2023年09月 - 花・鳥は友/湖国の自然
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    花・鳥は友/湖国の自然

    身近な自然を中心に撮影記録しています

    ヒガンバナ撮影、桂浜にも  高島市にて  

     令和5年(2023年)9月27日撮影。
     前日に引き続きヒガンバナ撮影に出向きました。この日は桂浜園地でヒガンバナの撮影スポットでもあります。一面がヒガンバナで覆われていると言った感じですので、その美しさに負けて漫然とシャッターを押してしまっています。湖岸をよく歩いてみて、今度は撮影はどのあたりをから撮るのが良いかゆっくり考えてみるのも楽しみです。

     ここは未だ蕾のものがたくさんありました。開花すれば見頃は1週間もありませんので開花状況を注意深く見守る必要があります。


     いずれにしてもこの辺りのヒガンバナの多さには驚きです。生命力の強靭な植物ですが、自然繁殖したものか過去に植えられたものなのか不思議なくらいの多さです。
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     湖岸にはすぐに出られます。古い杭が立っていましたが、可成り年季が入っているようで、過去の色々なことを見て来ているようです。
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     岸寄りにはハマヒルガオが群生していました。何でも無い植物のようですが、琵琶湖の歴史の生き証人です。
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     桂浜園地の案内。
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     撮影機材:EOS 1DX、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art

    高島市源氏浜のヒガンバナ  

     令和5年(2023年)9月26日撮影。
     この日は大津市にある霊園で父母の墓参りを済ませ、帰路で見頃のヒガンバナを観てまわりました。場所は源氏浜というヒガンバナ撮影スポットです。今年は酷暑続きでヒガンバナの開花が1週間ほど遅れたようですが、目の覚めるような開花を見ていると秋の到来を肌で感じることが出来ました。また、湖岸を歩くのは琵琶湖の雄大さ、不思議を直に感じることができ、お気に入りの場所でもあります。毎日見ていても素敵な湖です。

     湖上に竹生島が見えるところでヒガンバナを撮ってみました。


     黒松の防風林のにはヒガンバナがお似合いです。
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     レトロな手動式のポンプもありました。
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     源氏浜は広いので散策コースにもなっているようです。
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     一面がヒガンバナの絨毯のようです。今や田畑など至るところにヒガンバナが咲いています。このヒガンバナを添えてどの様な写真が撮れるか楽しみです。明日はもう一つの撮影スポット桂浜に出向いて見たいと思っています。
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     撮影機材:EOS 1DX、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art

    稲架掛(はさかけ)、近所で 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月25日撮影。
     今日では殆んど見られなくなった光景の稲架掛。「はさかけ」と言うのですが地方によって言い方は色々あるようです。今日的にはコンバインで刈り取って機械的に乾燥させて保存となるのですが、昔ながらの乾燥方法は鎌で刈り取って3週間ほど稲架掛けして乾燥させていました。この方法は手間がかかりますが、美味しいお米に仕上がると言われています。しかし、今日では稲架掛けの光景は殆んど見掛けることが無くなってしましました。記録としても貴重ですので、逆光を避けて朝方に撮影してみました。

     昔ながらの稲の乾燥方法「稲架掛(はさがけ)」。


     これだけ積み上げるには大変な労力が必要です。
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     お米一粒一粒に魂がこもっているように感じました。
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     隣にも稲架掛けがありました。
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     大きな脚立が如何に重労働であるのか物語っているようです。私は毎年畑仕事用に10束程の稲藁を貰っていて運ぶだけでも大変でした。
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     空は澄んだ秋空。実りの秋を感じました。
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     酷暑が去り、秋の到来は爽やかでした。秋の空も撮ってみました。
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     撮影機材:EOS 7D Mark II、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art

    「何だろう?」夕方に咲く花など 自宅の庭にて  

     令和5年(2023年)9月22日撮影。
     この日も夕方に咲く花が咲いているのを見付けてやっと「何だろう」を撮ることができました。自分とこに咲いているのだから、やっとと言うのは可笑しいのでは?と思われても当然かも。朝に蕾が出来ているのは気付いていても、夕方は畑の水やりとかバタバタして忘れてしまっていることばかりでした。朝には萎み撮影チャンスは夕方の僅かの時間で、名前すら分からずでしたが、調べてやっと分かりました。「アメリカアサガオ」という種類だそうですが、朝には咲かずに夕刻に咲きます。

