2021年03月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    ノスリ&ホシムクドリ 長浜市にて  

     令和3年(2021年)3月10日撮影。
     この日は晴れてはいましたが風の強い日でした。3月ともなれば季節的にも春を感じ、冬鳥たちは既に湖北を後にしているもの、これから旅立とうとするもの、まだ残っているものがいます。秋とは全く逆の状況を観察するため湖岸方面に出向いてみました。

     何時も良く見ていた湖岸付近のノスリ。過日のとは違って白っぽいのが特徴です。
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     日常的に見ることができたノスリですが、撮ったのは印象的な2羽のみでした。
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     風が強く電柱を風よけ代わりにして留まっているようでした。
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     ノスリから近くのホシムクドリもまだいました。シーズン中ほぼ同じ場所で確認できたので探す手間が省けました。ノスリはこの日以後も数回確認できていますが、ホシムクドリはこの日がラストでした。
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    溜池のオオヒシクイ 長浜市にて  

     令和3年(2021年)3月6日撮影。
     自宅からほど近くにあるこの農業用溜池には他の溜池では見られない冬鳥などが見られることがあり、楽しみのあるところです。この日はオオヒシクイが20羽ほど奥まったところにいるのを見付け撮影しました。

     溜池の草原に集結していたオオヒシクイ。


     水際近くにも複数のオオヒシクイがいました。
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     カモ類は夜行性のためか、お休みタイムのようです。
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     手前はマガモが多く、草原にはオオヒシクイと棲み分けしているようです。オオヒシクイがびわ湖以外に何故この溜池にだけにやって来るのか、不思議に思いながら観察しています。
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     手前の島には多くの水鳥たちが密集状態。種類は違っても仲良く過ごしているのは野鳥の楽園そのものです。
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    庭にも春が 自宅にて  

     令和3年(2021年)3月5日撮影。
     長いと感じていた冬もいつの間にか去り、気付けば周りは春の気配。私達人間は鈍感ですが動植物は体内時計を正確に刻み、私達に春の訪れを告げてくれているようです。この季節は庭の花達を順次見て回るのが楽しみでもあります。

     玄海ツヅジ、まだ寒い時期に花を咲かせて春の訪れを知らせてくれます。
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     この時期の朝は霜で真っ白が普通。身も心も凍結といった時に春への扉を開けてくれているようです。
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     ミスミソウ。早春に咲く花で春の訪れを教えてくれています。
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     ミスミソウは色々な種類を楽しめます。
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     ミスミソウの葉は同じようでも花は変化に富んでいるのが魅力的。
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     サギソウの球根。この日植え替えましたが、既に芽が出ているものもありました。3月の初めに植え替えるのが良さそうです。
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     昨年まで6鉢育てていましたが、今年は2鉢に減らしました。
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    シロハラ、今季として初撮り 長浜市にて  

     令和3年(2021年)3月4日撮影。
     湖北では冬鳥のシロハラで公園などでも良く見られる鳥です。自宅では裏庭や犬の散歩のときによく見掛けていました。何時もカメラを用意していない時や公園でも撮ろうとしたらもう姿がない、といったことが重なり撮れずじまいでした。この日は水鳥ステーション前でコハクチョウ3羽を撮っていると、葦原の手前でシロハラとアオジを発見。アオジはパーッと飛んでしまいましたが、シロハラは私を気の毒と思ったのか、不思議なほどゆっくり撮らせてくれました。

     フレンドリーなシロハラ。
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     シロハラは落ち葉をめくるようにして採餌します。何か咥えたかと思ったら枯れ草のようでした。
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     このときが今季としては初撮影でしたので何とか撮ろうと、動くなと念じつつ秒間12コマで連写し、数撃ちゃ当たる式で撮影しています。
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     葦原に逃げ込むのでは、と思いましたがこちらを向き直してくれました。
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     地味で目立たないシロハラですが、羽の色はよく見るととても綺麗です。
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     初撮影が撮り納めだったようです。ギリギリセーフのシロハラでした。
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    コハクチョウ、1羽で田んぼに 長浜市にて  

