2023年02月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    オオワシ(女王様)北帰せずに琵琶湖へ  

     令和5年(2023年)2月27日撮影。
     湖北で越冬してるオオワシは例年2月20日の週に北帰しているので、ほぼ1年振りに三脚を据えて見送りのためのスタンバイをしました。快晴で気温は高く春到来の陽気に包まれた山本山。大抵午前10時前後が旅立ちの時間ですので、緊張感をもってスタンバイでした。午前10時7分に飛び出しました。尾根を越えるところを撮るべしで追っていると餌捕りに琵琶湖に向かったのです。明日仕切り直しの予定です。

     元気に飛び出したオオワシ。お別れのスタートと思っていたのですが・・・。


     見送りの撮影位置ですので、何時もより遠くでスタンバイしていました。
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     山本山に沿って飛ぶオオワシ。このまま琵琶湖へと一直線。
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     即席ラーメンではありませんが、待つこと3分ほど。帰ってきました、獲物をもって意気揚々と。オオワシは翼長が2.5㍍ですので、魚は可成り大きいようです。
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     食事場所に留まるため飛翔するオオワシ。
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     戻ってきたのは気付きにくいほど早かったので、アッと言う間に獲物を捉え持ち帰ってきたので驚きでした。女王様は高齢でおばあちゃんとも呼ばれていますが、まだまだ元気そのものです。今年の冬も必ず来てくれると確信しています。
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     もう直ぐ枯れ木に留まります。
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     美味しそうに食べているオオワシ。早速トビがやって来て横取りを狙っています。
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     トビもいたずらにオオワシを刺激しないように反対を向いています。オオワシも慣れっこになっているようです。
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    オオワシ、雪の山本山の枯松で  

     令和5年(2023年)2月21日撮影。
     メタセコイア並木を撮った後、急いで雪のオオワシも観たいので山本山の麓に到着。到着時には吹雪いていてオオワシの姿は雪で全く分かりませんでした。仕方がないので雪が止むまでコハクチョウのところで撮影しながら待っていると雪が止んだので麓に行ってみました。オオワシは白黒ですので、雪が降ると見つけ難いのですが、何時も留まっている木でしたので直ぐに発見。

     枯松に留まりびわ湖を見ているオオワシ。直ぐにでも狩りに飛び立ちそうな雰囲気でしたが、飛び出しや獲物を食べている場面は過去に数多く撮っているので今季の積雪時の記念撮影だけとしました。


     山本山は桜や紅葉のシーズンは綺麗ですが、雪化粧するとこれまた綺麗です。オオワシが枯松に点のように写っています。
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     令和5年(2023年)2月21日撮影。
     雪のメタセコイア並木を撮ったあとは雪の湖北へと向かいました。オオワシもコハクチョウも北帰が間近に迫っていますので、雪を添えた撮影は多分今季ではラストチャンスになるとの思いから遠路(?)の訪問を敢行しました。先ずオオワシでしたが到着時は雪が吹雪いていましたので、取り敢えずコハクチョウへ。

     湖北の田んぼは少々の雪では積もりにくいのですが、丁度よい具合に雪化粧でした。


     積雪は採餌には差支えがなく、思い思いに食事を楽しんでいました。
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     今季のコハクチョウたちは二番穂ではなく麦畑に集まる傾向が強く、大抵はこの辺りに集まっていたのが特徴的でした。探す手間が省けましたが、撮りやすい場所は他にも色々ありましたので物足りなさを感じました。
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     オオハクチョウ(左端の個体)。数羽が集まっていましたが代表で左端の個体をパチリ。C12も探してみましたが見当たらずでした。しかし、敦賀のお友達が私以上に鮮明にC12を撮ってくれていましたので一安心しています。約1000羽近くから1羽を見付けるのは我ながら至難の技ですが、彼女の集中力には脱帽です。
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     C12を探していると、歌声高らかに舞い降りてきたヒバリ。地上でも美声でピーチクパーチクしていましたのでパチリ。
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     ヒバリも可愛らしいです。雪の田んぼで春を告げていました。
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    なごり雪のメタセコイア並木 高島市にて  

     令和5年(2023年)2月21日撮影。
     起床して外を見ると10㌢位の積雪で真っ白でした。天気予報では寒いのは昨日と今日くらいで明日からは一気に春の階段を駆け上がっていくような予報となっていました。雪質は淡雪で積もるより解けるほうが早いような感じでした。雪のメタセコイアなどを撮るにはラストチャンスと思われましたので、朝食後撮影に飛び出しました。ここ近年はこうした撮影には、シグマの標準ズーム(Artレンズ)を多用していましたが、広角側に頼りなさがあったのでキャノンの標準ズームに付け替えて撮影しています。

