2023年08月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    テスト撮影でルリタテハなど 自宅などにて  

     令和5年(2023年)8月31日撮影。
     普段撮影に使う機材の軽量化を図るため、新たにカメラ、レンズ一式を購入しました。三脚を含めた機材は可なりの重さとなり、できれば手持ち撮影をメインとするため手ぶれ補正やAF機能の優れているものを選びました。今までに使っていたカメラも必要に応じて使用するためEFレンズも有効活用したく、ミラーレスカメラのEOS R6とEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+テレコンバーターEF1.4×Ⅲをメイン機材としました。で、設定等も済んだ本日自宅の庭や近くの田んぼでテスト撮影をしてみました。

     EOS R6とズームレンズ。ズームレンズはテレコンバーターを使っても画質の低下は以下のテスト画像のように殆んど無いようです。


     ツマグロヒョウモンのメス。
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     ピント合わせは容易で、発色もお気に入りです。
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     このカメラで撮った最初の被写体がツマグロヒョウモン。カメラの進化は初撮影の不安を払拭してくれました。
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     翅の裏もとても綺麗です。
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     面白いようにピントが合うのでいくらでも撮ってしまいます。
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     続いて現れたルリタテハ。何年振りかの撮影で、まさかテスト撮影に現れるとは思いもよりませんでした。
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     翅の裏側はとても地味です。
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     翅の裏表が極端に異なり、翅をたたんでいる時は気付きにくいです。
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     蝶でも鳥でもルリ色は綺麗で魅力的です。この蝶、逃げ足はとても早くサッサと撮る必要があります。
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     セミの抜け殻。単焦点並みの描写には驚きです。オールキャノンの威力を感じます。
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    近くの田んぼにトビが集まっていましたので、瞳AFのテストをしてみました。
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     初撮影でこれだけシャープに撮れて良かったと思っています。コウノトリ、コハクチョウはどの様に撮れるか楽しみです。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ
     令和5年(2023年)8月7日撮影。
     この日は長浜市と高島市でコウノトリを観ることが出来て、両方とも田んぼの中ではなく畦や農道にいたので足環を容易に確認することができラッキーでした。高島市のコウノトリは何時もの観察している個体ですが、長浜市のは越前市安養寺巣搭で今年生まれの兄弟でした。かなり以前にも越前市放鳥のJ0138(たからくん)とJ0139(さきちゃん)の兄弟が幼鳥時に高島市に飛来していますが、昨日のことのように鮮明に思い出すことが多いです。

     J0526。2023.4.6越前市安養寺巣搭生まれのオス。親鳥は父J0169、母J0132です。足環は右:緑黃 左:黒黃。


     畦でも稲の向こう側であれば足環の確認は無理でしたが、丁度見えやすい所にいました。
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     農道脇で採餌していたJ0527。2023.4.6越前市安養寺巣搭生まれのメス。親鳥は父J0169、母J0132です。足環は右:緑黃 左:黒赤。
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     少し時間を開けてみてもほぼ同じところにいました。兄弟は約100㍍離れた所で行動していました。
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     長期滞在はしなかったようです。今度は何時、何処で会えるかな。
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    直ぐに畦に上がったコウノトリ(J0433)  高島市にて  

     令和5年(2023年)8月7日撮影。
     毎日確認の意味でコウノトリ観察に出向いていますが、内心は撮影できる距離か、足環を含めて撮影できるか、等など自分に都合の良いことばかり考えを巡らせながら現地に向かっています。稲の中で埋もれるように採餌していて、かつ段々と離れて行くような時は撮影意欲を削がれてしまいますので、早々に撤収となります。この日は幸運にも直ぐに畦に上がってくれました。

     到着時は田んぼの中で採餌中。確認できただけでも良しとするかと思っていると・・・。


     畦に向かって歩いて上がってくれたではありませんか
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    鮮やかな足環もはっきり見えました。足環は右:青赤 左:黃青でJ0433であることが確認できました。
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     畦を歩くコウノトリ。適度な距離で画像は全てノートリミング。このように撮れれば、初心者ですから幸せな気持ちになります。コウノトリは「幸せを運ぶ鳥」と言われていますが美しさと気品を兼ね揃えており、そのような気持ちになるのは不思議です。
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     畦はコウノトリのお立ち台のようです。カラーの足環は見ていても美しいですが、今年の5月以降の装着分は全て黒。個人的には黒以外のカラーの足環に戻して頂きたいと思っています。
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    コウノトリ(J0433)、電柱に 高島市にて  

