花・鳥は友/湖国の自然
身近な自然を中心に撮影記録しています
長浜市や近隣市には年間を通じてコウノトリが飛来する機会が多く、都度観察に出向くのが楽しみでもあります。また、長浜市は冬場にはオオワシ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オオヒシクイの大型の鳥が越冬し、留鳥としては我が国で最大級のコウノトリが飛来することも多く、大型の鳥たちにとって魅力的な長浜市でもあるようです。今年の冬はコウノトリとコハクチョウやオオハクチョウが同じ田んぼにいる光景も見られました。コウノトリも長年観察していると、面白い仕草などに気付くことも多くあります。
コウノトリのJ0103はドジョウ捕りがとても上手で、毎日嬉々として田んぼで過ごしています。クチバシを突っ込んでドジョウなどを探っています。

突然翼を広げるJ0103。

翼を広げると約2㍍もあります。場所移りのため飛び立つのかと思っていました。

少しだけ飛び上がっただけで、ストンと降りてしまいました。嬉しさ楽しさを体全体で表しているようにも見えました。

垂直跳び後、すぐにドジョウ捕り再開。

ドジョウを捕ったJ0103。ドジョウは特に畦付近や田んぼの角に多いようです。

何時もJ0103が休憩する場所にアオサギが。狭い水路を挟んでにらみ合っています。アオサギも大きいですが、こうして比べるとコウノトリの圧倒的な大きさがよく分かります。

アオサギを追い払って、アオサギのいた場所でアクビをしながら休憩モードに入っていました。コウノトリは優雅に見えますが、結構気が強いところがあります。

コウノトリ
あれから少しコウノトリのことを調べたら、今までに44道府県で確認されているとあって、またもやびっくりしてしまいました。44と言えばほとんどですよね。
新聞で取り上げられるのは「営巣」が確認されたとか、ヒナが生まれたということなのでしょうが、イコールそこにしか飛来しないものと思っていました。
オオワシの時期にコウノトリもやってくるとのことなので、今度はそれを期待して見に行きます。
okko #- | URL
2017/05/18 19:26 | edit
Re: コウノトリ
okkoさん
こんばんは。
コメント有り難うございます。
コウノトリは日本、朝鮮半島、中国、ロシアに生息し日本のコウノトリは
兵庫県豊岡市で最後の1羽が死亡し絶滅しました。
豊岡では野生復帰事業10年でようやく100羽近くのコウノトリが日本の空を舞うようになりました。
殆どが豊岡で放鳥されたコウノトリですが、最近では僅かですが福井県越前市、千葉県野田市でも放鳥されており、
長浜市にもやって来ています。
とても飛翔力の強い鳥ですので、日本全国を飛び回ったりお隣の韓国まで飛んで行っているものもいます。
ほぼ全国で堪忍はされているものの、日本には100羽未満しかいないので探すのは容易では無いのが現実です。
豊岡の「コウノトリ湿地ネット」のホームページでは日々の目撃情報や定期的に安否情報が載っていますのでご確認ください。
長浜市や高島市に飛来している場合は、湖北野鳥センターの専門員さんにお問い合わせすると、ご存じの場合は教えていただけると思います。
今日もコウノトリは長浜市で元気に過ごしていますので、機会があれば湖北野鳥センターの専門員さんにお問い合わせの上お越しください。
kaitsuburi #- | URL
2017/05/18 21:33 | edit
コウノトリ
詳しいお話をありがとうございました。
オオワシを見るときは必ず湖北野鳥センターに行っておりますので、機会があればまたお聞きしたいと思います。
長浜や高島で繁殖してほしいです。
okko #- | URL
2017/05/18 22:29 | edit
トラックバックURL
→http://mimomaron.blog.fc2.com/tb.php/3483-f4e89ce6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |