2022年05月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    クロアゲハ、羽化後間もないよう 自宅の庭にて  

     令和4年(2022年)5月17日撮影。
     このクロアゲハの撮影時刻は午前7時頃です。犬の散歩から帰ってきたときに芝生の上で動かずにいました。まだ羽化したてのようで、動かないので撮影には都合が良いのでカメラを持ち出し標準ズームで撮ってみました。庭にはサンショウや柑橘類を植えているのでアゲハを良く見かけます。

     本州以南で見られるクロアゲハ。黒の中で後翅の赤斑がよく目立って綺麗です。


     クロアゲハの周りを回って撮ってみました。後翅の赤斑は南方の方では大きいようです。
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     大きくて立派なチョウですので見かけたら是非とも撮ってみたいと思ってしまいますが、チョウの撮影は結構難しいです。
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     何だかチョウの標本みたいになってしまいましたが、実際の標本は命を奪うことになり私には出来ませんので写真で標本代わりとしたようなものです。
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    タカブシギ、1羽で採餌 湖岸近くの田んぼにて  

     令和4年(2022年)5月17日撮影。
     今年は旅鳥のシギ類の種類も数も少ないように思います。ただ、琵琶湖沖の波気しブロックなど見えないところにいるかも分かりませんので主観的なものです。この日のタカブシギもやっと見つけたものの1羽だけで辺りには見当たりませんでした。

     例年は複数羽いますが、たった1羽。地味で小さめのシギですので注意して探さないと見過ごしてしまいます。


     しばらくして採餌に動き出しました。
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     小さめの餌を食べていましたが何を捕っているのか分かりませんでした。
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     食事はシギにとっても至福の時間のようです。
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     暫くして飛んでコンクリート畦に。少し遠かったのですが、順光で撮りやすい所でした。
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    セッコク、花盛り 自宅にて  

     令和4年(2022年)5月16日撮影。
     昨年末から今年の春先まで深い雪に覆われたことが何度もあり、植物は大丈夫かと心配していましたが野菜は大きなダメージを受けたものの、花木は何とも無かったようです。セッコクも綺麗な花がたくさん咲きました。案外寒さには強いようです。自生しているセッコクは見たことがないのですが、東北地方以南の山地の木々に着生しているようです。

     白とピンクの品種を育てていますが、ピンク色の方が早く咲き始めました。

    庭の朝倉サンショウ他 自宅にて  

     令和4年(2022年)5月15日撮影。
     5月といえばサンショウ摘みの季節です。摘み取る前に複数本ある実サンショウを代表して朝倉サンショウを撮ってみました。ついでに撮ったトンボや花も載せさせて頂きました。

     トゲ無しサンショウの朝倉サンショウ。実が大粒で緑が濃く、良質のサンショウです。棘がないので摘みやすいのも有り難いです。棘がないのは朝倉サンショウだけと思っていましたが、普通のサンショウでトゲ無しが1本あり、摘み取りが楽です。


     朝倉サンショウを植えている裏庭にはオオバオオヤマレンゲが咲き始めていました。控えめな咲き方が魅力的です。
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     裏庭ではニホンカワトンボが良く見られます。ヤマブキの葉に留まっているところを撮ってみました。湧き水があるので良く見られるのかも、と思っています。
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     ピンク色のナデシコ。
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     その隣には赤が濃いナデシコ。株は蔓延っていますが、ピンクより咲くのが遅いようです。
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     畑のアザミの花。美しいものには棘がある、と言われるようにアザミも美しい花です。
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    ギンリョウソウ 自宅近くの山にて  

     令和4年(2022年)5月14日撮影。
     この時期は歩いて数分の自宅近くの山でギンリョウソウを観察するのが楽しみの一つです。毎年この時期に見られますが、そんなにたくさん出ているというものでもなく、発見の楽しみの方が大きいかも知れません。雨の後がよく出ているので、シッカリ雨が降った後に行くようにしています。

     日の余り射さない鬱蒼とした森にヒッソリと咲くギンリョウソウ。


     大株は少ないですが、この様なギンリョウソウは所々で見られます。
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     wikipediaによると、直接的には菌類に寄生し、間接的には菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。と説明されています。色素は無いとされていますが、花の中心部は青と黄色が見えています。ユウレイタケとも呼ばれ、神秘的な植物です。
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    湖岸のハマヒルガオ、宵待草 長浜市にて  

     令和4年(2022年)5月12日撮影。
     過日ハマヒルガオを観察するため立ち寄った湖岸には宵待草が繁茂して見付けられなかったのですが、更に詳しく探して見ようと再度立ち寄ってみました。やっと見つけたハマヒルガオは隅っこに追いやられ、宵待草が育たないような場所でヒッソリ花を咲かせていました。外来種が固有種を駆逐している典型的な事例だと思います。

     ハマヒルガオ。海浜植物で琵琶湖に何故?と思われるかも知れませんが、琵琶湖は古代湖で400万年前は伊勢方面で海と繋がっていました。長い長い年月とともにハマヒルガオも琵琶湖とともに移動してきたようです。


     ただ、海岸で見られるハマヒルガオと見た目はそっくりですが、陸封されていたためDNAは異なるそうです。
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     ハマヒルガオは綺麗で好きな花です。古代湖と海浜植物とは不思議な組み合わせで、いにしえに想いを巡らすのも楽しいものです。
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     参考に5月21日に撮った犬の散歩道に咲いていたヒルガオ。良く似てはいますが全く別物です。
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     ハマヒルガオを駆逐している宵待草。綺麗で好きな花ですが、別のところで育って欲しいものです。
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    カンムリカイツブリ、巣作りをしていました 長浜市にて  

     令和4年(2022年)5月12日撮影。
     この日、久しぶりにカンムリカイツブリの様子を観察してみました。先ず目に入ったのは複数の立派な巣です。余り野鳥観察をしていないので、一気に子育ての季節が到来しているように思われました。来月にはヒナが孵ると思われますが、それまでには大雨もあり、外敵もありカンムリカイツブリの子育ては毎年大変なようです。

     巣に伏せているカンムリカイツブリ。抱卵が始まっているのでしょうか。


     別のところにも巣が見られました。
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     泳いでいるのも数羽見られました。
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     子育ての時期だけは人を余り警戒しないようで、直ぐ近くで見ることができます。
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     カンムリカイツブリの羽根はとても綺麗ですが、繁殖期には特に美しく見えます。
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    ハマシギ、美しく衣替え 湖岸近くの田んぼにて  

     令和4年(2022年)5月12日撮影。
     少し前の午後に同じ田んぼでハマシギを発見していましたが、琵琶湖方面からの日差しで超逆光で距離も遠く1羽しかいませんでした。ハマシギは集団行動ですので辺りを見渡しましたが見当たらず、この日改めて午前に訪れてみました。ダメかなと思っていましたが、全く同じ田んぼに10羽の夏羽根のハマシギが採餌していました。
     
     10羽もいるとどれを撮ったら良いかと迷いますが、代表で1羽に狙いを定めました。


     オオワシ撮影時に撮った時は冬羽根でしたが、今や綺麗な夏羽根に変身していました。
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     動きが活発なハマシギたち。
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     5羽程度なら集まってくれますが、10羽がファインダーに収まることはありませんでした。
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     冬鳥のハマシギですがユリカモメ同様夏羽根に衣替えするまで長い滞在です。北帰したら直ぐにやって来る様に思います。
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    庭のサツキなど 自宅にて  

     令和4年(2022年)5月11日撮影。
     5月の庭は仕掛け花火のように次々に花が咲いて見て回るの楽しいものです。写真に撮るのは早朝が多いので、清々しさも味わえ気分も爽快です。病後の関係もあり、花たちから元気を貰いながら過ごしています。

     5月といえばサツキ。薄いピンクのサツキが綺麗に咲きました。


     シランも次々に咲き始めました。
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     微妙な色合いが素敵なバラ。
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     強い魅惑的な芳香が漂うバラ。
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     つるバラの「新雪」。
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     赤のバーベナ。
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     勝手に庭に生えたアネモネ。計5輪の花が咲きました。
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    J0206(誠くん)、巣搭近くで餌探し 小浜市にて  

     令和4年(2022年)5月10日撮影。
     この日の長浜の朝は7℃と可成り寒い朝でした。さて、こんなに冷え込むとカタクチイワシは釣れるのかと思いながら小浜港へ向かいました。釣りの方はよく釣れたのでコウノトリのヒナを観るため切り上げて巣搭へ向かいました。巣搭に近くに到着すると田んぼにコウノトリの姿。巣搭や電柱に留まっているのは過去に観察していますが、田んぼのコウノトリは此処では初めてでした。

     田んぼで餌探ししているのはJ0206(誠くん)。J0196(はるかちゃん)とペアのコウノトリでヒナの父親です。


     J0206(誠くん)は初めてお目にかかりました。
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     カエルをゲット。ヒナが4羽もいるので餌探しも大変です。
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     今度は代かきをしているトラクターのところへ。餌を掘り出してくれるので、コウノトリはトラクターが大好きです。こうしてお腹いっぱいに餌を詰め込んでヒナに運びます。
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     巣搭では随分大きくなったヒナが両親の帰りを待っています。4羽いるのは後日確認していますが、この日は2羽だけ頭を上げていました。ヒナが小さいうちは、両親のどちらかが必ず見守っていますがこれくらい大きくなるとヒナは留守番で、両親は餌集めに奔走となります。
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    湖岸の宵待草&自宅の花 長浜市にて  

     令和4年(2022年)5月9日撮影。
     シギ類の観察を始める前に気になっていた湖岸のハマヒルガオを見たくて群生場所に立ち寄ってみました。しかし、目にするのは圧倒的な宵待草の群生でした。この花も好きな花ですので宵待草を入れて琵琶湖を撮ってみました。なお、帰化植物が自宅にも育っていますので撮ってみました。

     湖岸一面が宵待草。沖に見える小さな島は多景島です。


     手前の宵待草にピントを合わせてみました。
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     黄色の美しい花でしぼむと赤っぽい色になります。繁殖力が極めて旺盛な南米原産の帰化植物です。目的のハマヒルガオは隅っこに追いやられており、後日やっと見付けて撮影することが出来ました。
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     自宅の庭に増えてきたアカバナユウゲショウ。ヒルザキツキミソウと近縁種ですがこれも南米原産の帰化植物です。
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     既にイカリソウは咲き終わっていますが、このイカリソウが庭でひっそりと咲いていましたので撮ってみました。
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    キアシシギ、2か所で 湖岸近くの田んぼにて  

     令和4年(2022年)5月9日撮影。
     この日の朝、所用で長浜駅まで行った後帰路は田んぼ巡りをしてみました。目的は旅鳥のシギ類の観察です。例年と比べると種類も数も少ないように思えるので注意深く探すようにしています。キアシシギは到着時は大体決まった場所ですので、特に注意して観察していましたがこの日ようやく発見しました。

     発見時には2羽のキアシシギが田んぼで採餌していました。


     そして畦に上がり・・・
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     1羽はまた田んぼに。
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     田んぼに降りた1羽は畦に上がり、2羽は少し離れた所へ飛んでしまいました。
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     200㍍ほど離れたところにも複数羽が採餌中でした。ここは距離も遠く、だんだん離れていくので撮影は数コマで切り上げました。やっと出会えたキアシシギでした。
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    新緑の庭の花木 自宅にて  

     令和4年(2022年)5月7日撮影。
     春から初夏にかけては花が咲いたり新しい葉が成長したりと日々感動の連続となります。まだ山歩きや植物園などには出向けませんが、庭とか買い物などのついでに見る狭い世界でも十分季節感を楽しむことができます。今年は積雪していた期間が長かっただけ、一気に絵に書いたような春が訪れたように感じます。

     黄金葉トサミズキ。黄色の葉が輝くように美しく思う時期です。


     カンザキツツジ。株が大きくなったので更新を考えて挿し木苗も育っていますが、大きくて見栄えのある花を咲かせてくれるので、なかなか思い切って更新できずにいます。
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     厳冬を納屋の軒下で過ごした君子蘭。案外凍てるような寒さにも強いようです。
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     日々楽しみとなっている柿の蕾。蜂屋という種類の渋柿で、今年は多くの蕾を付けています。
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    北帰間際のタシギ 湖岸近くの田んぼにて  

