2021年06月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    庭の薔薇も雨に濡れて 自宅にて  

     令和3年(2021年)5月17日撮影。
     コウノトリは雨でびしょ濡れになると可哀想と思いますが、雨粒がある花は趣があるように感じます。花は心を癒やす効果があるので、雨に濡れてもその効果が薄れないのかも知れません。庭の薔薇を中心に撮ってみました。

    プリンセス・ドゥ・モナコで中心的なバラ3種の中のひとつです。ピンクと薄黄色が絶妙です。


     フェンスで勢力を張っているツルバラの新雪という品種。
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     ロココというツルバラの品種。バラの中では育てにくいようです。以上が自宅の代表的な3種です。
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     黒っぽい赤が魅力的なバラ。
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     小さなバラですがよく咲きます。何時も元気付けられているような気がします。
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     バラではなくナデシコです。良く繁茂していますが、ピンクの花が庭のアクセントになっています。
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     令和3年(2021年)5月17日撮影。
     この日も雨。毎年梅雨時でも野鳥観察しているのはコウノトリです。台風の時は野鳥観察はもっての外ですがコウノトリは例外となっています。全天候型のコウノトリは何時でも元気な姿を見せてくれますので、天気が悪くても行ってみようか、という気になります。

     びしょ濡れのらいむちゃん(J0197)。


     しっとり濡れた羽は何だか可愛そうですが、本人は何ともなさそう。
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     こちらはめいちゃん(J0279)。「何しているの?」という感じで登場。
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     めいちゃん、田んぼに入って餌取りです。
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     雨降りでもドジョウをバッチリゲット。
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     J0218もドジョウを捕まえていました。
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     J0169(ほまれくん)は一番体格が良いので、近くでは迫力満点です。
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    コウノトリ(5月16日観察分)、4羽 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月16日撮影。
     近畿地方はこの日が梅雨入りとのこと。5月といえば新緑の候で爽やかな時期だと思うのですが、何でも1951年の統計開始以来最も早い梅雨入りで、約ひと月も早いとは聞いただけでコロナと相まって気が滅入ってしまいました。でも、この時期にコウノトリが近くにいて何時でも観られるのは気分的には晴れやな気持ちになり大きな救いとなりました。

     先ずはJ0169(ほまれくん)が集落内の電柱でクラッタリングしていました。隣の電柱にはJ0218がいます。


     J0218が私を覗き込むように見ています。
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     こちらは少し前に到着していたJ0279(めいちゃん)。とてもフレンドリーで、今や地域のアイドルです。
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     めいちゃんの好きなことは「食べること。」です。時間制限無しの食べ放題が大好きです。
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     こちらはJ0197(らいむちゃん)。姉妹であるJ0196(はるかちゃん)がこの地に良く来ていました。今や小浜でお母さんになり子育てに奔走しています。
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    コウノトリ、新たに3羽飛来 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月15日撮影。
     この日新たに3羽のコウノトリが飛来し、J0279(めいちゃん)と合わせてこの辺りでは4羽となりました。これから秋まで色々なコウノトリたちがやって来ると思われます。コウノトリは一定時期には移動しますので、少ない時多い時など色々だと思いますが、記録の意味もあり、日々出来る限り出向きたいと思っています。この日飛来したのはJ0169(ほまれくん)、J0218、J0197(らいむちゃん)の3羽です。福井県鯖江方面からやって来たようです。

     少し前にやって来ているJ0279(めいちゃん)。3羽とは別行動していました。


     右はJ0197(らいむちゃん)、左はJ0218。
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     右はJ0218。左がJ0169(ほまれくん)。
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     J0169(ほまれくん)、ほまれくんたちは過去にも長浜にやって来ていますので、福井から滋賀までは山を越えれば直ぐです。
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    ウスバシロチョウ、初見で初撮影 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月14日撮影。
     この日は何故か川の上流まで行ってみました。途中、狭い道が続きますのでそれなりの覚悟と勇気が必要なため殆ど行きませんし、行く気にもならないところです。登山道の入口付近が広いので停車して付近を観察してみました。相変わらずカワガラスの姿は確認出来ずでガッカリしたところでサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきて、来た甲斐があったのかな、と感じました。フッと気が付くと見慣れないチョウがたくさん飛んでいたので兎に角撮ってみました。

     帰宅して調べてみると、5月頃しか見られないウスバシロチョウと分かりました。北方系のチョウで渓流域の山林付近で限られた期間限定のチョウです。見たこともないはずです。