     令和3年(2021年)3月4日撮影。
     ノスリを撮った後湖岸直ぐ側の田んぼで、何かを確認。通り過ぎてしまいましたのでバックして見ると1羽のコハクチョウ。他に仲間がいるわけでもなく1羽のみでした。1羽だけ田んぼにポツンといることはたまにありますが、殆どというか100%近くが北帰しているのに、どうしたことかと心配しながら撮ってみました。

     「何しているんだ?」と思わず近くにいたものですから声をかけたくらいです。


     果たして無事に北帰できるのか、心配でした。
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     ただ1羽でいるだけで、本人は何事も心配していないようで食欲も旺盛でした。
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     暫くの間北帰するまでこのコハクチョウを観察することにしました。
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     びわ湖には3羽のコハクチョウがいるのみ。ここと田んぼはかなり離れており一緒に北帰するのかどうか心配は頭の中をグルグル回っていました。以上全てフルサイズでノートリミングです。
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    ノスリ、久しぶりに撮影 長浜市にて  

     令和3年(2021年)3月4日撮影。
     今シーズン「ノスリ」のカテゴリーで載せたのは、初めてだと思います。何回かは撮ってはいますが、他のと一緒に載せたかボツにしているのか今回が初めてで新鮮な感じがしています。しかし、冬鳥も終盤となっていますので今更何をしていたのだろうと思うこの頃です。そんな思いもありましたので、湖岸方面に向かう途中にいたノスリを撮ってみました。

     実はこのノスリはシジュウカラガンなどの観察の折にも何回も出会っています。


     今までは停車して窓を開けるや否やバイバイでしたが、この日は観念したかのように落ち着いていました。
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     飛んでも直ぐ隣の標識に留まってくれました。撮るのが億劫になったのはフルサイズ機で手持ちで撮るのは重すぎて自由が効かないことも年齢的な関係で感じるようになったのも事実です。
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    ミコアイサなどが簗場付近に 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月28日撮影。
     この日は水辺の里まで買い物に行き、そのついでに川を覗きながら水鳥を観察しました。既に2月も末となり北帰シーズンも終盤のようです。少なくなりながらも居残り組に出会えました。

     先ず最初にミコアイサ。シーズン中は殆ど見掛けなかったミコアイサがいたのは意外でした。


     この様な光景を近くの溜池で見たかったのですが、叶わずでした。
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     カイツブリとカンムリカイツブリ。この川にはカイツブリは多いですがカンムリカイツブリは河口近くを除いて余り見掛けることはありませんでした。
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     カンムリカイツブリ。ペアでしょうか。
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     カワアイサも結構な数がいました。北帰前で集結していたようです。
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     帰りではミコアイサは仲良く並んで泳いでいました。今季の見納めとなりました。
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    北帰前のコハクチョウたち 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     今季は過去最大飛来数を記録したコハクチョウも既に北帰したコハクチョウもあるので、残りわずかとなっています。そのコハクチョウたちも北帰のタイミングを見計らっているようで、北帰前の集結をしているようでした。不思議に思うのですが、冬鳥は旅立ち前は集結する習性(?)があるようで、タゲリも集結、ツグミなども集結しているようです。

     お別れ前の記念写真として、伊吹山バックで。
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     この時期になると食べることは止めたようで、ひたすら北帰に備えているようでした。
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     田んぼでは残り組の一団がのんびりと過ごしていました。
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     静かに体力を温存しているようです。集結して北帰行の切符を配っているのでしょうか?
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     この一団はこの日を境に姿を見ることはありませんでした・・・。
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    ジョウビタキ、直ぐ近くに現れます 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     アメリカヒドリも撮ったので帰ろうかと思ったら近くでジョウビタキの鳴き声。独特の鳴き声で直ぐに分かりますが、さて何処かとキョロキョロ、まさかの近くによくやって来る何時ものジョウビタキが溜池のフェンスに留まっていました。このジョウビタキくんは溜池のマスコットみたいで観察に訪れると大抵現れます。