     令和4年(2022年)5月6日撮影。
     タシギは冬鳥ですので、部分的に雪解けしている田んぼで良く見掛けますが普段は夜行性のためか余り見かける機会が少ないようです。稀に見かけても警戒心が強くあっという間に逃げてしまいます。長旅の準備のためか、田植え直後の田んぼで採餌していました。

     5月といえば旅鳥のシギの季節ですが、北帰間際のタシギ、夏羽根に衣装替えしたハマシギも見ることができます。


     場所を動かず長い嘴を突っ込んで採餌に夢中でした。飛ばれないように車中から撮影しています。
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     早春には雪が多く、良く見かけたタシギでが来季は果たしてどうなるかと思っています。雪が多いと思いがけない珍しい野鳥も見かける可能性が高くなりますが、大雪は遠慮したいし、珍しい冬鳥は期待したいしで人間は勝手なものですね。今年は隣県でのハクガンは良き思い出となっております。
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    キジ、強風に煽られて 長浜市にて  

     令和4年(2022年)5月6日撮影。
     野鳥撮影とは必死で探していると極端な場合全く出会えないこともありますが、所要のついでなどにグルっと回ってると思いがけずに出会うことが多いような気がしています。そのようなことがあるから面白いのかも知れません。アマサギの次はキジでした。特に珍しくもなく、自宅のそばでは何時もの通り「ケンタロウ」が鳴き叫んでいますが、重いカメラは体力的に負担がかかるので最近はご無沙汰しています。

     このキジは湖岸近くの農道で撮影したものです。風が強く長い尾が逆だっています。


     湖岸近くのキジはとてもフレンドリー。慌てて隠れることはしません。
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     ゆっくり農道を横断しています。
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     風の向きによると尾が通常に戻ります。
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     珍しくはないキジですが、車の前を怖がらずにゆっくり横断していたらやはりその美しさに負けて撮ってしまいました。
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    ようやくアマサギ 長浜市にて  

     令和4年(2022年)5月6日撮影。
     隣県の福井県では子育て中のコウノトリの巣搭があちらこちらにあるのに、滋賀県では巣搭は空き家状態どころか今のところコウノトリも飛来していないに等しい状況です。コウノトリは周辺の変化を敏感に感じ取っているのかも知れません(私見)。所要のついでに、田んぼなどを見て回りました。

     まず最初にアマサギ。少し遠いところにいましたが何とか撮れたのは今季初めてでした。少し前に、はるか遠くにそれも超逆光で撮るには撮ったのですが見るに耐えない写真でした。


     畦に潜んでいる虫を探しているようです。
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     こちら向きになったので近付いてくるかと思いきや、意に反して遠ざかりました。
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     作業中のトラクターのそばにいる場合は採餌に夢中のためか、直ぐそばで撮ることが出来るのですが今のところシラサギ、アオサギばかり。
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     アマサギは田植えの頃が最も美しく見えるようです。
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     令和4年(2022年)5月5日撮影。
     この日は小浜漁港で何が釣れているか様子見を兼ねて子育てをしているコウノトリを観てきました。まだお父さんどりのJ0206(誠くん)を見たことがないので是非と思っていたのですが、巣搭でヒナたちの世話をしていたのはJ0196(はるかちゃん)でした。はるかちゃんは湖北で何度となく出会ったお馴染みのコウノトリでした。すっかりお母さんらしくなってここでの出会いは感無量です。

     ヒナたちの世話をしているJ0196(はるかちゃん)。


     この日は良く晴れてヒナには暑いようで、はるかちゃんは翼で日除けしていました。ヒナも嬉しそうです。
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     このように母鳥は少し翼を広げるようにして日差しからヒナを守っていました。
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     ヒナが「お水ちょうだい」と言っているようです。
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     よしよし、と水を吐き出してヒナに与えています。
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     可成りの水を吐き出して与えています。
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     撮影に夢中になって気付かなかったのですが、誰か私をジィ~ッと見つめていました。
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    コウノトリの巣搭巡り 越前市にて  