     翅は半透明。私は子供の頃、セミの翅が透き通っているのをゲットすると宝物でした。この半透明の翅は宝物です。
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     フアフアとたくさん飛んでいますが中々留まってくれないので撮影となると大変でした。
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     長浜市では南方系のチョウのツマグロヒョウモン、渡りをするチョウのアサギマダラ、そしてこの北方系のウスバシロチョウと野鳥とよく似た観察が出来たことに感動を覚えました。
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     長浜市でも特定の地域しか見られない動植物の一つであるようです。オオワシ、コハクチョウ、オオヒシクイなどが長浜市に飛来するのは不思議であるように昆虫も同じ様に北方系のものが見られるのは恥を忍んで初めて知りました。
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     令和3年(2021年)5月14日撮影。
     J0279(めいちゃん)が真剣な表情で採餌に集中している様子などを撮ってみました。コウノトリは気紛れな点もあり、何時どこかへと行ってしまうか分からず、それが今日か明日か分かりませんので出来る限り観察に出向くようにしています。そのコウノトリの性格も魅力の一つかもと思っており、今日も出会えたというのはとても嬉しく思います。

     ドジョウ探しに集中しているめいちゃん。


     掲載の画像は全てフルサイズ機で撮影しており、ノートリミングです。数メートルそばまで平気で近付いてくるめいちゃんは撮影していても気にも留める様子は全くないので、近付くめいちゃんにはフルサイズ機が使いやすく思います。
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     稲を踏むことなく上手に歩いています。
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     コウノトリの目はかなり大きく、写真で見ると普通に見えますが近くでまのあたりに見ると恐怖感すら覚える迫力があります。ですが、とても綺麗な目です。
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     めいちゃんが電柱に留まっている姿は余り見掛けていないので撮ってみました。
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    オシドリ夫婦、川岸でお休み 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月14日撮影。
     コウノトリ観察の後、カワガラスの様子を見るため川岸をゆっくりと走行してみました。この時はカワガラスは殆ど見かけなくなっており、また目立たない鳥のため慎重に探していました。地味な鳥を探していたのに突然派手な鳥を見付け、正直ビックリ仰天でした。見付けたのはオシドリのペアで飛ばれたら一巻の終わりですので、ソ~ッとレンズを向けてみました。

     メスは伏せて、オスは見張りのようでした。


     美しさを全部身にまとっているようなオス。メスは夫唱婦随のごとく後についています。
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     メスは地味そのものですが、可愛らしく感じます。
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     丁度横向きになった所でもう1枚。キジもそうですがオスがこんなに美しいのは不思議です。オスは地味なのが、メスは目も覚めるような美しいのがお好きなのかも知れません。
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     調子に乗って撮っていたら警戒されたようで、この後上流方向へと飛び去ってしまいました。
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     令和3年(2021年)5月12日撮影。
     私の主観ですがコウノトリがいるのといないでは景色が異なります。長年観察をしているとコウノトリがいるのが当たり前のような感覚になっています。いないとモナリザの絵のモナリザが切り抜かれているようです。5年ほど前から一定数のコウノトリがやって来るようになり、最初の頃は珍しく多くのカメラマンも見掛けましたが、最近は時々見かける程度でコウノトリがいる光景がこの地域の光景として馴染んでしまったようです。毎年コウノトリでも人気者の個体がいますが、このJ0279(めいちゃん)はこの地域のマスコット的存在となっています。

     動かないで撮っていると近付いてくるめいちゃん。


     最短撮影距離ギリギリです。コウノトリは行儀の良い鳥で私の知る限りでは稲を踏みつけることはありません。ご覧のように稲の間を歩き、クチバシで稲を抜くこともありません。
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     ドジョウなどは田んぼの縁に多く、コウノトリは餌の多いところを良く知っています。
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     ご機嫌麗しいめいちゃんはこの日もクラッタリングしながら飛び跳ねていました。
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     舞うのが上手なめいちゃん。まさにコウノトリの舞で美しく優雅です。
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    J0333、更に北へ 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月11日撮影。
     この日は市内で2羽のコウノトリを観察。1羽はJ0279、そしてもう1羽がこのJ0333です。ついこの前はゆめちゃんがよくいた所にいましたが見当たらないので何処かへ行ってしまったのかな、と思っていましたが更に北方面に移動していました。大好きなトラクターを追いかけたのでしょうか。

