今日、コハクチョウたちも随分北帰しました 山本山麓にて - 花・鳥は友/湖国の自然
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     平成30年2月27日撮影。
     今日は早朝から山本山の麓でオオワシの女王様を見送るためスタンバイしていました。琵琶湖でコハクチョウたちの鳴き声はよく聞こえていますが、ひときわ大きく聞こえたと思うとコハクチョウたちの気の遠くなるような遠方のシベリアへの北帰行の姿がありました。コハクチョウたちは旅立つ時、必ず近くの集落の上空を旋回し、北方を目指します。大切に見守ってくれた地元にお礼の意味もあるのでしょうか。最後の最後まで美しいコハクチョウたちです。

     V字型編隊で、私たち撮影者の上空を飛ぶコハクチョウたち。約2週間の長い旅への出発です。
    CF1A5543 20180227

     北へと進路をとり、やがてゴマ粒のようになって消失しました。
    CF1A5550 20180227

     別のグループも触発されるように旅立ちです。何時も愛嬌を振りまいて、心の安らぎを与えてくれたコハクチョウたちの旅立ちに立ち会うのは、「有り難うと別れの寂しさ」が混ぜ合わさった気持ちとなります。
    CF1A5691 20180227

     今日はコハクチョウの北帰行、オオワシの北帰行と一気に湖北に空虚感が漂うのを感じる日となりました。既にオオヒシクイ、大部分のマガン、シジュウカラガン、ハイイロガンと旅立ってしまっています。 
    CF1A5711 20180227

     このグループは南から山本山を越え、北へと向かっていました。
    CF1A5729 20180227

     山本山を越えるコハクチョウたち。毎年決まった時期に来て、そして決まった時期に帰って行く渡り鳥は、カレンダーや時計は持っていないのに体内に調整不要の宇宙時計のような正確無比のものをお持ちのようですね。
    CF1A5760 20180227
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