2022年09月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

     令和4年(2022年)8月12日撮影。
     毎日のようにコウノトリばかり観察していると美しさは感じるものの変化に乏しくマンネリ化傾向も強くなってきます。しかし、日々の記録の大切さもあり観察することを重点において出向いています。その様な中で久しぶりのコウノトリとの出会い、泥んこまみれで美しさとは正反対のコウノトリとの出会いもあり、明日も観察して見ようという気持ちになるから不思議です。

     連続的にUPしているJ0314。泥んこの2歳のオスです。首から先を見ていると始祖鳥のような感じもします。


     久しぶりのJ0167。淡路と湖北をテリトリーとしている大御所のメス。
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     仲良く湿地で。手前はJ0167。隣がJ0314。J0167は幼鳥の時からこの場所がお気に入りでした。J0167はメスでJ0314はオス。コウノトリは2羽並ぶとオスの大きさが良く分かります。
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     J0457もいました。鳴門市の0歳のオスです。幼鳥らしく初々しいです。
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    コウノトリ4羽、少し離れた所にも 長浜市にて  

     令和4年(2022年)8月11日撮影。
     こもれび苑そばの湿地でゾンビのような汚れたコウノトリを撮ったあと、少し離れた所に2羽のコウノトリを発見。休耕田の稲が植えられていない所にいたので足環がバッチリ撮れました。美しい個体でしたので、暫く撮ってみようと思ったのですが隣の田んぼに入ってしまったので切り上げ、帰路で電柱のコウノトリも撮影することができました。

     先ず、休耕田の2羽。1羽のように見えますが2羽です。


     姉妹のコウノトリで、左がJ0457で右がJ0456です。養父市で孵化した0歳のメス同士です。
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     田んぼに入るコウノトリ。採餌タイムのようです。
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     辺りをグルっと回っての帰路、電柱に留まっていたJ0331。2歳のメスで久美浜町で孵化しています。
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     続いてもう1羽。J0412で豊岡市で孵化した1歳のオスです。
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    J0314、泥んこでドジョウ捕り 長浜市にて  

     令和4年(2022年)8月11日撮影。
     前日にはこもれび苑(新斎場)にいたコウノトリたちはこの日は何処にいるかと訪問。こもれび苑近くの湿地に1羽がいました。覗いてみると採餌に夢中で目を輝かしながら獲物探しをしていました。頭は泥んこで、前日の泥んこコウノトリに違いないと足環を確認することにしました。

     撮影していても警戒することなく採餌していました。


     泥の中に頭を突っ込んで探しています。
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     何か捕ったようです。何だろう?
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     捕ったのは大好物のドジョウです。得意げな表情のコウノトリ。
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     次の獲物を狙う目は真剣そのもの。足環の確認が出来ました。やはり前日ゾンビのような顔をしていたJ0314です。
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     この様なゾンビの首から上がお化け屋敷で現れたら、私なら心臓にヒビが入ってしまいます。採餌のときに汚れるのは幼鳥が多いのですが、このコウノトリは2020年5月1日孵化の2歳のオスで、ワンパクざかりのようです。
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    こもれぴ苑(新斎場)訪問のコウノトリたち 長浜市にて  

     令和4年(2022年)8月10日撮影。
     何時ものコウノトリエリアで撮影していると、直ぐそばのこもれび苑の敷地内にいるコウノトリが見えています。こもれび苑は昨年完成した焼却炉8基を有する斎場で、ホテルのような立派な施設です。近くの湿地にいたコウノトリ達も幼鳥が殆どで好奇心旺盛なためか、全員表敬訪問したようです。湿地そばの斜面から上がって入り口ホール前の道路にいる様子を撮影してみました。斎場を訪れたコウノトリ・・・、お参りのようにも見える白黒のコウノトリたちです。