     目立たない小さな花です。今までに植えたこともない花で不思議そのものです。夕刻にひっそり咲く「アメリカアサガオ」。帰化植物で控えめに咲く様子が私にとっては魅力的です。


     昼咲き月見草。長らく次々に咲きましたが最後の1輪となりました。美しい花で、美人薄命と言われますが、この植物は雑草より強健です。
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     ムラサキシキブ。紫色に色付き、秋を感じる頃となりました。
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     ヒオウギの種。この種からヒオウギが来年芽吹きます。
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     ノジギク。兵庫県の花で、朝ドラのらんまんにも出てきた野生ぎくで、牧野富太郎博士が発見された菊です。
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     ヤブランの花。この花が咲くと、暑くてももう秋だな、と感じます。
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    撮影機材:EOS 1DX、EF50mm F2.5 Compact Macro

    庭のジニアなど 自宅にて  

     令和5年(2023年)9月17日撮影。
     コウノトリが旅立ったようですので次の撮影機会まで過去の撮影画像を載せさせていただきます。庭では多くの花を育てていますが、出来るならばチョウが寄ってくるものとしてジニアを毎年育てています。丈夫で育てやすく、次から次に花が咲き庭全体が明るくなったようになります。チョウなどの昆虫も集まり楽しい花です。

     今年は特に暑さが厳しく、それも長く続きましたがジニアは近年になく綺麗に咲きました。


     色はご覧のように色々な色の花が咲くのも楽しみです。
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     同じピンクでも色の濃淡がまちまちです。
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     ジニアの傍でひっそりと咲くバラも綺麗です。
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     撮影機材:EOS 1DX、EF50mm F2.5 Compact Macro

    コウノトリ(J0433)、午後からは逆光でした  

     令和5年(2023年)9月24日撮影。
     この日は朝早くから膳所方面まで出掛け、帰りは湖西道路が二車線から一車線になる合流地点のかなり手前から大渋滞の一寸刻みとなり予定より遅く帰宅した関係で、コウノトリ観察は西日が強い時刻となってしまいました。それも逆光位置と撮影としては厳しい状況でした。逆光のコウノトリも何時もとは違う雰囲気での写真が撮れました。

     休憩していたコウノトリ(J0433)が突然ストレッチを兼ねての大あくび。


     逆光も都合の良くないことばかりではなく、白い羽の感じを撮ることが出来ました。
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     この地でかなり長期に孤独を楽しんできたJ0433ですが、今日は何か物思いに耽っているように思われました。
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     顔の向きが微妙に変わるだけで真っ黒け。でも瞳AFは外れることは無かったので、撮影自体は従前のどの機種より容易でした。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ
     令和5年(2023年)9月23日撮影。
     今日は所用が多いため朝早くにコウノトリ(J0433)観察に出向きました。まだ電柱に留まっているかも知れないと、先ず最初は電柱を見渡しましたが留まっていないので、ドジョウ探しでもしてるのかと思って昨日の場所を覗いてもいません。はて?と辺りを見渡すとイナゴエリアで発見。今日は忙しそうにイナゴ捕りに勤しんでいました。

     この真剣な目付き。イナゴ捕りに余念が無いようです。


     ひこばえが良く育っているのでこの時くらいしか足環を撮ることが出来ませんでした。
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     よく見えそうな目で此方を見ています。「また来たな」とでも思ってるのかも知れません。
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     結構距離がありましたが、良く見えそうな目が写っていました。これはイナゴに釘付けになっている目で、撮影者は眼中には無いようです。二番穂が出始めているのが良く分かります。もうすぐコハクチョウがやって来る季節となりました。此処にはコハクチョウは来ませんが二番穂はコハクチョウの栄養源となります。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ
     令和5年(2023年)9月22日撮影。
     何日か激しい雨が降ったため朝晩の気温は一気に下がり秋めいてきました。田んぼは水で潤い、ドジョウが活動を始めたためコウノトリにとっても恵みの雨となったようです。このため、主要な餌はイナゴからドジョウに変わり、毎日ほぼ同じところで採餌していたコウノトリ(J0433)はドジョウを求めて広範囲に移動しています。