     代かきの終わった田んぼで採餌するJ0333。


     クチバシも足も見事に泥んこ。田んぼの準備のお手伝い要員のようです。
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     J0333は足環が見えるだけマシで、過去には足環まで泥んこで個体の識別ができかねるようなコウノトリもいました。
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     「美味しいものいない・・・。」と言うような表情に見えました。
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     ここにはシラサギが数羽一緒にいました。そのうちの1羽を入れて撮ってこました。
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    J0279(めいちゃん)、飛び跳ねて遊ぶ 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月11日撮影。
     この日のめいちゃんはご機嫌麗しく飛び跳ねて遊んでいました。以前もよく見ましたが若いコウノトリは枯れ草や枯れ木を咥えて飛び跳ねるのが好きなようです。他に多数撮りましたが、一人でご機嫌よく遊んでいる様子も記録として残しておきたく掲載させていただきました。

     クラッタリングしながら飛び跳ねているめいちゃん。1歳そこそこですので元気が溢れているようです。


     垂直跳びも。
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     今度は枯れ草をおもちゃ代わりに遊びだしました。
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     次は何をして遊ぼうかな、といった表情。
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     「ああ、面白かった!」と言っているようで、これでお終いかと思っていたら今度は向こう側の田んぼに降りて跳ね回っていました。食べ物がたくさんの所に来て嬉しそうなめいちゃんでした。
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    オオヨシキリ、今季初撮影 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月11日撮影。
     コウノトリ撮影以外は敢えて出向くことがないので、撮影の道中にシギ類などいそうなところを注意深く観察するようにしています。この日は少し北の方のコウノトリを観察後、地元のコウノトリに立ち寄るついでにオオヨシキリを撮影しました。今季として初撮影です。

     案外ジッとしていましたので助かりました。撮ろうと思えば逃げるモグラ叩きのようなオオヨシキリです。


     声は綺麗ではありませんが精一杯囀っていました。
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     何を考えているのかな?
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     不思議なくらいジッとしています。
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     喧しい囀りの再開です。普段は車の中で待っていて、留まったら撮影するようにしていますが、この個体は車で近付いても逃げませんでした。
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     令和3年(2021年)5月10日撮影。
     J0279(めいちゃん)については、5月8日にLINEで飛来している旨連絡を受けていましたが都合で出向けず、翌日に行ってみましたが発見できずにいました。漸くこの日初対面となりました。まだ初々しさが残っているうら若いメスのコウノトリで楽しそうに採餌していました。J0279の愛称などの詳しくは末尾に載せていますのでご覧ください。

     最初に出会ったときの様子。藻の下の食べ物をクチバシで探っていました。


     ドジョウを捕まえたJ0279(めいちゃん)。
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     田植えが終わったばかりの田んぼでも採餌。
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     ここでも結構立派なドジョウを捕まえていました。逆光でしたが、黒い羽が金属光沢に輝いていました。
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     時間を空けて観察した時には少し離れた所にいましたが、クローバーのとこでカエルをゲットしていました。J0279についてはコウノトリ市民科学に観察の都度報告していますのでご覧いただければ幸いです。
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    J0279について:2020年3月28日徳島県鳴門市大麻町生まれのメス。親鳥はJ0044(オス)、J0480(メス)です。2020年6月5日に足環が装着され、同日鳴門市特別住民票が交付されています。また同じ日に、特定非営利活動法人 とくしまコウノトリ基金のお知らせで、愛称の選定結果があり、愛称の「めい」は「鳴」の漢字の音読みで、かわいい感じで明るい言葉である、と説明されています。長浜市には、コウノトリの郷公園~鳥取県米子市を経て飛来しているようです。

    オオヤマレンゲ、裏庭でひっそりと 自宅にて  

     令和3年(2021年)5月9日撮影。
     コロナの関係と雨が多いため湖北一円といえども撮影に出向く機会は激減しています。緊急事態宣言地域の車両が危険というわけではありませんが、個人的にはその多さに躊躇してしまいます。近場の撮影でも最小限の時間で終えるようにしています。必然的に庭や畑での撮影が何の気遣いもなしに出来るので日々の楽しみとなっています。

