで軽業師のオオワシです。
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     高齢でも身のこなしは超1級。あの巨体がこの様な動きを見せたのは驚きでした。
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     今までに見たこともないオオワシのC難度以上のアクロバット飛行。驚きより嬉しさのほうが大きかった・・・。
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     如何でしょうか、このスタイル。恐ろしく長くて鋭い爪、これで大きなブラックバスもガッチリ捕まえます。
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     この撮影でオオワシの秀でた運動能力の一端を見せてくれました。私としては幸運なオオワシ撮影でした。
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    タゲリ、良く見掛けます 長浜市にて  

     令和2年(2020年)11月13日撮影。
     タゲリは数が少ない鳥ですがオオワシなどの撮影の帰路でよく出会います。数が少ないというのは、滋賀県では希少種(環境省の準絶滅危惧相当)となっているとのことです。見掛けることが殆どない方もおられるので、運が良いのかもしれません。

     眩いばかりの金属光沢。見掛けるとどうしても撮ってしまいます。
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     タゲリの警戒心は相当なもの。逃げることはあっても近付いてくることはないようです。
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     撮った本人が綺麗だな、と思ってしまいます。
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     採餌するタゲリ。採餌姿も綺麗で、まさにお公家様。
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     「良く会うね。」とばかりに見つめてくれているタゲリ。
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    チョウゲンボウ&ノスリ 長浜市にて  

     令和2年(2020年)11月13日撮影。
     良く見掛けるようになったチョウゲンボウとノスリですが、大抵は道路際の電柱に留まっているためチラッと見るだけで通り過ぎています。この日は交通量も少なかったので、安全な場所に停車して撮ったチョウゲンボウとノスリです。

     碍子に留まるチョウゲンボウ。撮ろうとすると直ぐに飛んでしまう個体やどうぞご自由に撮ってくださいという個体がいるようです。
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     留まっていても首はあちらこちらを見回しています。
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     撮影位置を変えてもジッとしているチョウゲンボウ。
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     小さくて可愛らしいチョウゲンボウですが、やはり猛禽らしく良く見えそうな目で獲物を狙っているようです。
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     暫く走行すると今度はノスリが電柱に留まっていました。ノスリもチョウゲンボウも猛禽としての眼光を強調するため、RAW現像後に少しアンダー気味に画像補正をしています。
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    コサギもヤナ場で採餌 長浜市にて  

     令和2年(2020年)11月12日撮影。
     ヤナ場でコサギ2羽が仲良く採餌している光景がとても綺麗でしたので、コサギとしては久しぶりに撮ってみました。びわ湖へ注ぐ河川の水は何れも綺麗でサギ類など水鳥も美しく見えます。コアユの遡上時期には何百ものサギ類が集まっていますが、今では数羽程度が小魚を採餌するために浅瀬などで見られることがあるくらいです。

     真剣な様子で流れを注視するコサギ。
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     仲の良い2羽が寄り添うように魚を狙っています。
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     1日の糧を得るため水鳥たちは真剣勝負の積み重ねです。張り詰めた緊張感が美しさを醸し出しているようです。
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     2羽のコサギの間にアオサギが。餌を捕るでもなく、鉄人28号のような表情で固まっていました。
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     やっと魚が捕れたコサギ。イソシギと同じ魚でドンコのようです。
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    イソシギ、ヤナ場で採餌 長浜市にて  

     令和2年(2020年)11月12日撮影。
     オオワシが続いていますので、途中で一休みとしてイソシギをUPさせて頂きます。鳥たちはヤナ場が好きですが、私もヤナ場が好きです。今ではミコアイサが餌を求めてタムロしていますが、いろいろな水鳥やシギが集まってくるので楽しみな場所です。この日は、久しぶりにコサギを撮っているとイソシギが現れ、魚を2匹ゲットしていました。

     ヤナ場に現れたイソシギ。
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     下に降りて採餌活動開始です。
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     首を長くして獲物を見つけようとしています。
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     捕った!イソシギと言うくらいですから魚を捕るのは簡単なようです。
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     イソシギにしては魚が少し大きいようで、悪戦苦闘の後飲み込んでいました。
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     次の獲物を狙っています。1匹では足らないようです。
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     また捕まえて語画の上まで護岸の上まで持ってきました。
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     元のところに戻りお腹いっぱいで満足気に飛んでいきました。
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    コハクチョウの幼鳥が8羽 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月3日撮影。
     オオワシ撮影の帰路でのラスト撮影はコハクチョウです。猛禽を撮ってコハクチョウと全く雰囲気が異なる撮影が帰り道の楽しみです。こはくちょうたちはの和やかな表情に心が自然に和みます。この日は、コハクチョウの幼鳥8羽が同じ田んぼにいる光景を撮ってみました。数カ所に別れてコハクチョウの集団は採餌したりしていましたが、何故か1枚の田んぼに幼鳥8羽が集まっていて成鳥2羽が面倒を見ているようでした。