     わずか数メートル先でジィ~ッとこちらを見ているジョウビタキ。何時も逃げることなく、近くをチョロチョロしています。


     ジョウビタキのオスの背中の羽根の色が素敵です。
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     横向きも可愛らしいと思います。
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     昨年はメスばかり現れていましたが今年に入ってオスが殆どです。
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     正面からは、また別のイメージですね。
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     何時もこちらを見続けているジョウビタキくん。警戒心は弱いとのことですが、ここのは懐いてくれているようです。
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    アメリカヒドリ、良く見掛けます 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     グルっとまわっての野鳥観察の最後は比較的近くの農業用溜池です。溜池から逆にまわる場合もあります。この溜池は水鳥が多く、その多い水鳥に紛れて見逃しやすい珍しい鳥も良く見られるお気に入りのスポットです。この日はアメリカヒドリを発見。ヒドリガモに混じって泳いでいました。

     この日は最後に訪れたため逆光気味。この溜池の撮影は早朝がベストと思っております。


     アメリカヒドリは、日本の鳥550水辺の鳥増補改訂版では◇マークが付いており、いわゆる珍しい鳥となっています。
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     まわりにヒドリガモがいますが、何時も1羽のアメリカヒドリ。繁殖地に帰れるのか余計な心配をしています。
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     以前は溜池の真ん中ほどにいて撮影にならなかったのですが、最近は比較的岸の近くにいました。
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     ハスの茎は溜池では普通の光景かも知れませんが、知っている方は此処が何処だか直ぐにお分かりだと思われます。
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     溜池の奥まったところには、マガンが多数とオオヒシクイの姿が見られました。オオヒシクイの鳴き声が池全体に響き渡り、移り行く季節を懐かしんでいるようでした。
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    ミコアイサにも春が 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     ハマシギ&イカルチドリを撮った後、隣の内湖(工事中)を眺めると何時もはコガモくらいしかいないのにミコアイサ(♂、♀)の姿を確認。距離は相当なものですが、今季はミコアイサを殆ど見掛けていないので記録として残しておこうと撮影を始めました。ところが何時もとは様子が違うので何をしているのか良くは分かりませんので一部始終を撮ることにしました。

     2羽仲良く泳いでいますが、少し様子が・・・。


     向かい合って・・・。
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     更に近付き・・・。
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     メスが姿勢を低くしています。
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     アレッ!先程まで見えていたメスの姿が・・・。辛うじて頭だけ水面に出ているではありませんか。
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     上に乗っているオスは何だか嬉しそう・・・。
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     一体どうなっているのだろう。2羽は仲良く離れました。ミコアイサのつがいにも春がやって来たようですね。なお、カルガモでは同様の光景は見ていますが、ミコアイサでは初めて見る光景でした。
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    ハマシギの群れにイカルチドリも 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     早崎内湖(工事中)に差し掛かるとハマシギの群れを確認したので、駐車スペースに車を止めて歩いて撮影可能な場所まで行ってみました。何回かこの場所で撮っているので珍しくはないのですが、よく見るとこの日はハマシギの群れの中にイカルチドリが1羽混じっていました。イカルチドリは今年としては初めてでした。

     少しの距離移動でしたが飛んでくれました。


     一番手前にイカルチドリがいます。みんな同じ様な大きさでよく見ないと分かり難いです。
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     この様な湿地状のところがお好きなようで、通りがかりには注意していました。
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     ハマシギはもうすぐ旅立ちますが、イカルチドリとは暫しの合流だったようです。
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     ハマシギは度々見掛けてはいるものの、例年のように直近で撮れる機会はなく、気候の関係かよく分かりませんが少し残念でした。
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    カンムリカイツブリ、羽繕いいろいろ 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     川の河口付近ではカンムリカイツブリが翼を広げてまるで見てくださいとばかりに水面を舞っているような格好。「何しているのだろう?」と暫し観察してみることにしました。カンムリカイツブリは湖北では普通に見られる水鳥ですので、普段は余り撮ることはないのですが、こんな格好は初めて見ましたので羽根の美しさもあって久しぶりに撮ってみました。

     この格好で水面に浮かんでいたのは何のため?