     うつむき加減に咲くオオヤマレンゲ。


     深山に咲く花で冷涼な気候を好む植物のようです。滋賀県では庭でも良く育ちますが、以前勤めていた大阪では見たことがありません。
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     冬には屋根からの落雪で痛めつけられていますが、沢山開花しています。
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     ただ撮影はバラの花を撮るという訳には行かず、下を向いて咲いていますので花の下に潜り込むようにして撮らなければなりません。
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     その奥ゆかしい咲き方からか茶花にも使われます。茶花には蕾の状態のものが使われます。
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     オオヤマレンゲのすぐそばには二人静。普通は穂のような花が2本ですが3本のものが多いようで、なぜ二人静と言うのか未だに謎です。三人静かでは静かでなくなるのかも知れませんね。
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    バードレストラン、ヒナも来店 自宅の庭にて  

     令和3年(2021年)5月8日撮影。
     早朝にメダカの餌やりとバードレストランにご馳走を届けるのは私の仕事となっています。スズメたちはご馳走を届けるとすかさず次から次にやって来ます。暫く様子を見ていると親スズメに子スズメがついて来ているのを発見。親から餌を食べさせてもらっている様子がとても可愛らしくてカメラを持ち出して撮ってみました。

     大きく口を開けておねだりしている子スズメ。


     親子をパチリ。
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     子スズメはクチバシは黄色く、行儀よく食べさせてもらっていました。
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     庭のスズメや畑のキジの夫婦を見ているだけで今日的な状況下での野鳥観察は十二分です。
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     スズメとキジに共通していることは、私を見付けると近付いてくることです。スズメが食べ始めるとリビングのセキセイインコが餌の催促を始めます。犬2頭は既に食事と散歩が済んでいるのでおとなしくしています。
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    チュウシャクシギ、農道を横断 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月8日撮影。
     コウノトリの観察時には旅鳥の時期でもありますので、シギ類の観察も兼ねて出向いています。この日はチュウシャクシギとその近くにタカブシギを撮影することが出来ました。この日は探すというより、走行している農道の直ぐ前方にいたのを停車して撮ったので探す手間はありませんでした。

     農道の脇にいたチュウシャクシギ。飛んでしまうのではと注意深く撮影していると、農道を横断し始めました。
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     この日は見通しの良い所にいましたが、草陰から急に飛び立つ時もあり注意が必要です。
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     農道の向こう側の田んぼに歩いて行くチュウシャクシギ。
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     チュウシャクシギの直ぐ近くにはタカブシギもいました。
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     タカブシギはチュウシャクシギとは異なりかなり小さく、特に単独でいる場合は見付けるのが難しいです。
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    コウノトリ(J0333、5月8日観察分) 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月8日撮影。
     J0333、暫く見掛けないと思ったら少し北寄りで現れました。居所が定まらないコウノトリは探すのが大変です。何処に的を絞ってよいのやらサッパリ見当がつきません。手がかりは過去にコウノトリがいた場所を訪ねてみることですが、簡単なようですが現実は宝探しのようです。この日は越前市のコウノトリ(J0119、ゆめちゃん)がたびたび訪れていた場所にいました。相変わらずトラクターのそばいた様子をフルサイズ、ノートリミングで掲載させていただきます。

     代かきが終わったばかりの畦で採餌していました。


     何やら探しています。
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     何か小さなものを捉えたようです。
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     クチバシには何だか分からない小さなものを咥えています。
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     小さな獲物でもJ0333は満足そう。と言うのは大好きなトラクターが隣の田んぼで稼働しています。何が出てくるかワクワクしているのかも。
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     J0333のいるところには必ずと言っても良いほどトラクターがいます。私も条件反射のようにトラクターを見るとJ0333がいないか無意識で見てしまいます(?)。
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    カワガラス、次々に餌捕り 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月8日撮影。
     カワガラスが何時も見られた川では殆ど見られなくなってしまっています。複数箇所の河川工事、橋の付け替えと工事のオンパレードとなっていました。それも巣の近くで結構大規模な工事が行われた結果、鳥は鳥でも閑古鳥となっています。そうなると意地でも見付けてやるとの意気込みで何回かチャレンジしましたが、この画像を含めて今年度は2回だけとなっています。