     手前の2歳のJ0313にピントを合わせました。その向こうはJ0456とJ0457の0歳の姉妹です。


     右のコウノトリはJ0314で2歳のオス。湿地に頭を突っ込んで採餌したのか泥んこで、ゾンビのようにも見えます。
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     見事に汚れている効果で精悍に見えるJ0314。
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     斜面を登るのが大変なのか飛んでこもれび苑に入るJ0419。
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     訪問が済んだのでこもれび苑を飛び立ったコウノトリ。
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     頭上近くを飛んだので足環が撮れました。0歳のJ0457姉妹のうちの1羽です。斎場を訪問したコウノトリは全国的にも珍しいのではないでしょうか。
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    コウノトリの姉妹(J0456&J0457) 長浜市にて  

    令和4年(2022年)8月9日撮影。
     前日と同じ場所でコウノトリ2羽を発見したので新たなコウノトリが加わったものと思って撮影していました。足環がとても確認し難いのですが少しはチラッと見えていましたので個体の特定はなんとか出来ました。結果は昨日の個体ではなく新たな個体で、それも姉妹が来てくれていたのです。今年は各地で孵化があったためか多くの幼鳥達が来てくれています。

     養父市の伊佐巣搭で4月25日に孵化した0歳の姉妹。親離れはすぐにしますが姉妹の絆は強いようです。


     左の個体がJ0456です。右はJ0457です。
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     足を上げた瞬間を撮って足環の確認です。
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     後ろ向きですが両足の足環を確認できました。J0456です。
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     J0457です。姉妹ともイナゴを追って活発に動き回っていたので何とか足環が撮れました。
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    J0340、やっとのことで足環を確認 長浜市にて  

     令和4年(2022年)8月8日撮影。
     稲は田んぼに植えられると直ぐに成長します。コウノトリ観察はこの時期大変となります。足環を確認する必要がなく、ただコウノトリの美しさを観るとか撮影する分にはグリーンも綺麗でコウノトリも綺麗で良いのですが、私はどうしても足環の確認が観察目的でもあります。足環が確認できると、大抵その日のうちに「コウノトリ市民科学(https://stork.diasjp.net)」に画像を添付して報告しています。1羽か2羽程度でしたら夕方に撮影しても報告していますが、ここ最近は1日に10羽を超えることもあり翌日に報告しています。本題に戻りますが、稲の中にいるコウノトリの足環の確認は容易ではなく、歩くたびに足を上げるタイミングを見計らって連写します。

     グリーンの中のコウノトリ、確かに綺麗です。心ときめきながら撮影しています。


     右に左にと歩きまわりますが足環は全く見ることが出来ません。誰だかサッパリ分かりません。
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     連写の甲斐あって左足の足環が確認できました。青:黒です。あと右足です。
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     確認できたのは、また左です。
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     辛うじて右足を写しました。PC で画像を拡大すると赤:青と確認できました。やれやれのコウノトリ観察でした。2枚の画像のため、連写しているものですから直ぐに数百コマとなってしまいます。今回は確認できただけラッキーで泥まみれの場合は足環を撮っても全く判読できないこともあります。コウノトリの野生復帰は地道な取り組みの積み重ねが必要です。
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    ギリギリ間に合ったブルーインパルス 高島市にて  

     令和4年(2022年)8月7日撮影。
     高島市は長浜市の隣の市ですので気楽に構え過ぎていました。ブルーインパルスの展示飛行が高島市であるとのことで時間の30分前には会場に到着すればと良いと自宅を出発。高島市は土地勘もあるので特に何も考えずに運転していると、何だか何時もより車の数が多くノロノロです。途中工事でもしているのかな、と思いながら走行していると近江塩津辺りから一寸刻みとなり、展示飛行の時間となってしまいました。高島市の湖岸あたりに着いた時には既に展示飛行は終わったと思っていたのですがジェット機の轟音が!!。

