花・鳥は友/湖国の自然
身近な自然を中心に撮影記録しています
今年はコロナの関係で湖岸の駐車スペースがことごくの閉鎖されていたので野鳥やチョウの観察が出来ない期間が長く、緊急事態宣言が解除されてからのスタートとなりました。しかし、行って見るものの、お目当てのものは見当たらずで気候の関係か野鳥は閑古鳥状態でした。アサギマダラのニュースが届きましたので訪れてみました。
フジバカマにはマーキング調査中のアサギマダラが留まっていました。

翅には文字が記されていますが、逆に見えているので良く分かりません。「かほく そとひ308」と見えるのですが。

別の個体もたくさん留まっていました。

各地で栄養補給しながら沖縄、台湾方面への長旅の途中です。不思議の塊のようなチョウです。

「9.29」の数字も記されています。マーキングした日付だと思われます。調査員さんも1頭1頭ご苦労さまです。

このあさぎ色が何とも魅力的です。自宅のフジバカマには全く寄り付きませんでしたので、株を日当たりがよく良く目立つ所に植え替える予定で、既に2ヶ所土作りもして用意しています。3月に植え替えです。

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こんばんは。
アサギマダラは見たことがないのですが、BSの「にっぽん縦断こころ旅」で、
山口県からの放送でアサギマダラがそれはそれはたくさん乱舞している映像を
見ました。集団で海を渡るのでしょうか?
あんな小さい身体で、あんなうすっぺらな羽で海を渡るなんて信じられません!
未知の世界ですね~
まるるん #- | URL
2021/11/17 17:59 | edit
Re: タイトルなし
まるるんさん
こんばんは。
コメント、有難うございます。
アサギマダラは不思議の塊ですね。
沖縄、台湾方面からはるばる海の上を飛んでやって来ます。
高原などで卵をうみ、それから育ったチョウが南方を目指します。
やって来たチョウはそんなに長くは生きられず、次の世代が海を渡ります。
途中身を守るため毒草を食草とし幼虫は育ちます。
美しいものには棘がある、ではなく毒があるのです。
アサギマダラは未知の所へと間違いなく渡るのですから鳥類よりも高等な
システムを持っているようです。
頼りない翅での長旅です。
何時もは河口の緑地公園で観察していますが、旅立つ様子も観察したことがあります。
ファファと舞い上がりながら高度を上げ、風にのって消失しました。
コハクチョウのように集団でということはありません。
1頭が舞い上がり、別の所から1頭が舞い上がり全体として南方を目指しているようです。
渡りの時期以外(夏季)では伊吹山の頂上付近でも見掛けます。
kaitsuburi #s6Q8EMl2 | URL
2021/11/17 18:45 | edit
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