     魚をゲットしたカワガラス。


     カワガラスにとっては少し大きめの魚のようで、飲み込むまで少々時間がかかっていました。
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     飲み込んだら1件落着かと思っていると、また川に潜りました。
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     今度は先程の魚より大きめの川虫を捕っています。
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     川虫を石の上に置いて眺めているカワガラス。カワガラスは川虫を好みますので、この後難なく食べてしまいました。カワガラスはご承知のように非常に警戒心が強く、短期間の間に河川工事5箇所ほど、橋の付替え1箇所。橋の工事1箇所が行われ、カワガラスが戻ってくるのはまだまだ先になりそうです。
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    イワツバメ、巣材集めに 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月7日撮影。
     カワガラスを探して橋を渡りきろうとした時、護岸に複数のイワツバメが集まっているのを発見。車が来ていないのを確認して暫し停車して撮ってみました。ここに来るまでに田んぼで泥集めしているイワツバメを見ているので、こんな所にもと興味をかんじました。泥だけでは巣がもろくなるので、枯れ草を集めに来ているようでした。

     私が停車した橋の下には多くのイワツバメが巣作りしているので、その一団のようです。


     巣材集めはペアでするものと思っていましたが、見たところ数組のペアがやって来ているようです。
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     イワツバメは足首まで白く、綺麗で可愛らしいツバメです。出来れば近くから撮りたいツバメです。
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     枯れ草のような巣材を咥えて巣に向かうイワツバメたち。
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    ギンリョウソウ、ギンラン 自宅近くにて  

     令和3年(2021年)5月7日撮影。
     前日にキビタキの美声に誘われるように山、と言っても゛宅から徒歩数分のところですが行ってみるとギンリョウソウやギンランも見られました。一応望遠で撮りましたが、鬱蒼としているためシャッタースピードを遅くするとブレてしまい上手く撮れませんでした。そこでレンズを50㍉マクロレンズに変えて撮り直してみました。

     怪しげに咲いていたギンリョウソウ。


     あちらこちらに咲いていました。何回撮っても毎年この時期になるとギンリョウソウを撮るのが楽しみです。
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     ギンリョウソウもこの画像のようにシッカリしたものやヒョロっとしたものなど色々です。森の中の妖精のようにも見えます。
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     ギンラン、これも毎年楽しみにしている植物です。今や絶滅危惧種なっています。
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     ギンランは限られたところにしか見られない珍しい植物です。
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     数えると50本位咲いていました。森の中でしか育み育てられない珍しい花ですが、その清楚な姿が素敵です。
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    キビタキ、美声につられて 自宅近くにて  

     令和3年(2021年)5月6日撮影。
     畑仕事をしていると山裾からキビタキの輝くような美声が聞こえてきます。雨後でもあり、ギンリョウソウなどを確認することも兼ねて徒歩で数分の所へ行ってみました。この辺りは樹木の伐採作業がつい最近まで行われていたためオオルリのなどの観察は出来ずにいました。伐採によりスケスケになっていましたが、その分キビタキの美声がダイレクトに感じられました。

     キビタキのオスは美声で歌い続けていますので直ぐに分かります。


     丁度新緑の季節で木漏れ日とキビタキの鳴き声が心地よく響き渡ります。
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     この辺りは高木ばかりで、薄暗くピント合わせは容易ではないので何回も行こうとは思いません。足元にはギンリョウソウ、ギンランも見付けましたのでマクロレンズを付けて出直しです。
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     高いところを小さな小鳥がチョロチョロしていました。撮ってみるとメジロでしたが、肉眼では分かりませんでした。
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     ギンランのそばにいたアサヒカワトンボ(♀)。今季初めてお目にかかりました。このカワトンボの姿は色々あるようで、地域によっても異なる姿のようです。ですから、帰宅後図鑑などで細かい点を良く調べています。自宅から直ぐそばですが、今季として初めてのものが沢山撮れました。
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    コウノトリ(J0333、5月5日観察分) 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月5日撮影。
     この日は生憎の雨降り。J0333は移動して北陸線のそばの田んぼにいました。J0333が転々としている場所はコウノトリが時々訪れている場所ですが定着しているところではなく、若いコウノトリのため好奇心旺盛なようにも見えます。コウノトリは晴れていると、その美しさには輝くものを感じますが、びしょ濡れのコウノトリには傘をさしてあげたいくらいです。

     J0333は線路横の田んぼで採餌していました。


     ここと思えは、またあちら。コウノトリは行動範囲が広いということだと思います。
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     車からは上手く撮れないので、私も暫く濡れるのを覚悟で車外から撮影です。
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     雨降りは苦手ですが、全天候型のコウノトリにとっては関係ないようです。雨でもコウノトリがいれば晴れやかな気持ちになる不思議な効果があるように思えます。
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     直ぐそばの田んぼには、旅鳥のムナグロの姿が見られました。
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    コウノトリ(J0333、5月3日観察分) 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月3日撮影。
     J0333はこの日は予期もしていない湖岸側の田んぼに現れていました。あちらに飛び、こちらに飛び気の向くままに行動しています。大抵のコウノトリは一定期間同じエリアにとどまるのですが、J0333には既存の経験則の様なものは通用しないようです。この様なコウノトリも面白くて楽しいものです。