     田んぼの端の水溜りでドジョウを採餌しているJ0433。


     ドジョウをゲット。大好物のドジョウを探して捕るのは生まれつき上手なようです。
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     どのコウノトリでもドジョウは田んぼの端に集まっているのを良く知っています。
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     次々にドジョウをゲットしていました。
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     コウノトリ観察に向かう途中に咲いていた彼岸花。今年は暑さのため彼岸花の開花が例年より遅れているようです。場所はメタセコイア並木です。この画像だけ撮影機材はEOS 7D Mark II、SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0433)、思いがけない所に 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月21日撮影。
     ここ最近天気が不安定で午後からは突然の猛烈な雨が降るので、この日は朝の早めに行ってみました。小雨は降っていて画像はスッキリしませんが、記録撮影ですので撮れただけ良かったと思っています。現地到着時には何処にも見当たらず、辺りを一通り走行してみることにしました。すると、獣害防止のための太い金網に囲われた田んぼの隅っこにいたのをやっと見付けました。

     この画像は金網越しに撮ったものです。思い切り金網に近付いて撮れば何とかなるものです。コウノトリ(J0433)は雨水が溜まっている所にドジョウがいることが分かり、以来イナゴ捕りよりドジョウ捕りにハマっています。


     金網より高いところから撮れる場所を探して移動しましたが、後ろからの撮影となりました。頭部は泥に汚れ、足環も汚れてきています。ドジョウ捕りに夢中になっている証拠です。
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     金網のない方向に向きを変えました。飛び立つ前兆のようです。
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     案の定、大きな翼を広げ飛び立ちです。
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     この後すぐ隣の電柱に留まり羽繕いをしながら休憩タイムでした。高速連写に設定していましたが後ろ向きばかりでした。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0433)、ドジョウをパクリ 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月20日撮影。
     さあコウノトリ観察へ、思っていると突然のスコールのような土砂降り。暫く待っていると雨も止んだので出向くと、コウノトリ(J0433)は何時もとほぼ同じ場所にいました。激しい雨だったので羽が濡れていると思ったのですが、羽は綺麗サッパリで雨後を感じさせない姿に流石全天候性の鳥だなと感心しました。激しい雨の後には水溜りが出来ています。ドジョウが復活しているのか、ドジョウを連続ゲットしていました。

     大好物のドジョウをパクッ!


    到着直後の様子。最初からフレンドリーですが、更に慣れてくれています。
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     ドジョウをクチバシの先に咥えています。
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     水が溜まっているところを点検しています。イナゴ捕りとは採餌スタイルが異なっています。
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     地面を突くようにしてドジョウを探すコウノトリ(J0433)。
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     約2ヶ月も滞在しているとお友達もできました。それぞれ羽繕いをしながらゆったりとした時間を過ごしていました。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0433)、遠くから近くに 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月19日撮影。
     この日は何回もにわか雨が降り、一時はスコールのような雨が降るなど不安定な日でした。コウノトリ観察の時には雨が止んでいたので良かったのですが、コウノトリ(J0433)は広い田んぼの一番奥で採餌しており、待てば近くにやって来る鳥ですので暫く待つことにしました。待っていた甲斐あって、丁度よい距離に2回イナゴを捕りながらやって来てくれたので、フレーム内に程よく収めることができました。このため全てノートリミングです。

     畦を歩きながらやって来たので、シラサギが背景になるところを狙って撮ってみました。


     手前の田んぼに降りようとしたところをパチリ。
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     ひこばえが育っている田んぼでイナゴ探し。
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     イナゴは丸のみです。
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     イナゴ捕りに夢中です。私達も栗拾いなどでは時間を忘れて夢中になりますのでコウノトリも同じような心理かも知れません。雨後ですのでひこばえの水滴が光っていました。
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    撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ
     令和5年(2023年)9月18日撮影。
     今日はツユクサが綺麗に咲く畦でイナゴを捕りながら歩いていました。この前、小浜でコウノトリを撮ったとき道端にツユクサが一面に咲いていて、コウノトリと一緒に撮れれば良いのにな、と思っていました。その願いが高島市で実現できました。ツユクサの花は好きな花で、レンズを向けたりしています。