     くるくる回ってもいます。
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     突然パタパタも。
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     翼も徐々に閉じています。
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     また例の格好。今度は背中部分の羽繕いを始めました。翼の付け根付近の羽繕いをするため、どうしたら良いのか考えていたのかも知れません。
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     羽根はとても綺麗で雨が降っていなかったらもう少し鮮やかに撮れたと思われます。昔ある国で帽子の飾りに使われたのも納得できる美しさです。初夏には子育てが始まるので楽しみにしています。
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    イソシギ、川の護岸に 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     スズガモを撮って更に上流方向を走行しているとイソシギの姿を発見。川幅の一番広いところで雨降りのため対岸のイソシギは上手く解像していませんが久しぶりのため撮ってしまいました。四季を通じて観察できるシギはこの辺りではイソシギだけで、時々見られるハマシギ、タシギは冬鳥ですから、この時期のシギは3種となっています。

     初めはそばにいたのですが、撮ろうとしたら対岸に飛んでしまいました。


     ハマシギは飛んでも戻ってくるフレンドリーさがありますが、イソシギはそこまではしてくれません。
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     急な斜面を器用に移動するイソシギ。鳴き声が綺麗ですのでその存在に気付くことが多いです。
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     遠くからの撮影で羽根の美しさなどが伝わってきませんが、近くで撮ると羽根の模様が魅力的です。
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     どんどん護岸を登るイソシギ。イソシギは留鳥ですが世界の広くにも生息しており、適応力の逞しいシギのようです。
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    スズガモ、久しぶりに 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月26日撮影。
     この日は生憎の雨。コロナの関係で撮影に出向くのを極力控えたこと、漁港やいつもの川にも冬鳥が少なかったことで例年普通に見られる冬鳥も姿を見ていないものもありました。オオワシも旅立ったことでもあり、山本山近くの川沿いに観察してみました。

     スズガモのメス。スズガモは珍しい鳥ではありませんが、撮影可能な距離で見かける機会は私に限っては多くはありません。見掛けてもメスばかりで、近くにいるのはキンクロハジロのオスばかりです。


     何としてでもオスをと探しましたがキンクロハジロばかり。もともと海が好みの水鳥ですので、びわ湖では見付ける機会が少ないのかも知れません。今後も根気よく探したいと思っています。メスは画像のように特徴が明瞭ですが、オスはキンクロハジロと酷似しており見た目には冠羽があるかないかの違いですので紛らわしいです。
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     周りにはホシハジロのメスもたくさんいました。
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     令和3年(2021年)2月25日撮影。
     その1からの続きです。昨年の北帰は見送りの人々に旋回サービスをしてのお別れの挨拶はなく、一気に尾根を超えてしまいました。あっけない北帰でしたが見送ることが出来て、それはそれで良い旅立ちでした。今年も旋回せずに尾根を超えたものですから、昨年と同じではと思っていたところ、上空に現れたのです。石川の集落と見送りの人々にお礼とお別れの挨拶に戻ってきたのです。それから上昇しつつ何回も何回も旋回を繰り返しのお別れの旋回大サービスでした。

     旋回の姿勢で現れた女王様。


     長年馴れ親しんだびわ湖と山本山の麓の集落にお礼の旋回のようです。
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     私からもオオワシが良く見えるので、飛びながら見送りの人々も手にとるようによく見えているはず。皆の姿を脳裏に刻みながら「また来るよ!」とお別れの挨拶。
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     食事の邪魔をしたトビもお別れにやって来ました。例年通りの光景です。
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     旋回を繰り返しながら高度を段々上げていきます。この日の風は弱かったのですが、上昇気流に上手く乗るのはさすがです。
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     見ているのも疲れるくらい旋回した後、意を決したかのように女王様は一気に北方へと飛び去り、小さな点となって北の青空に消失しました。さようなら、また会おうね、長旅の無事を念じながら・・・(Auf Widersehen)。今頃カムチャッカで元気にしているかな、と思うこの頃です。今年も必ずやって来ることを確信しながら待ち続けたいと思っています。
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     令和3年(2021年)2月25日撮影。
     ここ一週間ほど毎日北帰に備えて山本山へ通っていましたが、この日は何時もと様子が違っていましたので慎重に様子を観察していました。何時もはびわ湖方面を見て獲物を捕りに行くような素振りを見せていますが、この日は北方面を見据えていました。今までの例から「北帰」間違いなしの様子でした。午前9時20分頃動き出して飛び出しの様子を見せました。