     相変わらず現れるところには大好きなトラクターが稼働していました。きっと美味しいものが出てくるのが楽しみの様子。


     トラクター大好き、代かき後の田んぼ大好きコウノトリです。
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     気持ちは心なしかルンルンのようです。
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     ただ、獲物は巣塔があるエリアのほうが豊かで、時間制限無しの食べ放題が楽しめるのですが・・・。
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     それにしても田んぼの手伝いでもしているかのように泥んこになっています。
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    ウズラシギ、あっち向いたりこっち向いたり 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月3日撮影。
     少し遠い位置にシギらしき鳥を発見。後ろ向きでこちらを向いていないので何だろう?と思いつつ兎に角撮っておこうと撮影を始めましたが、願わくば近付いて来てほしいと思いましたが最後まで近付くこともこちら向きになってくれることもありませんでした。帰宅して消去法で種別を考えてみた結果ウズラシギだと思われました。

     小さなシギですので肉眼では種類はサッパリ分かりませんでした。ピントとレンズの解像度に頼ることにして何か分からないまま撮影。


     首だけ動かしてあちらこちらを見るだけ。
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     警戒心が薄いのかのんびり構えています。
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     何とか胸あたりを撮りたいと思っているのですが、サッパリ。
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     何れにしてもこの手のシギは今季初撮影ですが、こちらを向いて歩いてくれることもなくスッキリしない初撮影でした。
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     何とか横向きに近い姿が何とか撮れました。何時もならボツ画像ですが後にも先にも出会いはこの日だけでしたので記録として掲載させていただきました。
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    アマサギ、今季初撮影 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月3日撮影。
     そろそろアマサギの季節と考えながら走行していると、まさかのまさかで本当にアマサギを田んぼで発見。何時もアマサギは遠くにいるのを見付けていますが、この日は今季初見にもかかわらず停車した車のそばにいましたので、またビックリ。サッサと撮らないと飛んでしまいますので慌てて先ず直ぐ近くのから撮ってみました。

     すぐそばにいたアマサギ。ノートリミングです。


     適当な距離にいたアマサギ。なぜか飛びもせずに落ち着いていました。
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     飛ぶ様子がないのでこちらも落ち着いて何コマか撮りました。
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     まだ到着したてのようで休憩中だったのか動きません。
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     全部で10羽くらいいましたが白いのも何羽かいました。
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    コウノトリ(J0333、5月2日観察分) 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月2日撮影。
     この日も同じエリアにいましたので観察自体は容易でした。ただ当然のことですが田植え作業が複数箇所で行われていますので、撮り易い適当な場所を選ぶことは出来ませんでした。APS-Cサイズではないので、ある程度の位置に来てくれるまで気長に待っての撮影となりました。

     クチバシを使ってドジョウなどを探るJ0333。


     幼さが残ってはいますが、オスらしさが感じられます。
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     代かきの済んだ田んぼで、ミズスマシのように採餌していました。
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     何かを捕まえたようです。
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     泥まみれのドジョウなどは上手に洗うようにしてパクっと食べます。
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     トラクターによる代かき作業を見守るJ0333。どの地域でもトラクターが稼働していると必ずそばに近付くほどトラクター大好きコウノトリです。5月の田植えシーズンに入ると、湖北にもコウノトリが飛来しコウノトリの観察シーズンの幕開けとなります。今季はどの様な個体がやって来てくれるのか楽しみです。
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    コウノトリ(J0333、5月1日観察分) 長浜市にて  

     令和3年(2021年)5月1日撮影。
     前日に引き続きJ0333を観察。ほぼ同じエリアにいましたので助かりました。前日までいたのに今日は見当たらないと言うのがJ0333の特徴的な行動で居場所が定まらないので発見が難しいコウノトリです。