     好きな花とともにコウノトリ(J0433)を撮ることができ、コウノトリが更に美しく見えました。朝日を浴び、黒羽が金属光沢に輝いていました。


     イナゴに注意を向けている様子。
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     瞬時に捕まえてイナゴを咥えています。
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     イナゴの時間制限なしの食べ放題になっていました。同じパターンでしたので撮影所要時間はおよそ2分でした。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ
     令和5年(2023年)9月17日撮影。
     稲刈りも進み黄金色の稲穂も残り僅かとなっている田園光景です。田植え時期から収穫時期まで写真に撮りたいなと思う時期が連続します。コウノトリは田植え機やコンバインなど無い昔から農家の方々と共に過ごしてきた穏やかな水鳥です。コウノトリは稲を食べるため田んぼにやって来ていると思っておられる方があるようですが、コウノトリは完全肉食で植物を食べることはなく魚類や昆虫などを捕って生活しています。コウノトリがやって来る田んぼは稲が良く育つとも言われています。

     現地到着時は草の向こう側の畦を歩いており、足環がチラッと見えていました。


     すぐに見通しの良い畦に出てくれました。「撮るなら今ですよ。」とでも言っているようです。
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     畦を歩いて遠ざかるのかな、と思っていると・・・。
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     イナゴを求めて稲の中へ突撃。しかし、稲を踏み倒すことはありません。
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     黄金色に実った稲穂を掻き分けながらのイナゴ探し。この様にして進むとイナゴが飛び出してくるところをパクっと捕ります。撮影はここまでで、時間にして1分程でした。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0433)、イナゴ捕りに夢中 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月16日撮影。
     この日のコウノトリ撮影第2弾です。小浜のJ0206(誠くん)を撮って帰宅後の休憩の後、何時ものJ0433の観察に向かいました。朝夕は涼しくなったものの、日中の日照りは体が日干しになりそうなくらい暑かったです。その様な暑い中、J0433は直射日光を浴びながら忙しくイナゴ捕りに勤しんでいました。コウノトリ市民科学(https://stork.diasjp.net/)に報告したものをRAW画像を現像等のうえ掲載させていただきました。

     イナゴをパクリ。


     イナゴが辺りに沢山います。飛び跳ねるイナゴに負けじと早足で追いかけていました。
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     コウノトリは体が大きいことはご承知のとおりですが、その動きは機敏で走る速さも想像以上です。我を忘れたように食事に夢中で、きっと幸せだったに違いないと思われます。
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    撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0206)、巣搭近くで 小浜市にて  

     令和5年(2023年)9月16日撮影。
     今日は小浜漁港で何が釣れているか、下見を兼ねて新鮮な魚を買いに出向き、その帰路で巣搭近くに立ち寄ってみると小浜ペアを確認したものの、はるかちゃんと思われるコウノトリは川越に飛んでしまい、残るJ0206(誠くん)を撮ってみました。此処はヒナが誕生する都度訪れていますが、ヒナの面倒を見ているのはJ0196(はるかちゃん)でJ0206(誠くん)は何時も不在でした。誠くんを撮りたいと思い続けること数年、やっとの出会いで初撮影となりました。

     電柱から勢いよく飛び立つJ0206。


     田んぼに降り立ったJ0206(誠くん)。はるかちゃんが伴侶として選んだだけに、凛とした男前でした。
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     逆光ぎみの所でも撮ってみました。
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     おまけ:撮影中、米軍の戦闘機飛来!、と思いきやラジコンの飛行機でした。AFの追従性を確認するため撮ってみました。
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    撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0433)、何時もの場所で 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月15日撮影。
     コウノトリも滞在期間が長いと色々なカメラマンが撮影に来られているようです。今は稲刈りの真っ最中で時間帯を選ばないと所在不明ということもあり、観察できる時間帯を選んで出向きました。このJ0433fはかなりフレンドリーで、車中から撮っている限り遠ざかることはなく、まだ不慣れなカメラとレンズセットの練習相手にもなってくれています。