     先ず6羽の幼鳥。幼鳥は全身が無邪気で可愛らしい表情に溢れています。
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     まるで保育園のようです。成鳥2羽は保育士さんでしょうか。
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     今年生まれの幼鳥は、親子、群れ、幼鳥同士で成鳥への必要なことを学んでいるようです。楽しく学べて良いですね。
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     少し離れて2羽の幼鳥。これで8羽です。少し白っぽくなっているのでお兄さんかお姉さんで先輩格のようです。
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     仲間か親鳥がいる田んぼ(すぐ隣)へ飛び立つ幼鳥。
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     飛翔するコハクチョウ。日々見られる光景ですが見飽きることはありません。
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     令和2年(2020年)12月3日撮影。
     この日のオオワシ撮影は待ち時間が長く暇なことこの上なし、少し足を動かさないと棒になるので時々麓に近付くように歩いたりしていました。そこで梅の木にジョウビタキのオスが留まっているのを発見。三脚からカメラを取り外し手持ちで撮ってみました。ところが強い逆光で可成りの露出補正しても黒いジョウビタキ。と思ったら明るいところにも留まり今度は露出補正が間に合わずほぼ真っ白。オスは今季初撮影ですので、LightroomでRAW現像し所要の補正を行った結果掲載画像のように蘇りました。

     早朝の犬の散歩の時にはオスのジョウビタキは何度か見ていますが、撮ったのは今季初めてです。胸以下の赤橙色が綺麗で、その色の微妙な変化も綺麗です。
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     梅の枝が込み合ったところでチョロチョロしていましたので、何とか目を撮るのに一苦労でした。オオワシ撮影時に暇を持て余した結果撮れたオスのジョウビタキ。良い記念になりました。
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     枝と枝の間に目を入れるのはカメラが重いので暫くすると手が震えて中々上手く行かないので休憩。気合を入れて狙いを定めるの繰り返しでした。師走の上旬ですが、梅の蕾はすでに膨らみ加減です。
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     電線に留まったところも撮ってみました。
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     撮影位置も変えてもう一枚。オオワシ撮影は長時間に及ぶのでコハクチョウが飛んできたら写したり、ハイタカやハヤブサなどが飛んだらそれを写したりして時間つぶしをしています。
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    タゲリのバトル勃発 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月3日撮影。
     この日はオオワシ撮影でオオワシとミサゴのばとるをが撮れ、フナの持ち帰りも撮れて時雨以外は申し分のない撮影日和でした。帰路ではタゲリやコハクチョウを観察しながらが楽しみでもあります。タゲリは最近同じ場所にいますので探すまで間なく、スムーズに撮影ができています。ただ、距離が遠く撮影チャンスは多くはありません。ただ通りすがりに眺めるだけという日も少なからずです。この日もそうかな、と思いながら眺めていると何やら緊張が走りました。

     超接近で仲の良さそうな2羽ですが、右のタゲリは翼を膨らませています。何だろうとレンズを向けてみました。
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     突如襲いかかるタゲリ。左のタゲリは応戦の構え。
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     やられたらやり返す、竜宮城からやって来たような美しい鳥の世界も複雑なようです。
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     何が気に食わなかったのか、一瞬のバトルは無事終了しました。
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     タゲリを観察しているとその美しさから平和そのもの。バトルは初めて見ました。
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    オオワシ、魚を捕ってきました 長浜市にて  

     令和2年(2020年)12月3日撮影。
     魚の持ち帰り編です。長い大空の散歩の仕上げは30㌢はあろうかと思われる魚を持って帰ってきました。魚を持って帰ってきたのは今季としては初撮影です。双眼鏡でびわ湖の上を飛ぶオオワシを追っていたので、餌捕りと思われる降下をしたので、もうすぐ帰ってくると心の準備をして待っていました。

     帰ってきたのは12時39分でした。時雨の中頑張った甲斐が報われた思いです。持っているのはフナと思われます。
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     オオワシは獲物を持ち帰ってくる時は、画像のようにクチバシを開けて持ち帰ります。魚もグッグッと動いて逃れようとするので持ち帰りは容易ではないと思われます。
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     魚を持ち帰ってくる時も音もなく、一直線に山本山を目指して飛びます。それもかなりの速さで、気付いてシャッターを押しても後ろ姿がやっとと言うことも。最悪の場合、すでに山本山に帰ってきているのにレンズはびわ湖方向に向いたまま、と云うのもあります。
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     大きく羽ばたきながらのご帰還です。大抵はブラックバスですが、この日は寒ブナが食べたくなったようです。
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     持ち帰りは、10㌢はあろうかと思われる鋭い爪を頭部と腹部に突き刺して運びます。
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     食事場所は山本山の端で撮影は困難でした。良く見えるところで食べて欲しかったのですが残念。紅葉に包まれての寒ブナはさぞかし美味しかったでしょうね。
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