     なごり雪のメタセコイア並木。道路は融雪装置により積雪はありませんでした。


     同じ場所ですがかがんで撮ったり、立って撮ったりしてみました。それだけでも画像は違って見えます。
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     今度は場所も変えてみました。並木はおよそ2㌔㍍も続くのですから好きなところで撮ることが出来ます。
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     白谷地区の集落が見えてきた所でも撮ってみました。個人的にはこの辺りがお気に入りで良く撮っています。
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     メタセコイア並木から撮ったマキノの集落。マキノ町は山里から桜で有名な湖岸方面の海津まで面積は広く山の幸、湖の幸と豊富で美味しい食べ物がいっぱいです。ついこの前、お隣さんから漬物を頂いたのですが、これが絶品!風景の美しさ、家庭料理の美味しさがマキノの特徴のように思っています。
     この後、雪のオオワシの様子、湖北のコハクチョウの様子を観に行きました。
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    湖西のタゲリ&コハクチョウ 高島市にて  

     令和5年(2023年)2月15日撮影。
     ここ最近の寒さ冷たさは格別で、犬の散歩で手袋をしていても指が痛くなるほどです。外回りの草取り、撮影などする気にもならないこの頃です。でも冬鳥たちは日照などにより北帰時期を感じとり下旬になるとコハクチョウも北帰行へと旅立つものもでてきます。冬鳥シーズンもあと僅かになっていますので、買い物の行き帰りに撮影しています。
     寒さが厳しいので、家に引きこもって確定申告の準備のため医療費をエクセルに入力したり、マイナポイント第2弾の手続きを済ませたり、合わせてPCでもスマホでもマイナポータルにログイン出来るようにしたりしていました。

     コハクチョウに向かっている時に見付けたタゲリ。薄っすらと雪化粧した田んぼで採餌していました。


     最近余り見られなくなったタゲリですので、距離は遠かったのですが撮ってみました。
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     タゲリの近くに何箇所かに分かれてコハクチョウがいました。
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     雪が積もったりすると、コハクチョウやコウノトリは探すのが大変になります。
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     畦横で採餌するコハクチョウ。
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     水を張った田んぼでは泥水で水浴び(泥あび?)をしているのもいました。
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    春の足音(ウメ・ロウバイの花)   

     令和5年(2023年)2月13日撮影。
     もう2月も中旬。暖かい春雨の日でしたが食パンが無くなったので買いに出向きました。その途中で、梅の花とロウバイの花を撮ってみました。ウメは咲き始めで、ロウバイは丁度見頃でした。ロウバイは香りがよく好きな花ですが、近所などでも見当たりませんので、姉川ダムに行く途中に咲いていたのを思い出して撮影することが出来ました。

     ウメは桜と違ってまだ寒い時期に咲きますが、春を知らせる力強い足音です。


     梅の花の時期には相当な積雪があるときもありますが、それでも毎年確実に実を付けています。毎日のように頂いている梅干しはこの木になった梅の実から作っています。
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     ロウバイの花。何とも言い難い芳香が漂いこの場から離れ難い気持ちになります。
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     隣には別の種類のロウバイも植えられていました。この日初めて気付きました。セツブンソウの頃にはロウバイは見頃を過ぎていたので気が付かなかったようです。
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     パン屋さんのGURUMAN VITAL。人気の店ですので予め予約して受け取りに行っています。
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     パン屋さんの壁に描かれている絵。
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    ユリカモメなど 草津市の湖岸にて  

     令和5年(2023年)2月11日撮影。
     道の駅で文旦を買った後、近くの湖岸で野鳥との交流を楽しみました。観察小屋の近くにはカモなどの水鳥が私達の足元まで近付いて来て愛嬌を振りまいてくれました。水鳥の中には、最近お目にかかる機会が少なくなったユリカモメが混じっていたため、その美しさ可愛らしさからレンズを向けました。

     直ぐ近くまで寄ってきたユリカモメ。


     餌を貰えると思って近づいて来ているようですが、餌やり禁止の看板がありました。
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     撮影は何時でもOKのユリカモメでした。
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     ユリカモメは暫くすると湖に戻り、また暫くする飛んで陸に戻ってきていました。
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     オナガガモも沢山いました。
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     そしてヒドリガモも。全員人間たちと遊ぶのが大好きなようでした。
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     湖岸から比良の山々を撮ってみました。山頂のスキー場は賑わっていることでしょう。
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    道の駅草津(文旦)の帰りにザゼンソウ 高島市にて  

     令和5年(2023年)2月11日撮影。
     晴れて暖かい春到来を肌で感じられる日となりました。毎年恒例のザゼンソウ見学と道の駅草津まで文旦(ザボン)を買いに出掛けました。10年振りの厳しい寒さも去り、寒さも交えながら日に日に春本番に近付いているようです。日没時間も遅くなって活動しやすくなっているのも季節の変化を感じます。今年は寒さは厳しかったのですが、積雪は大したことはなく除雪は1回で済みました。

     ザゼンソウの群生地には例年雪がありますが、今年は雪無しでした。


     群生地には多くの株がありますが、撮りやすい方向を向いているのは数えるほどです。
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     つい最近まで雪に埋もれていたのに開花時期を間違わないのは不思議です。
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     花弁が寒さを防ぐような格好で花を守り、発熱(25℃)と悪臭を発し昆虫を寄せ付けて受粉しているとのこと。
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     竹も一部で切られて明るく見通しがよくなっていました。
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     この群生地は公開されていますが、ある市では生育地をお尋ねしても教えてはくれませんでした。
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     道の駅草津で買ってきた文旦。帰宅して早速味見してみました。むいたのはオマケで頂いたもので、小さかったのですが艷やかで味は良かったです。
     道の駅のInstagramでも次のように紹介されていました。一部抜粋させて頂きました。 

     道の駅草津の店頭にお店を出されている「みかん屋さん」を御存知でしょうか・・・
     『入庵(いりあん)さん』
    三重県、南紀・熊野から色んな種類の果物、果樹を販売に来られています、などと綴られています。
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    泥んこコハクチョウ 高島市にて  

     令和5年(2023年)2月9日撮影。
     湖西のコハクチョウも北陸、東北の大雪の影響で数は大幅に増えており、何時もの倍近くが複数の田んぼに分散していました。何時もは数に変化が無いようでしたらスルーしていましたが、数が増えていたので一通り観て回りました。足環付きなど変わったコハクチョウなどは見当たりませんでしたので、泥んこのコハクチョウを撮ってみました。

     水を張った田んぼに数羽のコハクチョウが無心に採餌していました。昨年の同じ頃に福井でハクガンとコハクチョウが泥んこで採餌しているのを撮って以来です。


     最初に見付けたときはこの様な状態でしたので、嘴が真っ黒のため見たことがない珍鳥?、と一瞬思ってしまいました。
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     満足そうですから、きっと美味しかったのでしょうね。
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     暫くすると泥んこのコハクチョウたちは別の田んぼへと飛び立ち。
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     残った幼鳥も後を追うべく飛び立った方向を見つめています。
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     大きく旋回して、別の田んぼに降り立つ泥んこ組のコハクチョウ。
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     降り立った田んぼで昼寝タイムのようです。
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     令和5年(2023年)2月8日撮影。
     今日も所用で湖北まで出向き、その往復の途中で足環付きコハクチョウ(C12)を撮影することが出来ました。一昨日と同様に湖北のコハクチョウの数はMAX状態でその中の1羽を探すのですから正直気が滅入ってしまいます。しかし、C12のフレンドリーな様子を観たい一心で探し回るのも楽しいものです。行きも帰りにも出会うことが出来ました。バードリサーチには同一画像を報告していますが、何れもJEPGでブログ画像はRAWを現像した後載せています。全てノートリミングです。

     例によって農道に近い所にいたC12。


     今日は羽繕いの様子を見せてくれました。
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     眼の前で寛ぐC12。
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     帰りにも立ち寄ってみましたが、場所は大きく移動していましが農道直ぐそばにいました。この後、食べ疲れたのか寝入ってしまいました。警戒心0で接してくれるC12はとても愛おしく思っています。
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     オオハクチョウの一団が田んぼの端にいました。オオハクチョウもコハクチョウも麦畑が好きなようです。
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    足輪付きコハクチョウC12 湖北にて  

     令和5年(2023年)2月6日撮影。
     今日は春そのものの天気で、道路の温度計は10℃を示していました。敦賀のブログを通じての友人が節分を過ぎれば春の旨を記述されていましたが、まさにその通りの天気となりました。陽気に誘われたわけではないのですが、所用で湖北まで出向き、その帰りにコハクチョウを観て回りました。お目当ては3年間観察しているC12です。コハクチョウは北陸、東北の大雪の影響で数が大幅に増え、数え切れませんが900羽はいるように思えました。出会える確率は単純計算しても900分の1。実際は伏せている個体や二番穂がよく育っている所にいる個体など様々でした。見つけ難いように思ってしまいますが、C12のフレンドリーさもあって直ぐに見付けることが出来ました。全てノートリミングです。

     農道のそばで採餌に勤しむC12。


     C12は大抵農道近くにいることが多いので、特に金属足環の番号などが撮影し易いので助かりです。足環の番号など撮影データは、認定NPO法人 バードリサーチに報告しています。
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     C12はとてもフレンドリーで遠ざかることはなく、採餌しながらでも近付いてきます。
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     間もなく順次北帰しますが、見送りたくても湖から時間不定期での北帰行となりますので、全てのコハクチョウがいなくなってから「長旅の安全を祈っています」。今年の秋は、C12の幼鳥探しが楽しみです。
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    久しぶりのクサシギなど 近所の川で  

     令和5年(2023年)2月2日撮影。
     郵便局に手紙を出しに行ったついでに近所の川の様子を観察してみました。昨年にはコウノトリ複数羽がこの川で撮影されており、水鳥にとって餌が豊富なのは間違いないと思って実際に見て回りました。浅いところが多いので、もしかしたらシギ類が確認できるかもという期待感もありました。単なる期待でしたが、実際にクサシギを発見することになったのです。

     越冬か旅の途中か分かりませんが、とにかくクサシギを発見。


     浅瀬で採餌するクサシギ。イソシギと良く似ていますが、腹部の白い部分が上まで切れ込んでいないのでクサシギと識別しました。
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     この川にはコガモ、オオバンが多くいます。
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     ハシビロガモもいました。
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     カイツブリ。2羽でけたたましく水面を駆け回っていました。
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