     キッと北方を見ている女王様。この時「お別れ」を直感しました。


     飛び出しのため翼を広げ始めました。
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     飛び出した女王様。湖北から離れ、旅立った瞬間です。時刻は午前9時26分。
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     これまでに何回となく撮った飛び出し。この日は特別な思いでシャッターを押しました。
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     力強い北帰行への飛び出しでした。
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     山本山の尾根を越える女王様。この時点で私達は北帰がほぼ確定と認識しています。昨年はこれで全てがThe Endとなりましたが今年は再び姿を表し、何回も何回も旋回を繰り返し石川集落にお礼の挨拶と見送りのファンにとっては優雅な旋回サービスをしてくれました。旋回を重ね高度を上げ、意を決したのか北を目指して青空に点となって消失しました。その感動的な様子は画像では伝えきれないですが、その2で掲載させていただきます。
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    オオワシ、何回も飛ぶ 山本山にて  

     令和3年(2021年)2月23日撮影。
     この日は晴れたり曇ったりで寒い日。湖岸付近は強風で体感温度は厳しく感じました。何時北帰するか分からない時期ですので、ジッと震えながら我慢しながらの撮影となりました。北帰行には先ず体力増強が大事ですのでびわ湖へ魚を捕りに行く筈ですので、そのことを踏まえてのスタンバイですが強風のためか何回も飛ぶので集中力が失せそうになりました。

     やっと魚を捕ってきたオオワシ。大きく旋回して整備工場近くの斜面に留まろうとしています。
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     旋回して獲物を見せてくれる大サービスです。
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     獲物は大好物のブラックバス。
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     皆に見てもらってから枯松へと向かいます。
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     食事中のオオワシ。先ず体力を整えて北帰に備えているようです。
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     例によってトビが横取りを狙って集まりだしましたので、食べ残しをガッチリ掴んで飛び出しました。後、塒付近の安全なところで完食したようです。
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    びわ湖のコハクチョウ、黄昏時まで撮影 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月22日撮影。
     夕暮れ時に野鳥撮影に出向くのは億劫なため折角の機会を逃し続けてきました。たまに意を決して出向いてもコハクチョウがいない、例えいても絵にならないといった状況にありました。今季の冬は寒くて積雪の時も多く、撮り残しているのは黄昏時の情景で、この日こそはと暖かくもあり出向きました。黄昏時の北帰行にも立ち会うことが出来て何よりでした。

     セピア色に染まった湖面のコハクチョウたち。
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     だんだん夕焼けへと情景が変化していく様子も素敵です。この時北帰行の合図なのかコハクチョウたちが鳴き交わしていたのが印象的でした。普段より騒がしいのでもしかしたら北帰の可能性があると読んでいました。
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     太陽が沈みかけ、黄昏時に包まれるびわ湖。
    CF1A0752 20210222

     黄昏時は美しさが輝くがゆえに、一抹の寂しさを伴いますがコハクチョウたちが北帰行への飛び立ちの合図を繰り返している様子が尚さら寂しさを増幅していました。末永く心に残る情景でした。
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    コハクチョウ、黄昏れに包まれて北帰行へ 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月22日撮影。
     黄昏時のコハクチョウを撮るため連日湖岸へ出向きましたが、コハクチョウがびわ湖にいない時など思うように行かないのが現実でした。この日は撮影に最適と思われる湖上に多くのコハクチョウの姿があり、シルエットの素晴らしさも楽しめました。この日は幸運にもこの時にコハクチョウが北帰行へと飛び立つ場面に立ち会うことが出来ました。早朝とか日中の北帰行はこれまでに撮影していますが、黄昏時は初めてです。