     令和5年(2023年)8月5日撮影。
     この日のJ0433は電柱に留まっていました。田んぼにいるものと思ってその付近を探しましたが姿が見当たりません。はて?と双眼鏡で周辺を確認してみると、集落そばを通る車道の電柱に留まっているのを発見。個体の滞在確認が主目的ですので、邪魔にならない所に停車しての撮影となりました。

     寛いでいる様子のJ0433 。コウノトリは地上で見当たらない場合は、留まっていることがある電柱、鉄塔、場合によっては飛翔中があるので、総合的に確認するようにしています。時には少し深い水路で採餌している時もあり、どうしても見当たらない場合は水路沿いを走行して確認する時もあります。


     暫くすると直ぐ近くの農道の電柱に場所がわりしていました。空を見ているJ0433。
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     何か気になるのか頻りに空を見ていました。私には何も見えませんでしたが。
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     ごそごそしているので飛び立つのかと思っていましたが、結局飛ばず。
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     何処の田んぼに行くのか決めたようです。午前の早い時間に行くと電柱に留まっていることが多いです。
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    コウノトリ(J0433)が飛来 高島市にて  

     令和5年(2023年)8月4日撮影。
     前日に飛来していたようですがこの日初めて撮影に行ってきました。高島市では今年初めてのコウノトリです。過去、多い時では20羽くらいが大挙して飛来したこともあり、今後がとても楽しみです。1歳のメスのコウノトリで容姿端麗のコウノトリです。

     到着して最初は電柱に止まっている所で足環を確認しています。足環は右:青赤 左:黃青です。


     いくら綺麗なコウノトリでも光の加減で鋭く怖いようにも写ります。目の鋭さを強調してみました。1週間程度しか滞在しないと思っていますが毎日が楽しみです。
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    ヒオウギとツマグロヒョウモン 自宅にて  

     令和5年(2023年)8月1日撮影。
     8月は暑いのは覚悟しているものの、せめて朝晩は少しはしのぎやすくなると期待していましたがエアコンフル稼働が続いています。異常な物価高、つい最近賤ヶ岳パーキングエリアに買い物に行った時、ガソリンスタンドの数字を見て目が飛び出そうになりました。何とレギュラー1㍑当たり201円、これだけでも全ての物価を押し上げるはずです。物価が上がれば、消費税は比例して増収になって濡れ手に粟になっているはずですが、庶民に還元するような気配は全く聞こえてきません。夏の憂鬱さが増幅されるこの頃ですが、花など好きなものを撮っている時だけ嫌なことは忘れているようです。

     ヒオウギは祇園祭の花として知られています。不思議に祇園祭が近付くと何時の間にか咲いている不思議な花です。


     ツマグロヒョウモンのメス。オスも綺麗ですがメスは特別の美しさです。
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    コウノトリ(J0367)、直ぐ近くに 長浜市にて  

     令和5年(2023年)8月1日撮影。
     暑い暑いの連続ですが、この日は8月1日で日の出は遅くなり、日没は早くなり暦は確実に年の後半へと突き進んでいます。このまま行くと秋は紅葉を感じるくらいで一気に寒さへと突入し、夏から冬へと体感的には変化するのではと思っています。この朝、犬の散歩の時ツクツクボウシが鳴き、夕方にはヒグラシの鳴き声が聞こえていました。いつまでも夏と思って過ごしていた私ですが、ツクツクボウシなどの鳴き声で季節の変わり目を感じました。この日は直ぐ目の前にいるJ0367を撮影することができました。

     フレンドリーなJ0367はこちらに近付いてきました。足環は見えていませんが、首の所にプクッと膨れたところがあり、J0367の特徴でもあるので足環を見るまでもなく分かりました。


     コウノトリのクチバシは正面から見るととても鋭いのが分かります。敵を攻撃するための有力な武器となります。体格もあり、鋭くて長いクチバシは1メートル位に近付いてくることもあり、思わずのけ反ってしまいます。何もしませんが。
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     そして、近付いてくると恐怖を感じるのが目です。大きく眼光が鋭いです。
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     近くを回って再び近くを通ると農道に上がっていました。足環により個体が特定できます。
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    コウノトリが3羽 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月31日撮影。
     この時期は毎年田んぼ巡りが楽しみな時期です。目的はコウノトリを見付けることで、運良く見付けたら宝物を発見したような気持ちにしてくれるコウノトリです。思い通りにバシッと撮れることは稀ですが、コウノトリの圧巻の美しさ、迫力は期待を裏切らないものがあります。私はコハクチョウとコウノトリが好きですが、両方に共通しているものがあり飛翔姿の雄大さ、美しさ、概してフレンドリーな性格と観る人を惹き付ける魅力があります。