     非常に器量良しのJ0433。如何に綺麗に撮るかが目下の目標です。


     この時の気温は約30℃。コウノトリも田んぼの水で喉を潤していました。
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     コウノトリの特徴は此方の心まで見透かしているような済んだ鋭い目。撮影でこれだけは外せないポイントと考えています。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    西池のスイレンとハス 長浜市にて  

     令和5年(2023年)9月8日撮影。
     冬季には夥しい冬鳥の飛来で野鳥の楽園となる西池ですが、夏場はハスで埋め尽くされ花の楽園となります。既にハスの見頃は過ぎて「残り僅かのハス」が咲いていました。過ぎゆく季節を感じる光景を撮ってみました。ハスが枯れる頃にはオオヒシクイがやって来ます。

     西池に咲くスイレン。何年か前には小さな株でしたが、今ではかなり繁殖しており花は12輪も咲いていました。


     残り僅かの蓮の花。
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     蓮の花は2輪撮るのがやっとでした。多くのチョウトンボが見られる時期は過ぎて、過ぎゆく季節感が漂っていました。オオヒシクイの時期に機会があれば訪れてみたいと思っています。
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    撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    敦賀湾を航行するカーフェリー 敦賀市にて  

     令和5年(2023年)9月9日撮影。
     この日は越前市までコウノトリ観察に出向きその帰路で撮影したカーフェリーと岩礁に留まるイソヒヨドリを撮りました。越前には何時も越前海岸沿いの8号線、しおかぜラインを走行します。海沿いにはイソヒヨドリが多く見られ、敦賀湾には色々な船を見ることが出来るのが楽しみです。そして、最近は敦賀港にサヨリ釣りにもよく出向き、後のことを考えると困るくらいよく釣れています。
     ブログ掲載の遅れを取り戻そうと頑張っていますが、今まで使っていたPhotoshop Elementsでは最近購入したカメラのRAW画像を読み込んで現像処理が不可となり、バージョンアップファイルをダウンロードしたのですが、インストールが出来ませんでした。アドビに電話して丁寧に教えていただき無事インストールが完了しました。このため掲載が一時途絶えてしまいました。
     ご参考になればとインストールの手順を記させていただきます。フリーズしたインストールオプションの画面のアドビのロゴをクリックして、キーボードのTabキーを7回連続で押してくださいとのこと。現れた続行ボタンを押すと、不思議にインストールが始まりましたではありませんか。今日の時代、手品のような方法にビックリしました。アドビの担当者はこの方法を丁寧に教えていただきましたことには感謝しています。

     近海郵船のカーフェリー「なのつ」。目前のフェリーターミナルに向かって航行していました。8348tで全長167.72㍍の巨体で、乗用車152台を運びます。この船は博多-敦賀間を運行しています。乗る用事はありませんが、見ていると乗ってみたいな、と思うから不思議です。


     岩礁に留まるイソヒヨドリのメス。往復で数多くのイソヒヨドリを撮ろうとチャレンジしましたが、今回は全員見事に逃げられてしまいました。自宅近くのイソヒヨドリはフレンドリーですがここのは逃げ足が早いです。シャクですので、岩の上に留まって「ここまでおいで」と言っているのを記念に撮ってみました。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0433)、前日と同じ場所で 高島市にて  

     令和5年(2023年)9月9日撮影。
     J0433は前日と同じ場所でセッセと採餌に勤しんでいました。イナゴを次々にゲットしていて食べるのに忙しく、幸せそうでした。稲を掻き分けながらのイナゴ捕りより背丈の低い草地のほうが採餌しやすく、場所選びも流石です。また、撮影する方にとっても足環はよく見えているので最高の場所でした。