     北帰行へとびわ湖を飛び立つコハクチョウ。時間は午後5時23分でした。
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     びわ湖に降り立つことはなく高度を上げています。お別れです・・・
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     ここ最近は暖かいと言うより暑い日が続いていましたので、夜間飛行を決行したように思われます。
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     まだ山には雪が残っているのに慌てて旅立たなくてもと思いますが、正確な体内時計に従っているのでしょうね。
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     北を目指し段々と小さくなるコハクチョウの一団。長旅の無事を祈るとともに、今年の秋に再会できることを願いつつ撮影を終えました。なお、この日やっと撮った黄昏時のコハクチョウは別に掲載させていただきます。
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    オオワシ暑さと空腹でバテ気味 山本山にて  

     令和3年(2021年)2月22日撮影。
     2月も下旬となると何時オオワシが北帰するか分からないので、雨でも降らない限り見送りに出向いています。湖北のシンボル的な存在で皆から好かれ、かつ長年のお付き合いでもあり、せめてお別れの見送りはしてあげたいと、午前中は麓で待機しています。北帰の時刻が過ぎましたので水鳥ステーションで昼食の後麓に戻るとオオワシがいつもの木にいない。塒付近に車が多く停まっているので行ってみました。

     大きな魚を持ち帰って来たけれど麓で落としてしまい、この木に留まっているとのこと。この日の気温は20℃とオオワシにとっては暑すぎです。暑すぎるので翼を広げています。
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     ここは日当たりが良すぎるので木移りのため飛び出しの気配。
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     飛び出し。手前の細枝を飛び越すため両足を引っ込めています。
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     距離が近いので、アッという間に頭上に迫っています。
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     いつもの枯れ木に向かうオオワシ。帰宅後びわ湖で魚を捕ったようで一安心でした。
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    黄昏時のびわ湖 湖岸にて  

     令和3年(2021年)2月21日撮影。
     晴天の日ということで黄昏時のコハクチョウを撮るつもりで午後4時半過ぎに自宅を出発。湖岸に到着すれど肝心のコハクチョウの姿はなく、せっかく来たので黄昏時のびわ湖を撮ることにして、夕日が湖面を照らすのを待ちました。あわよくばコハクチョウが帰ってくる光景が、と思いつつのスタンバイでしたが暗くなるまで戻ってくることはありませんでした。

     黄昏時のびわ湖は息をのむような輝きでした。太陽が傾き、竹生島の上から湖面を照らしています。
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     辺りが薄暗くなると、湖面は更に輝きを増してきました。
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     日が沈む前の光景。カメラを変えてフルサイズで撮っています。
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     北湖は黄昏時の絶景スポットとして知られていますが、畑仕事をした後に出向くのは億劫でなかなかその気になりませんでした。ここにコハクチョウのシルエットがあれば私としては念願が叶うので、翌日もチャレンジすることにしました。実は、念願が叶いすぎて黄昏時にコハクチョウが北帰行へと旅立つ様子も撮影することができました。
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     突然湖面がざわついたので、とっさに撮ったのがこの画像。マガンが田んぼへと向かっているようです。本来夜行性ですので、これから夕食のようです。
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     湖面にコハクチョウの姿がないはずで、暗くなった田んぼに大集合していました。帰路で撮影しました。
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    トラフズク、初見初撮影です 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月21日撮影。
     気温は17℃と春麗らかな日和でオオワシは飛ぶ様子もなく、ならばコハクチョウへ向かう途中でコウノトリなどで知り合ったカメラマンさんが数名一点にレンズを向けて何やら撮影されていました。こんなところでカンムリカイツブリを撮影しているには大げさで、場所的にも変だな、と思って停車。何かいるの?と尋ねると「トラフズク」で直ぐそこにいると、教えていただいたものの探せども?何回か聞いてやっと居場所が分かりました。周りにとけ込んで全く目立たないトラフズクは、数メートル先にいるではありませんか。