     令和4年(2022年)5月4日撮影。
     隣県の福井県では複数箇所でコウノトリのヒナが孵化しているのでこの日は越前市を尋ねてみました。福井県のコウノトリは滋賀県にも飛来していた個体が多く、久々の出会いも楽しみです。この日は中野巣搭、安養寺巣搭、坂口巣搭の3箇所を訪れました。

     先ず中野巣搭。白山ペアのJ0481(手前)とJ0119。今年もこのペアは孵化しなかったようで残念です。


     手前のJ0481(みほとくん)は羽繕い。向こう側のJ0119(ゆめちゃん)何をしているのかな。
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     巣搭直ぐ近くに降り立ったJ0481。この巣搭の2羽は湖北でもお馴染みであったため、特にこのJ0481は足環を見なくても誰だか分かります。この直ぐ側で飼育コウノトリの飼育員さんが草刈りをされていましたが、J0481はすっかり慣れているようでした。
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     J0481は巣搭に戻るとJ0119とクラッタリング。
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     次は安養寺の巣搭。ヒナが3羽見えています。子守をしているのはJ0138(たからくん)のようです。
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     お父さんコウノトリはエサ捕りに出た後、ヒナ3羽で利口に留守番をしています。この巣搭は距離が遠いので1.4倍TCを取り付けの撮影もしてみました。ヒナたちは大きくなってコウノトリのミニチュアのようです。
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     最後に坂口地区の巣搭。ヒナは3羽が何とか確認できましたが実際は4羽とのこと。子守しているのはJ0161(イチローくん)のようです。ここの巣搭は撮影位置から更に遠く上手く撮ることは出来ませんでした。次は小浜の巣搭を訪問してみたいと思っています。
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    庭のスズメたち 自宅にて  

     令和4年(2022年)5月4日撮影。
     5月ともなると夜明けが早くスズメたちは梅の木に集まって「ご飯頂戴!」の大合唱が始まります。何年か前までは、ご馳走を入れても全くの知らん顔だったスズメたちも、今ではそばを通っても大丈夫どころか私の姿を見付けると近寄ってきます。特に2羽が懐いており、餌を入れると先ず2羽が先頭を切ってやって来ます。以前は600㍉で撮っていたのですが、最近では標準ズーム(24-105㍉)で撮っても気にしないで食べ続けています。で、この日は花を撮ったついでに標準ズームで撮ってみました。

     スズメたちのお気に入りのバードレストラン。餌を入れると直ぐにやって来ます。


     この2⃣羽が特に懐いてくれています。
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     並んで行儀よく食べているように見えますが、暫くすると10羽以上が我先にと集まってきて、中にも入って団子状態となります。
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     2羽は何時も先着で束の間の食べ放題を楽しみます。
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     ブログに載せる画像処理は、何時もはPhotoshop Elementsを使っていますが、この日の処理は回転処理が容易なLightroomを使いました。
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    次々に咲く花 自宅にて  

     令和4年(2022年)5月3日撮影。
     長かった雪の世界が嘘のように消え、大雪にも滅気ずに自宅では次々に花が咲きだしています。5月といえば清々しい季節で、健康のため野鳥観察に出向けばと思ってはいますが、夏野菜のための畑仕事で体力的には精一杯です。以前と違って、野鳥観察より庭の花を眺めている方が元気が出てくるように思います。

     クレマチス。丈夫で幾つもの蕾が付いており咲き始め、咲いて時が経つにつれて花の色合いが変化するのが面白いです。


     ツユクサ。この植物も繁殖力旺盛でいたるところに飛び火しています。
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     カンザキツツジ。我が国で品種改良されて作出されたツツジですが花屋さんでも見掛けない珍しいツツジです。所々に紫色の花が写っていますがタツナミソウです。
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     フタリシズカ。ヒトリシズカと違って繁殖力が旺盛で勢力を拡大中です。シダが写っていますが、コゴミの開いた葉です。
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     オオバオオヤマレンゲ。我が国の深山のものとは違って中国、朝鮮半島方面のもののようです。違いは花の一部の色が異なるようです。長い間、屋根からの落雪で背の高さ以上の雪の下敷きになっていましたが、木がしなやかで折れずに沢山の蕾を付けています。
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    コアオアシシギ&アオアシシギ やな場近くにて  