     右に行ったり左に行ったり忙しく動き回っていました。


     イナゴをゲットしたところは手前の草にピントをとられ、ボケてしまっていました。瞳AFも万全ではないようです。
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     ピントと手ぶれ補正は格段に進んでおり、非常に撮り易い機材ですが、白い羽の多い鳥は白飛びしやすく露出補正は慎重にしています。白ではなく白い羽が一枚一枚集まっている質感が出せればと思っています。コウノトリ市民科学にはこの3枚の画像を添付して報告していますが、画像補正を全くしていないオリジナル画像で白一色になっています。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    キアゲハ、3頭が羽化 自宅の庭にて  

     令和5年(2023年)9月9日撮影。
     今朝、ボーダーコリーを動物病院に連れて行くため車を庭の中へ入れたり準備を整えた後、時間があったので何気なしに花の植え込みに目をやるとキアゲハ3頭がジ~ッとしているので良く見ると羽化の後のようでそばには空のサナギがありました。羽化したてのキアゲハはとても綺麗で記念撮影をすべくカメラを持ち出しました。

     最初見た時はキアゲハがサナギを守っているのか?と思いましたが、冷静に考えてみると羽化して間もないキアゲハで、そばには抜け殻のサナギがありました。


     動かないから翅の裏面しか撮れませんでしたが、初々しく何とも言えない美しさでした。
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     キアゲハはこんなにも綺麗なのか、と思うほどでした。
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     それぞれに微妙な色の違いがありますが、スッカリ魅了されました。
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     撮っているとツマグロヒョウモンも留まってくれましたので、ついでにパチリ。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ
     令和5年(2023年)9月8日撮影。
     暫く姿が無かったJ0433。もしかしたらと立ち寄ってみると元気な姿が戻って来ていました。もう何回も出会っているので警戒心はなく、ルンルンの姿を見せてくれて一安心でした。足環もはっきり確認できる所にいたのも何よりでした。

     1羽で飛来していますが寂しくは無いようでルンルンのご様子です。


     湿地状の水溜りに何かいないか確認しているようです。
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     立ち止まっては羽繕い。
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     黒色の羽根も金属光沢に輝き、コウノトリの魅力を引き立てていました。
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     ブルッブルッと体を振るわせたJ0433。電気が走ったような姿が見られました。
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     撮影機材:EOS R6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0119&J0481) 越前市にて  

     令和5年(2023年)9月6日撮影。
     ようやく体調も復調し、先ずはお馴染みのJ0119(ゆめちゃん)とJ0481(みほとくん)観察のため越前市まで出向いてみました。滋賀県ではコウノトリは飛来しますが定着はしていません。お隣の福井県では県、自治体、地域の一丸となった取り組みにより繁殖事例も多く、コウノトリを見掛けることが普通となっています。この2羽のペアも以前は湖北に良く飛来していましたが、結局越前を終の棲家としてしまいました。

     J0119(ゆめちゃん)の背中を撮ったのは、放鳥時には取り付けられていたGPS発信器が外れてしまっていることを敢えて確認するためです。外れたのは可なり以前ですが、気付いたのは敦賀の知人だったようです。肩の荷がおりたようにスッキリしています。


     ゆめちゃんも今年で9歳です。時の流れは早いもので、コウノトリの中でも大先輩となっています。
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     みほとくんとは田んぼ一つ離れた所で採餌していました。
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     こちらはJ0481(みほとくん)。今年10歳のコウノトリです。背中にはアンテナ付きのGPS発信器を背負っています。ですから、当初彼のことを「アンテナくん」と呼ばれていました。
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     J0481(みほとくん)は中々の男前。ゆめちゃんとともに長生きしてほしいと願っています。
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     ゆめちゃんの所へと飛び立つみほとくん。
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     撮影機材:EOSR6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    イソヒヨドリ、久し振り 自宅の前にて  

     令和5年(2023年)9月5日撮影。
     自宅近くにはイソヒヨドリのペアがいて、オスは自宅周辺の電柱の天辺に留まって美声を聴かせてくれるのが日課となっています。ここ数ヶ月は子育てだったのか姿を現すこともなく心配していた矢先に姿を現しました。ペアで飛んでいる姿も確認できましたので、これから当分はイソヒヨドリが楽しめます。

     住宅地を住処にしているイソヒヨドリ。レンズを向けても美声の発声練習は続いています。


     美声を八方に響かせるためあちらこちらに向きながら張り上げていました。
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     撮影機材:EOSR6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