     2羽のコウノトリの所にもう1羽が舞い降りてきたところです。田んぼにいたコウノトリは翼を広げ、表情も嬉しそう。


     そうこうするうちに1羽が畦で上がり、もう1羽も追随して畦に。
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     左側の無羽繕いしているのがJ0367で2歳のオス。右側がJ0486で1歳のメスです。この2羽は足環が確認できましたので個体が判明しましたが、もう1羽は田んぼから上がってこなかったので誰なのか不明です。
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     J0367はJ0486が田んぼに入っていったのに追うことなく、休憩モードでした。
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     満腹なのか羽繕いに専念していました。
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     J0486は大好物のドジョウをゲットしていました。
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     此処の田んぼの稲には花が咲いていました。
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    車の直ぐ前方にコウノトリ 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月29日撮影。
     所用の帰路では時間的に都合が付けば、野鳥観察しながら観て回るのが何時ものパターンです。少し離れたところでもコウノトリの集団がいましたので撮れるだけ撮ってみました。この日、初めて黒色に個体番号を記した新型足環の個体も観察できました。

     車の前方はコウノトリが通せんぼしている状態です。過去にはバックしてコウノトリたちの邪魔をしないようにしたこともあります。


     こんな感じですからどれから撮ろうか迷います。
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     農道以外にも田んぼの中にも複数羽がいます。隣の田んぼへと飛び立ったコウノトリ。
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     シラサギなら近付かないうちに一斉に飛び去りますが、コウノトリは驚かさない限り近くにいます。
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     新型足環のJ0631。今後はこの新型の黒い足環が増えてくるので、カラーの組み合わせの足環より個体識別が難しくなるように思われます。私個人的には従前の足環のほうがコウノトリらしく親しみを感じていましたが・・・。
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     J0631は狭い水路がお好きなようでした。
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     水路を出ようとしているJ0631。
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     今までのカラーの組み合わせの足環では多少汚れていても何とか色が識別出来れは個体を特定できましたが、新型の黒い足環は汚れていると識別が難しくなるように思われました。このような思いは私だけで無いように思われますが、如何でしょう。
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    コウノトリ(J0246)、畦から田んぼへ 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月29日撮影。
     この日は2箇所でコウノトリを発見。可なり離れた場所での発見で、得をしたような日となりました。先ず、J0246が1羽でいるところを撮影しましたが運良く畦にいるところからの撮影となりました。暫くすると畦を降りて田んぼに潜り込みましたので、撮影時間は僅かでした。

     豊岡市戸島巣搭生まれのJ0246。4歳のオスでこの辺りにも良く来ていたJ0195(戸島くん)の1歳年下の弟です。足環は右:黃緑 左:緑黃です。


     コウノトリを観察していると、親子や兄弟など観察できる面白さ楽しみがあります。
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     畦から下の田んぼに降りるつもりのようです。降りて田んぼに潜り込めば万事休すとなりますので、連写モードとなります。
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     このコウノトリは幼鳥時に収容されたことがありますが、今では元気そのもの。
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     コウノトリは食べることに頭が一杯で躊躇することなく稲に潜り込みました。
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    暑くても元気なコウノトリたち 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月26日撮影。
     今年の夏は特に暑いように感じますが、コウノトリたちは案外平気なようでご機嫌麗しい姿に元気を貰いつつ撮影に出向いています。現地でコウノトリを発見すると、その圧倒的な迫力と美しさに惹き込まれ、暑さは忘れて撮影に集中しているのが不思議です。私はコウノトリとコハクチョウが好きで、どのようにその美しさを写し止められるか、下手は下手なりにチャレンジを続けたいと思っています。撮影機材をも含めて検討しているこの頃です。