     初めて見るトラフズク。夜行性のためか寝ていました。


     へぇ~、これがトラフズクか・・・。ここを通らなかったら出会えなかった、まさに偶然の撮影となりました。少し薄目を開けているトラフズク。
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     周りを警戒しているのか、薄目の状態が続きました。
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     なんかの拍子に近くの木へ移ったトラフズク。直ぐに撮ったら目を開けていました。
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     横向きも撮っておきました。
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     違う角度からも撮影。
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     まさに木葉隠の術で木と一体となったトラフズクに気付くのは私には無理のようです。知人に聞くと、5年ほど前に飛来したが撮れた人はごく僅かとのこと。偶然でしたが貴重な出会いとなりました。野鳥撮影はカメラマンを探せの通りでした。
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    コハクチョウ、楽しそう 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月20日撮影。
     この日の朝はマイナス2℃で夜明け前はツルンツルン。天気は晴れで日中は春霞で撮影的にはスキッとしない日でした。日中は11℃と気温が上がり春らしさを感じました。コハクチョウたちも春の日差しを浴びてご機嫌麗しく楽しさ嬉しさが満開のようでした。

     コハクチョウは仲間が傍に降り立つと喜びを全身で表しているようです。


     楽しくて楽しくてたまらない、といった感じ。見ているこちら迄楽しくなってしまいます。
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     人を恐れず楽しさ、愛嬌満点のコハクチョウ。
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     賑やかなカモは他にもいますが、これだけ感情表現の素晴らしいカモは他にはないのではないでしょうか。
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     コハクチョウを観察していると、ファミリーの強い「絆」、コミュニケーションの伝達など高度な社会性を感じます。人間社会では相思相愛でも熱が冷めることがあるようですが、コハクチョウの夫婦間では命ある限り相思相愛の関係です。
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    漁港のジョウビタキなど 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月20日撮影。
     この日のオオワシは「動かず」で時間が勿体ないので漁港に行ってホオジロガモなどを撮っていました。例年と違ってびわ湖も漁港内もこれといった水鳥などは殆ど見当たらずで、物足りない漁港でした。防波堤にジョウビタキなどがヒョッコリ来てくれたのがせめてもの救いとなりました。

     防波堤の上で愛嬌良しのジョウビタキくん。


     どんどん奥の船着き場まで行くのでお付き合い。
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     「飛ぶよ」飛ぶ直前のジョウビタキくん。お付き合いはここまででした。普段良く見掛ける鳥ですがとても綺麗です。
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     久しぶりのキセキレイも登場してくれました。ジョウビタキくんと違って愛嬌は振りまいてくれませんでした。
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     そして、田んぼでよく見かけるツグミが2羽登場。左のは色が薄く、右のは色が濃く色味の異なる個体でした。
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    ホオジロガモ、やっと沖合で 長浜市にて  

     令和3年(2021年)2月20日撮影。
     今季の冬鳥の飛来数には理解しかねるような状況があります。コハクチョウはこれまでになく最大飛来数を記録したり、シジュウカラガンの12羽もの群れが飛来したのも初記録、オオワシの若鳥も飛来、そしてトラフズクも姿を見せました。またトモエガモも溜池に記録的な数の飛来となりました。反面、ミコアイサ、ホオジロガモなどは余り見掛けることがなく湖上のカモ類も少ないように感じました。

     例年撮影に苦労することなく撮っているホオジロガモですが、今季は余り見掛けずでした。やっと尾上漁港から取水塔付近のホオジロガモを発見。遠かったのですが撮っておかないと撮影チャンスは無いものとシャッターを押しました。
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     パタパタをしてくれたのがせめてもの救いでした。
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     ほおに目立つ白斑があるのが面白いかもですが、メスから見たらきっと素晴らしく見えるのかも知れませんね。
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     メスも近くを泳いでいました。カモ類は雌雄異なる姿のが多いですがホオジロガモも全くそれに当てはまります。オスはメスのこの姿がとても魅力的に感じるのでしょうね。メスは抱卵という大切な仕事があるので、目立ちにくい姿をしているのでしょうね。
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     おまけ:湖上をミサゴが通過していきました。
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    雪の日のバードレストラン 自宅にて  