     令和4年(2022年)5月3日撮影。
     前日に引き続き観察に出向くとコアオアシシギ1羽、アオアシシギ6羽が全く同じ場所にいました。コアオアシシギは数少ない旅鳥ですので引き続き観察できたのはラッキーでした。前日に数え切れないほど撮影していますので、この日はコアオアシシギを重点的に撮ってみました。

     採餌するコアオアシシギ。琵琶湖に注ぐ川の水の色と良くお似合いです。


     何かをパクリ。中継地の湖北で長旅の栄養補給です。
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     アオアシシギ2羽。嘴が僅かに上に反っています。
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     シギらしい羽根の模様が素敵です。
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     手前がコアオアシシギで向こう側がアオアシシギです。仲良く一緒に行動していました。
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     別々に見ればその違いは良く分かりませんが、2羽一緒だとその違いが分かります。大きさも羽根の模様も異なります。
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     令和4年(2022年)5月2日撮影。
     この日はついででの野鳥撮影でしたが運良く次々に見付けることが出来て私的には満足でした。偶然が複数回重なったようなものでした。野鳥撮影は偶然の積み重ねの賜だと思っています。旅鳥のシーズンのようで、このチュウシャクシギの他コアオアシシギ、アオアシシギの3種を確認することが出来ました。

     畦ですれ違うチュウシャクシギ。


     手前の畦にもいました。
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     あちらこちらで田植えの準備作業のため、チュウシャクシギも広範囲に移動しているようです。
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     後ろ向きでしたが横を向いたところをパチリ。
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     アオアシシギのように寄り添って欲しかったのですが、バラバラでした。思うように行かないのも野鳥撮影ですね。
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    今季初めてのオオヨシキリ やな場付近にて  

     令和4年(2022年)5月2日撮影。
     この日は今季お初の野鳥が3種類で、何だか得をしたような気持ちになったものです。今までに全く見たことも無い野鳥を見掛けた時は感激もので嬉しさでカメラの微調整も慌てて忘れてしまう程ですが、何回も撮っている野鳥でもその年で初めての撮影も嬉しいものです。アオアシシギ、コアオアシシギに気が惹かれていましたが、オオヨシキリの独特の鳴き声が聞こえてきましたのでカメラを向けてみました。

     今季初のオオヨシキリ(私にとって)。


     大声で囀り始めました。オオヨシキリは子育てのため、渡ってきます。鳴かなければその存在には気付かないのですが、オスは繁殖期は大声で鳴くのが仕事のようです。
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     暫し休憩中のオオヨシキリ。
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     黙っているのが大嫌いなのか、また囀りが始まりました。
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    親鳥のもとに急ぐケリのヒナ 湖岸近くの田んぼにて  

     令和4年(2022年)5月2日撮影。
     アオアシシギ、コアオアシシギを撮った後、何時ものケリのヒナの観察です。車でヒナのいる辺りに近付くと、親鳥は決まってけたたましく警戒の鳴き声で雛たちを守ろうとします。ヒナを探すのは親鳥の近くを見れば直ぐに見つかりますので、親鳥の鳴き声はヒナが近くにいるということになりますので撮影するものにとっては助かります。その親鳥のヒナを呼び寄せる鳴き声で、親鳥の方へ急ぎ足で駆け寄るヒナの様子を撮ることが出来ました。

     親鳥のもとに急ぐケリのヒナ。


     親鳥から少し離れたところで冒険していたのか、畦をスタコラサッサの駆け足です。
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     孵化して間がないのに足の速いこと。
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     足はご覧のようにとても丈夫で、孵化直後から歩くことが出来ます。
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     親鳥の所へ帰るのにコンクリート畦を越えなければならないのですが、越えられる場所を選んで越えていました。知恵も相当働いているようです。
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     そして、無事親鳥のもとに。この後直ぐに親鳥のお腹の下に潜り込んでしまいました。他のヒナは既に潜り込んでいるようです。親鳥の羽根が膨らんでいます。
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    アオアシシギ、コアオアシシギなど 水鳥同士仲良く採餌  

