コウノトリの個体確認は難しい 長浜市にて - 花・鳥は友/湖国の自然
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    コウノトリの個体確認は難しい 長浜市にて  

     令和5年(2023年)7月18日撮影。
     この日は通院日での帰りに立ち寄った田んぼでコウノトリを発見。今頃の時期は稲は穂が出るくらい成長し、畦の草も繁茂していることがあり足環の確認が如何ともし難い場合が多々あります。この個体は恥ずかしながら私の先入観で個体を判断したもので、後になってこの個体はJ0625であることが判明しました。
     J0625は淡路生まれの0歳のオスで、長浜ではお馴染みのJ0167の子供です。では何故先入観で判断してしまったのか、この個体の足環は通常の足環と違ってエルザリング1個を踵関節より下に装着しているためです。見た目には「足環なし」のコウノトリと間違ってしまいます。この日、コウノトリ市民科学には足環なしとして報告してしまっています。
     なお厄介なことには、本物の「足環なし」もいるので指の辺りまで確認しないことには、そのどちらかを判断することは出来ないのです。そのややこしい画像を含めてピックアップしてみました。

     このように稲の中にいた場合、畦に上がるかしないと個体の識別は出来ません。


     畦に上がるとやっと左足の先にリングが見えました。これがこの個体の足環です。おしゃれですね。
    CF1A5457-20230718.jpg

     畦でも足の先まで見えていません。先入観では「足環なし」としてしまいます。
    CF1A5480-20230718.jpg

     これも足環が見えていませんがドジョウを咥えていたのでパチリ。
    CF1A5526-20230718.jpg

     見えていそうで足環は見えていません。
    CF1A5540-20230718.jpg

     逆光ですがPCで拡大すれば容易に足環を確認できます。今後、エルザリングの個体を前提に足の先まで確認しないことには個体の特定が出来ませんので、より慎重に観察して撮影する必要があります。ご参考になれば幸いです。
    CF1A5613-20230718.jpg
    コメント

    おはようございます。
    市民科学をみて、鳴門のJ0418爽に私もぜひとも会いたいと30日に出かけましたが、残念ながら会えませんでした。

    J0625は、撮影の間ずーっと「足輪なし」と思っていました。
    「足輪なし」を多めに撮影しましたが、足首のリングがしっかり写っている
    画像はほとんどありません。
    母親お気に入りの場所にも、遊びに行ったでしょうか?

    若いコウノトリ達の遠足が始まりましたね。
    どうやって集まるのか、いつも不思議に思いますが
    ケガなく事故なく、楽しんで欲しいです。

    まるるん #- | URL
    2023/08/06 09:31 | edit

    Re: タイトルなし

    こんにちは。
    毎日毎日異常な暑さですね。

    国民総酷暑バテのような気がします。

    J0625の足環を見た時は衝撃的でした。
    近くに本物の「足環なし」もいたので、これはこれは大変だと思いました。
    新型の黒い足環と言い、足先の足環と言い、これからは慎重さが求められますね。

    市民科学も純然たる足環なしか、J0625なのか、不明なのか識別が難しいような気がしています。

    Scheinen #s6Q8EMl2 | URL
    2023/08/06 17:11 | edit

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