     令和3年(2021年)2月18日撮影。
     この日は雪の日で30㌢くらい積もっていました。昨年末からここまで何回も積雪し除雪しないと生活に支障を来たすような朝でした。何年かごとに大雪の年がありますが、珍しい冬鳥が期待できるものの何回も除雪しているとウンザリ感を感じます。毎朝、バードレストランに食事を届けるのが日課となっています。特に積雪した朝はスズメたちも採餌しづらいだろうと普段より多めに届けています。

     何時もは20羽~30羽程度が食事に訪れるレストラン。除雪作業をしているためか、私に馴れているスズメがまず最初に入店となります。


     この餌場は当初1年間ほどは鳥は鳥でも「閑古鳥」状態。その後はスズメたちで大賑わいで繁盛しています。
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     撮影していても平気で食べています。
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     前日にピントを再調整した結果が表れているようです。
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     まだ雪が降り続いている庭はこんな状態でした。積雪状態がわかり易いのでイスとテーブルを撮ってみました。春の淡雪と心に言い聞かせながらの除雪作業でした。
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    マイクロアジャストメント再調整、自宅などでテスト撮影  

     令和3年(2021年)2月17日撮影。
     以前から少し気になっていたピント調整をしました。APS-C機では調整済みのレンズをフルサイズ機では少しズレていたのでマイクロアジャストメントで調整していたのですが、微妙なズレを感じていたのでピントテストチャートを使って確認すると数ミリの前ピンのズレがありました。一般的な撮影では問題はありませんが、1点にピントを合わせた時にズレを感じていました。ついでにピクチャースタイルも調整して自宅及び湖岸方面でテスト撮影をしてみました。

     自宅庭のスズメが良く留まっている梅の花。


     スズメがいましたので目にピントを合わせてみました。
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     別のスズメも撮ってみました。ピントに問題は無いようです。
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     コハクチョウでもテスト撮影してみました。手前にピントを合わせています。
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     手前のコハクチョウの頭部にピントを合わせて撮影。拡大しても問題なしでした。ピント調整は面倒ですが調整する価値はあると思われます。自分ですれば何回でも気が済むまで調整できます。
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    庭のツバキなど 自宅及び近くにて  

     令和3年(2021年)2月14日撮影。
     畑仕事には裏の庭を通るのですが、その時ツバキの花が必ず目に入ります。よく見るとどれもこれも綺麗で寒い時期だけに心が温まるような燃えるような赤白は魅力的です。これからは花のシーズンに入るので、冬鳥が北帰しても楽しみは尽きません。そうこうするうちにコウノトリも飛来してくるので楽しみが倍増する季節となります。

     ヤブツバキ。赤が綺麗でお気に入りのツバキです。土地の境界として植えられているもので幹が太く古木です。


     園芸種のツバキで小さなツバキです。
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     ツバキのそばで育てているシイタケ。菌打ちから仮伏せをして育てているものです。
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     つくる楽しみと食べる楽しみ、見る楽しみがあります。
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     侘助ツバキ。とても小さく可愛らしいツバキです。
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     自宅からほど近くのロウバイの花。素心ロウバイのようです。芳香も素敵です。
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    セツブンソウの群生 伊吹山の麓にて  

     令和3年(2021年)2月14日撮影。
     セツブンソウは少し早い時期だと思って様子見に伊吹山の麓にある群生地に行ってみました。例年に比べ雪が多く寒い日が続いていたため開花がズレ込むのではと思っていました。ところが現地では満開状態で完全に予想が外れてしまいました。

     斜面に咲くセツブンソウ。いち早く春の訪れを告げてくれているようでした。


     春の妖精と呼ばれる可憐な花ですが、積雪にもめげない力強さを感じます。
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     辺り一面のセツブンソウ。どれを撮ろうか迷ってしまいます。
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     伊吹山山系は植物の宝庫でもあり、これから初夏までも色々な植物が花を咲かせます。
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     標準ズームでしたが、ぎりぎり近づいて撮ってみました。微妙な色合いに魅了されます。
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     アップで撮るためiPhoneで撮ってみました。スマートフォンで簡単に撮れるのでマクロレンズは要らないくらいです。
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