     令和4年(2022年)5月2日撮影。
     この日やな場近くの橋を走行しているときに複数羽のシギを発見し、車を安全な所に停めて撮影位置まで歩きました。人の姿を見ると直ぐに飛んでしまうマガモ、オオバンもアオアシシギと一緒に採餌していましたので、先ず遠くからその様子を撮ってみました。最初の画像にはコチドリまで入っています。水鳥は渡り鳥、旅鳥、留鳥を問わず不思議なくらい仲良く過ごしています。アオアシシギは今季初めての撮影でもあり、カテゴリとしても最初になりますのでコアオアシシギと重なりますが載せさせていただきました。

     アオアシシギはシギとして小さくはないと思いますが、マガモに比べると大人と子どものようです。


     アオアシシギは小さな魚を食べているようです。マガモはフレンドリーではないので離れてしまいましたが、アオアシシギは撮影(橋の上から)していても全く平気でした。
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     アオアシシギは6羽。手前の一回り小さなコアオアシシギが1羽の計7羽でした。南方で越冬して北へ帰る途中に中継地として立ち寄っています。
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     採餌の後は全員寄り添うようにして休憩タイムを取っていました。
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    旅鳥のコアオアシシギ、5年ぶり やな場付近にて  

     令和4年(2022年)5月2日撮影。
     今日は5月とは思えないくらい寒さを感じる日でした。午前中は晴れていましたので、晴耕雨読ではありませんがキュウリ、カボチャ、インゲンの種蒔きや苗を植える場所を耕したりしていました。午後からはJR長浜駅にICOCAカードのチャージに出向き、ついでに野鳥観察をしました。雨の翌日でしたので余り期待はしていませんでしたが、川のやな場付近で5年ぶりにコキアシシギを発見したのは感動しました。6羽のアオアシシギに混じって1羽のコアオアシシギが羽根を休めていました。

     右端がコキアシシギ。体はアオアシシギに比べ3分の2くらい。嘴は爪楊枝のように細く真っ直ぐです。


     以前はよく見掛けたコアオアシシギですが、ここ最近ではサッパリでしたのでホッとしました。
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     1羽でいる時は小さいのが良く分かりませんが、この度はアオアシシギと一緒に立ち寄ってくれましたので種別の判定が容易です。以前、コアオアシシギにアオアシシギであるとのコメントを頂いたことがあるので、種別判定には少々神経質になっています。
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     アオアシシギと仲良く採餌するコアオアシシギ。
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     異なる種類が2羽並ぶとその違いは一目瞭然です。
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     コアオアシシギとコチドリ。コアオアシシギは可成り小さいということが良く分かります。今日は短時間ながらケリの親子、オオヨシキリ、チュウシャクシギも撮ることが出来ました。
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    ケリのヒナ 湖岸付近の田んぼにて  

     令和4年(2022年)4月30日撮影。
     最近になって自宅付近の田んぼでも朝方から夕方と一日中けたたましく鳴いています。卵やヒナを守るためトビやカラスに果敢にスクランブルをかけている様子も良く見掛けていましたので、毎年観察している湖岸付近の田んぼに出向きました。親鳥が威嚇するかのように舞い降りてきましたので、ヒナの存在を確信しました。

     親鳥の近くには孵化したてのヒナが3羽いました。今年初めてのヒナの確認です。


     3羽いましたから、それぞれに目を向けようとすると直ぐに見失ってしまいます。ケリのヒナは外敵から身を守るため、簡単には見付けられない所にいるのでピント合わせも大変です。
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     ケリのヒナは孵化したてから歩くことができ、その速さもなかなかのものです。荒起こしの田んぼも何のその。自然界は上手く出来ているものだと感心します。
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     いくら気丈な親鳥が見張っていてもヒナはヒナ。ヘビやトビ、カラスなど取り巻く環境は厳しく成鳥まで育つのは僅かとなります。
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     ヒナのそばで見守る親鳥。ケリのヒナは驚くほど成長が早く、1週間もすれば可愛さは薄れ見違えるようになります。
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