花・鳥は友/湖国の自然
身近な自然を中心に撮影記録しています
Part2の続きです。湖北の河川は琵琶湖から遡上したコアユ、それを追うハスなどで水鳥たちの魅力的な食料庫となっています。また、田植えシーズンには各河川から水を引き込みますので小魚なども田圃でよく泳いでいます。その頃は、カエルやバッタなど湖北一帯が食べても食べ尽くせない食料庫となります。私達の大切な食料を生産する田圃は、鳥達にとっても同じように大切なところとなっています。河川も同じことで、やがてビワマスが遡上し昨年は役目を終えたビワマスを美味しそうに呑み込むコウノトリの姿も見られました。
コウノトリは利口な鳥で、美味しそうな食べ物が食べられる時期に合わせて飛来しているように思われます。J0481の胸の辺りで、コアユが跳ねています。

何を捕っているのでしょうか。

満足顔のようです。上流方向にゆっくり歩きながら採餌します。

サギ類は釣り師のように、ジッと獲物が近付いてくるのを待っていますが、コウノトリは自ら探しながら捕っています。

小さなドンコのようなものをパクッと喉に入れています。大きなものも食べますが、意外なくらい小さなものも食べます。

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こんにちは kaitsuburiさん
コウノトリに付けている
足輪で本当にいろんな事まで分かるんですね
コウノトリJ0481:2013.5.16生まれオス
. . . 凄いですねェ
ちなみに
18日にupされました
飛んでいるシーンなのですが
翼を広げると右端から左端まで
かなり大きいのでしょうね?
それと背中に着いているのは
発信器なのでしょうか?
aqua141 #- | URL
2015/08/19 13:51 | edit
Re: こんにちは kaitsuburiさん
aqua141さん
こんばんは
コメント有り難うございます。
コウノトリは国の特別天然記念物で、それぞれ五色の組み合わせの足環で
個体が識別されています。
どのように行動しているか調査もされており、発見した時は関係機関に連絡しています。
そのためには、足環が確認できるように撮影する必要があり、簡単なようでなかなか難しい
場合があります。
翼を広げると約2㍍あります。
背中に付いているのはGPS発信機です。
全ての個体に取り付けられているわけではありません。
最近、関東でも3羽のコウノトリが放鳥されましたが、3羽ともGPS発信機が
取り付けられています。
GPSにより、その所在が緯度、経度で示され正確に把握できます。
kaitsuburi #- | URL
2015/08/19 19:18 | edit
コウノトリJ0481が2年ぶりに飛来
日本野鳥の会筑後支部の松富士です。井口益次さんというカメラマンの方から、福岡県筑後市の筑後広域公園の小さな水路にコウノトリが来ているという譲歩があり、確認したら2年前にも3月から6月まで滞在したJ0481でした。
彼は、結構あちらこちらに飛んで行っているのですね。4月9,10日にここで野鳥の会の九州ブロック大会をやりますので、それまでいてくれると良いけど・・・・・と思っています。
松富士 将和 #- | URL
2016/03/05 18:07 | edit
Re: コウノトリJ0481が2年ぶりに飛来
松富士 将和 様
こんばんは
コメント有り難うございます。
J0481は湖北ではアンテナ君と呼ばれ、親しまれているコウノトリです。
私も最も数多く撮影しているコウノトリで、自宅近くの川や田んぼに現れていました。
今は九州に遠征していますが、飛翔力の強いコウノトリですので気が向けば必ず湖北を目指すと
思っています。
理由は、彼はコアユが大好物で、ビワマスにも拘っています。
その味が忘れられないのか、アユの時期になると必ず戻って来ています。
コアユの遡上の時期は梅雨時分ですので、それまでそちらに滞在してくれたら良いですね。
既に湖北にはコウノトリが飛来しだしています。
kaitsuburi #- | URL
2016/03/05 18:44 | edit
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