    コウノトリ(J0367)、1羽で畦に 長浜市にて  

    令和5年(2023年)8月14日撮影。
     J0367は孤独を楽しんでいるかのようにこの日も田んぼの畦に佇んでいました。何時も1羽で行動していたので可愛そうだなと思っていましたが、9月に入って豊岡市の円山川で集団と合流しているのが観察されており一安心です。長浜市には単独研修旅行だったのかもしれません。

     フレンドリーな性格のためか、車中からの撮影でもあり平気なようです。


     この場所がお気に入りのようで動く気配はありませんでしたが、丁度足環も良く見えていましたので観察する者にとっては好都合でした。
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     少し待っていると、電車の方に向かって歩きだしました。敦賀方面行きの電車を見送っているようです。
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    ダイミョウセセリなど、自宅の庭にて  

     ご令和5年(2023年)8月12日撮影。
     この日の朝サギソウが初めて咲いていたのでカメラを持ち出して撮影し、ついでに花などを撮っていたところダイミョウセセリを発見。日本全国で見られるので珍しくはないのですが、私としては初めての出会いでしたので飛び去られないうちに慎重に撮影しました。花と蝶は共存関係にあるので毎日が楽しみです。

     ダイミョウセセリ。黒地に白斑があるのが特徴で、関東型と関西型があり後翅に白斑がありますので関西型です。翅を広げて留まる性質があり、良く見掛けるセセリチョウは翅を立てて留まりますが同じ仲間のセセリチョウでも違うのですね。ジニアの花に留まっているところを撮影しました。


     普通によく見掛けるセセリチョウ。オミナエシに吸蜜に来ていました。
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     シオカラトンボのオス。ブルーベリーに留まっていました。
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     オミナエシの花にアシナガバチ。
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     今年初めて咲いたサギソウの花。清楚な花が魅力的です。
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     ユウゲショウ。帰化植物で強健です。1㌢くらいの小さな花で綺麗です。
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     朝の撮影で爽やかですが、朝顔の花を見ると更に爽やかさを感じます。
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    突然飛び上がるコウノトリ(J0433) 高島市にて  

     令和5年(2023年)8月9日撮影。
     この日は沢瀉が咲く田んぼでコウノトリ(J0433)を近距離で観察することが出来ました。私は沢瀉の花が好きですので、これはチャンスとばかり同じような画像を大量生産してしまいました。一コマ一コマを丁寧に撮ることを前提にしていますが、スッカリそのことを忘れてしまっていました。全てノートリミングです。

     ご機嫌麗しく採餌に勤しんでいました。


     ところが突然飛び上がり、体が大きいものですらこちらもビックリ。
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     その場に着地しましたが、何事かと思いました。勝手な想像ですが、ザリガニに挟まれてビックリして飛び上がったのかも。
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     着地してジッと見ていましたので確かめていたのかも知れません。
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     この田んぼの稲は丈が低く、コウノトリの美しさを充分観察することが出来ました。画像を粗製乱造しこの場を後にしました。
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    新機材の手ぶれ補正機構のテスト撮影 自宅の庭にて  

     令和5年(2023年)8月31日撮影。
     本日からのメイン機材の手ぶれ補正機構が評判通りであるのか、この日はスーパームーンでもあり手持ち撮影で試してみました。従来は三脚を据えて月を撮影していましたので、まさか手持ち撮影ではビシッとは撮れないだろうと思いながらのチャレンジでした。ファインダーを覗くと月は不規則に揺れていましたが、結果はご覧の通りの画像が得られました。ピントもカメラ任せ、手ぶれ補正もカメラ本体(EOS R6 )とレンズ(EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM)任せで少し前までは考えられないような機材の進歩にただ驚くばかりでした。

     手持ち撮影したスーパームーン。


     少し暗く撮影して神秘さを撮ったつもりです。宇宙は地球を含め不思議そのものです。
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     昨夜は雲が多く、流れるようにスーパームーンを遮っていました。月の姿が見えた時に撮ったものです。
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     撮影機材:EOSR6、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+EF1.4×Ⅲ

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