     田植えの準備中の田んぼが大好きなコウノトリ。食べるものがたくさんあるようです。


     水溜りにドジョウなどが集まっているのを良く知っています。
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     トラクターが隣の田んぼで稼働しているのを見ているJ0333。
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     トラクターが大好きで、そばについて歩きます。
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     トラクターが稼働すると食べ物が出てくることも良く知っています。昔は牛の後に付いていたコウノトリやアマサギなどは時代が変わり、トラクターに付くようになっています。
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    ケリのヒナと親鳥の擬傷行動 長浜市にて  

     令和3年(2021年)4月30日撮影。
     コウノトリの観察を終えての帰路でケリの喧ましい鳴き声に農道にケリのヒナ、田んぼに親鳥を発見したので、停車して暫くヒナを撮っていたら親鳥がヒナから危険を遠ざけようと注意を惹くために擬傷行動を始めました。ヒナを救うため親鳥の健気な行動を写してみました。

     農道そばの田んぼでケリの親鳥が喧ましく鳴いていましたが突然擬傷行動を始めました。


     注意を惹こうと傷ついたふりをして動き回るケリの親鳥。
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     コチドリの擬傷行動は痛々しく見えますが、ケリは大きいためダイナミックで見ようによっては美しく見えます。
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     水面に翼を引きずるようにして、いかにも傷ついていると言った様子。自然は親鳥にヒナを守る術を与えていますが、その行動は美しくもあり感動しながら撮影しました。
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     農道にいたケリのヒナ。少し大きくなっているので行動力があり、足早に歩き回っていました。
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     兄弟仲良く行動する姿も見られました。
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     親鳥から離れて活発に行動するヒナに親鳥は危険から守るため気が休まる暇が無いようです。
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    J0333、ここと思えばまたあちら 長浜市にて  

     令和3年(2021年)4月30日撮影。
     J0333と最初に出会ったのは私が思っているコウノトリエリア内でしたので、そのエリア内で行動するものと思っていましたがこの個体は今までのコウノトリ達とは行動パターンが異なり、いわゆる神出鬼没。何処に現れるか予想がつかないコウノトリです。この日は最初の場所より北方面に現れました。

     トラクターを見付けると嬉々とするJ0333。


     未だ1歳未満のコウノトリですので好奇心が旺盛のようです。
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     男の子ですので冒険心も旺盛なようです。
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     コウノトリは表情が豊かで、かつとても綺麗な鳥です。その一つ一つを如何に写しとめるかチャレンジを続けています。悪戦苦闘の連続で先が見えませんが、それが面白いのかも知れません。
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     農道に姿勢良く立つJ0333。
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    クサシギなど 長浜市にて  

     令和3年(2021年)4月29日撮影。
     この日も雨でしたが山手から湖岸付近まで期待を込めてのシギの観察です。旅鳥のシーズンですが数が少ないようですので天気にかかわらずに出向いてみました。もしかしてコウノトリもと考えていましたが、これは完全に空振りでした。

     例年クサシギが観察される山間の田んぼで期待通りクサシギを発見。


     湖岸付近の田んぼではタシギが採餌していました。
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     そしてこの時期良く見られるチュウシャクシギ。雨が結構降っています。
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     コンクリート畦を歩いているチュウシャクシギも。
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     シギたちは雨が降っていても姿は余り変わりませんが、キジのオスはいかにもびしょ濡れといった感じになります。
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    トウネン、夏羽は綺麗 長浜市にて  

     令和3年(2021年)4月28日撮影。
     トウネンは私の一番お気に入りの鳥の一つです。トウネンのイメージは冬羽の姿が先ず浮ぶくらい秋に出会うことが殆どです。夏羽のトウネンのイメージチェンジした美しさも魅力的と思い続けていましたが、この日思いがけなく出会うことが出来ました。生憎雨天でしたが贅沢は言っていられないので、何とかイメージ通りに撮ろうと試みました。

     夏羽のトウネンは滅多にお目にかかっていません。好きなトウネンが別の衣装をまとって現れたようです。


     スズメくらいの大きさのトウネンですが、私はこの小さな体に美の凝縮を感じます。綺麗だと思います。
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     2羽を一緒に撮ってみました。夏羽のトウネンを複数一緒に撮ったのは恐らく初めて。
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     正面からも撮ってみました。
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     田んぼの水溜りを歩くトウネンも。
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     5羽いましたが3羽を一緒に撮るのが精一杯。秋には普通に見られるトウネンですがこの時期はごく稀に観察しています。渡りのルートから外れているのかも知れません。レンズとカメラをびしょ濡れにしながらのトウネンでした。
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