     車を止め、降りてレンズを向けました。初めて見るブルーインパルス。終了間際でしたが、諦めなくて良かったと思った瞬間です。


     精密な編隊飛行は流石です。
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     雲を背景に飛ぶブルーインパルス。距離は相当ありましたが6機編隊のためその轟音は迫力満点です。低いところを飛ぶため機体にはバードストライク対策がされているとのこと。
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     飛び去っても暫く待っていると機体が現れます。辺りは見物の人々でいっぱいです。こんなに大人気とは知らずに現地に向かったのは極めて浅はかでした。何でも11万人が訪れたとか!!人間は自力では飛べないので、こんなに見事な飛行には憧れます。
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     車の上も飛んでくれました。ジェット機ですのでアッという間に通り過ぎていきます。敦賀の知人(ブログの管理人)の方は準備万端で早めに現地入りされ、見事に撮影されていました。心構えが違うな、と反省。次の機会があれば、反省を踏まえて行動したいと思っています。野鳥を撮影することよりも難しいブルーインパルスでした。
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    コウノトリ(J0167&J0491)、夕刻に 長浜市にて  

     令和4年(2022年)8月5日撮影。
     この日は豪雨で高時川が氾濫し、濁流が川幅いっぱいに流れ恐ろしい光景となっていました。そんな日の夕刻にコウノトリも避難して来たのかLINEが入ったので夕暮れ時でしたが行ってみました。時間は午後6時を過ぎていて、強い夕日による逆光もあり足環の確認に手間取りました。

     電波塔に留まっているJ0167。この位置からは左足の足環しか確認できません。


     少し離れた所からやっと右足が確認できました。日暮れが迫っているので、何とかならないか焦りながらの撮影となりました。
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     電波塔の近くの電柱に留まっていたJ0491。豊岡で孵化した0歳のオスです。大御所について来たようです。
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     近付いても警戒心は感じられず羽繕いを始めました。
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     掲載日現在ではJ0491は近くの高時川で7羽のコウノトリとともにアユの食べ放題を楽しんでいます。一方のJ0167は淡路で伴侶と楽しく過ごしているようです。
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    キアゲハも水飲みに 自宅にて  

     令和4年(2022年)8月3日撮影。
     この時期はキアゲハを良く見ます。時たまクロアゲハが重爆の如く現れますが、撮らせてくれるような雰囲気ではありません。で、比較的おとなしいツマグロヒョウモンやアゲハチョウ、キアゲハにレンズを向けてしまいます。この日は夕方の花の水やりをしていたらアプローチの濡れている所にキアゲハアゲハチョウが水飲みにやって来ました。コメントを頂きアゲハチョウに訂正しました。

     アプローチの両側にジニアを植えていて、水やりをしていないときには花に留まって吸蜜していますが、水やりをすると水に集まってきます。


     濡れているところを移動しながらの水飲みです。
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     動植物にとってはかけがえの無い命の水なのですね。
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     この水が水道水だったら集まってきたか分かりません。湧き水を使っていますので、純粋の天然水を飲んでいます。
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     植物に水やりし、昆虫もその水で生き返る。私の心も生き返りました。
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     庭の水やりが済めば畑の水やり。ジャンボニンニクの種にキアゲハが留まっていました。留まり良いので休憩でしょうか。
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    ゴマに留まるアゲハチョウ他 自宅にて  

     令和4年(2022年)8月2日撮影。
     この日は入院のため早朝に畑の水やりをしていたところゴマにアゲハチョウが留まっているのを見つけました。早速、カメラを持ち出して撮影。カメラを取りに行っている間もそのままの状態で留まっててくれました。午前6時30分頃でしたので、まだ寝ていたのでしょうか。アゲハチョウを撮ったのは今年ではこの日が初めてでした。

     一般的に見られるチョウで見慣れていますが、模様がとても美しいです。


     ゴマの葉で撮りにくかったのですが葉の隙間から撮ってみました。
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     幻想的な翅の美しさ。気持ち的にはもっと近付いて綺麗に撮りたいのですが、最短撮影距離より近くではボケてしまいますので、そこが難しいところです。
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     畑の水やりが終わると庭の水やり。ジニアにはツマグロヒョウモンが留まっていました。
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     ボケない程度に近づき撮ってみました。翅を広げるのを待っていましたが、思うようには広げてくれませんでした。
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