黄褐色のオオハクチョウも 長浜市にて - 花・鳥は友/湖国の自然
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    黄褐色のオオハクチョウも 長浜市にて  

     令和3年(2021年)12月3日撮影。
     オオワシ撮影の帰りでの撮影です。オオワシ、コハクチョウは寒さ厳しい湖北を和ませてくれる冬の使者の代表格です。加えて今季はオオハクチョウもそこそこ飛来しているので探すのも楽しみとなっています。今季飛来しているオオハクチョウの中に頭部が色濃く黄褐色の個体が混じっており、良く目立っているので探すのが容易です。

     オオハクチョウは気付きにくいかも知れませんが、コハクチョウと比べるとひときわクチバシの黄色の部分が鼻先まで達していることで区別がつきます。そして頸もスラッと長いのもオオハクチョウの特徴です。


     この個体が頸の上半分が綺麗な黄褐色に染まっています。元々はいうまでもなく白色ですが、鉄分の多い湖などで水草を採餌していると鉄分で染まるそうです。
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     コハクチョウの集団の中に仲良くいますが、オオハクチョウは同種が一塊となっています。
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     過ごし方も食べ物もコハクチョウと同じです。ですから、パッと見では同じに見えてしまいます。以前、眼前にオオハクチョウが数羽いたので隣のカメラマンにオオハクチョウが目の前にいますね、と言ったら「エッ、分かりませんでした」とのこと。
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     オオハクチョウの越冬地は東北から北海道で、僅かが湖北までやって来ます。ですから湖北では珍しい部類に入ります。
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     オオハクチョウの生息域はタイが地帯で、コハクチョウのツンドラ地帯とは大きく異なっていますが越冬地ではお互い仲良く過ごす姿は不思議に思います。地球は家族なのですね。
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     良き目印となっているオオハクチョウ。オオハクチョウの一団が何処にいるか一目で分かる有り難い存在です。
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