     これはある特徴からJ0367です。暑いからクチバシを開けていますが、表情はとてもご機嫌です。


     J0367。コウノトリ個体検索で足環の色を入力すれば直ぐにJ0367と出てきます。ただ、この個体だけの特徴がありますので、稲の中にいても誰だか分かります。何だと思われますか?間違い探しではなく、正解探しです。
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     田んぼから田んぼへと畦を越えて入り込もうとしているJ0367。
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     泥んこのJ0625。勉強不足は常ですが、この足環を見た時は驚きで外国から飛来したのかと思ったりしました。
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     J0625が採餌しています。元気な証拠で泥んこです。
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     足環が分からなかったコウノトリが飛び立とうとしています。チャンス到来で連写開始。
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     足環からJ0520であるとわかりました。個体確認のチャンスはほんの一瞬でした。
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     令和5年(2023年)7月25日撮影。
     この日は複数羽のコウノトリを観察することが出来ましたが、その中でも印象的な2羽を載せさせていただきます。以前、湖北に長期滞在していたJ0167は淡路で3年連続子育てをしており、今年もヒナ(J0625 )を連れて湖北にやって来ました。もう1羽は道路を自分専用みたいに占拠していて、そばを通る車が超除行していたのですが本人は知らん顔で印象的でした。

     久しぶりの電波塔で寛ぐJ0167。湖北に滞在していた時も電波塔に良く留まっていました。当時は「女帝」と呼ばれていましたが、今や淡路の「女神」さんになられたようです。


     空のブルーが綺麗でした。
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     J0167の子供のJ0625。左足に1個だけエルザリングの足環を付けているのが特徴です。なお、親子は可成り距離が離れた所で観察しています。
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     J0625。足環が上の方に上がっています。何故このようなプラスチックの足環が取り付けられたのか、不思議に思っていたのですが、この個体は足環取付時には体格が通常より小さく、金属足環も用意されていたのですが小さめのプラスチックの足環が取り付けられた、という理由がネットに載っていました。観察した限りでは立派に育っており体が小さいという感じでは無かったので一安心です。
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     電柱から飛び立つJ0625。元気そのものです。淡路の皆様にもご覧いただきたいと思っています。
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     道路を悠然と歩いていたJ0367。車が来ても逃げないので車が超徐行で横を通っていました。試しに車から降りて近付いてみましたが動く気配はなく、フレンドリーなのは嬉しいけれど車に轢かれないか心配になりました。
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    白いハスの花など 高島市にて  

     令和5年(2023年)7月24日撮影。
     ハスの花が咲く頃は未だ暑さ真っ最中ですが、チョウトンボなどのトンボが飛び秋が近付いていることを感じます。この日は、ショウブ畑にハスが植えられていたので様子を観てきました。ハスの種類は分かりませんが、白色とピンクが観られました。

     白い蓮の花。訪れた時は蕾で咲き始めのようでした。


     ピンクの色の蕾もありました。全体的にまだ蕾が多かったです。
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     蓮の花といえば、このような花をイメージします。琵琶湖岸の蓮の花はとても大きく種類が違うように思います。
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     好きな花ですので、撮影位置を変えて撮ってみました。
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    コウノトリ3羽、個体確認できず 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月22日撮影。
     所用の帰り道にもしコウノトリがいればと立ち寄ってみました。3羽を確認しましたが、距離は遠く、稲の成長で足環は確認でない状態で、おまけに畦は草が茂っていました。これなら畦に上がることを期待して待っていても個体確認は無理です。ただ、左方に農道があって、コウノトリから近い場所がありましたが、プロらしき方が微動だにせずに独占取材されており、諦めが肝心と即撤収しました。

     採餌のため田んぼの中を歩行していました。手前の畦も背の高い草が繁茂しており、ピント合わせもままならぬ状況でした。


     これは完全にお手上げ状態で、草の中にコウノトリの頭が少し見えています。
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     一応3羽を撮影して撤収しました。例え足環が良く見えても泥まみれの時もあり、個体確認が出来ませんが諦めがつきます。足環をどのようにして撮影するかなど難しさは尽きません。
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    ヒオウギ、ミゾハギ 自宅の庭にて  

     令和5年(2023年)7月21日撮影。
     この時期は元気にしているはずですが、6月23日の手術の失敗により痛みで苦しんでいるクライマックスの時期でした。1時間もしないうちに襲ってくる激痛、歯を食い縛って耐えていました。このための睡眠不足もあり日々自分的には地獄に住み着いているようでした。そんな中、庭の花は心に光を照らしてくれました。

     ヒオウギ。毎年祇園祭の頃に必ず咲いてくれます。宿根草ですが移植後の成長に不安がありましたが、祇園祭を憶えてくれていました。


     1日花で、忙しくて後で撮ろうとすれば撮影時期は失しています。花の命は短して・・・の通りの花です。
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     この地域では盆花として使われているミゾハギ。私の宗派では使ったことがありませんがこの辺りでは自宅を含め至るところで見られます。
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    コウノトリの個体確認は難しい 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月18日撮影。
     この日は通院日での帰りに立ち寄った田んぼでコウノトリを発見。今頃の時期は稲は穂が出るくらい成長し、畦の草も繁茂していることがあり足環の確認が如何ともし難い場合が多々あります。この個体は恥ずかしながら私の先入観で個体を判断したもので、後になってこの個体はJ0625であることが判明しました。
     J0625は淡路生まれの0歳のオスで、長浜ではお馴染みのJ0167の子供です。では何故先入観で判断してしまったのか、この個体の足環は通常の足環と違ってエルザリング1個を踵関節より下に装着しているためです。見た目には「足環なし」のコウノトリと間違ってしまいます。この日、コウノトリ市民科学には足環なしとして報告してしまっています。
     なお厄介なことには、本物の「足環なし」もいるので指の辺りまで確認しないことには、そのどちらかを判断することは出来ないのです。そのややこしい画像を含めてピックアップしてみました。

     このように稲の中にいた場合、畦に上がるかしないと個体の識別は出来ません。


     畦に上がるとやっと左足の先にリングが見えました。これがこの個体の足環です。おしゃれですね。
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     畦でも足の先まで見えていません。先入観では「足環なし」としてしまいます。
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     これも足環が見えていませんがドジョウを咥えていたのでパチリ。
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     見えていそうで足環は見えていません。
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     逆光ですがPCで拡大すれば容易に足環を確認できます。今後、エルザリングの個体を前提に足の先まで確認しないことには個体の特定が出来ませんので、より慎重に観察して撮影する必要があります。ご参考になれば幸いです。
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    良く見掛けるツマグロヒョウモン 自宅の庭にて  

     令和5年(2023年)7月12日撮影。
     庭にはスミレ類が多いためかツマグロヒョウモンがよく見られます。色々なチョウがやって来ますが、ツマグロヒョウモンを除いて特急でやって来て、特急で飛び去ります。撮りやすいツマグロヒョウモンにレンズを向けてみました。

     庭の砂利の上で休憩しているツマグロヒョウモン。


     身近で何時でも何頭か飛んでいます。お陰でスミレの葉っぱはボロボロです。チョウの美しさは素晴らしく、自然は色の調合の天才ですね。
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     カメラはこのアガパンサスを撮るため持ち出しました。大輪のアガパンサス。
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     シロバナのアガパンサス。夏らしい花です。
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    コチドリが田んぼに 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月11日撮影。
     この日は長浜市まで出向くことがあり、帰り道は勝手が分かっている田んぼを回りながら、もしコウノトリがいればという気持ちで走行していました。そこで見つけたのがコチドリの集団。コチドリがいたところは今は大規模公共工事の真っ最中で、残念に思いながら横を通っています。最近はコチドリを見掛けないな、思っていた矢先の出会いでした。

     小さい上、良く動き回るコチドリ。可愛らしいですがピント合わせは大変です。


     田んぼに分散しているので、どれを撮ろうか迷ってしまいました。まだ若い個体のようで親子で自然研修だったのでしょうか。
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     若いと思われる個体にヒントを合わせてみました。アイリングが魅力的です。
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     親鳥でしょうか。水溜りに姿が写っています。
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     農道にも数羽が上がっていました。久々のコチドリでした。
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    大雨後の姉川 長浜市にて  

    令和5年(2023年)7月7日撮影。
     7月初旬はまだ梅雨の真っ最中で、各河川は時により全く違った姿に豹変します。この姉川も梅雨時期には人の命をも奪うほど荒れ狂います。この日は流れも概ね落ち着き、ダイサギなども戻ってきていました。ダイサギなどの目的は遡上してくる鮎で、流れが穏やかな時期には夥しい数のサギ(ダイサギ、コサギ、アマサギなど)が集まっています。

     ダイサギ、コサギが鮎を狙っていました。


     水鳥たちの食料庫のようで、カワウも潜水猟法をしていました。
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     申し合わせしているかのように同じ方向を向いているのが面白いです。
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     ヤナ場はまだ流れが強く、魚(ハス)が勢い良く飛び跳ねていました。
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     川の近くにいたアマサギ。麦を収穫後に稲を植えるための準備をしている田んぼで見掛けました。
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